又吉直樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
一瞬輝いては消えて行く、表舞台には出ていかない漫才師を描いている。描写が共感しやすく、読みやすかった。純文学だからか伝えたいことがわかりにくかった。\n徳永という漫才師が主人公で神谷という漫才師に出会うことで物語が始まる。\n徳永は神谷を師のように仰ぎ、神谷は徳永を弟子、後輩のように扱う。後に彼らは笑いについて熱く語ったり、意見を衝突させたりしていく。\nこの二人が散らす火花がタイトルなのか、それとも線香花火のように一瞬燃えては消える表舞台に立たない漫才師達を火花に例えたのか、幾多の漫才師がメラメラと燃やす笑いへの情熱が火で、それの儚さを花と表現したのか、タイトルはこれ以外ないというほど内容を
-
Posted by ブクログ
もともと、芸人としての又吉さんを好きだったため評価に偏りがあるかもしれない。
ひたむきさを感じる文章。情緒的な文章がとても好ましかった。お笑いは詳しくないため、神谷さんとのやりとりや漫才が面白いのかは私にはわからなかった。でも、時々くすりと笑ってしまうようなフレーズは確かにあった。
世論とかデリカシーとか、そういうものを取っ払ったお笑いを極めようとする神谷さん。阿保らしいけれど作者が頭が良いせいか、阿保になりきらず哲学的なことを語る様子が少し面白い。
この二人が最後どうなるのか、また漫才をするかもしれない、このまま別れて、神谷さんは消えてしまうかもしれない。余韻のある最後だったと思う。
記念エ