又吉直樹のレビュー一覧

  • 火花

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    ネタバレ

    まだ売れない芸人の話。芸人はこんな生活したりこんなこと考えてるんだろうなーって想像できて面白かった。芸人の又吉さんが自分の言葉で書いている感じがとてもよかった。

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    2026年06月02日
  • 本でした

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    ヨシタケシンスケさんと、又吉さんの書き方の違いが表れていた。ヨシタケシンスケさん、暗い話でもポップに書くし、暗く終わらせない。又吉さんは暗い話はその温度感を共に読み取らせてくれて、余韻まで残してくれる。
    前作『その本は』では、又吉さんの話が多かった記憶だったが、今回はヨシタケシンスケさんが少し増えた気がする。正直、これが印象にのこったって話はないが、温度感が心地よかった。

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    2026年05月14日
  • 本でした

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    又吉さんとヨシタケさん二人の短編集。本の記憶の一行からどんな本だったかそれぞれに復元していく本屋。ちょっと変わった本だが、不思議な内容でリフレッシュするには最適な本。ヨシタケさんのイラストもかわいくてよい。

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    2026年05月06日
  • 劇場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    主人公・永田
    「クズ」という言葉で括るのはもったいないくらい、人間臭さの詰まった人物だった。
    彼の中のあまりに強い自意識と自己顕示欲が、いわゆる世間の感覚を持った私たち(読者)とのズレを生んでいる。誰しもに内在する自意識や自己顕示欲を、私たちは必死に抑え込んで生きている。それをしようとしない永田に対して、嫌悪感を抱いて「共感できなかった」と多くの人が言うけれど、実は「共感したくない」だけ。「感情移入できない」のではなくて、永田の目線に「立ちたくない」だけなのだと思った。気づかないうちに同族嫌悪してしまうほど、純粋な人間だった。
    永田に足りなかったのは、狂気さ、もしくは、実績。それがあればもっと

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    2026年05月03日
  • 本でした

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    ネタバレ

    ラスト以外は本当におもしろくて

    簡単に読める話あり

    心があったまる話ありだったのだけれど

    最後が、、

    又吉さんは最後がいつもイマイチのような(私にとって)

    凝すぎなのかな

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    2026年04月28日
  • 劇場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    "未来に恐怖を感じるように、等しい時間の隔たりがある過去にも同じように恐怖を感じるのは自然なことなのではないか。"

    この前に読んだ又吉直樹の別作品、"人間"よりも今作の方が読みやすく、彼の思考センスが好きだった

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    2026年04月26日
  • 人間

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    ネタバレ

    3つの章に分かれている。
    一つ目は美術系の学生が住むハウスでの出来事。永山が自分で考えて本を出すことになるが、悪い噂が流れる。それについてめぐみや飯島、仲野に真実を突きつけられ、さらに田村に追い討ち(動画)をかけられる。
    二つ目は、イラストレーター・コラムニストのナカノと芸人・作家である影島のネチネチしたバトルである。影島の正体が、永山の旧知の友人であることが分かる。永山はカスミと出会う。
    三つ目は、永山の沖縄での出来事である。父がとんでもない人であったことが分かった。
    さらっと読めたが、ナカノと影島のバトルは、頭を使った。

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    2026年04月25日
  • 人間

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    ネタバレ

    ひとつの文章がとても長いのが特徴で、その傾向のある作品はいつもギブアップしてしまう。
    時には考えすぎずさらっと流してなんとか読み切った今作。
    太宰治の吾輩は猫であるは何度かチャレンジしてはギブアップを繰り返してきた、そんな気配を感じた。

    いつも映画や本から古い記憶を引き出される。
    今回思い出したのは永山が保育所の卒園式で将来の夢を言った際に牧師か大工さんになりたいです、と二つ言ったんだというところから、、
    小学生の頃の学校のテストで、国語の物語に対する正解ってひとつなのがまずおかしくて、絶対に複数解あるべきだと思ってた。
    そしてそれを先生に主張して、なんとか丸を貰うことが何度かあると、それを

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    2026年04月10日
  • 劇場(新潮文庫)

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    良い作品を作りたいという強いこだわりが時に周囲の人間を傷つけてしまう。
    そんな残酷さと社会から孤立した芸術家の苦悩が感じられる作品。

    売れない劇作家の男とその男の才能に惚れ込んだ女優志望の女の物語。

    この男はいわゆる“クズ男”で、劇団員を誹謗中傷し他人の作品を見下しながら、自身の劇は売れず常に金欠状態。
    そんな彼をすべて包み込むように肯定し続ける彼女の存在が、あまりにも報われず読んでいて辛くなる。

