又吉直樹のレビュー一覧

  • 蕎麦湯が来ない

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    シリーズの中で一番好きかも。
    ちょっとした小石につまずいて、そのことをいつまでも忘れない、かといって恨んだりもしない、ちょうどよい根の持ち方だと思った。

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    2020年11月14日
  • 東京百景

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    筆者のその時々の気持ちを東京という街に絡めて書いた随筆。「東京百景」というタイトルは、言い得て妙である。  GWなのに、緊急事態宣言が出て外出するのが憚られることもあり、読書で東京の名所巡りでもできるかと積読していたこの本を読むことにした。

    ジャンルとしては随筆になるのか。3〜4ページの文章もあれば、7、8行で終わるものもある。彼が東京に出て来てから、東京の色々な街で七転八倒する姿が描かれている。苦しい体験だけでなく、人の温かさも描かれている。また、SFっぽい文章もあり、筆者の頭の中が覗けるのが興味深い。

     「過剰な意識たちが皮膚に突き刺さって痺れるような痛みを感じる街。」これは、原宿につ

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    2026年01月18日
  • 火花

    購入済み

    びっくり

    警察ものの小説ばかり読み漁っており、気分転換にと本書を購入。当初は期待していなかったが、良い意味で裏切られた。
    主人公の心情、描写、構成も優れていると思う。

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    2020年04月04日
  • 蕎麦湯が来ない

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    せきしろさんの「もう一度数を数える」と
    又吉の「「カウンターにしてください」と怒られた」
    が特に好きだった。
    又吉のたまにくる関西弁のツッコミがおもしろい。ツッコミがおもしろい人はボケもおもしろい。

    このシリーズは全て購入してるし、このシリーズのお陰でせきしろさんのことをすごく好きになった。いい出会いだなぁ。

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    2020年03月24日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    『火花』の又吉直樹と『紋切り型社会』の武田砂鉄による往復書簡。
    相手の手紙への完全な応答とも言い切れない返信で、思索を発展させ進んでいく感覚が、1人で考えている状態を再現・言語化してくれているような本。

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    2019年05月19日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    例えば〇〇が結婚した、〇〇が転職した、とか具体的な噂話が聞きたいんじゃなくて、ではそこから派生する、例えば結婚観や仕事観というと大袈裟だけど、そういう概念的な抽象的な話が好きな自分にはとても好きな本。
    まさに「無目的な思索の応答」が好きなので、心地よかった。

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    2019年04月06日
  • 火花

    購入済み

    話題になった作品

    火花は芸人のピースというコンビの又吉さんが書いた小説で芥川賞も受賞し一昨年話題となった作品。主人公は芸人であり、尊敬する先輩との物語となっている。人間の感情をかなり細かく表現していて、読みながら自分が持っている普段は人に恥ずかしくて言えない感情と重ね合わせられとても面白かった。あー、こういうの分かるという感じ。繊細な心の人に是非読んでほしい作品。きっと共感できることや、こうゆう風に考えてしまうのは自分だけではないのかと安心できると思う。本読むスピードが遅い自分も夢中になってしまいあっという間に読み終えてしまった。また又吉さんの書く作品を読んでみたい。

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    2017年04月22日
  • 生きとるわ

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    アホな仲間とクズ人間のくだらない生活の物語かと思ったら、先にあったのはクズだらけの世界だった。
    芸人だからなのか、やはり細かい部分の描写や、心理描写は独特で、物語をリアリティを感じさせる。
    途中までは楽しく読めていたが、後半はちょっと胸糞が悪くなる。
    それも含めてよくできた作品だと思う。

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    2026年09月06日
  • 本でした

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    又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんの作品。2人とも私の好きな作家さん。一緒に本を作るとこんな感じになるのね、と読んでてクスリと笑いました。ネタバレになるので書けないですが、読みやすいし心があたたかくなる本でした。

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    2026年09月05日
  • その本は

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    「その本は、」のフレーズから色んな言葉、文章、物語が始まる。とても斬新だと思った。クスッとなるものから感動系まで様々。言葉遊びみたいで結構好き!

