小宮一慶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は、経営コンサルタント。㈱小宮コンサルタンツ代表取締役。十数社の非常勤役員も務める。
著書に「ビジネスマンのための発見力養成講座」「日経新聞の本当の読み方がわかる本」等多数。
限られた時間の中で、時間をコントロールしながら仕事をするにはどうすればいいのか。
仕事は、良質なアウトプットが全て。
相手は、「仕上がった仕事の中身」だけを見て判断する。
求められているのは、あくまでもアウトプットの質と量。良質なアウトプットをたくさん出せる人は、お客様からも会社からも重宝される。そして、良質なアウトプットを出せる人は、仕事も早くなっていく。
その理由を本書では、以下の5章にわけて紹介している。
①時間と気持ちをコントロールする技術
②読むを最速化する技術
③考えるを最速化する技術
④書くを最速化する技術
⑤仕事の質と効率を押し上げる極意
たかが5分。されど5分。
時間は同じであるも著者のいうようにアウトプットは違う。いかにその5分を凝縮させて過ごすことができるのか。
試行錯誤の連続。5分の積み重ねによってアウトプットの質もあがり、自分の能力の成長にもつながる。
読む・書く・考える。
日常生活をおくる上では当たり前の行為。
その当たり前の行為をいかに考えて取り組むかによって数年先の自分の人生は良くも悪くもなる。 -
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ビジネス雑誌などで読むと小宮さんのコラムはちょっと難しいなぁ~
という印象なんですが、この著書はとっても読みやすい。
利用することは1年で2,3回しかないタクシーですが
その運転手さんたちの話がまずは枕詞に来ているのが
とっても親しみやすいです。
体験の中で小宮さん得た経験が、しっかりとした言葉で書かれて
いてスッキリと頭に入ってきます。
○成功している人は他人のお金をとても大事にする。
会社のお金であっても同じ。「会社のお金だから」といってムダ遣いする人は、間違いなく出世できない。
○どんな仕事においても「小さなことをていねいにやる」人がプロになれる。
○プロであれば、どれだけ残業しているか、努力しているかで満足してはいけません。
どれだけ会社の業績に貢献したか、お客様のために貢献したかを自分で評価すべきなのである。
○私は人づき合いをギブアンドテイクと考えている人とはお付き合いしたくありません。
あげるときはあげておけばいいし、もらえるときはもらっておけばいい。
必ずしもそれがつり合う必要はないと思います。 -
Posted by ブクログ
これまで、日経新聞の月曜日に掲載されている景気指標欄は素通りしていた。素通りならまだいい方で、存在していることすら知らなかったと言ってもいい。
その呪文にしか見えなかった景気指標欄の見方を、本書では丁寧に解説してくれる。
個別の用語の定義を詳しく解説してくれていることはもちろん、事例もふんだんに盛り込まれており、実際にどのように知識を生かして情報の分析を行えば良いのかという道筋も示してくれている。
手元に、最新の新聞を置いて、自分なりの仮説を立て、景気指標欄を読むようになったのはまぎれもなくこの本のおかげ。
出版された年代が少し古いので、時代背景の理解という点では少し物足りないところはあるが、リーマンショックなど、当時の様子を数字を眺めながら考えることができる点は、歴史的な知識を補充する、基準となる節目の数字を頭に入れるという意味でむしろ貴重に思える。
正確な知識、自分なりの仮説、自分なりの検証のプロセスを経て、少しずつ数字を通して社会の動きを理解できるようになると思う。 -
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経営コンサルタントである小宮氏によるお金をなくさない(できたら増やす)為のノウハウ本。
小宮氏の本は複数冊読んできたが、同氏の本に必ず書かれているのが経済の読み方。 特に日経新聞に載っている経済指標の定点観測や掲載記事から経済分析力を磨き、これからの経済の動きを推測する力を身につけること。 本書も例に漏れず日経新聞の読み方に関する丁寧な説明が書かれている。
本書のタイトルでもある「守るお金」と「攻めるお金」という2つのカテゴリーに分け、「守るお金=生活に必要なお金、将来絶対必要なお金」はローリスクの元本が保証された安全な運用、「攻めるお金=ゆとり資金で当分使う予定のないお金」はリスクを取った投資を薦めている。
守るお金の運用対象としては、銀行預金<国内債券<海外債券。(リスク順) 銀行預金については利率の高いネットバンキングなどでの預金運用。 将来年金暮らしを想定し自宅の購入などを紹介。(退職前に住宅ローンの完了していれば年金から住宅費を拠出する必要が無いため。)
攻めるお金は、株式投資等で運用。知識、設備などの観点からプロトレーダーには絶対勝てないことを認識した上で、長期保有を前提とした株式投資を推奨。 経済の動向、企業の状況を把握した上で、株価が安価な時に購入し高値になった時に売り切ることを目指す。
ここまでが全体の1/3程度で、ここからが経済の読み方(日経新聞の読み方)、企業の財務諸表の読み方にページが割かれている。
