百田尚樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
色眼鏡なしで、百田さんの著書は読みやすく、次第に引き込まれ、終盤で畳み込まれる。
前半は淡々と事象が語られていく。徐々に感情が加わり、それが加速していくところが百田さんの腕前でしょう。
最初はどこに感動して泣くところがあるんだろう??と思いながら読み進めました。これはフィクションであり、最後の方はわざとらしさもなきにしもあらずでしたが、私は泣かされました。
特攻を美化してるとか、戦争賛美とか、パクリとか、色々なバッシングが多かったので、いったいどんな内容なんだと読んでみたわけです。
フィクションとしては十分だし、戦争に関しては、どちらかと言うと反戦の色が濃かった。
右寄りと言われている百田さん -
Posted by ブクログ
ネタバレボクシングについては全然知識がなかったが、十分楽しむことができた。
木樽と鏑矢の友情は本当にこんなにすんなり行くの?と思ってしまうくらい強いものだが、それがまたいい。
残念なのは誤字・脱字・言い回しの違和感。
他の出版社からの百田尚樹作品ではそんなこと無いのに。
これは太田出版に原因があるのでは?
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ボクシング部で憧れの鏑矢の背中を追って地道な努力を続ける木樽。周囲も驚く成長にともないかぶら屋との関係には微妙な変化が忍び寄る。最後に勝つのは誰なのか!? 女性教師・燿子、マネージャー・丸野、監督・沢木、孤高のライバル・稲村、個性的な部員たち他、多彩な人々との出会いを背景に少年たちの友情を