あらすじ
「長期間にわたって尊敬される人」を著者は<人物>と呼びます。
本当の生き方を知り、人物力を身につけることによって、ビジネスの成功もあると。
特に、経営者をめざす人は、
人とは何か? 正しい生き方とは?
自分はどういう人物になりたいのか? ならないといけないのか?
そうしたことを、ビジネス戦略、お金儲けの戦略より大切に考えることが、結局は成功の近道なのです。
そして、それは、行動を変えることによって身につきます。
意識を変えることは難しくても、日常の行動を変えることによって、意識は自然に変わっていく。1か月から半年でそれは可能です。
経営コンサルタントとして多くの経営者、経営幹部と接してきた著者ならではの実践の書です。
人を見るなら、ここを見ろ!
・履き物を揃えているか?
・電信柱が高いのも自分のせいだと思えるか?
・自動改札で、ICカードをたたきつけるようにして、通り抜けていないか?
・細かいことに気づいて、心配りができているか?
・相手によって態度を変えていないか?
・着るものや持ち物で格好つけていないか?
・偉そうに座っていないか?
・目下の人の話もメモをとりながら聞いているか?
・自分だけ美味しいものを食べていないか?
・借りたものを返しているか?
・名前を出さずに寄付しているか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
10年以上、気になった時に読み返してる。
自分が「当たり前」だと思ってたことが、この本に書いてあったのを思い出して「あっ、この本で読んだから当たり前だと思うようになってたのか」と、この本の考え方が少しでも浸透してることに気づき嬉しく思うこと。自分はまだまだ小物だな〜と思うこともしょっちゅうですが笑
Posted by ブクログ
人物になることを目指す
→人物とは、寛容で、細かいところにまで気配りができて、信念がある人
自分に今足りないのは気配りと信念
気配り→常に相手の気持ちを考える、どんな状況でも他者の気持ちを思いやる
信念→理想となる人物を設定する、古典などを読み偉人たちの考え方を知る
信念に基づいて人と関わる。
自分の中の一本串を曲げず、人によって態度を変えない。
Posted by ブクログ
人物力について記載されている本。
確かにこれができれば、すごいなと思いつつなかなか難しいと思いました。
ただとても読みやすくスラスラ読めました。
Posted by ブクログ
行動を見れば人物がわかる
行動を変えれば人物はかわる
行動を変えるためには継続する必要があります
究極は他人事も自分の責任と思い私利私欲を捨て人のために生きることができるか。
理想ではありますがなかなか難しいですσ^_^;
人付き合いは良くしています。
この本にあるように喋ってて違和感や圧力を感じないように心の壁は低くするようにしています。
人物力を上げるということは仕事ができると同時に人格を磨くことかなと思います。
Posted by ブクログ
久しぶりに、他人に薦めたいと思える本に出会った。
自分の行動は他人にどう見られているのか
自分を変えるにはどういった行動を意識すべきか
というとこを知ることができる。
自分の小さな無意識な行動が、他人にマイナスのイメージを与えてしまわないよう、また良いイメージを与える行動が無意識にできるよう実践してきたい。
(以下、要点)
「人に嫌われる方法、知っていますか?いちばんは自慢話をすることですよ」 - 130ページ
一を知って十を話すか、十を知って一を話すか? - 87ページ
会社や上司の批判や噂をしていないか? (中略) 批判だけをしているのは「評論家」です。 - 84ページ
自分なりの価値観を持ち、それがぶれないこと - 81ページ
立場や相手が変わると、コロコロ言うことを変えていないか? - 80ページ
威圧感を感じさせていないか? - 68ページ
履き物を揃えているか? - 62ページ
電車に飛び乗ったら、入り口周辺で立ち止まらないで、奥に進むか? - 58ページ
エスカレーターで、足を後ろに大きくはみ出して立っていないか? - 58ページ
自動改札で、ICカードをたたきつけるようにして、通り抜けていないか? - 58ページ
偉そうにしている人は、ほんとうはたいした人ではありません。自分の実力がないのを見透かされるのが嫌だから、劣等感の裏返しで虚勢を張っているのです。 - 38ページ
Posted by ブクログ
「人として立派な人、周りをひきつける人」とはどんな人だろう?
