百田尚樹のレビュー一覧

  • 幸福な生活

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    この人の本を読むのは初めてで、モタモタしているうちに右翼系政治家の人だーってイメージになってた。恐るべし。
    まぁ本人の政治的主張はさておき、ショートは苦手な方ではあるけど、これはけっこう良い方ではないか。面倒くさい説教臭さがないのも良いというか、勝手な妄想ではショートがニヤッとさせる小粋なネタって感じだけど、こちらはド直球というかけっこうひどい仕打ちが多いのも個人的には好きよ。ちょっとくらいはええ話もあるかと思ったけどね、そんな甘えは許さん、って感じも好感度アップ。やっぱ男はそうでなくちゃね。

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    2025年01月25日
  • 逃げる力

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    文字通り、ストレス溢れる現代社会において、頑張りすぎずに時には逃げることの必要性を説いた一冊。
    正直内容としてはそこまで尖った内容というよりも、言葉選ばずに言うとありがちな内容です。
    仕事や会社、SNSだったり自分の身を守るためには逃げなければいけない対象が身の回りに多い中、逃げる力がなければ心身が疲れてしまい、最悪逃げる選択肢すら考えられなくなるという警鐘を鳴らしています。
    最終章まではそこまで目新しい内容はなかったのですが、最後に、人生の軸を設けて人生の判断基準を設けることの重要性の内容がが今の私の胸を打ったので、ギリギリ星4つとしました。
    サラッと移動時間とかに読めるので、おすすめです。

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    2025年01月21日
  • 狂った世界(新潮新書)

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    スッカとしました。
    いろいろな考え方があるかもしれませんが、鵜呑みにするのではなく、歪みや本質を見抜く力も必要だと思いました。

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    2025年01月19日
  • 狂った世界(新潮新書)

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    難しいことは考えずにサラッと読める本。しかし、締めの「わたしは少し長生きしすぎたのかもしれません。」からは著者のやるせない想いがずしりと伝わってきました。

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    2025年01月19日
  • 鋼のメンタル(新潮新書)

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    ネタバレ

    はじめは人の悪口を言えなど怒られている感じがして、読むのに少し抵抗があった。しかし、文章を読むと芯が通っていて読後、強くなれたような気がする。ただ、本書にもある通り1日では生まれ変われないので行動したい。

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    2025年01月17日
  • プリズム

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    多重人格者との恋愛話

    以下、公式のあらすじ
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    いま目の前にいるのは、私が愛した“あなた”ですか?
    かつて誰も経験したことのない、切なくミステリアスな恋愛の極致!!

    世田谷に古い洋館を構える資産家の岩本家に聡子は足を踏み入れた。美しい夫人から依頼されたのは、小学校4年生になる息子・修一の家庭教師。修一と打ち解け順調に仕事を続けていた聡子だが、ある日、屋敷の庭を散策中に、離れに住んでいるという謎の青年が現れる。青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、聡子に挑みかかってきたかと思えば、数日後の再会では、陽気で人当たりが良く聡子を口説いてからかったり、かと

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    2025年01月17日
  • 幸福な生活

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    短編どんでん返し集。

    短編で読みやすく、隙間時間でも読める。
    それでいて最後の1行で気持ちよく。

    個人的に好きなエピソードは「夜の訪問者」「再会」「雪女」「ビデオレター」ですかね。
    どれも「えっ」って終わる終わり方なのですが、これらは特に印象的です。

    どんでん返しはいいねー。

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    2025年01月15日
  • モンスター

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    結構好き、久しぶりに読む手が止まらなかった。とにかく読みやすいし長いのにあっという間だった。幼少期、特に小学生の男の子って残酷だよね。自分も言われた言葉に傷ついて泣いて帰った日があったから、余計に感情移入して辛かった。でも主人公がただの可哀想な子じゃなくて結構拗らせてるのも好きだし、いい感じに狂ってて行動が大胆で、読んでてドキドキした。整形の部分は勉強になる。数ミリのズレで人の自分の印象を変えられるの凄い、逆に考えたら私達が持つ人への印象はその数ミリ如きで決まるんだ。そう考えたら恐ろしいと同時にバカみたいに思えてくるな。お店構えてからの、復讐如きみたいなのを淡々とやっていく部分、スカッとするし

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    2025年01月14日
  • モンスター

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    ネタバレ

    おすすめされたので!
    勢いがすごい本だった バケモノ扱いされて、整形することにして、なりふり構わずお金稼いで、美しくなって180°見える世界がかわって ひとまず名医すぎて羨ましい あとは身長とスタイルいいのも羨ましい(そこ?)読み進めるにつれて、これどうやって終わるの…?と思いながら読んでましたが、こうやってね〜…最後の方に書いてたけど、醜いまま誰にも相手をされず工場で働き続けるより、初恋の人にまるで別人のような姿になったけど再会できて、こっちでよかった、て言えるのすごいわ 薄皮一枚、それがどれだけ世界を変えるかなんだよねえ これが出版されたときよりさらに美容整形は世の中に浸透していて、プチ整

