小宮一慶のレビュー一覧
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この人の本ももう三冊目かな。
この著者は、自分の考える、物事の本質や要点をとても分かりやすい言葉で伝えてくれる能力が非常に高い方だと思う。無駄をそぎ落として、ポイントを絞った話をしているので、ページ数は少ないけどそれを遥かに超えた内容の濃さだと思う。
メッセージとして無駄な部分がないのがとっても好感を持てる。
このシリーズは、「実行力」とか「時間力」とかいろいろと視点を変えているけど、根本的な部分では作者の言いたいことは一緒なのだと思う。(だからといって他を読まなくてもよいという訳じゃないが)その中で変わらない著者なりの信念みたいなのが強く伝わってくるので、説得力がどれも強いのかな -
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ドラッカーは「マーケティングとイノベーションだけが成果を生む。その他の機能はみなコストだけしか生まない」と言う。
本書はマーケティングの5P(product,price,place,promotion,partner)そして、QPS(quality,price,service)と言う基本となる考え方に加えて、日本の企業の事例も扱う。
加茂水族館のクラゲの展示、スーパーホテルのサービスと稼働率、銀座の伊東屋の文房具の展示についての話も良かったです。
ユーザーに顧客、得意客、そして最終的にパートナーとして企業、またはブランドを共に支えてもらう。企業が保身に走った時点で、ユーザーに見放される。顧客と -
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小宮さんの一連の本。発見力という造語?に、感心。
判断力・決断力は、基準を持つことによって得られるという理解はあったが、この本で再認識。
[private]
心に残った言葉
P.11 判断基準
判断基準が無ければ、何千時間会社を見ても分かりません。でも、判断基準さえあれば、一瞬で会社の状態が分かります。それが「見える力」だと思います。
P.36 分かること
「分かる」というのは、分かったことと分からないことを分けることなんですから。
P.66 全体像を推測しうる一点を見つける
仮説を立てるための別の技
P.74 前提を疑う
そもそも、この前提は正しいのだろうか?
P.75 こうすれ -
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恥ずかしくて言えませんが、大学時代「会計学」専攻でした。(言っとるやないけ!笑)
中学時代、「俊太郎は細かいから会計とか向くんじゃないか?」
叔父の一言で、なぜか大学付属の高校に入学した時点で「会計学科に行く!」とはっきり進路を決めていたことを思い出すとさらに笑ってしまいます。
でも、本気で「会計士」や「税理士」を目指して遊ぶことも我慢して勉強してる同期をみたら、僕の想いなんて大したことないなとあっけなく「マーケティング」関連のゼミに入っていました。笑
大学1年からみっちりと会計の専門科目を履修させられたので、最低限の知識があるのは今でも助かっています。しかし、時代が進んでいけばファイナ -
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朝早めに出勤することの大事さを説いた本。
早く出勤することに限らず、
サラリーマンが当然にやるべきこととその大事さが載っているので、
サラリーマンの心得的な位置付けで読んで損はないと思う。
早く出社すれば、電車が空いていて楽だし、周りの人の仕事の様子をみれるから優位に立てる。さらに上司や普段忙しい人を捕まえやすいなど、利点が多い。
新聞は朝の内に読む、日経新聞だけでなく他の新聞も読む
早めに仕事場(打ち合わせの喫茶店とか)に行って、近くに仕事しやすい場所を見つけて作業する、
電車待ちの時間とか、細切れの時間も意外と仕事できるから、たとえば本を書くなど、用意しておくといい。そういうときはなる