又吉直樹のレビュー一覧

  • 劇場(新潮文庫)

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    演劇制作に打ち込む青年と服飾デザイナーを目指す女子の恋愛模様を描いた小説。ひょんな出会いから恋人関係になった二人が、同棲し数年を過ごすが、徐々に関係性に変化が生まれる。彼は定職に就かず舞台作りに励むが、観客や演劇関係者からの評価はなかなか上がってこない。一方彼女は女性服販売店や居酒屋で働くが、上京し夢見た姿には遠い日々。そんな中、二人は交際を続けるが、しだいに距離が生まれていく。そして彼女は東京を離れ実家に戻る。離れ離れになった二人は連絡を取り続けるが、彼女は彼との別れを決断した上で、東京に出てくる。彼の方はまだ、彼女に愛情があり、部屋をかたづけて実家に帰ろうとする彼女を笑わせようと必死におど

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    2026年04月13日
  • 本でした

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    タイトルや設定から、自分だったらどんなお話に?と考えました。
    想像もつかない展開もあって、やはりお二人は凄い!とても楽しく読ませていただきました。

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    2026年04月12日
  • 生きとるわ

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    結論が出ない小説。
    最後まで煮え切らない小説ではあるが、特殊な人間関係を題材にした面白い小説。
    何も解決しないんだけど、読後感は凄くスッキリする。

    周りに借金を重ね、方々から恨みをかう横井よりも、気づいたら岡田の方が罪を重ねてて、横井よりもクズな印象で終わった。

    岡田の奥さんが1番の被害者で辛い。
    あんな良い奥さんいないよ。

    この本の象徴である「横井」を軸に岡田の人生に「生」が宿る。
    凄く苦しい人生であるはずなのに、岡田を見ていると人生を謳歌しているように見える。
    岡田の周りには何故か人が集まる。
    堕ちていく人生の中でそれが唯一の救いだったように思う。

    横井側のスピンオフみたいな小説が

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    2026年04月12日
  • 本でした

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    最後のお話が本好きの気持ちに寄り添ってくれたみたいで、なんかあったかかったな。
    中学生の頃を少し思い出した。

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    2026年04月11日
  • 生きとるわ

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    はぁ、、横井、、、。と思いながら読んでいたけど自分の中でこの感情に違和感を覚え、いやこれちがう、おい、岡田。なのだと気付きました。モヤモヤ、イライラしっぱなし。
    だけど、それほどリアルな心情が描かれている作品なので没入してしまいます。夢中になって一気に読んだ。

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    2026年04月09日
  • 月と散文

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    やはり言葉遣いが素敵で読みやすかった。
    ところどころ芸人のユーモアが入っていて、自虐というか、根暗な部分が垣間見えて自分と重なるところが多く、読みながら納得してしまう文章も多かった。
    エッセイなので読みやすく、さらに又吉先生の文はより読みやすいので、触れてみてほしいです。

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    2026年04月07日
  • 火花

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    すごく読みやすい。
    人間性を見せつけられるような作品、でも淡々としていて難しいようで読みやすい。
    深くないようで、深い作品。

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    2026年04月07日
  • 生きとるわ

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    又吉先生っぽい作品だった

    誰もが持っている心の中のあーじゃない、こーじゃない、っていう哲学を
    これでもかってくらい言語化してくれてる作品
    普段表には出てないけど、頭の中や心の中はこんなこと感じてるし考えてるよね
    ってことを登場人物の人生で表現している

    その形は一つではなくて、人間関係によっていろんな形があるし
    それを否定でも肯定でもなく表していることが面白い

    学生時代に描かれている部分は共感する部分も多くて、とても面白かった
    ただ、大人になってからの堕落部分がスキャンダルやゴシップ話題が多くてあまり面白いとは思わずに長いなーと感じてしまった

    終わり方も別にスッキリすることなく、モヤっと

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    2026年04月04日
  • 生きとるわ

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    過去に読んだ小説の中でも1、2を争うクズな男と負の連鎖。中盤から想像を超えてくる話の展開に唖然とし、まぁ疲れるわ憂鬱になるわなんだけどこの局面の行く末が気になって読まされました。読後本を閉じ、遺影にも見える装丁とタイトルの秀逸さに気付きます。

    語り手(主人公)の声と容姿が脳内で終始又吉さんでした。多分又吉さんのラジオをよく聞いてるから笑

    あと、どん底の話で唯一救いだった定ちゃんがピザ持って言った独り言が静かにツボりました。
    "指の皮が厚いから、熱々でも持てるんやけど、猫舌やから複雑やねん"

    〈心に残った言葉〉
    "嫌いな奴になんて最初から期待してないから裏切ら

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    2026年04月03日
  • 火花

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    4.2/5.0

    人間の愛おしさが詰まっている。
    あまりに頑固で不器用な神谷の姿に、なんとも形容し難い不思議な勇気をもらった。

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    2026年03月29日
  • 生きとるわ

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    ネタバレ

    尋常ではない友人に振り回される話なのだが、自分が同等かそれ以上に化け物だったという話。しかも無自覚に。

    シュールな笑いが散っているのだが、それ以上に読むのがつらくなるほどに話が途中から重かった。

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    2026年03月28日
  • 蕎麦湯が来ない

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    読んだ時の気分にも大分影響されそうだけど、
    笑った後に、急激に寂しくなったりと結構振れ幅が大きい一冊だった気がする。ただ、この値段でこんなに心動くなんてお買い得だよねとは思う。
    又吉さんの芸人話が面白かった。