    火花にも同じような人間が登場したが、又吉自身がもしかしたらこの男のような生活をしていたのかもしれない。

    演劇の夢を追いかけるという真面目なテーマの中でも、くすりと笑わせるような文章が散りばめ

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    2026年04月07日
  • 蕎麦湯が来ない

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    ふたりによる自由律俳句の3冊目。
    短いエッセイも多く収録されている。
    タイトルがそのまま自由律俳句で、そこからはじまるエッセイは、
    以前読んだせきしろさんの『書き出し小説』にも通じる。
    自由律俳句は単独で完成しているものであり、
    タイトルとして全体を暗示するものにもなり、
    書き出しの1文にもなるんだな。
    今回はとくにおおっ!と惹かれるものはなかったけど気に入ったもの。
    「小人の置物のひとつが怒っている」

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    2026年03月30日
  • 劇場(新潮文庫)

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    著者らしいなと思う作品です。
    玄人向きというか、素人の自分には少し言いたいことが伝わりにくかったかなと感じてしまいました。
    自分はすごいと思っているちょっとイタイ奴って、結構普通にいるなと思いますし、なんかそういう人が集まりやすいのが芸能の世界なのかなと思いました。

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    2026年03月26日
  • 劇場(新潮文庫)

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    165ページからの駅前の描写が一番好きだった、こういう街の風景に溶け込む人になりたい

    面白かったけど、いいのか悪いのかずっと又吉直樹という人物が書いた小説ってのが頭から離れなかった、作家性が強すぎるなと思った

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    2026年03月21日
  • 劇場(新潮文庫)

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    19.11.5
    永田の人間としての器の小ささばかりが表に出ていて読んでいてあまり良い気はしなかった。
    ただ沙希が次第に永田から離れていく場面辺りからは読み応えがあったかなと感じた。

    前半から中盤があまりにも退屈だった故に

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    2026年03月17日
  • 人間

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    19.11.10
    私小説ばりに作者本人の体験談、思想が反映され過ぎていて、内容の秀逸さ云々はあまり個人的には感じ取れなかった。
    また時間を開けて再度読み直したい

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    2026年03月17日
  • 本でした

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    232ページ
    1600円
    2026年3月6日〜3月11日

    様々な条件をもとに、その本の内容を創造したしていくのがおもしろかった。

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    2026年03月12日
  • 月と散文

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    自分のことを「無駄なことを考えすぎ」と思ってるけど、これを読んだら上には上がいるものだ(下には、か)とホッとするやら心配になるやら。さぞや生きづらいだろなぁ。

    コロナ禍の苦悩。私は普通に働いていたし、もともと出掛けないし、ほぼノーダメージ。それもまた悲し。

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    2026年03月12日
  • 月と散文

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    装丁とタイトルがとても好き

    又吉さんの頭の中がのぞけて楽しかったけど、めっちゃ変な人だった(褒めてる)
    妄想?想像?で話し出すところが特に好きで生きてて楽しいだろうなと思った。
    その特性が本人を苦しめる時もあるだろうけど。

    散歩がしたくなるし、今まで読んできた本を再読したくなるし、又吉さんの両親に会いたくなった。

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    2026年03月09日
  • その本は

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    又吉直樹×ヨシタケシンスケ

    ここまで『本』についての物語を一度に摂取できる本は無いと思う。
    本を多角的に捉え本にまつわる話やエピソードがこれでもかというくらい書かれている。(自分の想像力を試されているような感覚にもなる。)

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    2026年03月01日
  • 人間

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    かるい気持ちで又吉作品は読めないことがまず分かりました。それは自分が娯楽読書ばかり読んでいたからこの本が難しいということもあるけれど、気持ちの面でもふわふわっと読み進めるタイプの本ではないかもと思って。
    才能の有無とそれに対する立ち回り、世界の見え方、周りの人間との関係などについて複雑すぎる(こじらせとも言える)考え方をする人たちは、共感されにくい生きづらさがあると感じました。まさにこじらせ代表であるような永山や影島、ナカノタイチといった人物の考えに触れ、自分とは全く違う思考回路を巧みな表現で感じさせてくれる一冊でした。

    好き嫌いは分かれそうだけれど、読んだ体験そのものが強く印象に残ります。

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    2026年02月25日
  • 人間

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    ネタバレ

    あとがきにて又吉さんが生きるために書いたと記した物語。第一章のハウスでの出来事の描写は衝撃的。人間失格を読みたいと思った。

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    2026年02月14日