又吉直樹のレビュー一覧

  • その本は

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    2026.09.11
    3.3

    【本】というネタだけで
    よくここまで話を膨らませて
    ふざけたエピソードも作れたものだ

    【しおりを食べる本】とか怖すぎだろ

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    2026年09月13日
  • 生きとるわ

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    鬱々とせずに面白く読めるのは流石と思った。嫉妬や、無茶苦茶に叩きのめしたい衝動や、恋人以上に愛おしく感じる瞬間や、確かに友情とはそういう矛盾して歪なものだ。自分勝手に扱いたいし、損得で付き合うし、優越感を感じるための壁打ちにしたい。なのにいざとなると手を差し伸べてしまう。
    ドツボにハマっていく展開に苦しくなるが、最高に愛おしかったな。少し羨ましい。

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    2026年09月11日
  • 生きとるわ

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    高校時代の友人の横井に無心され、その度に何百万も貸している主人公の岡田。

    横井に詐欺られてるのを薄々感じていても何度もお金を貸してしまう岡田は、人が良いのを通り越してダメンズです。

    そのせいで人生を狂わしていく転落ぶりは歯がゆいし、呆れます。

    ふと、この岡田という男の常軌を踏み外してゆく繊細な揺らぎと、横井による振り回されぶりは、太宰治の『人間失格』の大庭葉蔵に似ている、と思い出しました。設定も環境も違うけど、どこかニュアンスが似てる。

    そう言えば又吉さんは大の太宰ファンですよね。なるほど、と思いながら読みました。

    少し消化不良が残りますが、登場人物の会話のやり取りは、ピースの漫才を彷彿とさせ絶妙です笑

    『火花』以降で、一番ページが進んだ作品です。

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    2026年09月09日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    山口一郎さんと魚豊さんの対談が良かった!真摯にものをつくるということの尊さを感じた。単にもっとがんばらなくちゃと思った。

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    2026年09月08日
  • 生きとるわ

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    まあ、良いのだけど…
    こんな人は、嫌だわ…と思いつつ、どうなるのか、一気読み。
    細かい、今、そこ?みたいな描写が、又吉さんらしいのかな。彼がボソボソ語っているような気になった。

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    2026年09月07日
  • 本でした

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    最初はクスッとしたり、サクサクと読める内容の印象。
    最後までこのスタンスで進む本かと思ったが、整理番号27「本が好き」は物語として純粋に面白かった。
    今本を読んでいる自分と重なる部分を感じながら読んだ。
    最後の未復元の内容から自分で話を考えるとしたらどんな話を作るだろうと考えてしまった
    物語を書きたいならこういうネタを出すひらめき、ネタを膨らませる力が大事なんだろうと思った。

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    2026年09月07日
  • 火花

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    又吉さんは言語化能力がすごく高くて、読みながら納得をさせられた。又吉さんはきっと私よりも賢くて、私がまだまだ人間として未熟なために、面白いと思えなかった。私みたいな賢くもなく、未熟な人間は、わかりやすいハッピーエンドが好きなのだと思わせられた。私が成長すれば、この本はもっと面白いと思えるのかもしれない。

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    2026年09月06日
  • 生きとるわ

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     どうしようもないクズ男の友人に金を貸し、まっとうな生活を送っている主人公の人生が暗転していく様が書かれている。一見被害を被っているかのように見える主人公の、内に秘めたクズの部分が滲出し、主人公の堕ちていく人生が必然に満ちていることが読み取れる。

     会計士を職業とし、堅実な生活を周囲に期待される主人公が、クズ友に金を貸すだけではなく、クズ友の彼女に手を出したり、仕事上の顧客から金をだましていく設定は “クズ”に憧れる著者の心根だろうか、また著者が良く口にする太宰治へのオマージュだろうか。

     友人のクズぶりは、著者の周囲にいる芸人さんたちのエピソードが書かれているのだろうか。読みやすい一冊だった。

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    2026年09月04日
  • 火花

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    あまりにも有名だから期待しすぎたのと、ほんとに理由なくミステリだと思ってたので途中で自分の間違いに気がついた事もあって、上手く入り込めなかったのかもしれない。
    でも、神谷のキャラは魅力的で見てられない、いい描写と終わり方。

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    2026年08月27日
  • 火花

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    神谷先輩の生き様もかっこいいんだけどね〜売れてるかどうか、金があるかどうかで生きやすさが変わる世の中なので辛いよな。でも、神谷先輩の言うとおり、売れてない人だってなんだって、ちょっとでも関わりがあったものは意味があったんだと思う。
    スパークスのラスト漫才、反対のことを言うだけだけど、これまでの感謝を爆発させながら伝えててよかった。
    シリコンいれる終わり既視感あったからこの本読むの2回目だったかもな〜

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    2026年08月26日
  • 生きとるわ

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    これでもかというくらい、終始悪い友人に騙され続けて自分の大事なものを失ってしまう主人公。
    自分軸が揺らいでしまうせいなのか。
    決して明るい話ではないのだけど、思考の部分の表現など面白い。さすが又吉さん。

