百田尚樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレボクシングについては全然知識がなかったが、十分楽しむことができた。
木樽と鏑矢の友情は本当にこんなにすんなり行くの?と思ってしまうくらい強いものだが、それがまたいい。
残念なのは誤字・脱字・言い回しの違和感。
他の出版社からの百田尚樹作品ではそんなこと無いのに。
これは太田出版に原因があるのでは?
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ボクシング部で憧れの鏑矢の背中を追って地道な努力を続ける木樽。周囲も驚く成長にともないかぶら屋との関係には微妙な変化が忍び寄る。最後に勝つのは誰なのか!? 女性教師・燿子、マネージャー・丸野、監督・沢木、孤高のライバル・稲村、個性的な部員たち他、多彩な人々との出会いを背景に少年たちの友情を -
Posted by ブクログ
登場人物のキャラ設定が定まって、いよいよそれぞれのゴールに向かって突き進んでいく内容の下巻。やっぱりというか、マネージャーの死とかも絡んできて、お涙頂戴的な場面とかも盛り込みつつ、それを契機に一段とパワーアップしていく男たちの闘いの描写も熱い。試合の組み方とか順序もよかったし、最後にいけばいくほど結果も読めず、ハラハラさせられる展開も素敵。満点!と言いたいところではあるんだけど、なんか引っかかるなぁ?と思いながら読んでて、途中でふと気付きました。この作者はいくつも読んでるけど、文体があまり好きじゃないのでした。『~した』、『~であった』を繰り返しながら綴られる文章が、ひたすら出来事を羅列してる
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購入済み
あっという間に読んじゃった感じ
特攻隊だった主人公の祖父を臆病者と言う老人。
祖父は本当に臆病者だったのか?
実は裏があるのでは?
続きを読みたいという思いに駆られました。
当時と現在を比較してはいけないのかもしれないけど今、社会問題なっている体罰が当時はまかり通っていました。 いや体罰以上の虐待ですね。
現代の平和に感謝しなければいけません。