又吉直樹のレビュー一覧

  • 蕎麦湯が来ない

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    鬼才と奇才。どっちがどっち(笑)

    自由律俳句とともに、散文(エッセイ)、写真が絶妙なバランスのお得本。

    又吉氏の少し歪んだところもいいけれど、せきしろ氏の少年のようなピュアなもの言いに惹かれる・・・

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    2020年07月07日
  • 火花

    購入済み

    宿命

    想像していたよりもずっと繊細で,苦しくて,衝撃的。
    自伝ではないものの,又吉さんの人間性がにじみ出ていた。
    命を削って心を削って人を笑わせる,人に笑われる仕事。
    生まれてから死ぬまで,まわりの人を笑顔にし続ける宿命。

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    2020年07月04日
  • 蕎麦湯が来ない

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    前作より又吉氏の自由律俳句をタイトルにしたエッセーの深みが増してて、対するのがせきしろ氏では荷が重くなってる印象を受けた。
    双方、自意識の拗らせというのが出発点なのだろうが、それくらい、又吉氏の作品が遠くに来てて印象的。

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    2020年07月03日
  • 蕎麦湯が来ない

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    ネタバレ

    ますます又吉が好きになる。
    道を歩いていても頭ん中でいろんなこと考えているんだ。
    もしここでこんなことが起きたらとか、あんなことあったよなとか。
    私なんてボーっ生きてるな、チコちゃんに叱られちゃうね。
    せきしろ氏も又吉直樹に負けないくらいナイーブというか、繊細な人なんだなとわかる。
    これ読むと自由律俳句、作ってみたくなる。
    あとモノクロの写真もいい。
    なんてことない街の、あるいは公園の、自転車置場の写真なんだけど光と陰が(陰影)が胸がきゅんとなる。

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    2020年06月07日
  • 蕎麦湯が来ない

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    ちょっとズレたこと書くけど又吉くんが好き。サッカーできて、頭良くて、ファッションにも明るくて、おもしろいって、最強じゃないですか。

    AIR-G(FM)の番組で紹介されてて、
    聴きながらニヤついちゃうおもしろさがあった、せきしろさんとの共著です。

    タイトルからして、切なさ炸裂。
    センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集。ところどころに入る、散文も読みごたえありました。



    ○賞味期限切れの一味ならある

    ○靴を入れてた箱と暮らす

    ○一人足りないが出発することに決まった

    ○ホチキスでとめられるかの賭け

    ○翻訳したみたいな謝罪文だ

    ○本を忘れて浴槽で迷う

    ○そうだふりか

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    2020年05月28日
  • 蕎麦湯が来ない

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    自由律俳句おもしろい。奥が深い。
    字数には制限がないけど研ぎ澄まされた文字数で背景がどんどん広がる。
    「カキフライが無いなら来なかった」「まさかジープで来るとは」も読みたい。

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    2020年05月12日
  • 火花

    購入済み

    人間描写が鮮明で実生活と重なる

    実際に会話として噛み合っていない掛け合いすら笑いとなる芸人の世界感を感じることが出来、自由な発想を持って生きて良いのだと改めて思わせられる作品でした。誰もが実生活で経験する人間描写が鮮明でイメージしやすく想像を搔き立てられました。

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    2019年12月26日
  • 火花

    ネタバレ 購入済み

    1日で読みました

    仕事の休憩中に少し読んで(お姉ちゃんのピアノの話まで)、面白かったのでその日の夜には全部読んでしまいました。

    神谷は良い人物であるし決してイキっていてイカレている訳ではないんだけど…、、というのがしっかり表現出来るオチで、素直に凄いと思いましたw

    あと家を出ていくシーンは、それぞれのキャラクターが「自分ではない誰かの為に」振る舞っていて、いいシーンです。それぞれ怒り出してもいい筈なのに。

    純文学がどうこうはわかりませんが、面白かったですよ。
    人の惨めさや情けなさを上手に表現しつつも胸糞感があっさりしてて(個人的には「夜と霧」以来…)、又吉直樹、良い書き手だと思いました。

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    2017年10月02日
  • 火花

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    ネタバレ

    ずっと読もうと思ってて、最近でてきた『生きとるわ』で本屋の特集コーナーに見つけたからパッと購入。
    ほかの芥川賞の作品読んだことないから比較できへんのやけど、作中の人物の掛け合いがふつうの小説家よりも、よりリアル?に感じられて本読んでる感覚とは違うっていう他の人の感想も納得がいった

    芸人はほんまに尊敬する職業やけど、普段目にする人達は、数ある芸人のひとたちのなかでほんのひと握りなんやろなあ
    今でこそ、芸人の場ってテレビ、劇場以外にも、SNSとかYouTubeめっちゃあって、色んな分野で活躍してる人たちおるけど、やっぱり好きなのは漫才かなあ
    って思い直した

    強烈な印象をもつ神谷さんでも、一般大

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    2026年04月12日
  • 生きとるわ

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    っぽいようなお話。
    なんでそんなことになってしまうののループから抜け出せない不思議さってあるよね。って感じ。
    こねくり節が多めでした。

