又吉直樹のレビュー一覧

  • 人間

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    掴みどころのないまま読み終わってしまった。永山の虚言癖なのか、現実と夢が混濁しているのかわからないけどおばあちゃんが頭洗ってると思ったらいつの間にかカスミになってたり、めぐみと再開したと思ったらかすみになってたり。結局永山は何に悩んでたんだ、

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    2024年11月21日
  • 劇場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最初の主人公が歩くシーンはダラダラと難しい言葉も並んで純文学ぽくしんどかったが、最後彼女を必死に引き留めようと長々と必死に今後やりたいこととか語って説得しようとする主人公が人間らしくて良かった

    又吉さんは劇も造詣があるのだな

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    2024年10月26日
  • 孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)

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    種田山頭火名句五十五選 金子兜太
     分け入っても分け入っても青い山
     うしろ姿のしぐれてゆくか
     けふもいちにち風をあるいてきた
     鴉鳴いてわたしも一人
     枯草しいて月をまうえに

    尾崎放哉名句五十五選 又吉直樹
     つくづく淋しい我が影よ動かして見る
     こんなよい月を一人で見て寝る
     一本のからかさを貸してしまった
     花火があがる空の方が町だよ
     咳をしても一人

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    2024年10月08日
  • 月と散文

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    又吉さんの頭の中が覗ける感じ。
    お父さんの話が良かった。息子のサッカーの試合を見に行ってもすぐ飽きて友達と相撲をとってたり、息子が自分よりウケてると嫉妬したり、いわゆるいい父親像とは違うんだけどなんか自由で良かった。
    そういえば自分の親も随分と自由な感じでゆるゆるな子育てだったけど、両親のことは好きだし愛情不足を感じたことってない。こんな感じでも子どもは育つんだよなって思って少し気が楽になった。

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    2024年09月21日
  • 東京百景

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    ふらっと読みたい作品。これ読みながら出てきた場面に行ってみたいな~と思った。又吉の魅力がより分かった。

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    2024年08月18日
  • 東京百景

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    個人的には『大阪八景』でパロってみても面白かったかな、という印象
    舞台は東京であったが、内容自体は割と学生時代等の大阪で形成された人格や経験が基になっているものも多く、強いインパクトを受けているように表現されているのはどれも大阪の背景ありきのように思えた
    百景、はさすがに大変だったかな。たるみはあった。ただ、仕方ないですかね

    個人的には品川の話と池尻大橋(だったかな?)が特に良かったです
    あまりに切ない描写に胸が締められる思いで、「この人はこんな儚さも書いてしまえるのか」と驚かされたものでした
    全体的に考えればそれなりに良い作品です

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    2024年08月04日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    期待に反してあまり響かず
    一便が短すぎるためやり取りが深まらず、往復書簡の良さを活かせていないと感じた

    2016-2018に交わされた書簡
    本になるのが時間かかったのも、さもありなん

    もちろんさすがはこの2人で、輝く一文があったりはするのだが。

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    2024年07月01日
  • 月と散文

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    又吉さんが割とリラックスして好きなように書いたように見える本でした。面白いのもあったしなんかやっぱり難しい人だな、しつこいな、本だと面白いけど実際こんな人がこんなこと言ってきたらとても困るな、と思ったりしながら読みました。
    又吉さんの小説はかなり好きだけどエッセイはすきだったりそうでもなかったりでした。
    「しりとり」は面白くてつい二度読んでしまいました。

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    2024年06月11日
  • 人間

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    ************************************************
    二十年前、美術系学生が集う共同住宅ハウスにて
    ある騒動が起こり打ち砕かれた過去を持つ永山は
    一通のメールにて再びその記憶を呼び起こされる。
    何者かになろうとあがいた過去、もがき続ける今、
    それでも生きていく「人間」とは?
    ************************************************

    又吉の本は随分前に火花を読んだきりだったけど、
    こんなにも難解な文章を書くんだったけ?と動揺。
    ずっと自意識を拗らせた持論、討論が続き、
    難しい言葉で難しいことを語るもんだから、

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    2024年05月06日
  • 人間

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    ネタバレ

    芸人が書いた本という先入観みたいなのがあって避けていたが面白い本だった。
    主人公視点では何か行き詰まった時に、過去を振り返りその事を思い出して感傷に浸っている。そして自分自身を傷つけて過去の傷と一体化しようとしているのではないかと思った。しかし耐えきれずに傷から逃げるように他者に癒しや傷のなすりつけをしている。
    別の人の視点でも傷をつけている人やつけられている人の話があるがこれは作者の考えが強い気がする。
    みんな一人一人自傷して、傷ついて他者に何かを求めている。自傷なんかせず他者に何も求めない。これが優しさなのではないかと読み終えて考えた。

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    2024年04月20日
  • 人間

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    「これ、ずっと読んでるの?」「うん、百回は読んだ」「ミチはおなじ本を何度も読むの?」「うん、アホやから一回じゃわからん」(357)

    難しかったけど、一度で理解しようとするほうが傲慢な気がした。時がきたら再読したい。

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    2024年03月30日
  • 人間

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    ネタバレ

    沖縄編をどのようにとらえたらよいのか?

