あらすじ
「私の死後何年かしたら、日本は中国に乗っ取られるでしょう」(百田尚樹)
なぜ、安倍政権は中国に何も言えなくなってしまったのか?
新型肺炎対策で中国を恐れ、忖度し、日本人の命を二の次にしたのは大失点だ。
政府与党は対日工作に陥落した!
米中貿易戦争で習近平が対日戦術を軟化させた結果、日本人は警戒心をなくし、危機は一層深まった。
他の著名人に先がけて中国全土からの入国停止を呼びかけていた二人による、全身全霊をかけた警鐘対談。
延期された習近平の国賓招待にあくまで反対。
「『安倍総理は本心では呼びたくないのに、自民党の大勢に従って呼ばざるを得ない』と推測するむきもありますが、それこそ私に言わせれば、政権与党そのものが中国の工作に陥落した証しです」(石平)
「ウシガエルを国賓として自ら招き入れるとは......『カエルの楽園』でも描けなかった」(百田尚樹)
「陛下に、二十一世紀のヒトラーと握手させてしまう政治的責任を、誰が取るんですか!」(石平)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ものすごく感銘を受けました。
カエルの楽園以上に!
より、理解が深まって現実的に受け止められました。
それにしても、リアルホラーだ!!
果たして、自分は何をすべきか、どう行動を起こせるか、将来的に日本は正しい選択をできるのか!!
ああ、悩ましい…
現在、ウクライナ侵攻を進めるロシア、プーチン政権、それに心酔しているという、習近平の中国、決して対岸の火事どころではない!!
Posted by ブクログ
虐殺が文化っていうのを、歴史から説明されると納得してしまう。
恐ろしい歴史を知ってはいても、まさか自分たちがなるとは思わない。まさに「正常性バイアス」にかかっている
「日本人はだいたい性善説を信じています。」
私も信じたいんだけど、日本人同士でもなかなかうまくいかない。
信じたいけど、受け入れられない常識を持った人がいることも事実
全てを疑うわけではないけど、全てが善ではないことは知っておかなくてはならない
尖閣、沖縄、自衛隊違憲、拉致
最近のニュースでは全く見ない
時々思い出したように特集をやって盛り上げるけど
メディアが偏向していることを多くの人が知るべき
知らないこと、見えないことは「存在しない」わけじゃない
何を知らないのか知るのが大事
Posted by ブクログ
二人が対談しているように、風刺の効いた寓話だったはずの「カエルの楽園」が現実のものとなりつつあって怖い。
ロシアの暴挙であるウクライナ紛争で流れが変わるのだろうか。
Posted by ブクログ
ん〜、現実化すれば恐ろしいこと。ただ、沖縄を侵略すれば世界から中国は叩かれるとも思うが、叩かれるだけで、日本を助けようとはしないだろう。少子高齢化が進む日本で自衛隊は存続出来るのか?
若者が少なくなり自衛隊に入らなければ徴兵制度もあるやもしれん。
カエルの楽園は、平和ボケした日本の戦後の風潮がつくりあげたが、憲法9条は改憲して、日本国を自ら守り攻める軍と位置付けたほうが良いのではないか?
誰も守れない、みすみす虐殺される運命なら、戦って死を選ぶだろう。
今はそれができない。
この書籍は、日本人全てに読んで未来を考えて欲しい一冊である。⭕️
Posted by ブクログ
「日本人」必読の書と申し上げても過言ではあるまい。
今日本に迫っている中国という危機がどのようなものか、中国がどのような思考・歴史に基づき、どのような手法で侵略してくるか。読んでいて辛くなる地獄に陥らないようにするためには、今日本人が正しく脅威を認識し、おかしな現状を変えていくために行動する他ないと思う。
グロかったりきつい内容もあるが、是非、多くの方にご一読いただき、「日本」を守るために、「日本人」として生きていくために何をしなければならないか、自分も含め、「日本」を愛する「日本人」の皆さんで考えていきたい。他人は守ってくれないのである!
Posted by ブクログ
百田さんと中国人ジャーナリスト石平さんの対談。
石平さんは、学生時代に日本に留学して、そのまま日本に居着いてしまい、日本から中国批判をしているという変わり種。
そんな2人が、コロナウイルスについて、日本政府の最低最悪の対応を批判する。
中国でコロナによる武漢閉鎖が発表され、世界各国は中国からの入国を禁止したのに、日本はそれをせず、コロナ感染拡大の懸念があるのに、漫然と中国人を入国させた。
春節の時期だったため、大量の中国人が日本に入国し、その後の日本での感染拡大に繋がった。
日本がこんな対応をしたのは、習近平の国賓来日を控えていたために中国に忖度したからだと2人は推察する。
日本はこれまでも中国から恫喝・暴力的な扱いをされながら、懐柔されると途端にすり寄るということを繰り返してきた。
今回も中国から利用されているだけで、用済みになったらあっという間に切り捨てられると2人は予想。
安倍総理は本人の本心から中国と接近しようとしているのか、自民党議員の働きかけによるものなのか不明。
百田さんは、自民党議員の半分以上は中国に買収されていると予想しているから驚き。それもたかが数百万円で。
お金のために国を売るその姿勢は売国奴そのもの。
また、そんな状況を放置している安倍さんにも責任はある。プライベートで仲良しの安倍さんのことを徹底的に批判しているのが百田さんらしかった。
また、本書の後半では「カエルの楽園」に沿って、日本がいかにして中国に乗っ取られるかを予想している。
経済的理由を優先して、中国と仲良くすることを主張している人達は、中国がウイグル、チベットでどんな残酷な民族浄化政策をしているか知る必要がある。
まして、積年の恨みがある日本を侵略するとなると、ウイグルチベット以上に残酷なことが行われるだろうと2人は予想する。