あらすじ
しっかりと本を選び、読書し、頭を鍛え、
そこで得た情報を確実にビジネスに活かす方法がこの1冊で手に入る!
たった90分で読書に投資する時間の価値を∞に引き上げる
小宮流“できるビジネスマンのため”の読書法大公開!
あなたは何のために読書をしていますか?
「目的」を持って読書をしていますか?
それを自分の仕事や人生に活かしていますか?
今や一大ブームとなっている速読。
しかし、速読では頭はよくなりません。
読書は、どれだけ速く多くを読んだかよりも、どれだけ深く多くを得るかです。
速く読むより、速く手に入れる。
つまり「速さ」ではなく「目的」で読書法を使い分けるのです。
読む本と読み方次第で、頭はどんどんよくなります。
いくつかの専門分野なら、読書による独学さえも可能です。
実際、高校1年生の時まで、まったくの読書音痴だったという著者は、
ふとしたきっかけで「読める」ようになり、
以後、経済学、会計等、多くのことを読書による「独学」でものにしていきます。
では、頭をよくする読書法とは?
本書ではそれぞれの<小宮流目的別5つの読書法>に触れ、
おすすめ本を具体的に取り上げながら丁寧に解説しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分の得たかった情報が要所要所に書かれていて、あっという間に読み終わった。
目的にあわせて読み方を決める。
また、この本を読んで自分には論理的思考力が足らないな、と気づかせてくれた名書となりました。
Posted by ブクログ
テスト勉強、受験勉強などのときにはしっかりやっていたようなことだった。読書法というよりは勉強法という感じだと思った。勉強しないとなというモチベーションがあがる。
Posted by ブクログ
2つのポイントが重要。
1.参照しながら読む。
2.イマジネーションを働かせ関連づけながら読む。
速読
これでは頭がよくならない。
速読は情報を得る読み方であり、論理的思考力を身に付けるものではない。
速読とは要点の拾い読み。
あらかじめ自分が知りたいことが分かっている人が、それを手に入れる手段。
一定の知識ベースが必要である。
通読
最初から最後まで読んでいく読書法。
仮説を持って読む。
読みながらメモした所や、線を引いた所を読み直す作業が大切である。
成功したければ、成功者に学ぶ。失敗には色々なパターンがあるが、成功はワンパターンである。
ただ、成功にも色々なパターンがあるのでは。と思う。
社会科学では本質を見出そうとすることはいい。
でも絶対性を見出そうとするから間違いが生じる。というのが著者の考え。これは納得出来る。
社会科学が人の営みを対象としているので、必ずや絶対はない。
熟読
必ずしも、本を最初から最後まで全部読まなくてもいいから、重要な所や興味のある所については、参考文献も用意して、じっくり読む。
頭の良さとは計算力や暗記力が上がることだけではなく、論理的思考力のレベルが上がること。
その分野の第一人者が書いた入門書と専門書を往復する。
著者は30時間で成果は出ると書かれている。
重読
意識を高める読書。
同じ本を繰り返し読む。目的は自分の考え方を高めること。
つまり、自分の哲学を持つこと。哲学とは是非善悪の判断基準である。
読書力を高める最速の方法は熟読で論理的思考力を身に付けること。
経済寄りのことが書かれている。これをどのように自分に生かすか。
これが課題である。
参考図書
経済
お金を知る技術 殖やす技術
東大生が書いたやさしい経済の教科書
ビジネスマンのための数字力養成講座
容疑者ケインズ
バフェットの教訓
Posted by ブクログ
1.速読2.通読レベル13.通読レベル24.熟読5.重読今の自分の特許に関する実務能力は、特許法概説を熟読したことによって養われている気がする。効果は実感済み。
Posted by ブクログ
沢山の知識、教養を短時間で得るためには 速読法を学べみたいな本が 最近よくある中、 この本は いろんな 読み方を 具体的に紹介してくれ 最終的に、教養を得る 近道みたいなものを 教えてくれた本だと思う。本を 読むとは 深いことで、 読み手が 何をその書物で得るかは その人の 読書力、 なり 人生経験かなっておもった。
小宮先生の 他の 本も興味がわきました。
Posted by ブクログ
本を読む達人もまた昔は「まったくの読書音痴」だったというのだから、本のタイトルにある「読書力」とは特別な才能ではなく継続の結果なのでしょう。
読書法として以下の読み方を提唱しています。
速読 要点を素早く把握する
通読 最初から最後まで普通に読む
熟読 参考文献を参照しながらきっちり理解する
重読 座右の書として何度も繰り返し読む
自分は多読で本の冊数だけは積み重なっていたが、これは通読レベルの2(論点を理解し考えながら読む)でしかなかった。
その先にある熟読や重読を体験することによって、「読む」だけでなく「書く」スキルもアップできるような気になれる。
あとは実践あるのみ!
