小宮一慶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジネスマンのための「人物力」養成講座
著:小宮 一慶 2011/12/29
行動を見れば、人はわかる。
逆に言えば、行動を変えれば、人は変わる。
ビジネスでは、実績がいちばんである。けれども、それだけでは人はついてこない。ビジネスにおいてひとりでできることは限れており、ある程度のキャリアを積めば、だれでも、なんらかのリーダーシップをとる必要に迫られる。そして、そのとき、実績・経験とともに、人間としてどうなのか?と、「人間力」が問われる。
本書の構成は以下の4章から成る。
①人物力とは何か?
②人物をどうやって見分けるか?
③心理学から見た「人間力」
④人間力養成8つのステップ
自分自身人間力に問題ないとは思えない。まだまだ至らない点も多く、振り返れば恥ずかしいふるまいをしていたと反省する点も多い。しかし、人間力が何で何が不足しているのかということを至らない自分を認め俯瞰することで近づくことはできる。
立場や時代や環境によって求められる人間力は変わるのかもしれない。ある程度対峙する人を意識してその人間力も変えていく必要があるものの深く広くもっていないとそれはただの付け焼刃となり一貫性がなく薄っぺらいものになってしまう。
一朝一夕で身につくものではなく、常に追いかけ続けることでその距離を広げることなく走っていきたい。 -
Posted by ブクログ
この人の本ももう三冊目かな。
この著者は、自分の考える、物事の本質や要点をとても分かりやすい言葉で伝えてくれる能力が非常に高い方だと思う。無駄をそぎ落として、ポイントを絞った話をしているので、ページ数は少ないけどそれを遥かに超えた内容の濃さだと思う。
メッセージとして無駄な部分がないのがとっても好感を持てる。
このシリーズは、「実行力」とか「時間力」とかいろいろと視点を変えているけど、根本的な部分では作者の言いたいことは一緒なのだと思う。(だからといって他を読まなくてもよいという訳じゃないが)その中で変わらない著者なりの信念みたいなのが強く伝わってくるので、説得力がどれも強いのかな、と思ってみたり。
【メモ】
やらなくてもすんでしまうこと、やってもやらなくてもどちらでもいいことを、どれだけ実際にやってみるか。人生を変えるのはそちらの方です。
→これはとても面白いと思った言葉。やらなくても良いことを実際やることで、行動する癖、実行力を鍛えるという意味だと思うけど、仕事・人生に+αを付けるという意味もあって、中々深いな、と感心した。 -
Posted by ブクログ
ドラッカーは「マーケティングとイノベーションだけが成果を生む。その他の機能はみなコストだけしか生まない」と言う。
本書はマーケティングの5P(product,price,place,promotion,partner)そして、QPS(quality,price,service)と言う基本となる考え方に加えて、日本の企業の事例も扱う。
加茂水族館のクラゲの展示、スーパーホテルのサービスと稼働率、銀座の伊東屋の文房具の展示についての話も良かったです。
ユーザーに顧客、得意客、そして最終的にパートナーとして企業、またはブランドを共に支えてもらう。企業が保身に走った時点で、ユーザーに見放される。顧客との関係作りは小さなSTEPを少しずつ踏む必要があるけど、信用を失うときは本当に一瞬なのだと思いました。 -
Posted by ブクログ
小宮さんの一連の本。発見力という造語?に、感心。
判断力・決断力は、基準を持つことによって得られるという理解はあったが、この本で再認識。
[private]
心に残った言葉
P.11 判断基準
判断基準が無ければ、何千時間会社を見ても分かりません。でも、判断基準さえあれば、一瞬で会社の状態が分かります。それが「見える力」だと思います。
P.36 分かること
「分かる」というのは、分かったことと分からないことを分けることなんですから。
P.66 全体像を推測しうる一点を見つける
仮説を立てるための別の技
P.74 前提を疑う
そもそも、この前提は正しいのだろうか?
P.75 こうすればものが見えてくる!
1. 分解してポイントを絞って見る
2. 消えていったものにも注目する
3. 疑問・不思議に思ったことの理由を考える
4. 全体を推測しうる一点を見つける
5. 先入観を疑う
p.79 お客様より社内の大事にするのではダメ
・担当者が会議中と言って出ない
・受付に電話だけ
・受付嬢が「アポイントはおありですか」と真っ先に聞く
p.82 大企業だと、粗利1500から2000万/人稼がないとやっていけない。
p.89 物事の根幹を押さえる
一番もとのところまで行って、きちんとそこから押さえていけば、今の時代がどうなっているのか、なぜ、今の時代があるのかということが分かる。
P.95 スターと金のなる木
コア技術があり、世の中のニーズを先取りして商品を作るので、花王の商品は、「スター」になる、そして、よそが参入できないので、「金のなる木」になる。そして、安定してキャッシュフローを有無。これが、花王という会社が成り立っている理由です。
p.124 問題を解決することが、問題発見の前提
問題を解決しようと(=きれいにしていこうと)すればするほど、違うところの問題点が見つかってくるのです。
p.134 関心の源は責任
責任を責任と感じるとそれに必要なものが見えます。真剣さも違ってきます。
p.139 考える機会
考える機会が与えられることで、関心が生まれます。
関心を持てば、好きか嫌いかどちらかが分かります。つまり、基準が生まれます。
その基準が仮説となり、いろいろなことが見てくるのです。
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Posted by ブクログ
恥ずかしくて言えませんが、大学時代「会計学」専攻でした。(言っとるやないけ!笑)
中学時代、「俊太郎は細かいから会計とか向くんじゃないか?」
叔父の一言で、なぜか大学付属の高校に入学した時点で「会計学科に行く!」とはっきり進路を決めていたことを思い出すとさらに笑ってしまいます。
でも、本気で「会計士」や「税理士」を目指して遊ぶことも我慢して勉強してる同期をみたら、僕の想いなんて大したことないなとあっけなく「マーケティング」関連のゼミに入っていました。笑
大学1年からみっちりと会計の専門科目を履修させられたので、最低限の知識があるのは今でも助かっています。しかし、時代が進んでいけばファイナンスの手法はどんどん進化しますし、実際に経営に携わるとなると必要な知識は広がっていきます。
PER「Price Earnings Ratio」株価収益率
上場企業にいると意識せざるを得ない指標です。でも、実際にどういう状況なら良くて、どういう状況なら悪いのか?ということは知っているようで知らない。企業規模や事業体によってもベンチマークする数値は変わってくる。
難しそうなことを分かりやすく説明することが難しい。
この一冊はそれを実践しています。さらに、具体的な事例も交えてあるのでわかりやすい!小宮一慶さんは、他にもいくつかこういう経営指標を解説している本を出されていますが、どれも読みやすくよい。
僕もこれを元に気になる指標を自動算出できるワークシートを作っちゃいました!なかなか便利です。笑