小宮一慶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小宮一慶氏の文章は読みやすい!
当たり前のことであっても、それを経験談を元にわかりやすく分析し、それが説得力につながる。特別なことではない、私でもできそうと思わせてくれるのが、ちょっと嬉しい。
心に残ったキーフレーズをメモしておこう。
★「見える力」を向上させるためにできること
・関心と仮説でものが見える。
・疑問、不思議に思ったことに理由を考える。
(すべてのことには理由がある)
・知識を蓄え、結びつける。
・いろんなものに触れ、関心の幅を広げる。
・問題解決の経験を重ねる(徹底的に)
・気がついたことをすぐメモする
・昔勉強したことでも、新たに勉強し直すと「発見」がある -
Posted by ブクログ
【再読】巣ごもりが続く毎日。部屋掃除の際、偶然発見した一冊。
感想は、ひと言で「読みやすい」「わかりやすい」
文学作品や学術書と異なり、情報や主張をより多くの人に、より正確に伝えることが重要な実用書の分野に於いて、良作といえる一冊だと思う。
本書は恐らく若手ビジネスマンを意識して執筆されたものだと推測するが、関心の幅を広げよう、奥行きを深めよう(それがタイトルの発見力に繋がっていく)という著者の主張は、年齢を問わず全ての人に当てはまることだと思う。
情報が急速に飛び交う中で日々の生活を強いられる一方で、私たちの脳は古代人と比べてもそれほど進化していないらしい。脳の処理速度以上の大量の情 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「発見力」とは、観察するサンプル数(その興味の範囲を広くもって、定点観察で深く掘る)の総数であり、ここに責任感が掛け合わさって気づきの感度を上げる。
「7つの習慣」の第1の習慣「主体性を発揮する」でも同様の主張がある。「関心の輪」を広げて、その中にある「影響の輪」に集中すること。責任とは「Response+ability」で反応できる範囲を増やすことであると。
著者は、自分なりの仮説をもって、自分の好きなモノ・こだわれるモノ(筆者は新幹線好きで乗車券と特急券を重ねて改札に入れてどちらが上になるか?を東日本、西日本で調べて、場所によって違ったり、ある時から変化したりなどの視点を紹介)から調べ -
Posted by ブクログ
ビジネスマンのための「人物力」養成講座
著:小宮 一慶 2011/12/29
行動を見れば、人はわかる。
逆に言えば、行動を変えれば、人は変わる。
ビジネスでは、実績がいちばんである。けれども、それだけでは人はついてこない。ビジネスにおいてひとりでできることは限れており、ある程度のキャリアを積めば、だれでも、なんらかのリーダーシップをとる必要に迫られる。そして、そのとき、実績・経験とともに、人間としてどうなのか?と、「人間力」が問われる。
本書の構成は以下の4章から成る。
①人物力とは何か?
②人物をどうやって見分けるか?
③心理学から見た「人間力」
④人間力養成8つのステップ