小宮一慶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コンサルタントの立場から、あるいは元銀行員の立場から、財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)の読み方を解説した本。
株を持っている会社の財務について、自分で理解できるようになりたいと購入。ただし古本で。
私のような素人には、まず、会社はすぐに動かせるお金がなくなった時、つぶれるという原則を学んだ点で、意味があったかも。
そういう認識を持てば、自己資本比率の高さだけを過大評価したり、ROE(純資産利益率)をROA(資産利益率)よりも重視したりということはなくなる、と思われる。
『会計天国』を読み終わった時よりも、しっかり理解できた気がする。
それぞれの指標の定義については、何度も目を通して、自分で説明できるようになりたい。 -
Posted by ブクログ
高収益と呼べる会社は付加価値に対して20%程度の利益が出ている会社のこと。付加価値とは卸売業や小売業では売上総利益に当たる。製造業の場合には製造にかかる人件費と減価償却費を加えたもの。
会社の危険性を見るためにはまず自己資本比率をチェックする。返す必要のない金がどれくらいあるのかをみるのが重要。
負債を返済できなくなったときに倒産することを考えると流動比率で短期的な安全をみるのもよい。より厳しく見るためには当座比率(現金化しやすいど資産がどの程度あるのかを判断)。
会社が窮地に陥った時にまず確認するのが「手元流動性」=すぐに使えるお金がどれくらいかを見る。
すぐに現金化できる資産を月商で割る。1か月以上あればOK。
手元流動性→流動比率・当座比率→自己資本比率の順で重要である。機器の場面では借金してでも手元流動性を高める必要がある。
のれんは日本の会計ルールだと20年で償却しなければならない。のれんはそれだけでは売れない資産なので償却が必要。資産の部にはこのように売れない試算もあるので要注意。
減価償却<有形固定資産の売却と購入の差額=将来への投資が十分
損益分岐点は「固定費÷(1-変動費率)」で求められる。現在の売上高から何%落ち込んでも赤字にならない指標を安全余裕率といい,(売上高ー曽根器分岐点売上高)÷売上高で求める。
企業経営とは小さくなれる能力を持っているかが大切。規模を拡大することは比較的簡単であるが,採算性の悪い事業を売却など縮小する英断を下すのは難しい。
安全性を見る:BS
手元流動性,流動比率,当座比率,自己資本比率
収益性をみる:PL
売上原価率,売上総利益率,販管費率,売上高営業利益率,付加価値の20%程度の営業利益
将来性を見る;キャッシュフロー
フリーキャッシュフロー,減価償却費と有形固定資産の増減比較 -
Posted by ブクログ
その名の通り、「数字力」を鍛える本。
数字を使って具体化することで、目標との差を明確にできるため、目標達成もしやすくなるそうな。
演習問題や、鍛え方の具体的な方法も載っているので、実践的な内容になっています。
いままで見落としがちだったなと思ったのは、
「数字の定義を知る」ことの大切さ。
なんとなくニュース等で聞いていて、ぼんやりと知っているつもりでいたけれど、それが何を表しているのか、割合なら母数は何なのか、
そういうところまできちんと把握しておかないと、他の数値と結び付けたり比較したり推論に用いるのは難しいなと。
また、自分の中に基準を持っておいて、見た数値をその基準と比べること。
就活をしていたときに会社の有価証券報告書をよく見ていたけれど、あまり内容が理解できなかったのは、この基準を持っていなかったからだということが今更分かりました。
関心がある内容は自然と目に入ってくるので、まずは関心を持つことが大切であると書かれていたけれど
私はGDPとか、大きな数値にはあまり興味を持てないらしいということがこの本を読んで分かったので…
興味のある労働問題(完全失業率とか)や、自分の会社の売上高などのあたりから、数値をウォッチしていこうと思いました。 -
Posted by ブクログ
筆者の著者「日経新聞の数字がわかる本」とほぼ同一の内容。ぶれがなくて良い一方、どちらか読めば良い。
・繰り返し用いられるバフェットの言葉「点と同じく、市場は自ら助ける者を助ける。しかし、天と違って市場は左右も分からない者を許さない。」
→資産運用するには、経済を勉強する必要がある。
・投資信託で必ず儲けるのは、取扱い業者。彼らは、投資家が得しようが損しようが関係ない。業者の言う通りに手数料の高い投信を購入するな。
・優良な株や投信に長期投資するのが賢明。
・株式投資の重要指標
自己資本比率(=純資産/総資産)>20%が望ましい。
流動比率(=流動資産/流動負債)>100%が〃。
PER(株価収益率)=株価/1株純利益
PBR(株価純資産倍率)=株価/1株純資産