又吉直樹のレビュー一覧

  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    これはエッセイではないのだけど、エッセイのような目的のない会話(思索)のつらつらを読むのって、豊かだなぁ。ある事象についてあそこまでの奥行きをもって、またそれぞれの人生の時間をもって論ずることのできる作家さんのなんと尊いことよ。よく言語化してくれた、と感動することもあれば、なんだかよくわからない高度なこと語ってんなぁなどと思いつつも理解したふりをしてみたり。私の思想、理解力、感受性なんてそんなものだけれど、完璧(絶対)な理解を自負することほど貧しいことはないですね。

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    2021年05月27日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    ラジオが好きな武田砂鉄さんとYouTubeが面白い又吉さんの本
    好きな人と好きな人は絶対に繋がってるこの世の中に安心する!

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    2021年05月25日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    又吉さんの『劇場』が面白く、又吉さん著書を読み漁っている。又吉さんの言葉は、心の奥底に眠る感情を掻き出してくれる。私は今まで読書する際、理解や共感できる本が面白いと思っていたが、又吉さんは、難解なものに挑むことが楽しいと言っている。例えば、難しい本を読んだとき、「自分が面白さがわからなかっただけじゃないか」。更に読書に対して「手加減されたものより、作家の本気の難解な作品を、楽しく読みたいという欲求もある」。
    挑戦する勇気を考えさせられた。

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    2021年03月28日
  • 火花

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    芥川賞受賞作だったので。

    お笑い芸人、漫才師のお話です。作中に登場するのは又吉さんそのまま当てはめて読みました。日常の様子を小説にした内容ですか、ある登場人物のおかげで、平凡から、非凡で常識外れな世界が見れました。ラストは意外な展開とまだ続きがあると思わせる文で、女性が読むと、男性の友人関係のサッパリさに、やや物足りなさを感じます。

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    2021年02月24日
  • 蕎麦湯が来ない

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    せきしろと又吉直樹の自由律俳句とエッセイ集。
    切なさと哀愁が漂う自由律俳句は秀逸だった。シリーズ3部目てあるがどんどん面白くなっていく。
    2人の日常を切り取る独特の感性は読者に癒しを与えるだろう。
    ページ数の割には一句に1ページを割いている為すぐに読めてしまう。差し写真もなかなか風情があり良かった。

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    2020年12月21日
  • 蕎麦湯が来ない

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    このシリーズ、ほんと好き。
    面白いだけじゃない、切なさとか儚さとか懐かしさとか、たくさんある。
    俳句から広がる想像に耽るのがいい。あまり忙しくないときに読みたい本だ。

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    2020年12月06日
  • 蕎麦湯が来ない

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    あまりのワードセンスに「天才か?」と度々思ってしまう。素晴らしい...好き...

    書店に2作目のジープの方が無かったので先にこちらを読んだが、とにかく、心にぎゅっ!と来る、刺さる。
    あるあるネタはもちろん、又吉さんせきしろさんの独特な視点が面白くて、素敵だなぁと思う。

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    2020年09月19日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    クスッとしたり、ひりひりしたり、ほっこりしたり。もやもやと漂っている感情を、諦めずに言葉にすることへの努力を惜しまない、誠実で才能あふれる2人だと思う。
    その一方で、だらだらと気を遣わず、居酒屋でずっと世間話をしているのを、聞かせてもらっているような感覚もあり、ありがたい。

    「劇場」に性描写がないのは不自然だと思った、何故ですか?との砂鉄さんからの問いへの回答のあたりはスリリングだった。わたしもまったく同じ感想を持っていたから。その回答、もう一度読みたいけど、又吉さんに怒られたみたいで、なんだか怖くて読めない、笑。
    全ページを通して、すべてをちゃんと受け止めたい、理解したいという気持ちで丁寧

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    2020年08月10日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    二人の思索のやりとり。
    どこにも行き着かない思考の心地良さもあるのだな。行き着かない誠実さもあるのだなと思った。

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    2020年07月23日
  • 蕎麦湯が来ない

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    鬼才と奇才。どっちがどっち(笑)

    自由律俳句とともに、散文(エッセイ)、写真が絶妙なバランスのお得本。

    又吉氏の少し歪んだところもいいけれど、せきしろ氏の少年のようなピュアなもの言いに惹かれる・・・

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    2020年07月07日
  • 火花

    購入済み

    宿命

    想像していたよりもずっと繊細で,苦しくて,衝撃的。
    自伝ではないものの,又吉さんの人間性がにじみ出ていた。
    命を削って心を削って人を笑わせる,人に笑われる仕事。
    生まれてから死ぬまで,まわりの人を笑顔にし続ける宿命。

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    2020年07月04日
  • 蕎麦湯が来ない

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    前作より又吉氏の自由律俳句をタイトルにしたエッセーの深みが増してて、対するのがせきしろ氏では荷が重くなってる印象を受けた。
    双方、自意識の拗らせというのが出発点なのだろうが、それくらい、又吉氏の作品が遠くに来てて印象的。

