又吉直樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
俳句とはあまり馴染みがなく、山頭火と尾崎放哉についての知識はほぼゼロで読みましたが、又吉さんのおかげでいい出会いができました。
以下自分用メモ
又吉直樹 17.18歳のときのノートについて...
『みんなの日常は喜怒哀楽みたいな感情の動きでリズムができているけど、俺はもう、ため息と舌打ちだけで生活のリズムができている』みたいなメモがあって、めちゃくちゃ暗くて驚きました(笑)
コントでネタにしたらウケたので暗いノートに書き殴られた言葉たちの居場所があった
頭で考えたものより感情の発露として出てきた言葉の方が強度をもつ
→尾崎放哉への確信
絶望の果ての大笑い 的なことby太宰治
種田山頭火
山口防府出身 既婚(のち離婚)
母の自殺〜父の放蕩、弟の自殺、酒造業の失敗など不幸が重なる
一度東京にでるが、精神衰弱で帰郷、熊本にもいったりきたり
尾崎放哉
一高、東大のエリートだが戦時中の失恋等で崩落していく
病に臥せながら俳句を詠みまくる
痩せ細る自分と煩い蚊を対比している句など客観的なものが多い
こんな生き方をした人間は何かを見つめすぎて悟るのか
面白かった -
Posted by ブクログ
『火花』で太宰治の影響あるすごいの書いてくれたな〜って感動して、奄美縁のある人ということで親近感を感じて、『劇場』で、う~んこの人の作風合わないな〜って感じて、その流れのままこちらを読み始めたので、最初はやっぱり合わないと思っていたが、読み進めば、なるほどこの人の感性や観念とかは奄美由来のものか。と納得してきた。そう思うとなんだか嬉しく思う。
いつかは奄美を題材にしたものを書いて欲しいと思っていたので、こんなに早く書いてもらっていたとは。
最後の章はとってつけた感は否めないけど、奄美里帰り撮影のあとに書き足したのかな〜?なんて想像した。 -
購入済み
芥川賞受賞作だったので。
お笑い芸人、漫才師のお話です。作中に登場するのは又吉さんそのまま当てはめて読みました。日常の様子を小説にした内容ですか、ある登場人物のおかげで、平凡から、非凡で常識外れな世界が見れました。ラストは意外な展開とまだ続きがあると思わせる文で、女性が読むと、男性の友人関係のサッパリさに、やや物足りなさを感じます。
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Posted by ブクログ
クスッとしたり、ひりひりしたり、ほっこりしたり。もやもやと漂っている感情を、諦めずに言葉にすることへの努力を惜しまない、誠実で才能あふれる2人だと思う。
その一方で、だらだらと気を遣わず、居酒屋でずっと世間話をしているのを、聞かせてもらっているような感覚もあり、ありがたい。
「劇場」に性描写がないのは不自然だと思った、何故ですか?との砂鉄さんからの問いへの回答のあたりはスリリングだった。わたしもまったく同じ感想を持っていたから。その回答、もう一度読みたいけど、又吉さんに怒られたみたいで、なんだか怖くて読めない、笑。
全ページを通して、すべてをちゃんと受け止めたい、理解したいという気持ちで丁寧に読めた。読み終わるのが寂しかった。第二弾はないのかしら。 -
購入済み
宿命
想像していたよりもずっと繊細で,苦しくて,衝撃的。
自伝ではないものの,又吉さんの人間性がにじみ出ていた。
命を削って心を削って人を笑わせる,人に笑われる仕事。
生まれてから死ぬまで,まわりの人を笑顔にし続ける宿命。