又吉直樹のレビュー一覧

  • 生きとるわ

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    むっちゃ面白い。情景や心の機微が細かく書かれ、人間の醜さや美徳、裏切り、まさに人生の極致を見せられている。
    自分と主人公を重ね、もう終わってくれ。そう感じさせられ、読み進めるのが辛くなる時もあるが、軽快な大阪弁のツッコミや極端な思想が、思考のオンオフが切り替わるみたいに繰り返され、山あり谷ありのジェットコースター感がある。嘘やごまかしがどんどん悪い方向に進む中、他人への自分に対する都合のいい期待が、冷静になるとそりゃそうなると現実はそう甘くないと思わされる瞬間があり痛快でもある。
    金の貸し借りで崩壊する人間関係。横井という人物のクズっぷり、怒りが収まらないポジションは最後まで一貫しているが、

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    2026年03月09日
  • 生きとるわ

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    横井も最悪だけど、私のなかでは岡田もクズ。
    所々にある関西弁のツッコミ面白かった。
    初めて又吉さんの本を読んだけど素直な感想は「又吉、天才!」だった笑
    イライラする話だったけど、最後のオチはこの本の題名に繋がるのかとスッキリ。
    この本読んで感じたことは「酒と借金は絶対ダメ!」健康考えて禁酒1ヶ月の私は自分を褒めてあげたい。

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    2026年03月07日
  • 本でした

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    本の始めの1文や、最後の文、インパクトのある文はなぜだかずっと覚えているもの。記録しておかないとなんの本だったっけ?確かあんな表紙だったかも…と忘れてしまう。そんな思い出せない本を思い出させてくれるって素敵。どんな本でも1度触れたことがあれば私たちの身体の中に入っているもの。想くんのお父さんとのお話が好き。物語の途中で、自分で想像させ、登場人物たちを好きなところに行かせたり、買わせたりする。自分が物語の主導権を握っているようで楽しいかもしれないし、想像することで現実が少し明るくなると思うのだ。2人は物語を探していたのではなく、作っていた。作り話だとしても、本の世界は現実逃避できるようで現実を突

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    2026年03月05日
  • 火花

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    芥川賞作品で初めて声出して笑った。これまでに読んできた受賞作は人間の悲哀や負の感情といったネガティブな部分を直接的に描いているものが多かったけど、この作品はそういうものを(お笑い的な意味で)面白さに変換しているなと思う場面がいくつかあり読みやすかった。
    信条だけじゃ飯が食えないのもリアルだしそんなことは端からみんな分かっているというのもリアル。

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    2026年03月03日
  • 本でした

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    村人のお題に答える二人の謎の男。もちろんあの二人です。タイトルの意味は最後まで読むとわかりました。装丁も洒落ていて小口がヤケている古書風の演出も憎い。イラストの色合いか素敵です。NO 27『本が好き』の小川くんは、子供の頃の私の考えを代弁してくれていて、感動しました。

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    2026年02月24日
  • 本でした

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    小学校の時、先生に本ばかり読んでないでみんなと遊びなさいと言われた事があった。本好きの先生がそばにいて欲しかった。

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    2026年02月23日
  • 本でした

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    これはたくさん本が詰まった本でした。
    素敵です!違う書き出し、登場人物、最後の一文、それぞれが素晴らしい物語になりました。こんなに想像力発揮していいのか?ぐらいの読書体験。可愛いと思ったストーリーがホラーに、童話だと思った物語実は現実を反映した風刺話。又吉先生とヨシタケシンスケ先生、素敵な本とたくさんの「本」をありがとうございます!

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    2026年02月22日
  • 火花

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    神谷さんの漫才師として生きていく感じがダサいけどかっこいい

    赤ちゃんを笑わせる時に人の模倣をしないために『 いないないばぁ』を使わず蠅川柳で笑わせようとする神谷さんと『 いないないばぁ』という自分の手札で全力で笑わせようとする徳永の対比が印象的だった。

    生きている以上世間体を気にすることも大切だが自分の色を失うことも恐ろしいことである。

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    2026年02月22日
  • 火花

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    すごく良かった
    何気ないシーンが何故か頭に残る。
    卓球の服買って卓球に明け暮れる日々とか何故かリアルで良い。

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    2026年02月20日
  • その本は

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    軽快な物語の中にたまにハッとさせられる様な物語があって、緩急のある楽しみ方が出来てとっても面白かった!