そういったことを考えた際、目安となる基準が示されていて面白い。全部実践するのは難しいとはいえ、実践するための方向性は見えてくる。
ただし、この本は、読むと人物力の無い人も見えてしまう諸刃の剣である。
Posted by ブクログ
ビジネスマンのための「人物力」養成講座
著:小宮 一慶 2011/12/29
行動を見れば、人はわかる。
逆に言えば、行動を変えれば、人は変わる。
ビジネスでは、実績がいちばんである。けれども、それだけでは人はついてこない。ビジネスにおいてひとりでできることは限れており、ある程度のキャリアを積めば、だれでも、なんらかのリーダーシップをとる必要に迫られる。そして、そのとき、実績・経験とともに、人間としてどうなのか?と、「人間力」が問われる。
本書の構成は以下の4章から成る。
①人物力とは何か?
②人物をどうやって見分けるか?
③心理学から見た「人間力」
④人間力養成8つのステップ
自分自身人間力に問題ないとは思えない。まだまだ至らない点も多く、振り返れば恥ずかしいふるまいをしていたと反省する点も多い。しかし、人間力が何で何が不足しているのかということを至らない自分を認め俯瞰することで近づくことはできる。
立場や時代や環境によって求められる人間力は変わるのかもしれない。ある程度対峙する人を意識してその人間力も変えていく必要があるものの深く広くもっていないとそれはただの付け焼刃となり一貫性がなく薄っぺらいものになってしまう。
一朝一夕で身につくものではなく、常に追いかけ続けることでその距離を広げることなく走っていきたい。
Posted by ブクログ
決して重い文体ではないのですが、読んでいて背筋が伸びる内容でした。「人物力」=「長期間に渡って尊敬される人」になりたいかというと意見は分かれるかもしれませんが、周りにポジティブな影響を与え続けたいと思えば、最後はこの力なのかなと思います。
Posted by ブクログ
小宮氏による人物力について整理された良著。
<メモ>
■成功が長く続く人に共通するのが人物力
資源の最適配分には人物力が必要
また人物力がないと、公私混同してしまう
■人物の条件
正しい信念をもっている
細かいことに気づき、心配りできる
前向きに考え行動する
妥協しない
人の話をきく
見えを張らないがけちではない
軽くはないがきさく
衆知を集めて決断する
おごらない
うまく行けば窓の外、失敗すれば鏡をみよ
他人のことも責任をとる
■人物を、みわける方法
人に声をかけられるか
威圧感を感じさせていないか
人物は常に自然体
■チェック項目
地位や業務で言うことが変わる人
自分なりの価値観がずれないか
批判ばかりしていないか 夢を語れるのがリーダー
人の話を遮っていないか
ものごとをあるがままに受け入れられているか
十を知って一を話しているか
雑事でも意図を先読みして行動する
■知っておくべき心理コンセプト
マイナスストロークを溜め込んで職場や家にいかない。好きな本を読むなど、気分転換していく
快適ゾーンを広げる。普段から多くのことを経験すること
心理バリアを低くする。自分の心理バリアが高い時間を知り、対策する。自分の気分がよい状況を作り出せるか
先入観をもたない。
エニアグラム
■大事なこと
理想像をもつこと
小さな行動を大事にすること
■素直の訓練法 朝晩素直でいれますようにと祈ること。省みること
Posted by ブクログ
現代人はとかく忙しい。だから自己チューになったり、自分の思った通りに事が進まないと、イラっとする。(←私だけか…)もう少し他人への配慮や影響を考えると、世の中ぐっと住みやすくなるよと著書。猛省。
