あらすじ
経営コンサルタント・小宮一慶氏による、「偉大な会社」の作り方!どんな不況下でも、お客さまから支持を受け、売れ続ける会社はあります。50年、100年と繁栄を続ける「偉大な会社」と、業績は悪くないけれど「そこそこ止まりの会社」。その違いがどこにあるのかをひも解いていくのが本書です。ポイントは「会社は何のために存在しているのか?」、それを突き詰めるところにこそ、会社の発展のカギもあるのです。苦しい時、迷った時、これ以上はできないと限界を感じた時……。そんな時にこそ読んでいただきたい、全ビジネスパーソン必読の「自分の仕事に対する見方の変わる本」です。
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Posted by ブクログ
トリガーワード:ビジョン、お客様志向、意識、理念の浸透、変化、適正利益、徹底と継続
経営の定義とは『企業の方向づけ』『資源の最適配分』『人を動かす』であるとし、偉大な企業は『お客様志向で物事を判断し続けている』と説く本書。多数の企業の例を挙げながら、偉大な企業がどういう理念でどういう判断をしているかが書かれており、とてと興味深かった。
徹底して『お客様志向』について書かれており、つい自己中心的=内部志向に陥りがちな考え方を改めるよいきっかけとなった。
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長年お客様から支持を得ている会社を紹介しながら、なぜその会社がお客様から支持されているのかを説明し、働くことはどういうことなのか、筆者の視点で働くことについて説明している。この本を読むことで、改めて働くということについて考え直すことが出来ました。
特に働くことの目的と目標の違いについての説明は、働くことに慣れてきてしまっている僕には、ハッとさせられるものがありました。
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繁栄する会社それぞれに置いて、CSの捉え方はそれぞれ。ホスピタリティからCSを重視する会社も、収益(長期的な集客効果や再利用意向醸成)から考える会社もどちらも正しい。いずれにせよ、顧客、社員、株主のどれかひとつでも欠けたCSは自己満足。そうしない為に、自社がどこを向いているか、それに対して自分は何ができるか考えるきっかけなった一冊。
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良書であることはまちがいないものの、「社長の教科書」「社長力養成講座」と中身はそんなに変わらない。
考え方の根本が学べるので、多くの人、特に管理職の人には必読だと思う。
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企業のあり方について書いている。企業理念やビジョンの大切さを特に強調している。「お金を追うな、仕事を追え」という言葉に共感した。
①お客さんとの関係:潜在客→顧客→得意客→支持者→代弁者→パートナー
②経営の定義:
1 企業の方向づけ
2 資源の最適配分
3 人を動かす
③他社との違いを打ち出すポイント:
1 品質
2 価格
3 サービス
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繁栄し続ける会社はお客様指向。
CSよりもESの方が大事と思ってたけど、この本を読んでCSの方が重要なんだと納得した。普段の業務に落とし込みたい考え方が一杯あった。
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コンサルタントの著者が見てきた、繁栄している会社の共通事項を紹介。
どれも言われてみると当たり前のことだけど、普段は全く気にしてなかったし、自分自身全然至らないことだらけで気づくことが多かったです。
経営者の人が読めば、そのまますぐに実践で活かせるし、そうじゃない人が読んでも、働く意義とか会社についていろいろ考えるきっかけになる本だと思います。
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まさに小宮経営学の集大成。
小宮さんの経営に関するエッセンスが詰まっています。
①風土、文化が土台を作る
→ビジョナリーカンパニーを例にビジョンついて説いています。
②社員が働きやすい会社
→品質と働きやすさとの関係性。今までの小宮本では書かれていなかった視点です。
③数字にこだわる
→ここはどちらかと言うと、会計の話です。
④偉大な会社を作る商品・サービス
→お客様志向とマーケティングについてです。
①、②については身近な例も多くイメージしやすかったのだが、③④はちょっと、解説本みたいになってしまっているのが少し残念。
でも、自分の会社が繁栄し続ける要素があるかかどうかだけではなく、経営者でない、一般社員でも自分の部署に置き換えてみると、あるべき姿を確認できるよい本です。
Posted by ブクログ
・何をすれば、お客様のためになるか?何をしなければ、お客様のためになるか?
・徹底と継続。これをできるかどうか、この差がとても大きいのです
・お客様に喜んでいただくことで、働く自分たちも、精神的にも経済的にも幸せになれるということに気づけば、まずはお客様の満足度を高めるにはどうすればよいかを考えるはずです
Posted by ブクログ
会社のヴィジョン(理念)に重点が置かれていますが、例として挙げられている会社の説明も表面的であったり、その会社の一部分だけに焦点が当たっているような…
書いてあることはもっともなのですが、軽い読み物という印象が拭えません。
Posted by ブクログ
徹底して継続する。金儲けのために仕事をするのが目的ではなく、良い仕事をするのが目的。
これらのことを考えながら仕事に取り組む経営やマネジメント層が多ければ、もっと幸せな人も多いかもしれないと思った。