又吉直樹のレビュー一覧

  • 月と散文

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    普段から色々なことにアンテナをはっていたり、少しのことでも自分の中でどんどん掘り下げていったり、そんな日々を又吉さんはすごしていらっしゃるのかなあと思いました。
    日常的な情景の中に笑いを見つける、物語を付け加えてみる、その先を想像してみる、そんな日々を送ってみたいなあと思います。

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    2024年10月16日
  • 月と散文

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    発売してすぐ買ったんだけど、ゆっくりゆっくりご褒美みたいに読んでたらいつの間にか一年以上経ってた
    又吉の感性とか言葉っておもしろくて好き
    こんな風にはなれないけど、私はこの人にずっと憧れて生きていくんだろうな

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    2024年09月02日
  • 東京百景

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    ⚫︎感想
    東京に旅行中、読んでみた。
    笑えるものから、ジーンとくるもの、不思議なもの、不気味なもの、後輩、先輩とのやりとり、好きな作家さんとのやりとりなどまで幅広く、又吉さんの繊細な感性が表れたエッセイ。とても良かった。また読み返したい。


    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)

    振り返れば大切だったと思える、「ドブの底を這うような」青春の日々の記憶

    死にたくなるほど苦しい夜には、これは次に楽しいことがある時までの
    フリなのだと信じるようにしている。のどが渇いてる時の方が、水は美味い。
    忙しい時の方が、休日が嬉しい。苦しい人生の方が、たとえ一瞬だとしても、
    誰よりも重みのある幸福を感受できると信

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    2024年08月16日
  • 人間

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    『劇場』は腹の中を曝け出すような覇気を擁しながらもフィクションとして楽しめる小説であった。
    この『人間』はそうしたエンタメ性を第一章にだけ託し、あとはほとんど又吉直樹の独白と化している。それが笑えるし面白い。
    芸術、文化、人間があるべき方向に進むために必死になって闘い、見たくないけど見たいものをたくさん見て興奮し、絶望し、疲弊する。
    ナカノタイチのコラムに対して(読んでられねえな…)と溜息をついていたら「そこまで読んで一息吐いた。」と続いており、まんまと掌の上で踊らされていたことに笑ってしまった。気持ちを揺さぶるのが本当に上手い。
    どうやって結ぶのかと思っていたら、霊的なものも使ってねじ伏せら

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    2024年06月05日
  • 人間

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    ネタバレ

    タイトルに相応しい、生々しく強烈な内容だった。
    主人公永山は過剰な自意識やトラウマにがんじからめにされながらも、現実と向き合い過去と折り合いをつけていく。


    やはり作者が生み出すキャラクターはとても魅力的だ。
    永山みたいに、人間くさくて不器用で自意識に苛まれてたり、純粋無垢な霞の様な人もいる。
    仲野みたいな浅薄な人もいれば、影山みたいに物事を必要以上に考えすぎる人。
    内面描写も素晴らしくどんどん作品に引き込まれていった。

    妄想癖があると疑われる程主観が強く、事象に対する認識が周りとズレている永山。
    その周りとの認識のズレが永山の魅力でもあり、今作を面白くしている大きな要因なんだろう。


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    2024年04月25日
  • 人間

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    最初のサークルでの恋愛とか、芸人のやつの話とかは、すごく自分と近い界隈の話でどんどん読めてしまったが、最後のお父さんとの話はあまりにも自分が経験したことない感情過ぎて難しかった。この気持ちがわかる日がいつか来るんだろうなと言う感じ。

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    2024年04月09日
  • 人間

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    自分は恋愛小説が好きな訳じゃなくて、物語の途中にある男女関係が好きだと思う。この本はそういう風に書いてないんだろうけど、カスミが最後に出てきてくれてすごい嬉しかった笑
    YouTubeの渦見てからこの本を読むとこの文あの事だっみたいな発見に嬉しくなった。
    お笑い芸人又吉が書いていることを知っている状態だと又吉先生が喋ってるみたいな感覚で読める。
    頻繁に本を読まない俺にとっては没頭しやすくてサイコー。

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    2024年02月07日
  • 孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)

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    職場の人が読んでいた本を教えてもらった。

    とても好き、と思った句がいくつか。

    柘榴が口あけたたはけた恋だ

    何かつかまへた顔で児が藪から出て来た

    労れて戻る夜の角のいつものポストよ

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    2024年02月06日
  • 東京百景

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    お笑いが大好きだった高校時代に購入した一冊。

    地方に住んでいたから、当時東京のことは全くと言って良いほど知らなかった。たまに芸人さんから発せられる東京の地名だけがなんとなく東京の知識として頭にあるだけ。

    そんな中東京百景を読み、又吉直樹というフィルターを通して”東京“を知った。

    受験生になり、東京の大学を受験。なんとか行きたかった大学に受かり、上京することになった。

    初めての環境で一人暮らしがスタートし、サークルに入り、友達ができ、ときどきバイトをし、友達といろんな場所に出かけた。目の前の世界が楽しくて、本をあまり読まなくなった。