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    2026年09月04日
  • 生きとるわ

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    ひとにお金を貸したことがあるので
    心がしくしくしながら読んだ。

    泥沼にはまるというか自らとびこんでいくひとっているよなあ
    あ 道頓堀にとびこむのもその比喩?(違う)

    お互いのために本当に金を貸してはならないし
    保証人にはなってはならない!!!

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    2026年09月03日
  • 本でした

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    最初は短編集ぽいかな?って思ったけど
    どんどん読んでいくことで題名の意味がわかってきた。
    「本」がもつ意味もわかって、読んでいて楽しかった。おもしろかった。もっと本が読みたくなった。

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    2026年09月01日
  • 火花

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    【人生の信念】
    読み終わった後の感覚は、恐怖に似たものだった。何に対する恐怖か。毎日を生きるということ。自由に夢を追い続けるということ。簡単には死ねないということ。笑いの世界を生きてきて、栄枯盛衰全て自分の目で見てきた彼だからこその表現にリアリティを感じた。ピークもクライマックスもないけれど、それがむしろ日常を大きく映し出し、自分に照らして考えさせられる。神谷さんの人生は、美学ではあるけれど、それじゃ上手く生きられない。何を大切に、何を思い人生を終えるか。胸の奥が、じわじわする。

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    2026年09月01日
  • 生きとるわ

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    ネタバレ

    一番イカれてたのは岡田だって気づいたとき、全てが腑に落ちた。ここから這い上がるとかではなく、このままずっとどん底で「生きる」んだろうな。

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    2026年08月28日
  • 生きとるわ

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    救いようが無い話だったけど笑った。醜態さらしながら毎日頑張って生きとるよな自分もって、しみじみ思った。

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    2026年08月26日
  • 火花

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    テンポよく読める内容で、あっという間に読み終わってしまった。
    急展開、伏線回収などがある物語ではないが、読書中の心地良さを感じられた。

    学校や職場など、みなさんの周りにも神谷先輩のような人がいますよねきっと。
    周囲の人には好かれるが、目上の人や上司からの評価は低く、出世が難しい人。
    現代では特に難しいのかもしれないが、神谷先輩みたいな人間性を持った人を大切にしたいと思う。

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    2026年08月19日
  • 火花

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    一気読み。関西で生まれた私はずっとテレビで華やかな漫才を見てきた。

    漫才師の苦労や人生を考えたこともなかったから、神谷に「それでいい」と言ってもらえるかな、と途中から徳永の思考になっていた。

    なにが正しいとか、なにが幸せとか誰にもわからないけど、2人の登場人物に幸あれ!と思った。

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    2026年08月18日
  • 生きとるわ

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    芸人さんだけあって、関西弁の掛け合いやツッコミが秀逸だった。関西が舞台のお芝居やドラマの脚本を書いてみてほしい。

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    2026年08月18日
  • 劇場(新潮文庫)

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    理想とその理想とかけ離れた現実とのギャップが、人の目を盲目にしてしまう危険があると感じた。本来大事にしていた価値観や身近で大切な人間は変わらずいつも存在しているはずなのに、気持ちの変化やエゴが周囲の見え方を変えてしまう。またギャップを分析し、論理で理解できるからこそ、俯瞰できている自分はできるんだと思ってしまい、見栄やプライドみたいなものがどんどん大きくなっていってしまう。わかることと並ぶことは違う。これを断ち切るための何かが足りなかった物語だったと思う。何かを強く追い求めることは同時に、何かを犠牲にすることもあるということも感じるさせられる内容だった。

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    2026年08月23日
  • 火花

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    徳永と神谷、2人の存在の尊さを感じた。徳永は神谷を師匠として慕い、彼の人生観に触れることで多くの学びを得たと思った。しかし一方で、最後のオチを通して神谷もまた徳永に支えられ、心の拠り所になっていたんだなと感じた。社会でうまくいかなくても、お笑いへの価値観を通して深く繋がる2人は、不器用だけど最後にはとても光輝いて見えて、絆や友情のすばらしさに改めて気付かされた。

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    2026年08月13日