又吉直樹のレビュー一覧

  • 本でした

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    本作は「その本は」に続く続編で、相変わらずユーモアと温かさが詰まった本でした。
    私は、ハードカバーは殆ど購入しませんが、このシリーズは、ハードカバーであるからこそ意味があるように感じます。
    本は通常、ページを開けて文字を読むことで世界観に没入するもの多いですが、このシリーズは、本の表紙、ページの硬さ、デザイン、重さ、カバーの手触りや質感等そういう全てが、作品の世界観を作っているように感じました。
    作者お二方の、THE、天才感!たっぷり感じられました。誰も傷つける事ない温かなユーモア。
    こんな村やこんな世界があったらなあ。想像が湧き起こる作品です。
    一瞬で読んでしまったなあ。

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    2026年01月29日
  • 本でした

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    いやー期待を裏切らない!又吉さんとヨシタケさんのアイデアとユーモアと感動が溢れる1冊。

    前半はサクサクと軽い感じで読み進めていったけど、後半になるに連れてだんだんと深い内容や作り込まれている感じがあって読み応えが増して言った。
    これも結末につながる仕掛けなんだろうな〜と読み終えて伏線回収されたような気がした!
    どの復元依頼の回答も面白かったけど、やっぱり最後の[整理番号27] 主人公が「本が好き」の復元内容がグッときた。

    新年早々から頭の中を空っぽにして読んでよかった。
    想像力が膨らむし、やっぱり私も本が好きだーとさらに感じることができた。

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    2026年01月10日
  • 本でした

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    ネタバレ

    読むとほっとする
    読むと少し笑うことができる
    読むと少し想像力が豊かになる
    読むと心が温かくなる
    読むと明日からの活力が湧いてくる
    読むと少し勇気が出る
    読むと今まで感じてきた思いが書いてある
    読むとその思いに肯定できるようになる

    そんな本。

    p. 194
    「今、想がお母さんのためにできることを考えるのは大切だけど、お母さんの人生はお母さんのもの。だから、お母さんの判断を尊重すること。そして、想も自分の気持ちに正直になって、やりたいことを言うべきだ。どちらも無理して自分を犠牲にする必要はないんだよ」

    わたしは、自分の母親のことを可哀想だからなんかしてあげなきゃ。
    可哀想な所から、助け出さ

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    2026年01月05日
  • その本は

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    コラボ作品なので、イラストと文とがいいバランスで読み進めることができるいい本。

    特に第七夜が好き。中2のムスコに勧めてあげたら、うぁああと言って言葉を失ってました。

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    2025年12月27日
  • 蕎麦湯が来ない

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    自由律俳句というものに初めて触れました。

    ふふっとなる感じで面白いです。
    私は全シリーズ読みたいと思います。

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    2025年12月07日
  • その本は

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    私1人のために書かれた本にいつか出会えるかもしれない。だから本を沢山読もうと思いました。その本は私のための本を探し続けます。

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    2025年12月03日
  • 月と散文

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    又吉さんの言葉が好き
    関西弁がスラスラ入ってくるのもすごい
    ただの日常をただの特別にしているのもすごい

    何回でも読む

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    2025年12月02日
  • その本は

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    とても面白かった。
    形式にとらわれない、物語のオムニバス。
    特に好きなのは第7夜の「その本は、誰も死なない。」。
    読み進めると少年時代を思い出すこそばゆい気持ちと惹かれ合う二人のやり取りにジンとくる優しい話に感じるのだけれど、最初に提示されている「誰も死なない」に引っ張られて少し不安をはらんで物語が進む。
    それぞれの物語に出てくるキャラクター、例えば第7夜なら子供ならではというか、又吉ならではなのか、ヨシタケシンスケさんならではなのか、「本」との向き合い方がなるほど〜わかる、と思えるんだけれどどこか独特で、クスクス、ゲラゲラ、ハラハラ、ジーン、いろんな感情に振り回される。王様が二人から物語を聞

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    2025年11月29日
  • 月と散文

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    又吉さんの本を以前から気になっていたが初めて読んだ。
    又吉さんの感性豊かな綴りに牧歌的な心地よさを感じた。
    個人的に一緒にお酒を呑み、話を聞いてみたいと思った。
    何もないいつも通りの日常に又吉さんのような感受性があれば結果的に思い出深い人生と呼べるかも知れない。

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    2025年11月15日
  • 月と散文

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    髙島野十郎展の企画で、又吉さんのトークイベントに当選したので行ってきました。髙島野十郎の月の作品に魅せられて又吉さんから県立美術館に問い合わせがあり、その後親善大使になられた経緯があるそうです。こちらの本の紹介があり、お取り寄せ。表紙の松本大洋装画の子どもの絵にも惹かれる。

    見出しだけでも又吉さんの哀愁がたっぷり漂い、自意識過剰さに愛おしさを感じる。月の灯りで街角の隅っこがほんのり照らされているような読後感。学生時代や下積み時代、現在の交友関係、家族とのユーモアあふれるエピソードが満載。特にお父様の存在は近づいても離れても大きな存在のようで胸が熱くなりました。私も父に連絡しよう。
    独りで過

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    2025年11月13日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    よすぎ!!!!!!!!!!
    チ。から広がってしらない界隈の人の話がきけるのまじ心に栄養。朝井リョウの小説泣くて

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    2025年09月13日
  • 劇場(新潮文庫)

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    大抵の人は永田を嫌うだろうし、実際作中でも永田は嫌われている。ただ、なぜ嫌うのかと言うと、大人が捨ててきた子供っぽさを、永田は大事に抱き抱えつつ、大人でも子供でもない空間に浮かんでいるからなんじゃなかろうか。

