又吉直樹のレビュー一覧

  • その本は

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    ちょっとクスッとする話だったり、毒のあるユーモア満載のお話だったり、ジーンとするお話だったり。ヨシタケさんと又吉さんの本に対する思い入れも伝わってきて、読んでいて楽しい。今まで出会った本1冊1冊に発見があって、それは確かに自分の中に残っているんだよ、と語りかけてくれているような本。最後がまたブラックユーモア的な…(笑)

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    2025年11月24日
  • 劇場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ダメ男に引っかかった女がダメ男に尽くして結局別れて。さきは次はいい男捕まえて、幸せになるんだろうな〜という感想だけど、心理描写にグッときたので星4です!あのなんとなく過ごしている、何かを見ている、ぽやーっと考えている時の人の心の動きを的確に言語化されてるのすごすぎます…!

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    2025年11月20日
  • その本は

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    ネタバレ

    少し前に「本でした」を読んで面白かったので、先に出版されたこちらも読んでみました。
    やっぱり面白かったです。
    装丁も素敵です。

    全部よかったですが、特に印象に残ったのは以下の箇所。

    第五夜
    ボロボロの本のおはなし。
    最後の一文の締め方が、気持ちがキュッとなって好き。

    第七夜
    交換日記のおはなし。
    質のいい短編小説に会えました。
    序盤とてもほっこりしていたのに途中から雲行きが怪しくなり・・。
    結末は明記されていないけれど、一行目の「その本は、」の説明通りであって欲しい。
    岬くんが安易に絵本作家にならなかったところも好きなポイント。
    お互いの描いた絵の吹き出しに台詞を入れ合うのは、
    「本でし

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    2025年11月16日
  • 劇場(新潮文庫)

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    葛藤と純粋の物語。一人称内向きの心内をよく書き込んでいるので読む側もそこまでか?いやそう考えるよな〜とか心揺らされた。そんな風に思うのは男だけかな?

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    2025年11月16日
  • 火花

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    徳永と神谷が出会い、師弟関係を結ぶところから始まる小説。
    徳永が又吉さんと被り、リアルな芸人の世界を垣間見た気持ちになった。
    思わず笑ってしまう場面も多々あり、どこまでが実話でどこからがフィクションなのかも気になりつつ、楽しく読めた。

    スポンサーが大金を出した花火のような大きな成果は出せずとも、自分の信念に真っ直ぐいきていく神谷先輩の姿はかっこよかった。実際にそれで社会に溶け込んで生活していくには難しいけど、なかなか出来ることではない。

    難しい言葉も出てきたり、深いなぁと感じる文章も沢山あって、流し読みはできないタイプの本。
    再読したら更に好きになりそう。

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    2025年11月14日
  • 東京百景

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    又吉さん3冊目。そろそろさん付けします。

    ちょっとエッセイになるのかな?100個の短編集なのかな?「劇場」や「人間」に出てくる話の原体験らしいエピソードも含まれており、そしてシンプルに話がおもろい。通勤電車の読み物にしていたけど、多分相当やばい顔しながら読んでた

    好きな言葉がたくさんあったけど、無理して一位を選び出します
    『踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損。』
    良いのよ

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    2025年11月10日
  • その本は

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    「その本は……」という魔法の言葉から始まる、二人の天才による至極の空想対談。
    又吉さんの深淵でどこか哀愁漂う語り口と、ヨシトケさんのユーモラスで鋭い人間観察。それぞれの「特徴」がページを捲るごとに鮮やかに切り替わり、次はどんな本が飛び出すのかと、期待で手が止まりませんでした。タイプが全く違うからこそ、それらが一つの作品として並んだ時のコントラストが心地よく、本という存在の自由さを改めて教えてくれる、大好きな一冊になりました。

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    2026年03月22日
  • 人間

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    なんか、考えさせられる又吉の小説だった
    読んでて又吉本人の事?!?と考えてしまった、、太宰治は読んだ事ないのに、太宰っぽいとも感じてしまった、、
    人って、当たり前だけど色んな考えや思いがあるんだなと思う、、最後まで自分というものをもっている事は私はいい事だと思う。ズキズキしたけど暖かい気持ちにもなり本当に読んで良かったと思った。

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    2025年10月28日
  • 人間

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    『劇場』で又吉にくらいすぎて、そのまま本作
    450ページくらいだけど、気持ち700ページくらいだった
    重いのよ
    思考がどんどん深く深くで、気ぃ抜いたら置いてかれる感じだった
    あと作中で相容れない2種類の人間がケンカみたいなんしてるけど、片方はまあ自分の投影だからokとして、逆サイドの人格をあんなに立体的に作れるのすごすぎて意味不明やった

    物語自体も楽しく読ませてもらったけど、やっぱ又吉という存在に興味が止まらない
    俯瞰してる自分を俯瞰してみてる自分をさらに俯瞰してみてる。世界のレイヤーどうなってんねん

    このまま東京百景とか読みたいけど最近又吉一色で影響されてキャラトレースしがちだから一旦離

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    2025年10月21日
  • 劇場(新潮文庫)

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    初又吉本
    元々好きなタイプの喋りをする人だなとyoutubeとか見てて思ってたけど、彼の書く物語もちゃんと好きだった