Posted by ブクログ
最近資格の勉強がなかなかうまくいかないと思い、なぜかと考えた時に、ソラで、ゼロから、目の前のことを説明できないからだ、という結論に至った。結局、時間はかかるが基本や原則、全体感、関係性などを1つ1つ理解していくしか身に付かない、ということに改めて気付いた。
この考え方はこの本で言う「熟読」と同じだ。気になったら調べる、不足点は補う、自分なりに整理する、などが大事ということと思う。
また、読書法として挙げられている「行き詰まり」、これも自身が助けを求めるようにビジネス書を乱読する時で、そういう時の読書はスッと頭に入ってくるし、後々まで残ることが多い。
全体としては冗長な部分は多いが、紹介されている本は骨太で今後読んでみたいと思うものが多く、読書のハイレベルだが重要な入口を提示した良著と感じた。
Posted by ブクログ
この本を読んで改めて読書欲が湧いてきた。主にビジネスマンを対象に本の読み方をわかりやすく解説。名著と、言われる本を繰り返し読むこと、毎日最低10ページを理解しながら読むと言う手法をできる限り実践してしたい。
Posted by ブクログ
速読(要点のみつかむ)、通読1(一通り読む)、通読2(線を引いたりメモを書く)、熟読(きっちり納得理解する、他のことと関連付けれる、脚注は参考文献なども調べながら)、重読(繰り返し意識を高めるために読む)と目的に応じた読書の仕方を示していた。
それぞれの目的と読み方に的した本の紹介もあったので頃合で興味あるものは読んでみたい。
(特にワードとして興味を引いた「good(そこそこ良い会社)はgreat(偉大な会社)の敵」が出てくるビジョナリー・カンパニーらいつか読みたい)
冒頭は少し自慢臭かったが通して読んでみると説得力があり興味も持てた。
Posted by ブクログ
目的によって読み方を使い分ける。
今まで考えなしにただ読んでいたけれど読み方次第で読み手の頭を良くしてくれる等色々な角度、視点から物事を捉えないといけないと改めて感じさせられた。
Posted by ブクログ
・読書法は個人によりいろんなやり方がある。
・多読、速読がいいとは限らない。
・大事なのは情報の重要レベルをぱっと見て判断すること。
・不要な情報はいらないと思ったら切り捨てる。
・通読1、通読2、熟読、重読
・考えてみると、いくら速読ができる人でも、理解できる内容かどうかで速度はまったく異なるはず。(難しい内容であれば、理解するのに時間がかかる)
・移動時間、隙間時間を有効に活用する。
Posted by ブクログ
またまた、小宮先生の○○力養成講座本です。,余談として触れられていますが、FXは「お金をなくす人がやるもの」とばっさりと斬られている箇所がありました…。小宮先生ごめんなさい。それでも続けます。,しかし、小宮先生のように成功されている方は、お若い頃に苦労されながらも、勉強方法を確立なされているものなのですね。一般論である読書法として、そんなノウハウの一部が解説されている本です。,相変わらず実用度の高い巻末付録「推薦本」が、光ります。,まずは、取っ付きやすそうな通読レベル1,2あたりを物色してみようかと思っています。
Posted by ブクログ
読書で論理的思考を高める。本の知識を身に付けるための読書をする方法がわかる本。素早く必要な情報を引き出す「速読」。小説や分かりやすい本を読む「レベル1通読」。大事なことろに線引き+専門用語の確認をしながら読み込む「レベル2通読」。レファ本を駆使して論理を徹底的に読む「熟読」。哲学など、人間力を高める本をなんども読む「重読」。説明は簡潔だけど、経済本の書評も多いので、この本は読書術+経済図書ガイドといえるね。