    徹底的に自他をいじめ抜くからこそ、そのクリティカルさは生まれている。のにも関わらず、そいつは毎日自分の元に帰ってくる。何も言わなくなるのに、そばにいる。その愛嬌がどうしようもなく魅力的にうつるのかもしれない。



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    2025年09月09日
  • 月と散文

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    日常の、超どうでもいいことが
    超刺さったり、
    超面白かったり、
    超共感できたり

    やっぱり又吉直樹さんは天才だ

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    2025年08月16日
  • 人間

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    主人公、いまのわたしと同い年の設定なのか、と積読から引っ張り出した。

    読んでてだるい部分もひっくるめて、語りの力が物語を凌駕した。中高生のときのわたしに読んでみてと勧めたい。そのころ登場人物たちや又吉と同じく「人間失格」をお守りにしたように、「人間」をもお守りにしたかもしれない。言いたいことが思うように伝わらず腹が立つことがあっては夜な夜なページを開いて、影島の言葉を自分のものにしていったかもしれない。生きづらさを抱える人が、生きることに真正面から向き合って書いた小説が、おもしろくないわけないのだ。わたしは永山にも影島にもシンパシーを感じながら読んだ。

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    2025年08月06日
  • 月と散文

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    又吉直樹さんのエッセイ。
    何度も読み返したくなるお話が盛りだくさんだった。
    声に出して笑えたり、繊細さに共感したり、そういう考え方もあるのかと感嘆したり。
    いろんな感情が湧いてくる。

    相手の何気ない言葉一つにいろいろ考えを巡らせ、傷ついたり脱線したり、どんどん自分の世界に入り込んでいく。
    その脳内世界が緻密に言語化されている。
    解像度の高すぎる分析。
    世の中にはこんなに物事を感じ取るアンテナが鋭い方がいるのだと思うと、なぜだか救われた気持ちになる。

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    2025年07月11日
  • 月と散文

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    又吉さんみたいな文章を書きたい、もう読みながらいや、わかるわ〜と共感したり、啜り笑いがでたり、なんなんだこの文章、、引き込まれる。1日で読み終わりました。
    へへへ、恋人のお家で読み終わったんだけど6時間くらい読み続けていて正直異様な空間だったなと今では思う。でも私の啜り笑いを見てなんかつられて笑ってて又吉さんのおかげで作られた幸せ空間だったなと思う。ありがとう又吉さん。
    又吉さんとお友達になりたいんですけど、どうしたらいいですかね。
    なんか変態って褒め言葉だよなと改めて感じた。変わってることはまぁ、よくいう個性であって。それに悩む時もあるけど愛せたら多分楽しくなるし、強くなれるのかなあ。全然ま

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    2025年06月24日
  • その本は

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    本と思わず、みんなに読んでほしい まず絵が良い。ヨシタケシンスケさん、ほんと大好き。お話もおもしろく、よく分からないものもとにかく楽しい。古い宝箱を開く感じで、時々開いてる。

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    2025年12月02日
  • 劇場(新潮文庫)

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    もともとyonigeというバンドが好きで、
    その中でも沙希という曲が1番好きで。

    この本から影響を受けて書いた曲だと知ったにも関わらず読んだことがなかったので、
    今更ながら読んでみた。

    終盤、気が付いたら涙が止まらなくなっていた。
    最後の描写は実際の場面を見たかのように強く映像として残っていて、2人のこの時間に終わりが来ることを認めたくなくて、しばらく最後のページをずっと眺めていた。

    永田のプライド、コンプレックス、それが人との関わりにおいて邪魔をしてしまうシーンは、
    ここまでの表出さえしなくとも自分自身の中にもある感情、あった感情な気がして、読み進めるのを躊躇いそうになる瞬間もあった。

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    2025年05月17日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    ネタバレ

    自分の人生で往復書簡形式の本はこれで2冊目。対談よりもこういう文通のほうが好きかもしれない。矢継ぎ早に言葉が飛び交うのより、時間をかけて相手に言葉を渡すのが心地よいからか。

    実は又吉直樹も武田砂鉄もちゃんと文章を読むのはこれが初めてだった。だからこそ、又吉直樹のあの無気力そうでミステリアスな風貌からどんな思考が出てくるのか、ネット上で名前をよく見た武田砂鉄はどんな事を話すのか、とても楽しみだった。
    読んでみると、だいぶ安っぽい感想になるけど、自分に刺さった言葉がたくさんあった。15頁の「人は言動を瞬間的に変えながら〜」に触れた時、この本を買ってよかったとすら思った。私も「2週間前の自分は別の

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    2025年03月24日
  • 月と散文

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    ネタバレ

    魂の解放の話。

    好きな芸人さんではあるけど、メディアに出ている時は色んな方面に気を使いながら喋っている事が多い感じがするのが、この本では恥を忍んで少し魂を解放している雰囲気が良かった。

    最後の「魂を解放してもいいですか?」でスナックでママに応援されながら、一人カラオケを歌う話が良かった。



    p. 93 しかし、文学者が排他的な思想を持っていたことには、少なからず動揺した。それは、文学に幻想を抱いていたからだ。かつては憧れに似た感覚で書店の本棚を見上げていたが、その棚に排他主義者が隠れているのかと思うと吐きそうになる。そんな鈍い感性の書き手は一部に過ぎないのだろうけれど、書店が恐ろしくな

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    2025年03月09日