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    2026年03月27日
  • 生きとるわ

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    率直な感想として、とにかく憂鬱な気持ちになった。

    岡田がことごとく悪手を選びつづけたことには「いや気持ちはわかるけど、もっとやりようあるやろ」と思ったけど、そこに至るまでの感情の機微や自分への甘さのようなものには心当たりがあり、胸が苦しくなった。

    横井は無重力並みに軽薄すぎる類いの化け物だけど、岡田は深いがゆえに化け物であるように自分には感じられた。



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    2026年03月23日
  • 本でした

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    ヨシタケシンスケさんと又吉直樹さんの共著本。
    一方がお題を出し、一方が創作する。ふたりの発想力のすごさにビックリ。やはり天才はすごい!!
    創作もほのぼの系かと思いきやゾッとしたり、大笑いしたりといろいろな話がてんこ盛り。
    ボーイミーツカールのおかんが私は大好きです。おかんの姿が想像できて、笑っちゃいました。
    「主人公が『本が好き』」の比較的長い物語も、とてもいい話でした。

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    2026年03月21日
  • 東京百景

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    東京ってものすごく窮屈で面白味のない場所だと思っていたけど、この本を読んでいると意外とそうじゃないかも?と思えた。
    私が東京に住んだら、こんな風に東京を受け取ることができるだろうか。
    又吉目線でみる東京はおもしろい。

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    2026年03月21日
  • 本でした

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    ジャンルが難しいですよね。
    コミックではないしコミックエッセイでは全然ないし、小説と言うには挿絵多すぎというかむしろ絵がメインというか…
    うーん、創作ではあるから小説にしときます。

    装丁、かっこいいですよね
    中も外も重厚さを感じられる色合いや造り。なのだけどパラパラ開くとほぼヨシタケさんの絵に埋められている印象。いえ、テキストも十分にありますけども一見としては。

    ふざけているのか真面目なのか、真面目にふざけているのか。
    読後伝わってくるのは、とにかく著者のお二人は「本が好き」なんだなということ。

    あちこちツボるところだらけだったのですが特に「硬いな、泥だんご」とか「手をつないでいてよかっ

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    2026年03月19日
  • 生きとるわ

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    個人的には主人公の人生における葛藤や行動に(恥ずかしながら)自分自身と重なる部分が多々あり、共感・共鳴をしてしまい、心がむず痒い状態が続いた。
    読み進めたくはなるのだが、進めば進む程に自分の心に暗雲が垂れ込むような感覚であった。
    そして中盤を過ぎたあたりから最後に何かしらのオチを期待している自分がいたのだが、そうとはならぬ結末に読後はどことなく残尿感のようなものを抱えた。
    登場人物一人一人の言葉がいちいち刺さる。しかしそれは(私個人としては)同時に不快感を伴うものでもあった。でも面白い。不思議な読後感。

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    2026年03月19日
  • 火花

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    世界で一番リスペクトしている職業と言っても
    過言ではない。芸人。ただ笑って欲しい。
    幸せな瞬間を生み出す職業は、
    芸人と老舗飲食店の店主くらいしか
    出会えていない。
    自分の面白いことを信じてやり続けるが、
    世間の評価が邪魔をする。
    世間を知らないと純粋が時に敵を作る。
    間違っていることを伝えることは、
    自分は恐ろしいことのように感じる。
    突き進む人は、大好きだけど
    どこかで幸せになって欲しいと思える。
    憧れは、時に正解の姿をしていないが、
    確かにそこにある。それだけでいいと思える。
    神谷さんは、自分とよく似ている。
    だけど、自分は突き進んだ先の怖さや孤独を
    知っているし、予測できる。
    まだ心は

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    2026年03月17日
  • 生きとるわ

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    信じていた高校の同級生に金を貸して人生がボロボロになっていく主人公とその同級生らがメイン。普通ならシリアスで腹の立つ話だがどこかユーモラスで憎めない作品になっていた。
    関西弁と彼らを包み込む関西人気風も関係あるのだろうか

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    2026年03月15日
  • 劇場(新潮文庫)

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    青春、夢、恋愛、挫折…そんな淡い儚い言葉が満載の小説でした。

    大阪から上京し劇団を旗揚げした永田が大学生の沙希と出会い、やがて2人は暮らし始める。しかし永田の書く芝居の公演は酷評の嵐で劇団員にも見放され、大きな挫折に見舞われるが、沙希に『あなたには才能がある』と言われ、永田は変わることができない。そのまま沙希に甘え続け、いわゆる『ヒモ』状態が続き、些細なことで諍いになり、沙希は次第に心身をすり減らして、やがて二人には溝が生まれる…誰もが若い頃に経験しただろう夢と挫折、将来像を二人は描けなくなってしまう…若さというものが残酷で、切なさだけが残る。

    この『劇場』は、コロナ禍の2020年に映画化

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    2026年03月12日