    一文一文が長いし、描写が緻密すぎて最初50ページくらいはいまいちだったけど、そっから気持ち持ってかれた
    何度か物語としては盛り上がりではない一文に心痛めて泣いた

    永田は普通に現実で会ったら一蹴してしまうゴミ男だけど、永田を産み出した又吉はとても優しいなと思った。

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    2025年10月12日
  • 劇場(新潮文庫)

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    主人公が本当にろくでもない人間のような気がした。又吉の人間も同じようなテーマで自分に才能がないって気づきながらそれを見ようとせず生きてるみたいな?類似性が感じられたけど。
    私はやっぱり又吉の言葉遣いが好きだなと思った。
    普通の人が1行でいうことを3行くらいの複雑な表現をする、感じがもっと知りたい、とかそんな気持ちになる。言葉が豊かだなと思う。
    恋愛って本当にこんな感じなんだろうか?
    もう一度読みたい。

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    2025年09月07日
  • 劇場(新潮文庫)

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    単行本207ページって短め?って思ったけど、そうとは思えないくらい内容が濃い。
    永田がクズ過ぎて、正直感情移入が難しくかなりイライラも、した、けど、
    ラストスパートでこの本の印象が一気に変わった。
    結局のところ、沙希も変だし永田はもっと変という印象。でも、最後の「2人の関係性がこれ以上どうしようもなかった感」がとても切なく、泣きそうになった。

    純文学は多分初めてだった。難しくて、読み返したことも多々あったけど、又吉先生のその表現方法の巧みさに唸りました!

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    2025年08月15日
  • 東京百景

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    又吉さんの作品は初めて読んだ。文章が読みやすいし、人との繋がりを大切にされていて流石芸人さんだなと思った。

    33.世田谷公園の窒息しそうな雰囲気、池尻大橋、高尾山、漱石の墓、ルミネtheよしもと
    面白かった。

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    2025年08月11日
  • 月と散文

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    読めば読むほどに、又吉節が垣間見える
    エッセイだった。

    小学生の頃は色々と指導が大変だった
    子どもでしたとのことだったが、
    そういう子ほど、独特な感性を持ち、
    大人になって才能を発揮するというか…
    作家になれたりするのかなぁと。
    周りと同じことをすることだけの人生って、
    つまらないよなぁと思った。

    沖縄出身のお父さんの話とか、
    ユーモアあふれる家族のエピソードが
    面白かった。

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    2025年08月10日
  • 月と散文

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    何を考えてるんだろう。と思ってた又吉直樹さんの
    考えてることが日常と共に伝わる
    夜中に散歩したり、生きづらかったり...

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    2025年08月07日
  • 劇場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    序盤の主人公とんでもなく尖ってたが、年月が経つにつれてだんだん丸くなっていったように感じた。
    それはもちろん歳を重ねて落ち着いたからでもあるだろうけど、沙希ちゃんの影響もかなりあったんじゃないかと思って、心がじんわりした。

    ふたりはきっともうどうしようもないんだと伝わってきて悲しかった。永田がふざけたり明るい調子で話すほど、余計に切なくなった。

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    2025年08月02日
  • 人間

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    主人公の僕も影島も仲野も、どれもが又吉の念を持った人物であり、3人を通して又吉自身の日々考えているだろう事が詰まっていた内容だった。

    最後には父というぶっとんだ人間性に全てをもっていかれた感があり、これにも実話が含まれていたら面白いと思った。

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    2025年07月27日
  • 劇場(新潮文庫)

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    永田の悲観的で周りを認めたくなくムキになってしまい周りの人を傷つけては後悔する、良くないとわっていても彼女に寄りかかり理想を生きようとする、どこか理解できるような出来ないような。

    最後の演劇の台本を2人で読んでいるシーンは演劇の中という設定だからこそ本当のことが言えるようでとても切なく感じた。

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    2025年07月26日
  • 東京百景

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    友人に借りた本。又吉の文章初めて触れたけど、面白い!サクサク読んだ。

    六十 井の頭公園 六十一 阿佐ヶ谷の夜
    せきしろさんと西加奈子さんと太宰ナイトに関する話。

    七十六 池尻大橋の小さな部屋
    その人と暮らした記憶。東京のハイライト。

    ☝️好きな話。

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    好きな文章

    ある日、僕が通行人の魂を相手に気づかれないように「ズゥ〜」と吸う遊びを考案した。

    好きな人とデートした経験がある人は幸福だ。前日、真夜中の十二時を過ぎた時計を見て「もう今日やん」と平凡なセリフをたやすく吐ける。それがデートだ。

    過去を引きずる男はみっともないらしい。僕は引きずるどころか全ての想

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    2025年07月05日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    本編の『チ。』も大変面白かったが、この本ほど、芸術作品の感想を他人と共有する面白さを感じた本はない。

    私自身はこの物語を、基本的には「物理学史の中で大きな出来事のひとつの地動説」として捉えており、それに付加される形で、想いを託す生き方、学問の暴力的な性格、倫理と迷いといったサブテーマを学んでいた。

    しかしながらこの本を読んで、とても哲学的な思考、それも大変深い洞察を与えてくれる漫画なのだと再実感した。

    この本を読んだ後にもう一度読むと、見方が大きく変わりました。

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    2025年06月16日