百田尚樹のレビュー一覧

  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    感想。
    「三戒」 = 平和主義ブランドを、漠然と「良いものだ」と考えていたワタシ自身が、まさに三戒を信じるツチガエル。 自分の手を汚して「平和」を守るつもりはなかったのだと、気付かされました。 
    憲法9条の改正について、多角的に考えさせられた内容でした。

    余談。
    装丁のカエルの絵が、絵本の「ふたりはいっしょ」の雰囲気に似ていて、ジャケ買いの一冊でした(笑)。 中の挿画は、著者の百田尚樹さんと最後のページにあり驚きました。 百田さん、多才ですね。

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    2024年10月10日
  • [新版]日本国紀<上>

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    とても面白かった。
    日本の歴史の少し角度を変えた見解で
    楽しく読むことができました。
    なかなか見解が面白く特に政策、歴史的な
    出来事の背景なと新しい日本の歴史を
    知ることが出来ました。
    良かったです。

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    2024年10月09日
  • 幸福な生活

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    短編集で、どんどん読みたくなっちゃう
    薄々、この話ってこういう結末かなぁと予想できちゃうんだけど、最後のページめくった先にある一言が楽しみでたまらない。良い意味で裏切られる。

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    2024年09月23日
  • 幸福な生活

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    衝撃のラスト一行、という言葉通り、ラストできちんと物語のオチをつけてくれる。予想できたものもあったが、感嘆するばかり。短いのですぐ読めるしおもしろいので、これから読書を始めようとする人にもおすすめしたい。

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    2024年09月20日
  • 放送禁止。「あさ8」で知るニュースの真相 (Hanada新書 001)

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    虎ノ門のときも火曜日の百田さんの回が一番楽しみだった。LGBTや裏金問題など、この本を読むと日本の政治家が腐りきっていることがよくわかる。話は面白いが、読み進めるとあまりに酷すぎて憂鬱になる、、、

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    2024年09月16日
  • 幸福な生活

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    【どんでん返し好き集まれ!】短編集って大好き。一冊でいろんなお話が楽しめてまるで宝石箱みたい。しかしこの作品はとにかくハラハラさせられて、何が出てくるかわからないびっくり箱。最後に口がぽかんと開いてしまう様な話の詰め合わせかつ話もわかりやすい。厳しく言うとオチに想像ついてしまうものが多いけれど、それを含めても文才がありすぎるので飽きることなくドキドキさせられる。
    毎日に退屈を感じてる人におすすめな作品。

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    2024年09月11日
  • プリズム

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    精神科医の春日武彦の解説が秀逸。本職の精神科医にこれだけの賛辞を受けるだけの作品のリアリティはなかなかのもの。

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    2024年08月26日
  • 鋼のメンタル(新潮新書)

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    ネタバレ

    読みやすい
    戦争の内容とそれとの日本の比較が多い
    他人と比較せず自分の物差しをもつべき→他人の本が売れると頭にくるのは比較では?
    打たれ強さと厚顔無恥は似て非なるものだが、紙一重では?と思った
    心や性格は一瞬では変わらないのに納得→行動の継続(7つの習慣)、嫌われる勇気などに似てる内容がある

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    2024年08月11日
  • プリズム

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    乖離性同一性障害について障害名を聞いたことがあったが具体的な症状は知らなかった。すごくリアルに描かれていたと思う。

    人間誰しも大小違えど様々な性格の一面を持っていて、広志はそれぞれの性格がただまるで他人がたくさんいるように見えるだけなのではないかと思えた。
    本人の中にある1人の人格を愛してしまったが、最後は本人に統合されて消えてしまう。愛し合う2人の最後の別れは辛かった。
    ただ、それ以上に本人が数十年もの間自分の中に色々な人が現れて、自分自身を奪っていくという苦しみを考えるといたたまれた。

    アルツハイマーの人で、乖離性同一障害に近しき症状が一時的に現れるということを以前耳にしたことがある。

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    2024年08月04日
  • 幸福な生活

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    おすすめ度 ★★★★☆
    衝撃度 ★★★☆☆

    短編ストーリーで最後の一行を予想しながら読むのがおもしろかった。
    何話か、ん??っとオチが分からないものもあったけど基本的に読みやすくて大体がオチは幸せなものじゃなかった笑

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    2024年07月29日
  • 幸福な生活

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    短編でサクサク読めた!!
    最後の一行を読むのが楽しいし、ドキドキハラハラもできて楽しめる作品だった!