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    2020年07月03日
  • 蕎麦湯が来ない

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    ネタバレ

    ますます又吉が好きになる。
    道を歩いていても頭ん中でいろんなこと考えているんだ。
    もしここでこんなことが起きたらとか、あんなことあったよなとか。
    私なんてボーっ生きてるな、チコちゃんに叱られちゃうね。
    せきしろ氏も又吉直樹に負けないくらいナイーブというか、繊細な人なんだなとわかる。
    これ読むと自由律俳句、作ってみたくなる。
    あとモノクロの写真もいい。
    なんてことない街の、あるいは公園の、自転車置場の写真なんだけど光と陰が(陰影)が胸がきゅんとなる。

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    2020年06月07日
  • 蕎麦湯が来ない

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    ちょっとズレたこと書くけど又吉くんが好き。サッカーできて、頭良くて、ファッションにも明るくて、おもしろいって、最強じゃないですか。

    AIR-G(FM)の番組で紹介されてて、
    聴きながらニヤついちゃうおもしろさがあった、せきしろさんとの共著です。

    タイトルからして、切なさ炸裂。
    センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集。ところどころに入る、散文も読みごたえありました。



    ○賞味期限切れの一味ならある

    ○靴を入れてた箱と暮らす

    ○一人足りないが出発することに決まった

    ○ホチキスでとめられるかの賭け

    ○翻訳したみたいな謝罪文だ

    ○本を忘れて浴槽で迷う

    ○そうだふりか

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    2020年05月28日
  • 蕎麦湯が来ない

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    自由律俳句おもしろい。奥が深い。
    字数には制限がないけど研ぎ澄まされた文字数で背景がどんどん広がる。
    「カキフライが無いなら来なかった」「まさかジープで来るとは」も読みたい。

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    2020年05月12日
  • 火花

    購入済み

    人間描写が鮮明で実生活と重なる

    実際に会話として噛み合っていない掛け合いすら笑いとなる芸人の世界感を感じることが出来、自由な発想を持って生きて良いのだと改めて思わせられる作品でした。誰もが実生活で経験する人間描写が鮮明でイメージしやすく想像を搔き立てられました。

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    2019年12月26日
  • 火花

    ネタバレ 購入済み

    1日で読みました

    仕事の休憩中に少し読んで(お姉ちゃんのピアノの話まで)、面白かったのでその日の夜には全部読んでしまいました。

    神谷は良い人物であるし決してイキっていてイカレている訳ではないんだけど…、、というのがしっかり表現出来るオチで、素直に凄いと思いましたw

    あと家を出ていくシーンは、それぞれのキャラクターが「自分ではない誰かの為に」振る舞っていて、いいシーンです。それぞれ怒り出してもいい筈なのに。

    純文学がどうこうはわかりませんが、面白かったですよ。
    人の惨めさや情けなさを上手に表現しつつも胸糞感があっさりしてて(個人的には「夜と霧」以来…)、又吉直樹、良い書き手だと思いました。

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    2017年10月02日
  • 火花

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    芸人の話なので漫才のシーンばかりなのかと思いきや、意外に少なく、主人公が師匠と尊敬する先輩との交流をメインに、若手芸人のリアルな苦悩が描かれています。
    漫才についてとか、お笑いとはとか、服装とか、誹謗中傷についてとか、所々で考えさせられることが多くて、興味深く読めました。
    神谷さんが好きだという主人公のお姉ちゃんのピアノのエピソードはとても良くて、この本の一番のお気に入りポイントです。

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    2026年05月22日
  • 生きとるわ

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    きっついわー
    最後の1ページの希望にむけてあと全部しんきくさい
    横井はけっこうどこにでもいて、あほな友達につかず離れず図太く生きてる
    でも
    「生きてるほうが勝ちじゃない?
    ひとに迷惑かけようがなんだろうが」
    あとでじわじわそんな思いが。
    人さまに迷惑かけんことって
    そんな大事け?

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    2026年05月23日
  • 生きとるわ

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    ネタバレ

    又吉直樹さんの本は初。文章に少し驚く。芸人だからと侮っていたのかもしれない。
    "気圧で重くなったドアを開けると、圧縮された空気と音楽が顔にあたり、流れるように散った。"とか、最初のページからすごい。詩的な表現というものだろうか。こういう文章が自分は大好きだと知った。メモをいちいち取っていられないほど普通にあちこちに出てくる。
    全く違和感のない大阪弁の文章、まあ当然だが。読みやすい(大阪弁はね)。例えば定ちゃんの、会話のくだらない面白さ、大阪の空気のようだ。

    真ん中くらいまで読んで思う。ずっと横井の事を考えていて、ずっと同じ様なことを繰り返して、借金の話が解決するわけでもな

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    2026年05月17日