Posted by ブクログ
コノ手の本を読んだときは「なるほど。早速実践しよう」と思うのですが、すぐに今までの読み方になってしまうのですよね。
それでも、少しでも糧になる読書へと近づくことができるために読んでみました。
付箋は17枚付きました。
Posted by ブクログ
経済評論家として有名な著者が、文字通り「読書力」を身につけるために必要な要素を記述した一冊。
1.速読
求める情報を探すために、要点を素早く把握するための読み方。
2.通読レベル1
最初から最後までふつうに読む読み方。
3.通読レベル2
最初から最後まで、論点を整理し、考えながら読んでいく読み方。
4.熟読
注や参考文献を参照しながら、きっちり理解するために読む読み方。
5.重読
生き方などに関する座右の書として、何度も繰り返し読む読み方。
と分けているのはとてもわかりやすいし、とかく3.通読レベル1で満足しがちな自分としては、今後、4.熟読や5.重読も含めて読み方を使い分ける必要があると感じた。
Posted by ブクログ
読書をレベル別に解説している。
具体的なおすすめの本なども書かれており、参考になった。
今実際ビジネスをしているビジネスマン向けの本だと思う。
Posted by ブクログ
もちろん量も大事ではあると思うが、要するに、量より質ということだろうか。ただ速読しても、何も身につかなければ意味がない。結局、時間をかけて、本当の実力を身につけることが、早道だということ。
まったく同じことを大学時代のゼミの担当教授から、学んだことを思い出した。情報量が多い昨今、速読がもてはやされてはいるが、自分にとって必要な情報、身につけるべきこと、何が大事かを見抜く力など、これらをどう磨いていけばよいかを考えさせられた。
Posted by ブクログ
小宮流 5つの読書法を提唱していて、読書を目的によって、速読、通読Level1・Level2、熟読、重読の5段階で使い分ける事を勧めている。読書について悩みがある人にはオススメです!
Posted by ブクログ
他の人はどういう本を読んでいるのか、どう読んでいるのか。
それを知ることも楽しい勉強です。
ちなみに私は速読はできません。
速読してしまうと勿体無い気がするのです。
所謂、良書を効率良く読みこなすためには、本選びから読み方まで、自分独自の方法を見つけることが大切だと思います。
Posted by ブクログ
まず、速読、通読レベル1、通読レベル2、熟読、重読(再読)があります。
その本に適した読み方をして行けば、理解力を上げられるとあります。
ただどこにも共通なのは、目的を持って読むことです。
とても勉強になりました。
しっかりと本を選び、読書し、頭を鍛え、
そこで得た情報を確実にビジネスに活かす方法がこの1冊で手に入る!
たった90分で読書に投資する時間の価値を∞に引き上げる
小宮流“できるビジネスマンのため”の読書法大公開!
あなたは何のために読書をしていますか?
「目的」を持って読書をしていますか?
それを自分の仕事や人生に活かしていますか?
今や一大ブームとなっている速読。
しかし、速読では頭はよくなりません。
読書は、どれだけ速く多くを読んだかよりも、どれだけ深く多くを得るかです。
速く読むより、速く手に入れる。
つまり「速さ」ではなく「目的」で読書法を使い分けるのです。
読む本と読み方次第で、頭はどんどんよくなります。
いくつかの専門分野なら、読書による独学さえも可能です。
実際、高校1年生の時まで、まったくの読書音痴だったという著者は、
ふとしたきっかけで「読める」ようになり、
以後、経済学、会計等、多くのことを読書による「独学」でものにしていきます。
では、頭をよくする読書法とは?
