小宮一慶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
地頭は良いのになんとなく数字に弱い人って結構いると思います。それは多くの場合、「世の中に出回ている数字が身近に感じられない」ことからくる苦手意識に起因するような気がします。(私もどちらかというとその部類でした)
本書の冒頭にもありますが、数字で物事を把握できるようになるということは「具体化」の力が高まることを意味します。具体化することにより、説得力も高まり、目標達成の確立も上がり、新たな発想も生まれるようになります。
新聞やニュースで取り上げられる数字の意味や、各種数字同士の関係性が分かってくると、より世の中が見えてくるような気がして仕事においても自信がもてるようになります。
読んでおいて損はない一冊です。 -
Posted by ブクログ
能力向上させてたくて読書。
タイトルからだと話術についての本と思う人もいるが、もっと広く深い部分から直結するものだと説明している。
後半の文章の書き方についてが参考になる。
論理的な文章よりも「読ませる」「伝わる」文章を(p170)
情報があふれる現代で求められているのはこんな文章。
特にインターネットの記事だとタイトルとリードや冒頭3行で読むか読まないかを決められてしまう。
ネタ・事実に共感(お得感)を肉付けしてあげることで読んでもらえる文章となる。
読んでもらってナンボはライター共通の思いだと思う。
常に読者を意識すること。
良質な読書(インプット)を積み重ねること。
話したり、書き出したりのアウトプットを習慣化させること。
できる限り推敲を繰り返し文章の質を高める。
編集者を上手に利用する。
いい人間関係を築き、いいコミュニケーションをするためには、常に相手主義を意識し徹底させること。配慮や氣配りとも言えるが、常に品格、人間性向上に努力することって改めて大事と思う。
関西人的なオチをしっかりと演出することは、関西以外で育つと苦手な部分となるが、コミュニケーションにおいて相手を楽しませる、笑わせることは、相手の心を開示させる近道になるので大切なポイント。
読書時間:約35分 -
Posted by ブクログ
コンサルタントの立場から、あるいは元銀行員の立場から、財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)の読み方を解説した本。
株を持っている会社の財務について、自分で理解できるようになりたいと購入。ただし古本で。
私のような素人には、まず、会社はすぐに動かせるお金がなくなった時、つぶれるという原則を学んだ点で、意味があったかも。
そういう認識を持てば、自己資本比率の高さだけを過大評価したり、ROE(純資産利益率)をROA(資産利益率)よりも重視したりということはなくなる、と思われる。
『会計天国』を読み終わった時よりも、しっかり理解できた気がする。
それぞれの指標の定義については、何度も目を通して、自分で説明できるようになりたい。 -
Posted by ブクログ
高収益と呼べる会社は付加価値に対して20%程度の利益が出ている会社のこと。付加価値とは卸売業や小売業では売上総利益に当たる。製造業の場合には製造にかかる人件費と減価償却費を加えたもの。
会社の危険性を見るためにはまず自己資本比率をチェックする。返す必要のない金がどれくらいあるのかをみるのが重要。
負債を返済できなくなったときに倒産することを考えると流動比率で短期的な安全をみるのもよい。より厳しく見るためには当座比率(現金化しやすいど資産がどの程度あるのかを判断)。
会社が窮地に陥った時にまず確認するのが「手元流動性」=すぐに使えるお金がどれくらいかを見る。
すぐに現金化できる資産を月商で割る。1か月以上あればOK。
手元流動性→流動比率・当座比率→自己資本比率の順で重要である。機器の場面では借金してでも手元流動性を高める必要がある。
のれんは日本の会計ルールだと20年で償却しなければならない。のれんはそれだけでは売れない資産なので償却が必要。資産の部にはこのように売れない試算もあるので要注意。
減価償却<有形固定資産の売却と購入の差額=将来への投資が十分
損益分岐点は「固定費÷(1-変動費率)」で求められる。現在の売上高から何%落ち込んでも赤字にならない指標を安全余裕率といい,(売上高ー曽根器分岐点売上高)÷売上高で求める。
企業経営とは小さくなれる能力を持っているかが大切。規模を拡大することは比較的簡単であるが,採算性の悪い事業を売却など縮小する英断を下すのは難しい。
安全性を見る:BS
手元流動性,流動比率,当座比率,自己資本比率
収益性をみる:PL
売上原価率,売上総利益率,販管費率,売上高営業利益率,付加価値の20%程度の営業利益
将来性を見る;キャッシュフロー
フリーキャッシュフロー,減価償却費と有形固定資産の増減比較 -
Posted by ブクログ
その名の通り、「数字力」を鍛える本。
数字を使って具体化することで、目標との差を明確にできるため、目標達成もしやすくなるそうな。
演習問題や、鍛え方の具体的な方法も載っているので、実践的な内容になっています。
いままで見落としがちだったなと思ったのは、
「数字の定義を知る」ことの大切さ。
なんとなくニュース等で聞いていて、ぼんやりと知っているつもりでいたけれど、それが何を表しているのか、割合なら母数は何なのか、
そういうところまできちんと把握しておかないと、他の数値と結び付けたり比較したり推論に用いるのは難しいなと。
また、自分の中に基準を持っておいて、見た数値をその基準と比べること。
就活をしていたときに会社の有価証券報告書をよく見ていたけれど、あまり内容が理解できなかったのは、この基準を持っていなかったからだということが今更分かりました。
関心がある内容は自然と目に入ってくるので、まずは関心を持つことが大切であると書かれていたけれど
私はGDPとか、大きな数値にはあまり興味を持てないらしいということがこの本を読んで分かったので…
興味のある労働問題(完全失業率とか)や、自分の会社の売上高などのあたりから、数値をウォッチしていこうと思いました。