百田尚樹のレビュー一覧

  • 大常識(新潮新書)

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    様々な出来事に異変が生じ始めている、それは今までの常識が覆り、非常識となり、今までの正当性がいつの間にか悪道の世になり始めている道徳観など、時代と共に人々の道徳と感情が刻々と変化している。特に気になったのが悪(罪)と思われる事を権利、特権を利用し正当化を主張する政治家など。更に、例として「働くのは嫌い、努力も嫌い、でも権利は守れ」とか、「働けるのに働けないとして生活保護をうけることを正当化」を主張する輩など近代日本も自己主義、自己主張が強くなってきた感がする。今年の米国の国勢も「自国優先主義」は世界を混乱させるに違いない。

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    2025年01月12日
  • プリズム

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     さすが百田尚樹。 面白い。
    解離性同一性障害、多重人格のことを結構深く描写して、ミステリアスな恋愛小説に仕上げている。

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    2025年01月11日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    文庫化にあたり単行本に加筆修正。

    単行本よりも穏当(だがシビア)な印象。

    著者のメッセージは明解
    ・日韓併合時に日本が半島に行った各施策はその意図や効果はともかく半島人からすれば「余計なお節介」だった(ので反省、謝罪すべし)
    ・白村江の戦いからこの方、日本は朝鮮半島と関わるとろくなことがない(ので極力関わるべからず)

    本書を英語、ハングルでも発信するという。
    反響を知りたいところだ。

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    2025年01月09日
  • モンスター

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    幼少期に容姿で辛い思いをした主人公が

    整形を繰り返し容姿も綺麗になり
    心まで変わっていく。

    整形前の本当の自分を認めて
    もらいたいと思う自分と
    整形した自分との狭間で葛藤する主人公

    かなり濃い内容で
    色々と考えさせられる物語でした。



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    2025年01月06日
  • 夢を売る男

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    ネタバレ

    小説に対してズバズバと切り込みながらも仕事に対しての本質についても深く描かれている作品だと感じました。表層と深層どちらも丁寧にかかれていて小説でありながら小説ではない気がしました。

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    2025年01月04日
  • 狂った世界(新潮新書)

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    面白い。今回も「本当か!?」と疑いたくなるよう記事ばかり。多様化の時代、いわゆる常識みたいなものが薄れてしまい、自分勝手な考え方をする人が多くなっているように感じる。自分はそうならないよう気をつけようと思える一冊。

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    2025年01月03日
  • 日本保守党 日本を豊かに、強く。

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    一時期、百田さんのYouTubeが面白くて、見ていました。その後、本書を書店で見つけて、購入しました。前半には、LGBT法についての批判が書かれていて、納得しました。そのほかの政策についても、保守系政党として、とんがりすぎず、練られている印象を受けました。ただ、百田さんは、結構口が悪いので、作らなくていい敵を作っているように感じます。最近は、詳しくは知らないけれど、去年の衆議院補選選挙で支援した飯山陽さんと仲間割れみたいになっているようです。せっかくいい政策を主張しているのに、もったいないと思いました。日本保守党の政策に興味がある人におすすめです。

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    2025年01月01日
  • 風の中のマリア

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    世界観がすごい。
    あらゆる生命は、恋をして子孫を残すために生まれてきた、という目的を知らされたとき
    女性という性はあるのに、子どもを産めない役割、と認識しながら生きていくのは辛いかもしれない。
    でも腐ることなく任務を全うして妹たちのために戦うマリアはとても勇敢。
    はらはらしながら読めました。
    ハチや色んな生物に取材して書いたかのようなリアル!

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    2024年12月29日
  • 大放言(新潮新書)

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    期待どおり、大変面白かった。これほどまでに素直に、自分の意見を貫く姿勢。まぁ、受け取り方は人それぞれだと思うがこの強さは見習いたいと思う。討論したいとは思わないが(笑)、是非、『生』でお話し聞いてみたい。見てみたい。

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    2024年12月18日
  • 成功は時間が10割(新潮文庫)

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    ネタバレ

    新・相対性理論の改題 文庫版
    時間をテーマにした話

    江戸時代は
    日が出てから
    日没までの時間を
    6等分して
    その一つを1刻
    としていて
    ..夏と冬では
    1刻の長さは違う..日照時間が違うから
    (今の時間だと
    1刻は2時間 半刻が1時間)
    夏と冬の1時間は
    同じ長さではなかった..
    1刻のこと..
    良くわかっていなかった..
    江戸時代と今では
    時間の意味も違う...

