又吉直樹のレビュー一覧

  • 東京百景

    Posted by ブクログ

    初めて又吉直樹さんのエッセイを読んだけど、すごく面白かった。
    彼が何を考え、何を見ているのかが鮮やかに伝わってきて、又吉さんの人となりが身近に感じられた。読んでいるうちに自然と「この人、いいな」と好きになっていく心地。
    エッセイって良いかもしれない、と素直に思わせてくれた作品。
    東京のさまざまな風景を通じて見える又吉さんの視点や感性がとても魅力的でした。

    0
    2026年07月16日
  • 火花

    Posted by ブクログ

    神谷さんの純朴でふっとしたときの自信のなさが表れたり、自らの気持ちを赤裸々に話す姿はなにか心を寄せたい気持ちになった。また漫才師が稼げることもないのにその仕事をし続ける気持ちが少しわかった気がした。世の辛酸を舐め尽くした徳永が物語を通して神谷さんという存在がいかに彼によって必要であったかを改めて認識した。 私の人生にも神谷さんのような先輩と出会いたいと思った

    0
    2026年07月16日
  • 火花

    Posted by ブクログ

    小さい頃おとなたちはこぞって、

    「夢を大切に!」なんて言ってたのに。
    「公務員?せっかくならもっと大きな夢を描きなさいよ!」なんて言ってたのに。

    こんな職業なら◯才まで。
    あんな職業なら◯才まで。

    結局こんな風になるなら、夢のタイムリミットまで教えておいてよ。

    大人ってずるい。無責任。

    なんて言ってる私も、しっかりその頃の大人になってしまいました。ということに気づきました。

    神谷さんみたいには、生きられないなぁ。

    0
    2026年07月12日
  • 生きとるわ

    Posted by ブクログ

    又吉さんの本は初めてでした。
    ストーリー自体は全体的に負の内容だけど、
    誰もがなんとなく感じている人間関係や世の中の不条理を、主人公が深く考察して言語化していて、それが心地よく、読んでいて快感がある、、。
    人に迷惑をかけるのは違うけど横井みたいな性格の方が日々、幸せ!楽しい!って思う瞬間は多いんだろうなぁー。私は完全に主人公寄りだ、、

    0
    2026年07月10日
  • 失恋カルタ

    Posted by ブクログ

    たなかみさきさんのイラストがすごく好きで
    又吉さんの言葉も、きっと良いだろうなぁと思って読んでみた。
    絵札と読み札が交互になっていて、絵札から「何ていうんだろう」を想像して、ページをめぐり
    大爆笑したり、わかる〜って共感したり、過去の自分の恋愛を思い出して恥ずかしくなったりする。
    私が好きなのは「き」
    「きつねうどんの食べ方が嫌いでした」
    笑った。
    でも、わかる、食べ方で「あー」ってなる感じ。
    昔友達が「パスタを途中で噛み切る」という理由で彼氏と別れたことを思い出した。

    0
    2026年07月05日
  • 月と散文

    Posted by ブクログ

    又吉さんらしい散文が66篇。
    そこには ピースの又吉さんも、芥川賞作家の又吉さんも、子どもの頃指導の難しかった又吉さんもいて、なんだか身内のように身近に感じられます。

    『‥呼吸をしているだけで恥ずかしいのだ。それならせめて好きなことをやって自由に恥を掻きたい。‥中略‥その瞬間は 純度の高い阿呆になれる‥恥ずかしいことから解放される』 

    と、おっしゃる又吉さんはチョット太宰っぽいですね笑

    コロナ禍の時期に書かれたので、孤独感や閉塞感が垣間見え共感を覚えました。

    0
    2026年06月30日
  • 生きとるわ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    横井はとんでもない屑だけど、ここまで極端でなくてもこういう人は一定数いるよね。ほんと関わり合いたくない。
    でもこれも一つの人生か。
    自分が楽しく生きるためには周りがどうなったって構わないと開き直る人生。
    犯罪者もそうだけど何故か思い出しちゃったのが紀州のドンファンだったり、そういう人たちいるよねー。
    でも自分がなるのは絶対無理。なりたくてもなれない。これも一種の才能。
    ラストの方で祝詞を唱える横井に後光が差して、この話どこに行くのかしら!?と一瞬ワクワクしたのに車のヘッドライトだったとは!!もうっ!!

    0
    2026年06月29日
  • その本は

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    想像を超える作品。
    自分自身を救うことはできない。できるのは自分以外の誰かを救うことだけなのだ。
    という言葉が1番好き。

    0
    2026年06月28日
  • 生きとるわ

    Posted by ブクログ

    分厚い本だったけど続きが気になってすぐ読み終わってしまった。

    お金、人間関係、難しいね...