    一つ一つが短いから、疲れた時でも気軽に読める点もポイント高い

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    2026年02月19日
  • 東京百景

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    エッセイベースに、妄想の話を少々、という構成。
    東京という巨大な街で夢を追いながら暮らすちっぽけな若者の、情けないけれどふとした幸せを感じる光景を感じられる。

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    2026年02月17日
  • 火花

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    私の人生を救ってくれた一冊です。
    しんどくて、逃げたくて、やめたくて、夢を追うことが怖くなったとき、この本に何度も救われました。

    「生きている限り、バッドエンドはない。僕たちはまだ途中だ。」

    又吉直樹さんのデビュー作であり、芥川龍之介賞受賞作。
    お笑いとは何かを問いながら、それ以上に“どう生きるか”“自分らしさとは何か”を突きつけてくる作品です。

    不器用でも、報われなくても、それでも続ける姿がこんなにも美しいのかと教えてくれました。
    又吉さんにしか書けない、小説だと思います。

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    2026年02月16日
  • 劇場(新潮文庫)

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    又吉さんの実体験や、それまでの人生経験をベースに書かれた作品なのかな、と思いました。

    主人公の抱える過剰な自意識や嫉妬心は、私自身の心の中の深い部分にも存在している感情です。
    (大人になってから上手く隠せるようになってきたとは思いますが)
    そうした生の、リアルな感情が、包み隠さずしっかりと描かれており、どうにも他人事とは思えませんでした。

    また読み返したい作品です。

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    2026年02月14日
  • 人間

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    小説を読んでいて笑っちゃうことって基本ないのに、又吉さんの文章を読んでいると普通に笑ってしまう。さすが芸人だなと思う。一方で、シリアスな場面はとことん刺しにくる。思想や欲望を恥ずかしいくらい赤裸々に書かれてしまって、それに身に覚えがあるもんだから「もう勘弁してください」となったりする。

    新約聖書の福音書には4人の語り手が採用されていてそれぞれ印象が違う証言になっている、という本編中にあった例え話のとおりで、人の記憶は曖昧であり都合の良いふうに解釈したり都合の悪いことを無かったことにしてる。主人公・永山が語る過去や見えている景色が現実のものかどうかは分からず、そのすべてを信用はできない
    ただ、

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    2026年02月11日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    2人の往復書簡。無目的の思索のやり取り、がなんとも心地よい。こういう話し合いってたまにあるよなぁって思う。

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    2026年02月08日
  • 本でした

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    長編小説の息抜きに読んでたけどピッタリ!
    仕事も立て込んでる時期だったから、そっちに対しても息抜きになるっていう副次効果つき。笑

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    2026年02月06日
  • 火花

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    ネタバレ

    小説に入り込みすぎて、バッドに入った。
    序盤から神谷さんは自殺しそうと思ってたから、死ななくて良かった。 
    後半、神谷さんが富永に対してカッコつけるとこが見てて辛い。
    「神谷さんは理想が高く、己に課してるものが大きかった。」
    これ普通に刺さって胃がぐーってなる。窒息しそうにならないように生きてね。

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    2026年02月05日
  • 本でした

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    「花火」で挫折した又吉さんがヨシタケシンスケさんとコラボと聞いて買わずにはいられなかったよね。

    ふたりが書き出しやタイトルの一文をヒントにストーリーを編み出していくお話。
    お互いのストーリー性や書きぶりの違いが面白くて、200ページちょっとが30分程度で読み切れちゃう。
    とっても魅力的な1冊!

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    2026年02月04日
  • 人間

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    影島道生がナカノタイチに当てたメールがエグい。
    ここまで人に理詰めできるのかと驚いた。しかも揚げ足を取るとか、ただ揶揄するとかではなく、周りを否定せず、ナカノタイチだけを逃さないように取り囲み、言葉で刺す。 これが又吉直樹か、と。自分に言われてるかと感じるところもあり、読むのがしんどい箇所もあった。

    又吉さんのYouTubeも面白くてよく観る。この小説はほんと又吉直樹そのものだろう。エピソードがYouTubeで語られていたのと同じだった。同じなのに文字でもちゃんと笑えた。

    人間。その弱さ。人間が作る社会。その端に追いやられる弱き者。人間は弱い。拙い。
    良い小説に出会えた。

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    2026年02月01日
  • その本は

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    この本は、本を媒介にして伝えたい真意がある。
    その真意が何なのか、考える余白が沢山ある

    この本は、フッと笑える滑稽な軽さと、一度立ち止まって考えないといけないような重さを持っている。

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    2026年02月01日