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    2026年04月11日
  • 人間

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    ネタバレ

    ひとつの文章がとても長いのが特徴で、その傾向のある作品はいつもギブアップしてしまう。
    時には考えすぎずさらっと流してなんとか読み切った今作。
    太宰治の吾輩は猫であるは何度かチャレンジしてはギブアップを繰り返してきた、そんな気配を感じた。

    いつも映画や本から古い記憶を引き出される。
    今回思い出したのは永山が保育所の卒園式で将来の夢を言った際に牧師か大工さんになりたいです、と二つ言ったんだというところから、、
    小学生の頃の学校のテストで、国語の物語に対する正解ってひとつなのがまずおかしくて、絶対に複数解あるべきだと思ってた。
    そしてそれを先生に主張して、なんとか丸を貰うことが何度かあると、それを

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    2026年04月10日
  • 火花

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    本業の小説家とは少しアプローチの違う文体や掛け合い、たとえが面白かった。活字を読んでいるという感覚はなく、独特のテンポ感にのめり込むようにして読んだ。私は、人としては駄目だけど、人たらしで、独特の美学を持つ神谷さんの人物像が個人的にハマった。

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    2026年04月07日
  • 生きとるわ

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    わりと読みやすい。
    思っていた内容と違ったけど楽しめた。
    小説内のフレーズが時折又吉の声で脳内再生されてしまう。
    又吉節がいたるところにある。

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    2026年04月07日
  • 劇場(新潮文庫)

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    良い作品を作りたいという強いこだわりが時に周囲の人間を傷つけてしまう。
    そんな残酷さと社会から孤立した芸術家の苦悩が感じられる作品。

    売れない劇作家の男とその男の才能に惚れ込んだ女優志望の女の物語。

    この男はいわゆる“クズ男”で、劇団員を誹謗中傷し他人の作品を見下しながら、自身の劇は売れず常に金欠状態。
    そんな彼をすべて包み込むように肯定し続ける彼女の存在が、あまりにも報われず読んでいて辛くなる。

    火花にも同じような人間が登場したが、又吉自身がもしかしたらこの男のような生活をしていたのかもしれない。

    演劇の夢を追いかけるという真面目なテーマの中でも、くすりと笑わせるような文章が散りばめ

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    2026年04月07日
  • 火花

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     2015年上半期芥川賞受賞作。当時ちょっとしたブームになったのをおぼろげながらに覚えている。同著者の小説は『劇場』だけ読んでいたが、これはなぜか読んでいなかった。当時は就職活動に忙しく、文学賞を見ていなかったのだろう。

     今まで読んだ芥川賞受賞作のなかで恐らく最も情緒的なんだけど、この手の人生の青春時代を切り取った小説としてはあまりにもオーソドックスで、「こういう物語だろうな」という想像の枠の中で物語が終始してしまった感はある。 主人公に裏はあるだろうか。それ次第かな。 危険な局面でで安牌切ってベタオリし、次局で難なくリーヅモして無難にプラスになるような人生を送っているので、若い頃に比べて

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    2026年04月05日
  • 生きとるわ

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    人間の弱さを描こうとした小説。ただし、途中で読むのがしんどくなってきた。ある意味イヤミス小説、どMの小説?
    実際、会計士にもなってこのような怠惰な生活を送る人は想像できない。ひと昔前ならともかく、現実感のあるストーリーにしてほしかった。

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    2026年04月02日
  • 火花

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    売れる人と売れてない人の格差や動きはともかく、
    なんか女性がずっと貢いでくれる場面がいかにもロマンって感じで書かれてる。少し不快です。

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    2026年04月02日
  • 火花

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    芸人の業やどうしょうもない不器用さは、本職しか書けないし、本職であっても文才がなければ書ききれない。
    という点では又吉はうってつけの芸人ではあるし、この作品を執筆してる時点で既に芸人として限界を感じていたかもと思わせる切なさがある。

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    2026年03月30日
  • 蕎麦湯が来ない

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    ふたりによる自由律俳句の3冊目。
    短いエッセイも多く収録されている。
    タイトルがそのまま自由律俳句で、そこからはじまるエッセイは、
    以前読んだせきしろさんの『書き出し小説』にも通じる。
    自由律俳句は単独で完成しているものであり、
    タイトルとして全体を暗示するものにもなり、
    書き出しの1文にもなるんだな。
    今回はとくにおおっ!と惹かれるものはなかったけど気に入ったもの。
    「小人の置物のひとつが怒っている」

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    2026年03月30日
  • 劇場(新潮文庫)

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    著者らしいなと思う作品です。
    玄人向きというか、素人の自分には少し言いたいことが伝わりにくかったかなと感じてしまいました。
    自分はすごいと思っているちょっとイタイ奴って、結構普通にいるなと思いますし、なんかそういう人が集まりやすいのが芸能の世界なのかなと思いました。

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    2026年03月26日