13/03/16-29
Posted by ブクログ
大物になれる人、そうでない人の心構えから行動まで教えてくれる一冊。著者が今までに会った人、読んだ本から引用しながら大物とは、小物とはどんな人かがわかりやすく納得できる。
人間として大きくなるためにビジネスマンでなくてもお勧め。
Posted by ブクログ
正しく生きること。
簡単に言うが、これがまた難しい。
できる範囲でやるしかない。
子供に、赤信号を横断している姿を見せてはならない、という
言葉は確かにその通りと思う。
古典・名著を早いうちに読ませてやりたい。
現在、子供の手が届くところにある本棚には漫画が陳列してある。
この本を読んで、さっそく漫画を片づけて、それらしき本を
並べることにした。
人に譲る訓練。
「人物」と付き合う
付き合うべきでない人とは距離を置く。
信念を曲げない。
極めて、まっとうな本だと思う。
Posted by ブクログ
本物の人物は、人がだれであろうが、フランクです。
会社をつぶす社長というのは『明るく、元気で、大ざっぱで、見栄っ張り』です。
軽くはないが偉そうでない。
決断力がある。
前向きな行動をする。
↑必要な3点
Posted by ブクログ
行動を変えれば意識が変わる
人物たるもの、、
細かいことに気づき気配りができる
前向きに考え行動する
妥協しない
受け入れる
見栄を張らないがケチではない
軽くはないが偉そうでもない
決断力がある
動じない
奢らない
怖いけど優しい
他人のことでも自分の責任だと思える
自分のことをすべて捨て去り、他人のために生きることができる
だそうです。
多くの人と付き合い、人物たる人とこそ付き合いを継続させるべし、とも。
良いと思うけど、なんか薄っぺらな講演を聴いているようでもあり、、
Posted by ブクログ
人物力のある人とはなんぞや。
前向き、明るい、温かい、行動する、妥協しない、動じないなどなど
とにかく、正しい生き方を勉強しなければならないと。
常に勉強する姿勢と小さな行動を大切にしていこうと思う。
Posted by ブクログ
人は理想を持つことによって少しでもそれに近づくことができます。
1.〈人物〉とは何かを知る。正しい生き方を知るために『論語』や『老子』や聖書など、昔から読み継がれてきた本を読む。
2.小さな行動を大切にする。掃除、歩くこと、体力をつけること。
3.人に譲る訓練をする。自慢したくなるときに我慢すること。経済的余裕を少し持つ。
4.言ったことは守る。約束したことは
小さなことでも必ずメモする習慣をつける。知人のセレモニーや誕生日などをメモしておいて、花を贈ることを大切にする。
5.〈人物〉とつきあう。自身の人物力を高めておく。つきあうべきでない人とは距離を置く。(つきあいつつも、親しくしないことをする)特定の人に最初からあまりのめり込まないように。理想とすることと依存することは別のこと。
6.人を楽しませる。こちらから愛する。小額でも匿名で寄付をする。普段からの行動が大切。
7.素直になる。とらわれない、こだわらない、偏らない。
8.正しい志をもつ。志とは、人生の目的。信念をまげない。品格を身につける。品格とは下品でないこと。
Posted by ブクログ
小宮氏の養成講座シリーズ。
ちょいちょい読むと戒め的に良い一冊。
今回は「人物力」について。
この類になると、ほぼ必ず出てくる日本の偉人。パナソニック松下幸之助氏、京セラ稲盛和夫氏、ソニー盛田昭夫氏...