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    2026年08月16日
  • 失恋カルタ

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    失恋にまつわるカルタ。女の子の目線で書かれていて、その目線で書ける又吉すごいなぁ。
    「言ってくれたら直せたよ、それくらいのことなら」
    「ラストチャンスも貰えないんだ」

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    2026年08月15日
  • 生きとるわ

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    高校生時代の話に、のめり込むように読んだ。さすが又吉!ユーモアのセンスが抜群、ほんで考えや言葉が深い、と。
    そして、どうして会計士になれたかは不明だが、社会人になってからの騙され方、落ちて行き方があまりにひどくて、読み進めるのをしんどく感じるほど。
    どうしようもない友人にどうしてそこまで寛容になれるのか…凡人の私には理解できなかった。最後は一瞬爽やかな感じになるが、うーん、なんだかなぁと思った。

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    2026年08月14日
  • 生きとるわ

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    苦しい読書体験だった。
    良く書けている。高校時代の大人への違和感も、社会の秩序を維持するための不条理な現実も、長年の友人関係ゆえの苦悶も。だからこそ、痛い。

    ある種の依存を描いているのかな。その依存から脱出するには、外へ出る=変わる勇気を持たないといけないのかな。所属する組織や人間関係が超ブラックだった時、外からその異常さを指摘できる視点を持っていないとすりつぶされてしまう。自身や関係性を変えていく勇気を持たないと、悲劇が待っている。細やかなユーモラスな会話で人間性がよく書き分けられている。がゆえに、物語の残酷さが際立つ。

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    2026年08月14日
  • 生きとるわ

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    又吉さんの本が好きです。火花は3周しました。

    生きてるわ。友達という関係の究極体。
    やりきれなくておかしいだけにはならずにただ苦しい展開が続く本でした。

    イカれた友達もやっぱりイカれてる。
    どうしょうもない屑たちの話。

    横井みたいに天性の逆ギレ芸を持ち合わせてる人間は実際に存在してて、呼吸するように論点をずらして他者への迷惑を省みずスイスイと人生を泳いでる。是正しようにも本人の罪の意識がないから変わらない。

    ブラマヨ吉田さんのような逆境からの反論が多々あり、その思考展開には感服しました。

    面白かったけど、僕はこの本が苦手です。

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    2026年08月10日
  • 本でした

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    ヨシタケシンスケさんと又吉先生の共著。
    シリーズ2作目。

    勿論、私はヨシタケシンスケさん目当てで読んだのだが、お話は又吉先生の方が良かった。ヨシタケシンスケさんのお話はちょっとゾッとするような不気味なラストのものもあり、黒ヨシタケシンスケが出ていた。

    一冊の本としては、半分絵本のようなものなので、すぐに読み終わる。

    次もあるなら勿論読むが、黒ヨシタケシンスケは控えめにお願いしたい。

    星は3つ。3.4だな。

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    2026年08月09日
  • 失恋カルタ

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    さらっと読めて、楽しめました。
    絵もあって、この絵、好き。

    ぬいぐるみ、投げたことだけ謝って。
    みたいなのが、1番印象にのこっています。
    1番共感しました。
    投げられたことはないけれどね、

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    2026年08月06日
  • 生きとるわ

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    ネタバレ

    どうしょうもない屑の横井に騙され許し期待し続ける、岡田の屈折した感情が読みどころなんだろう。横井を通して世界に賭けていたという言葉は、同級生の中村の悲劇の記憶もあり、胸に迫るものがあったが、そんな岡田にも破滅願望が見え隠れしていたたまれない。これが人間のしょうもなさなのか。
    しかし冒頭から延々と重苦しい展開が続き、キャラの濃い登場人物も「面白い」とまでは思えず、中々辛い読書体験でした。


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    2026年08月02日
  • 劇場(新潮文庫)

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    永田の感情が複雑すぎて、「?」ってなるところも多かったけど、最後は泣きそうになった
    心がえぐられるような話だった

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    2026年07月30日
  • 人間

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    ネタバレ

    又吉さんの本は、日々ぼんやり感じていることを言語化してくれるところが心地いい。

    この本は大きく三部に分かれる。
    芸術家を志す者たちが暮らすハウスの話、影島の話、そして両親の話。ただ、読後の印象としては影島とナカノタイチのやり取りが作品の中心だったように感じた。

    影島の特徴は明らかに又吉さん自身をさしていて、
    影島への批評に対する反論は、芥川賞受賞後に向けられた世間の批判やアンチに対して、又吉さんが小説という自分の得意な表現方法で返答しているように読めた(RADWIMPSのPAPARAZZIを思い出した)。ただ、その反論は他人事ではなく、自分自身にも耳が痛い内容だった。

    また、バーでの影島と永山のやり取りは「実はこの二人は同一人物なのでは?」という考えも浮かんだ。意図的なものかは分からないが、そんな読み方もできる作品だった。

    最後の両親のエピソードでは、
    自分が何者かである必要などないという無自覚な強さを持って生きている両親の姿が描かれているが、
    私もそのような人を羨ましいと思う側なので、とても共感した。。。

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    2026年07月30日