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    2024年07月18日
  • プリズム

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    モンスターの後、本書「プリズム」を読んだ。
    人は中身が大事。
    人は見かけで判断するな。
    この問いかけに、「モンスター」と「プリズム」が読者に問いかけてくる。
    この難解な題材に、整形と多重人格という設定も持ってくる著者にやはり天才作家と思ってしまう。
    美醜とは・・福永恒存の「私の幸福論」を読み返そうと思った。

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    2024年07月17日
  • 影法師

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    武士の友情
    武士の身分制度、同じ階級層同志でなければ出世も結婚も出来ないと言う、現代では考えられない。生まれながらの武士の階級(上士・中士・下士)は出世も、結婚も限られた階級内だけの世界で、才能・技能がなくとも長男は家督を継ぎ、親の役職を継ぐ、と言うのは、現代に残る政治家の世襲世界だ。但し次男以降は他家の婿に出されるのが通常で本書では下士の階級から異例の出世と上下の格差を超え、「命をかけて守った」二人の友情関係に涙する内容だ。文中にある下士の父が上士の無礼打ちにあった時、投げかけられた言葉「泣くな」の一言が貧しく苦しい人生を耐え抜いた結果、下士が階級を越えた国家老まで上り詰めた人生を築いたのだ

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    2024年07月14日
  • 禁断の中国史

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    「宦官」「纏足」「人肉職」「凌遅刑」「大量虐殺」などのグロイ描写が満載で、著者本人もご飯が食べられなくなるので責任は取れないという注意書き。更には、インターネットを調べれば画像も出てくるが要注意と、まるでそれを促すかのような記載に好奇心赴くまま検索してしまい、後悔。しかし、まあ、こういう文化もあるのだろうなと案外寛容な態度でいられる新たな自分を発見。怖いもの見たさで楽しんでしまった。

    批判するだけではなく、とことん調べて細かく記載してくれるのは著者の良い所。科挙の制度については、かなり詳しくわかる。超難関のスーパーエリートという感じだが、生産性という観点で意味があったのかは不明だ。現代社会の

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    2024年07月12日
  • プリズム

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    ネタバレ

    解離性同一性障害について考えさせられる。聡子が多重人格の1人に恋するお話。卓也が消えて広志の中に統合される瞬間、融合された後に卓也の表情や仕草が垣間見える場面は、とても切なかった。聡子が我儘すぎるのと、医者が口軽すぎるのはどうにも引っかかる…。

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    2024年07月06日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    タイトルだけ見たら可愛いけど中身は結構エグめな話。
    一種の宗教みたいなものに取り憑かれてるカエルのヤバさが不気味に思えた。
    人間に置き換えると考えると、、
    恐ろしい話だ

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    2024年07月04日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    色々と考えさせられる内容です。現代政治への強烈な風刺なのか、ついつい現代の日本んお政治と照らしあわせながら読み進めてしまいます。無知は死につながりますね。

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    2024年07月01日
  • 影法師

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    出世した勘一と彦四郎の熱い友情物語に、勘一の妻となったみねの大きな存在がある。
    最後の袋綴じも素晴らしい。下手な三角関係の昼ドラとは全く異なるすごく良い作品でした。
    タイトルの影法師も読み終えて頷ける。

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    2024年07月01日
  • 橋下徹の研究

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    「百田尚樹vs橋下徹」の勝負の行方はどちらでも良いし、私にとっては、両者ともそれなりに清潔感も品も無いオジサンで、主張が強くて、面白い生き物、みたいな感覚である。本書でも百田尚樹の下品なSNS口撃が続くが、思いの外!?勉強になるし、口汚い攻防を見ていると、それなりに両者の論理やディベート術、核心とする部分が見えてきて二度美味しい。「そこまで言って委員会」を本で読む感じにも近いかも。

    具体的な収穫として、本書を読めば、靖国問題に特別詳しくなれる。それは両者が必死に相手の粗探しをしながら、論争を広げ、深め、迂回したり飛び攻撃を放ったりとあの手この手を使う度に、そんな考えもあったか、と読み手は知る

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    2024年06月29日
  • 成功は時間が10割(新潮文庫)

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    時間は有限であり、無駄にしてはいけないという当たり前のことを再認識させてくれる本。ただ忙しい日々を過ごしていて忘れていた「時間=寿命」ということを意識して毎日を無駄なく生きたいと思った。

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    2024年06月17日