本書ではそれぞれの<小宮流目的別5つの読書法>に触れ、
おすすめ本を具体的に取り上げながら丁寧に解説しています。
Posted by ブクログ
全体的には特に目新しい事は書かれてないが、基本的に全ておっしゃる通りなのです。
でもこの読み方を意識するという事が中々難しく、読み終える事が目的になってしまいがちなのです。
特に分厚い本だと尚更。
Posted by ブクログ
再読。
本によって読み方を変える。
読書で頭を良くすることができる。
ただし、読書法が間違っていると、頭は良くならない。
速読→通読レベル1→通読レベル2→熟読→重読
を目的に応じて使い分ける。
Posted by ブクログ
読書にも様々な形態がある。目的によって違う。速読→通読→熟読。知識レベルの高い人の論理的な本を読んで頭を鍛えよう、というもの。10年以上前の本なので、紹介されている本はやや古いが、過去から読みつがれている本もあり、参考にしようと思う。
(重要なレッスン)
・凡庸な本を読む時間があったら良い本を繰り返し読む。
・どうせ読むのだったら、できるだけ良い本、人がきちんと評価している良い本を丁寧に読む。
Posted by ブクログ
読書法とオススメの本の紹介。
読書法の方は、なんというか、普通だった。おそらくそれなりに本を読む人であれば、本にあわせて読み方を変えるというのは、自然とやっているのではないかと思う。ただ、それをここまで整理してわかりやすく文章化しているのは、流石。
オススメ本の紹介は、是非参考にしたい。
読書法から逸れるが、本書で一番印象に残ったのは、「絶対性ではなく規範性が社会科学の使命」という言葉。同じ社会科学を修める者として、まったくその通り本質を突いていると思った。
Posted by ブクログ
「知識(つまり意味)を得るような読み方をしても、意識は高まりません」p192
知っただけで終わらずに、考えて、行動せよということかな。
むしろ、知ったそばからあれこれアイデアが溢れてきてやってみたくなる用な、ワクワクしながら読めているときが良い読書なのだろう。
Posted by ブクログ
読書は「どれだけ速く多くを読んだか」よりも「どれだけ深く多くを得るか」が重要。読む本と読み方次第で頭はどんどんよくなる。「知識レベルを高める読み方」を解説した一冊。
読書は、目的に応じてざっくり3つの読み分けを推奨する。『①欲しい情報だけを短時間で拾い上げることを目的とした「速読」』。『②自分の知識・論理思考能力を飛躍的に高めることを目的とした「熟読」(頭を良くする読み方、筆者おすすめの読み方)』。『③生き方などに関する座右の書として何度も読み込み自分の思考の軸を作るための「重読」』の3つ。
巻末には著者のお勧めする本リストもあり、参考にしたい。
●自分の知識・論理思考能力を飛躍的に高める「熟読」のポイント。
・WHAT(現象を知り)→WHY(背景や理由を理解し)→HOW(自分の仕事等に実際に活用する)の流れを意識しながら読むこと
・学びたい分野の第一人者の本を読むこと。論理がしっかりと練り込まれていることが多い。論理展開を意識しながら、じっくり読み込むことで自分の論理思考レベルも引き上げることが出来る。
・関連情報を参照しながら読む。書いている内容で疑問に思う事があれば、その事項に関する本や情報(ネット)などを引用することで、より思考を深めることが出来る。
・イマジネーションを働かせ情報を関連付けながら読む。自分なりの仮説を持ちながら、仮説が正しいかどうかを確認しながら読む。
・読み返した時に何を想ったか・考えたかをわかるようにして読む。ポイントだと思う所に線や色を付け、欄外にコメントを残しておく。
●速読のポイント
・速読はあらかじめ自分が知りたいことが分かっている人が、それを手に入れる為の手段。読むことではない。何のためにその情報が必用かの目的を決め、取りたい情報と捨ている上方を素早く判断する。そのためには、そのことに関して一定の知識ベースが必用。
・「目次(本の概略の理解)」「見出し」「本文中の太字(著書の強調点)」「各章各項の冒頭と終わり(たいていここに集約されている)」「はじめに・あとがき(全体の概略。著書の基本的な考え方やスタンスが書かれていることが多い)」をチェックする。
・読むべき部分に当たりをつけ、そこだけをざーっと読む。
Posted by ブクログ
目的によって本の読み方を変えるというのは日々思っていたところであるし、何となく自分の本の読み方と重なるところがあったので、今の本の読み方は間違えではなかったんだなと思えて安心した。ただ、現状読んだ本の内容を忘れてしまったり、自分の中にうまく残せていなかったりということも多いので、過去読んで気になった本は、本書の中にある「熟読」で再度読み直してみようと思う。
Posted by ブクログ
速読は情報を短時間で得るための方法。頭がよくなる方法ではない。ある程度知識のベースが必要。
通読レベル1、2
熟読
重読
と分けているのが特徴。
熟読はあまりしない方法だけど、
これからの自分には必要だと感じた視点。
本にあわせて、自分のレベルにあわせて
使い分けて行くことが大切。
2017.12.25
各レベルでのおすすめ本を分野別に紹介しながら、それぞれの読み方を紹介。
速読・・・目次、冒頭、お尻、太字部分など。自分の欲しい情報を手早く手に入れるための方法。知りたいことがわかっていないと。
通読レベル1・・・ざっと通して読み、楽しんだり、一定の知識を得る。ロジックが軽めの本はこちら。
通読レベル2・・・論理的に考えながら線を引いたり、メモしたりしながら。一定の知識が必要。
熟読・・・ネットや辞書などを調べながら、きっちり理解して読む。
重読・・・意味を得るためだけでなく、意識を高めるためによむ。