又吉直樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一瞬輝いては消えて行く、表舞台には出ていかない漫才師を描いている。描写が共感しやすく、読みやすかった。純文学だからか伝えたいことがわかりにくかった。\n徳永という漫才師が主人公で神谷という漫才師に出会うことで物語が始まる。\n徳永は神谷を師のように仰ぎ、神谷は徳永を弟子、後輩のように扱う。後に彼らは笑いについて熱く語ったり、意見を衝突させたりしていく。\nこの二人が散らす火花がタイトルなのか、それとも線香花火のように一瞬燃えては消える表舞台に立たない漫才師達を火花に例えたのか、幾多の漫才師がメラメラと燃やす笑いへの情熱が火で、それの儚さを花と表現したのか、タイトルはこれ以外ないというほど内容を
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Posted by ブクログ
私にとって又吉直樹さんは特別な存在だ。読書を始めるきっかけをくれた人だから。
きっかけは、又吉さんのYouTubeで見た「30代へのメッセージ」の中の、「これまで読書をしてこなかった人へ」という話だった。
「今さら読書を始めても、子どもの頃から読書をしてきた人には追いつけない」と考えるのは少しもったいない。読書は他人と比べるものではなく、本を読む前の自分と比べるもの。一冊読むたびに、その一冊分だけ自分は成長する。その積み重ねが人生を豊かにしていく。
さらに、「読書をしなくても優秀な人はいる。でも、その人が本まで読んでいたら、人類の未知の領域まで到達できたかもしれない」という話にも強く心を -
Posted by ブクログ
ネタバレ又吉さんの本は、日々ぼんやり感じていることを言語化してくれるところが心地いい。
この本は大きく三部に分かれる。
芸術家を志す者たちが暮らすハウスの話、影島の話、そして両親の話。ただ、読後の印象としては影島とナカノタイチのやり取りが作品の中心だったように感じた。
影島の特徴は明らかに又吉さん自身をさしていて、
影島への批評に対する反論は、芥川賞受賞後に向けられた世間の批判やアンチに対して、又吉さんが小説という自分の得意な表現方法で返答しているように読めた(RADWIMPSのPAPARAZZIを思い出した)。ただ、その反論は他人事ではなく、自分自身にも耳が痛い内容だった。
また、バーでの影島 -
Posted by ブクログ
もともと、芸人としての又吉さんを好きだったため評価に偏りがあるかもしれない。
ひたむきさを感じる文章。情緒的な文章がとても好ましかった。お笑いは詳しくないため、神谷さんとのやりとりや漫才が面白いのかは私にはわからなかった。でも、時々くすりと笑ってしまうようなフレーズは確かにあった。
世論とかデリカシーとか、そういうものを取っ払ったお笑いを極めようとする神谷さん。阿保らしいけれど作者が頭が良いせいか、阿保になりきらず哲学的なことを語る様子が少し面白い。
この二人が最後どうなるのか、また漫才をするかもしれない、このまま別れて、神谷さんは消えてしまうかもしれない。余韻のある最後だったと思う。
記念エ