    それでも本棚を眺めることは好きで、ある日ふと、「東京

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    2024年02月01日
  • 蕎麦湯が来ない

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    迂回したら満月

    沢山の自由律俳句の中で一番好きだったこの一句。いつもと違う道に訪れる素敵な出会い。二人が見ている風景、歩んで来た人生の一部分を切り取って、少しだけ見せて貰った様な感覚。コミカルに、でも情緒的に。読んでいる間に流れる時間がとても温かかった。

    個人的に綾部さんがNYへ行く決意を、又吉さんに表明するエピソードがとても好きでした。二人の遣り取りが自動的に脳内再生されて、その様子が凄く微笑ましくて。「ええんちゃう」なんとなくなんの関心も無さそうに聞こえるこの一言が、又吉さんのあの声音が乗っかると、それだけで重みが出るような気がした。口数はまるで少ないけど、相方への愛が真っ直ぐに伝わる

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    2023年11月25日
  • 人間

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    又吉直樹というひとのイメージを良い意味で覆される。
    人間の嫌な部分、弱い部分をこんなにも文筆で表せるのかと、文芸の力に驚いた。
    人を裏切ることが相手の精神に与える苦痛を知れた。

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    2023年11月19日
  • 月と散文

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    自分も結構空想する方。
    自分の空想は中途半端だけど、又吉ほどの空想のレベルかつ、文才のレベルはやっぱりすごい笑

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    2024年05月07日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    もう本当に、わたしは又吉さんの文章が好きすぎる。

    砂鉄さんも気になっていたのでこれは読まねば…!と手にとった。
    最後のやりとりで砂鉄さんがこの往復書簡を「違和感を嗜むやりとり」と表現されていたのが、とってもしっくりきた。

    こういう感覚って私にもあるけど、こんなに解像度高く文章にできるって本当にすごいことだな…

    又吉さんのやさしい文面と、砂鉄さんのちょっとチクッとするような文面の対比はありつつ、思考のベクトルが似ているおふたりなので、お互いの思考が混ざり合うようで面白かった。

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    2023年04月08日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    あっという間に読んでしまったが、あっという間に読める本ではない。頭のいい人は、すぐ理解できると思うけど、私にとって何度も何度も読み返したい本。

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    2022年11月03日
  • 人間

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    ネタバレ

    まずは圧倒的な思考の量とその表現力に圧倒された。
    話題としても各章でバラエティに富んでいたが、どれも共感できる部分があり、物語に入り込んでしまった。

    結局言いたかったことは、表現には苦しみと矛盾がつきまとうこと、人間のあたたかさだったのかなと思った。

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    2025年10月21日
  • 蕎麦湯が来ない

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    毎日寝る前にちょっとずつ読んだ、ちょうどよかった
    めっちゃわかるやつも、気にしすぎやろ、って思うのもあって楽しかった
    他のも買お

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    2022年03月13日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    自分らしさを演出しないと保てない自分なら、自分を助けてくれることもないので捨てればいい

    又吉の言葉と、それを引き出す武田砂鉄の質問が心地よい良い本でした。装丁もスキ。

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    2022年01月04日
  • 人間

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    私も創作畑に片足を突っ込んだ経験有なので、
    ハウス生活時代の自意識ダダ洩れな主人公の目も当てられない感じが、なんとも痛い感じ、わかるー。
    屁の音を聞きながらチルってるのもアートだと。いゃぁ、わけわからんすぎるけど、こういう事も斜めの視点でアートだと表現してるもの、ありますよね。
    これ、又吉と重なる要素があちこちにありすぎて、フィクションといえど自伝のように思えてならない。ナカノタイチが影島を批判した記事の件も、又吉が実際にコラムニストの記事で揶揄された件とかぶります。
    クリントイーストウッドのくだり、意味わからんけど、なんか面白かった。なんつー会話。
    あと飯島さんなんで死んだの?
    沖縄編もこれ

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    2021年12月24日
  • 蕎麦湯が来ない

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    せきしろさんと又吉さんの自由律俳句シリーズが好きすぎる。日常に起こり得るシュールないち場面の切り取り方が最高。

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    2021年08月03日
  • 蕎麦湯が来ない

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    せきしろさんと又吉さんの共著。
    自由律俳句の合間に2ページの短い随筆が、そしてどこかで見たことありそうな普遍的な写真が挟まる。

    随筆は日常にある些細ながらも人生のうち3回くらいしか起こらなそうな出来事を拾い上げているのがとてもいい。
    わたしは小さいが「あるな」という事象をきちんと言語化できる人への憧れがある。

    せきしろさんの「町の変わったおじさんを認知しているつもりが自分もおじさんから認知されていた」という話、何気ないんだけど何気なく考え方を変えられそうだ…。
    第三者視点の観察者だと思ってたのにいきなり一対一の関係に持ち込まれる恥ずかしさ、あるよね。

    最後にあとがきの類がないのが良かった

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    2021年05月03日