    人生80年として
    最初の20年は子供
    最後の20年は 
    体も頭も万全ではない
    間の40年が活動出来て
    そこから
    眠っている時間
    生活する為の
    お金を稼ぐ時間や
    体や環境のメンテナンス分を
    引いた時間が
    楽しみ やりたい事

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    2024年12月15日
  • 幸福な生活

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    途中でオチが分かってしまう作品が多かったけど、それも含め、ドキリとするようなブラックユーモアがあり楽しめた。短編で読みやすいので、寝る前に読むのにちょうどよい。

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    2024年12月14日
  • 幸福な生活

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    短編集がたくさん詰まった作品。
    本当に最後の一行で覆されることが多かったです!
    予測できるものもあったけれど、思いもよらない展開になったお話もあり、短編集ということでサクッと読めました。

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    2024年12月10日
  • 風の中のマリア

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    ネタバレ

    オオスズメバチを擬人化し、主人公の働き蜂「マリア」の生涯を通じて蜂の世界を描いたユニークな小説である。この作品は、自然界の厳しさと美しさ、そして生き物たちの社会性を深く探求している。

    物語は、マリアという働き蜂の視点から展開され、彼女の日常や仲間たちとの関係が描かれる。

    物語の中で、マリアはさまざまな試練に直面する。特に、他の虫との交流や、群れの中での役割を果たすことが強調されている。彼女の成長や葛藤は、単なる虫の物語とは思えないほど感情豊かに描かれ、時には涙を誘う場面もある。自然の中で生きることの厳しさや、仲間との絆がどれほど大切であるかを教えてくれる。

    一方、擬人化されたハチたちの会

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    2024年12月06日
  • 放送禁止。「あさ8」で知るニュースの真相 (Hanada新書 001)

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    政治資金パーティーや裏金問題など、ニュースで聞いたことはあるけど詳しく知らない問題が深掘りされていた。2人の対話形式だったが、文章量が多く詳細を知ることが出来てよかった。政治家は数千万を超える収入を申請せず受け取れる。少なくとも前までは出来てた。それを知って普段節約してる自分が馬鹿らしく思えてきた。だけど生きてくには節約しないとだからなー。辛い現実だけど今知って危機感を覚えられたのは良かった。

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    2024年12月01日
  • プリズム

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    多重人格者との恋愛について描かれていた。
    ちょっと切なかった。サスペンス要素はあまり感じられなくて恋愛小説って感じ。

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    2024年12月01日
  • モンスター

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    初の百田さん。どんな話か分からず読んで、割と軽く一気に読めた。思ったよりエンタメだった。3.5点と言うところかなー。

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    2024年11月27日
  • プリズム

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    多重人格の男性との恋愛を描いた話、面白かった!
    ただ裏表紙に恋愛サスペンスとあったのでいつ殺人が起こるのかと思ってたけど、普通に恋愛小説でした。
    相手がミステリアスってところにサスペンスを感じたのかな。この作者の読書層が恋愛小説なんて興味なさそうだからかな…

    前半はこの人物が多重人格であることの証明と、多重人格とは?など状況の説明。あまりにも"説明だな"ってところがちょっと気になってしまったけど、自分は心理学とか好きなので内容はとても興味深かった。
    中盤〜後半が本筋で、主人公と彼の恋愛模様。同じ人間なのに違う人で戸惑ったり、いつでも会えるわけではなかったりして、急速にのめ

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    2024年11月18日
  • 成功は時間が10割(新潮文庫)

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    時間の使い方が下手すぎると度々感じるため本書を購入しました。百田さんの文章から語られる時間についてのお話は興味深いものが多く楽しめました。
    成功している人は時間を征服している者だという言葉を踏まえ、今優先すべきものに取り組みたいです。

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    2024年10月31日
  • 逃げる力

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    逃げる力をポジティブに捉える感覚が今の自分に凄くマッチした。幸せの絶対的基準が人生の優先順位を整理してくれ、逃げる力や勇気になるのも腑に落ちた。自分は他人との比較で相対的な基準で幸せを自覚しがちなのも実感できた。孔雀と七面鳥の実例は逃げる相手や状況判断の参考として面白かった。

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    2024年10月30日
  • 風の中のマリア

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    ネタバレ

    こんなに分かりやすく、オオスズメバチ対様々な生き物の戦いを文字で味わえたことに興奮した。
    他の生物との対話の中で違いを感じ不思議に思ったり、自分の生き方に疑問を抱く。
    でもその度に、「戦うために生まれてきた戦士だ」と自分を言い聞かせる姿が、かっこよくもあり切なくもあった。

    オオスズメバチVSニホンミツバチの戦いは衝撃的で、思わずYoutubeで検索した。
    虫は決して得意じゃないから普段は見ないようにしてるけど、この本を読んだ後だと、かっこいい!!って思ったな。

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    2024年10月22日