本の構成としては、冒頭部分だけが異なっているだけで、残りは小宮氏の十八番で埋められているという点においては、巷の啓発本作家がやっているような使い回し本という印象は拭えないが、本書のテーマ(将来の生活のためにお金を運用する)に賛同する読者にとっては、お金の運用方法に関する良きアドバイスがあり、また経済の読み方までも丁寧に解説しているので、有用な本であると思う。 -
Posted by ブクログ
経済評論家として有名な著者が、文字通り「読書力」を身につけるために必要な要素を記述した一冊。
1.速読
求める情報を探すために、要点を素早く把握するための読み方。
2.通読レベル1
最初から最後までふつうに読む読み方。
3.通読レベル2
最初から最後まで、論点を整理し、考えながら読んでいく読み方。
4.熟読
注や参考文献を参照しながら、きっちり理解するために読む読み方。
5.重読
生き方などに関する座右の書として、何度も繰り返し読む読み方。
と分けているのはとてもわかりやすいし、とかく3.通読レベル1で満足しがちな自分としては、今後、4.熟読や5.重読も含めて読み方を使い分ける必要があると感じた。 -
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著者は経営コンサルタント。(株)小宮コンサルタンツ代表取締役。その他に10数社の非常勤役員を務める。
著書に「日経新聞の本当の読み方がわかる本」「1秒で財務諸表を読む方法」等多数。
長期間にわたって成功している人たちはみんな気くばり名人の人たちである。短期的に成功する人の中には、運だけの人もいるも、それだけでは長続きしない。ビジネスでは実力が必要であるも、実力とともに気くばりが必要である。
気くばりとは①気づきと②行動である。
気づかなければ行動に移すことはできないし、気づいていても行動をしなければ、相手に喜んでもらうことはできない。
そして、この気づきと行動は訓練で必ず上達する。
そんな気くばりの真髄を以下の6章にわたり説明している。
①ビジネスの基本は気くばりにあり
②気くばりの第一ステップ知識を身につけよう
③気づきを高めるためにすべき普段の行動
④気がきく人の実践力
⑤プレゼンテーション力は気くばりで決まる
⑥気くばりが上手な人の時間管理術
日本人が得意とされる気くばり。
これからの社会において同じような物が簡単に提供出来る世界がすすむ上で付加価値をつけて顧客へバリューを与えるとなると目に見えない気くばりができるかどうかということはその点に対して大きな武器になると思う。
気くばりと言ってもレベルも違いかつ、家族への気くばり、職場の人への気くばり、お客様へ対する気くばり。全てが大切であり、ひとつひとつが直接結果を生み出すのではなく、複合的に絡まり最終的に自分に跳ね返り、そしてそれが他者との違いや優位性につながる。
気くばりは人と人との潤滑油。
なくても生活は出来るものの自分も他社との関係もなければぎすぎすしてしまう。見えないものであるだけに取り扱いは難しくもあるものの非常に大切なものである。
まずは自分への気くばり。
自分の身近な人への気くばりから意識していこうと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小宮氏による人物力について整理された良著。
<メモ>
■成功が長く続く人に共通するのが人物力
資源の最適配分には人物力が必要
また人物力がないと、公私混同してしまう
■人物の条件
正しい信念をもっている
細かいことに気づき、心配りできる
前向きに考え行動する
妥協しない
人の話をきく
見えを張らないがけちではない
軽くはないがきさく
衆知を集めて決断する
おごらない
うまく行けば窓の外、失敗すれば鏡をみよ
他人のことも責任をとる
■人物を、みわける方法
人に声をかけられるか
威圧感を感じさせていないか
人物は常に自然体
■チェック項目
地位や業務で言うことが変わる人
自分なりの価値観がずれないか
批判ばかりしていないか 夢を語れるのがリーダー
人の話を遮っていないか
ものごとをあるがままに受け入れられているか
十を知って一を話しているか
雑事でも意図を先読みして行動する
■知っておくべき心理コンセプト
マイナスストロークを溜め込んで職場や家にいかない。好きな本を読むなど、気分転換していく
快適ゾーンを広げる。普段から多くのことを経験すること
心理バリアを低くする。自分の心理バリアが高い時間を知り、対策する。自分の気分がよい状況を作り出せるか
先入観をもたない。
エニアグラム
■大事なこと
理想像をもつこと
小さな行動を大事にすること
■素直の訓練法 朝晩素直でいれますようにと祈ること。省みること -
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いまさらながらに読みました(苦笑)
財務諸表を作る人には全然物足りないと思いますが、ほとんどの人は作る必要はなく、すでにあるものから何かを読み取れればいいわけです。その点から考えると非常にわかりやすく書かれています。
タイトルは釣りですが(笑)安全性分析で最初にチェックする内容は流動比率が100%を超えているかどうかで、それは確かに3秒くらいでチェックできますね。
個人的には、貸借対照表と損益計算書については、さすがに目新しい論点はなかったですが、いい復習になりました。
キャッシュフロー計算書は大の苦手だったので、着眼点を整理できて良かったです。利益とキャッシュフローが違う、ということはわかっていましたが、どう違うのか、あるいは、どういう関係があるのか、はっきりわかったように思います。