共通する点は、素直で驕らない。
読めば納得だが、確かに「人物」と称される方って、皆気さくで楽しいですね。
本当、酒場で出会う初見の親父さん位に。後で伺って驚く程に高圧的でないし、常にアンテナ高く腰低くってのかな。
ただ、時代的、年齢的という要素もあるのかな?現在の40代、50代なんかの比較的若い方は...でも、やはり皆、一目を表される方って、揺るがないものは持ってるけど、気さくだし、好奇心旺盛で、小さな気遣いや一言が出来る方ですね。
当たり前のことを当たり前に出来るってのは、字面以上に難儀ですね。
一つ一つ丁寧に行動に移していこうと襟を正します。
Posted by ブクログ
人から尊敬される〈人物力〉とは何かを考え方、行動の両面から説いている。思い返してみると、たしかに尊敬できる人には〈人物力〉のようなものがある気がする。ただし、自分もそうなろうとした時、いちいち損得や打算的な意図を持って〈人物力〉のある人の行動を真似していてはいけないと強く感じた。自分の根元、そこを自然と素直に正しく保てる人物を目指すべきだ。
Posted by ブクログ
経済評論家として有名な小宮一慶が文字通り「人物力」を身につけるための要素を記述した一冊。
内容はどれも頷けるものばかりだが、特筆すべきこともなく。
Posted by ブクログ
一般的に当たり前、と思われていることが大切なことであり、物事の本質であるのだと感じた。
そう思うと、実際にどれだけ当たり前の事ができていないのかが見えてくる。
この本で「人物」と定義されているのは、本当に当たり前の事ができる人のことをいうのだ。
自分の考え、つまり信念を持つこと。
素直に聞くこと。
そんな当たり前が実にむずかしい。
Posted by ブクログ
読んで良かった。主張には新鮮さを感じなかったけど、思いやる気持ちを
大切にしましょう、素直になりましょう、というような観点は、とても得心する。
Posted by ブクログ
人生の目的は?存在意義は?志は?正しい信念は?
根本的なことを考えさえられた一冊になった。人生の目的、信念はこれからも探し続けなければならない。
Posted by ブクログ
小宮一慶氏のディスカバー携書のシリーズは
ずっと読んでいるのだが、毎回なるほど!確かに!
と思わされる。
アタマではわかっていること、知ってはいること、
聞いたことはあること、などを改めて読んで
確認することの大事さを教えられる。
しかし気をつけねばならないのは、
読んだだけで満足してしまうこと。
そこで終わりにしてしまうのではなく、
いかに自分のなかに落とし込んで、実践していくのか。
それが本当に大事なこと。
描かれていたような「人物」に少しでも近づくために。
常にココロに留め、自戒して、日々行動できるように
しなければ、本を読んだ意味すらなくなってしまう。
Posted by ブクログ
私の自己実現目標は、人間力アップ。
そして、テーマは、誠実、熱意、発想。
ちょっとかすったくらいの感じだが、
「駅の改札でICOCAを強くぶつけている自分に気づく。」
Posted by ブクログ
こうゆう本を読んで思うのは、ホントに「人物」たらんとするなら読んだり聞いたりしたことを断固たる決意のもと実践することだなと。書いてあることは当たり前のことだからね。
Posted by ブクログ
・人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくがごとし。いそぐべからず。不自由を常と思へば不足なし。こころに欲(のぞみ)おこらば困窮したる時をおもひだすべし。堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思へ。勝つ事ばかり知りて、負くる事を知らざれば害その身にいたる。おのれを責めて人を責むるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり。―徳川家康 御遺訓
・なすところを視、その由るところを観る。その安んじるところを察す。―論語
Posted by ブクログ
人物力というものは本を読んで、努力することで身につくのだろうか。
小さな行動に気を配ることは確かに、大事でしょう。
ただそれよりも自己を強制することで、自己を実現できるかと思いました。
確かに本書の内容は間違ってないし、自分自身が勝手に行っていることも多々あります。
何よりも大事なのは、自分を理解し、その上でそういった行動の一つ一つの効果と影響を考え、努力して行くことだと思いました。
時々振り返って、自分の行動を戒める必要をがあり、特に無意識に行っていることほど注意が必要でしょう。
あの松下幸之助ですら、毎朝今日も素直に生きられるよう願い、毎晩今日も素直に生きられていたか反省していたと、、
少しずつあるべき自分に近づけるよう、日々目標を定めてしっかりと振り返って生きます。