    読みながらいろいろと考えていました。
    それまでは、苦も無く読み進めていたのに沖縄編は正直いって冗長で飽きてきました。

    ただ、最後の「私は人間が拙い」

    ここまできて、作者の思いというかプロットというかわかるような気がしました。

    序盤から中盤のハウス編や影島編は、沖縄編への「フリ」だったのかな?
    そう思うと多少のカタルシスが得られました。

    にしても、沖縄編は冗長に感じられました。


    本文は、突如過去の記憶になったり、現在の記憶に戻ったり。過去の記憶でも戻るレンジが保育園の時期だったり、思春期だったり、小学生だったり、頻繁な記憶のスイッチバックを繰

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    2024年03月19日
  • 月と散文

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    心の中にふと浮かんだ思考の連なりや、止まらなくなった妄想。心の中の自分との会話。淀み揺蕩い、とりとめもなく書き綴る。正に「散文」。

    頭に浮かんだことの殆どが生活に流れされていく中で、それを細かく掬い上げ、尚且つ全てを限りなく言語化しようとする。
    だから文量にも差があるし、だらだらと情報が多くて読みにくいものも多々ある。
    ただ、書き留めようと試行錯誤できることがそもそも稀有な才能。そう思うと世の中のエッセイストはとんでもない人々だなあと。


    関係ないが、これを読んで筆者のルーツが沖縄にあると知った。へー。

    関係ないが、自分と同じ感覚で会話のキャッチボールできる友人っていいよね。

    関係ない

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    2024年02月24日
  • 人間

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    良く分からないけど面白かった。
    どこがどう良かったのか、バーで影島と語り合うシーンは好きだったけれど、具体的に何を話していてどう思ったかとか良く覚えていない。抽象的な話をそれっぽく連ねているだけだったような気がする。

    そういう一見無駄な時間が永山や影島にとっては大切で、作者にとっても大切なことなのかもなぁ、と思う。
    その無駄な時間を積み重ねていくのが人間だよね、ってことかな。

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    2024年01月30日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    二人の頭の中を少し覗けたようで面白かった。同じような出来事でも、こういう捉え方をするんだと新鮮に感じたり、確かにそうだなとハッとさせられたりする文章が多くて良かった。特に又吉さんの感性は優しく時に独特で、本を読んで面白くないと感じてもそれは自分が面白さをわからなかっただけじゃないかと思うと言っていたのが印象的だった。

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    2024年01月24日
  • 人間

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    ジャケ買いしましたが、個人的にはあまり面白いと思えませんでした。しかし、内地から沖縄に帰ってきた人間として、生きるとは何か、人の温かさや家族、親戚に囲まれて生きる事の意味を訴えかけているように感じました。

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    2023年12月27日
  • 人間

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    前半はすごく読んでいて苦しかった。自意識に囚われている主人公と自分に重なる部分があったからかもしれない。きっと主人公は著者自身で、影島道生は著者の胸のうちをさらけ出せる登場人物だったのだと思った。
    人間というと簡単だけど、ひとりひとりをクローズアップするとそこにあるのはその人自身で、人間として共通のものはないのかもしれない。自分の拙さに苛まれ自意識が過剰になることもあるが、これからはそんなところも自分という人間らしさなんだと受け入れられるようになる気がした。

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    2023年12月06日
  • 人間

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     人間が拙い人たちのお話。正直少し分かり難かった。何者かたらんとする若者の自意識と、不器用ながらも自意識と折り合いを付けつつ生活をやり過ごす嘗ての若者たち。

     お笑い芸人・又吉直樹の手に為る作品として読むことを前提としていると思う。そうでなければ多分よく分からない。一部の登場人物は又吉の半身とも読める。或る種の自伝的作品とも言えるか。勿論多かれ少なかれ騙りは含まれるのだろうし、彼一流の破綻も忍ばせてあることだろう。

     作者とテキストを切り離して読むことの是非によって評価の分かれる作品かも。

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    2023年11月25日
  • 人間

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    「火花」「劇場」は読んだことがあったけどこれが1番読みにくくて読後感も暗く感じました。

    読みにくさは主人公 永山の視点で語られることによる独りよがり感。特に誰に伝えるわけでもない永山の心の動きが訥々と続きます。読みにくいといえば読みにくいのだけど、人間の個人の胸のうちとはこういうものだよなと思いました。

    「人間」というタイトルだけあって凄く人間臭くて本を投げ出したくなるところも所々ありました。作者が自己や生きることと対峙したうえでうまれた作品なのだと言うことをひしひし感じました。

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    2023年11月05日
  • 人間

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    人間として生きるのが下手くそだと自分でも思います。そんなことを考えている人って、案外多いでしょうね。

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    2023年10月19日