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Posted by ブクログ
2013年あたりの経済を元に書かれているので、現代の参考にはならないと思うが、個人的には、良い書籍だと思いました。
これから投資について勉強する人には用語だったり、新聞から読み取る企業分析の方法などの基本的な事をわかりやすく書いてある。初心者にはとてもとっつきやすい本だと思います。
お金の事で深く考えた事が無かったので、将来の事も考え、ちょっと勉強してみようかと思いました。
Posted by ブクログ
攻守におよぶお金の話のようでいて、実際は株式投資の話の分量がだいぶ多い。
経済指標の読み方は、株に投資するなら知っておきたい。株以外への投資でも有用。
Posted by ブクログ
内容が濃い。
〈人生のキャッシュフロー表を作成する〉
年単位、いつどんな収入や支出の増加が確定していること、未確定なことを含めざっくり作成することで、不明確なことがどうしたら明確になるかの道筋が見えやすくなると思った。
【日経新聞チェックポイント】
日曜:市場アウトルック、世界の株価
月曜:今週の予定、景気指標
火曜〜:World Makets
【株購入の際の見極めポイント】
PER:低いほど安い株。20倍以上で、割高。
PBR:1倍で等価。越えていると加熱、切っていると人気離れの可能性を検討。
米国雇用統計は、失業率と非農業部門(純減数)を確認
将来性のある企業とは、
1、理念・イズムがしっかりしている
2、サービス、商品に優位性がある
3、経営者が変わっても結果を出す
4、財務的に安定
5、海外展開
6、ビジネスの内容が理解可能
7、不正や問題を起こさない
BSはで見るのは、自己資本比率(純資産÷資産)→15%以上、流動比率(流動資産÷流動負債)→100%以上、手元流動性
とにかく、株は安いときに買う。今は安いときなのか、今後上がりそうなのかを見極める目を持つことが重要。
Posted by ブクログ
経営コンサルタントである小宮氏によるお金をなくさない(できたら増やす)為のノウハウ本。
小宮氏の本は複数冊読んできたが、同氏の本に必ず書かれているのが経済の読み方。 特に日経新聞に載っている経済指標の定点観測や掲載記事から経済分析力を磨き、これからの経済の動きを推測する力を身につけること。 本書も例に漏れず日経新聞の読み方に関する丁寧な説明が書かれている。
本書のタイトルでもある「守るお金」と「攻めるお金」という2つのカテゴリーに分け、「守るお金=生活に必要なお金、将来絶対必要なお金」はローリスクの元本が保証された安全な運用、「攻めるお金=ゆとり資金で当分使う予定のないお金」はリスクを取った投資を薦めている。
守るお金の運用対象としては、銀行預金<国内債券<海外債券。(リスク順) 銀行預金については利率の高いネットバンキングなどでの預金運用。 将来年金暮らしを想定し自宅の購入などを紹介。(退職前に住宅ローンの完了していれば年金から住宅費を拠出する必要が無いため。)
攻めるお金は、株式投資等で運用。知識、設備などの観点からプロトレーダーには絶対勝てないことを認識した上で、長期保有を前提とした株式投資を推奨。 経済の動向、企業の状況を把握した上で、株価が安価な時に購入し高値になった時に売り切ることを目指す。
ここまでが全体の1/3程度で、ここからが経済の読み方(日経新聞の読み方)、企業の財務諸表の読み方にページが割かれている。
本の構成としては、冒頭部分だけが異なっているだけで、残りは小宮氏の十八番で埋められているという点においては、巷の啓発本作家がやっているような使い回し本という印象は拭えないが、本書のテーマ(将来の生活のためにお金を運用する)に賛同する読者にとっては、お金の運用方法に関する良きアドバイスがあり、また経済の読み方までも丁寧に解説しているので、有用な本であると思う。
Posted by ブクログ
小宮さんの著書は何冊か読んでいますが、この本も楽しく読むことができました。これから、お金のことを考えたい、資産形成をしていきたいという友人に自信を持って薦められる本です。
「『株式欄を見たくない』ときに、株を買う」、「訳のわからない商品は売買しない」、「オプションの売りはやらない」、などは納得できる言葉だし、彼が実際にブラジルに行ったときの印象でブラジル国債を買っているところは好感が持てます。
私の場合は、きちんと定年までに住宅ローンを返さねば・・・。