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    2025年01月13日
  • 大常識(新潮新書)

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    様々な出来事に異変が生じ始めている、それは今までの常識が覆り、非常識となり、今までの正当性がいつの間にか悪道の世になり始めている道徳観など、時代と共に人々の道徳と感情が刻々と変化している。特に気になったのが悪(罪)と思われる事を権利、特権を利用し正当化を主張する政治家など。更に、例として「働くのは嫌い、努力も嫌い、でも権利は守れ」とか、「働けるのに働けないとして生活保護をうけることを正当化」を主張する輩など近代日本も自己主義、自己主張が強くなってきた感がする。今年の米国の国勢も「自国優先主義」は世界を混乱させるに違いない。

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    2025年01月12日
  • プリズム

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     さすが百田尚樹。 面白い。
    解離性同一性障害、多重人格のことを結構深く描写して、ミステリアスな恋愛小説に仕上げている。

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    2025年01月11日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    文庫化にあたり単行本に加筆修正。

    単行本よりも穏当(だがシビア)な印象。

    著者のメッセージは明解
    ・日韓併合時に日本が半島に行った各施策はその意図や効果はともかく半島人からすれば「余計なお節介」だった(ので反省、謝罪すべし)
    ・白村江の戦いからこの方、日本は朝鮮半島と関わるとろくなことがない(ので極力関わるべからず)

    本書を英語、ハングルでも発信するという。
    反響を知りたいところだ。

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    2025年01月09日
  • 夢を売る男

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    ネタバレ

    小説に対してズバズバと切り込みながらも仕事に対しての本質についても深く描かれている作品だと感じました。表層と深層どちらも丁寧にかかれていて小説でありながら小説ではない気がしました。

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    2025年01月04日
  • 狂った世界(新潮新書)

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    面白い。今回も「本当か!?」と疑いたくなるよう記事ばかり。多様化の時代、いわゆる常識みたいなものが薄れてしまい、自分勝手な考え方をする人が多くなっているように感じる。自分はそうならないよう気をつけようと思える一冊。

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    2025年01月03日
  • 日本保守党 日本を豊かに、強く。

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    一時期、百田さんのYouTubeが面白くて、見ていました。その後、本書を書店で見つけて、購入しました。前半には、LGBT法についての批判が書かれていて、納得しました。そのほかの政策についても、保守系政党として、とんがりすぎず、練られている印象を受けました。ただ、百田さんは、結構口が悪いので、作らなくていい敵を作っているように感じます。最近は、詳しくは知らないけれど、去年の衆議院補選選挙で支援した飯山陽さんと仲間割れみたいになっているようです。せっかくいい政策を主張しているのに、もったいないと思いました。日本保守党の政策に興味がある人におすすめです。

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    2025年01月01日
  • 風の中のマリア

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    世界観がすごい。
    あらゆる生命は、恋をして子孫を残すために生まれてきた、という目的を知らされたとき
    女性という性はあるのに、子どもを産めない役割、と認識しながら生きていくのは辛いかもしれない。
    でも腐ることなく任務を全うして妹たちのために戦うマリアはとても勇敢。
    はらはらしながら読めました。
    ハチや色んな生物に取材して書いたかのようなリアル!

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    2024年12月29日
  • 大放言(新潮新書)

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    期待どおり、大変面白かった。これほどまでに素直に、自分の意見を貫く姿勢。まぁ、受け取り方は人それぞれだと思うがこの強さは見習いたいと思う。討論したいとは思わないが(笑)、是非、『生』でお話し聞いてみたい。見てみたい。

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    2024年12月18日
  • 成功は時間が10割(新潮文庫)

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    ネタバレ

    新・相対性理論の改題 文庫版
    時間をテーマにした話

    江戸時代は
    日が出てから
    日没までの時間を
    6等分して
    その一つを1刻
    としていて
    ..夏と冬では
    1刻の長さは違う..日照時間が違うから
    (今の時間だと
    1刻は2時間 半刻が1時間)
    夏と冬の1時間は
    同じ長さではなかった..
    1刻のこと..
    良くわかっていなかった..
    江戸時代と今では
    時間の意味も違う...

    人生80年として
    最初の20年は子供
    最後の20年は 
    体も頭も万全ではない
    間の40年が活動出来て
    そこから
    眠っている時間
    生活する為の
    お金を稼ぐ時間や
    体や環境のメンテナンス分を
    引いた時間が
    楽しみ やりたい事

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    2024年12月15日
  • 幸福な生活

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    途中でオチが分かってしまう作品が多かったけど、それも含め、ドキリとするようなブラックユーモアがあり楽しめた。短編で読みやすいので、寝る前に読むのにちょうどよい。

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    2024年12月14日
  • 幸福な生活

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    短編集がたくさん詰まった作品。
    本当に最後の一行で覆されることが多かったです!
    予測できるものもあったけれど、思いもよらない展開になったお話もあり、短編集ということでサクッと読めました。

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    2024年12月10日