    場面が頭の中で想像しやすくておもしろかった。

    0
    2026年06月21日
  • 生きとるわ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    絶対にハッピーエンドが待っていないと分かっていてもぐんぐんと読み進めてしまう不思議な吸引力があり、それは又吉作品に共通している気がする。
    高校時代の日本映画部の話やミイラ映画の話が好きで、それも相まって横井のことを完全に見限れないのかもしれないとも思った。
    1番の厄介者の横井が1番本質的なことを言っていてムカついた。それが横井。

    0
    2026年06月21日
  • 失恋カルタ

    Posted by ブクログ

    イラストと読みやすさに惹かれて購入。

    わかる〜!と激しく共感するというより、わかるよ…とぼそっと言いたくなる寂しさとコミカルさが共存してる本だった。

    又吉さんって女の子の気持ちまで描けるのね。

    イラストとかるたの相性最高。



    0
    2026年06月17日
  • 孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    自由律俳句の2人の生涯と代表的な作品、それに解説。
    昔漫画で読んだ山頭火の「まっすぐな道でさびしい」(残念ながら未収録)が好きだったことを思い出して購入。
    50歳過ぎて読むと、また違いますね。
    うしろ姿のしぐれてゆくか、とか、酒飲めば涙ながるるおろかな秋ぞ、とか。

    0
    2026年06月17日
  • 生きとるわ

    Posted by ブクログ

    生きとったんかいな、横井!
    ほんましょうもない男にハマってしまったのが運のツキやっったな。
    でも岡田も岡田やで、いくらでも断ち切ろうと思えば断ち切れたのに。
    息するように嘘をつき借金を重ねて踏み倒して生きていく横井。ある意味ひとたらしでもあるんだろう。
    内容は深刻なのに、大阪弁の言動がなんともいえない可笑しみがあり、前半は声を出して笑う箇所、多々あり。
    せっかく有希(ブランコを無心で漕ぐイメージ)という頼もしい伴侶を得たのに離婚されても当然やわな。
    広瀬、大倉というこれまた個性的な友だちがいて3人とも横井の被害者でこの友だちの存在にまぁちょっとは救われたかな。
    まともになったと思っていた龍先輩

    0
    2026年06月16日
  • 本でした

    Posted by ブクログ

    勝手に妹の購入本を拝借。
    可愛いイラストと意外な展開がマッチしていてほんわかした。
    中にはシビアなものもあって、哲学的だと感じることも。
    難しい言葉は使われていなくて、子供でも楽しめる。
    お二人は想像力が豊だなあと感心した。

    0
    2026年06月14日
  • 本でした

    Posted by ブクログ

    桃太郎を鬼ヶ島へと焚き付けた指示役くん聞こえますか?
    この本の中に収録されている桃太郎を読むのです。
    鬼目線で描かれた桃太郎のお話です。
    これは涙なしには読めません。
    こんなにも善良な鬼を痛めつけるとは、それこそ鬼の所業。
    鬼の長老の達観した言葉を胸に刻むのです。
    鬼の長老の言葉を聞けば桃太郎たちも己のしでかしたことの軽率さを恥いるでしょう。
    そう、それが更正への第1歩。
    あなたが更正するのを私たちは見守っていますよ。


    そうなのです、桃太郎が面白かったのです。
    桃太郎ってなんだかおかしいなぁと思っていたのです。
    そう思っていたのは私だけではなかったようです。
    善良な鬼説、私はあると思います

    0
    2026年06月13日
  • 人間

    Posted by ブクログ

    又吉さん本人が実際に感じたことのある気持ち、世間に対する違和感、反抗心がそのまま文章になってる感じがした。すごくリアルで、責められているような気もしたし寄り添ってくれているような気もする。

    凄い語彙力の高さだ。言語化能力がめちゃくちゃ高い人だなぁ

    0
    2026年06月10日
  • 生きとるわ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人知人をだまして借金をし逃げ回る、どうしようもない高校の同級生に振り回される話で、はらはらドキドキ読み終わりました。
    その上、作者にも騙される場面が何回かあり、えっこれどゆこと??…うわ騙された!となるのが爽快。
    あと主人公の妻がかっこよかったです。

    0
    2026年06月06日
  • 火花

    Posted by ブクログ

    気になっていたし、フォロワーさんからおすすめされたことがきっかけでとうとう読んだ
    いや、おもしろいな……。なんというか又吉直樹版の「駈込み訴え」とでも言おうか
    個人的には信仰の話だと思ってて、徳永→神谷の神格化がすさまじくてちょっと引いた
    自分の信仰対象が、どうやらこの世の流れとはだいぶ離れた位置あったときの屈託やその対象が自分の人生に食い込んで癒着して剥がれないこと
    その人がどうあっても擁護できない過ちを犯してしまったときの狭間で揺れる姿が痛々しくてたまらなかった。私はこういう話が大好きなので……
    なんというか人生ってこういうことがあるんだよな。自分の心がときめくものが裁かれることも、それで

    0
    2026年06月06日
  • 失恋カルタ

    Posted by ブクログ

    一つの絵に対して、言葉が少し。
    絵も可愛くて、すぐ読み終わってしまった。
    ショートストーリーも3ページくらいでスッと読めた。又吉さんって女性目線の描写もうまいのか…!

    0
    2026年06月05日
  • 東京百景

    Posted by ブクログ

    良い具合に力の抜けた柔らかい文章で目に馴染む。派手な起伏はそんなに無いけれど、「ライトアップされた東京タワーとスーパームーン」みたいな写真より、「誰かと散歩している時に撮った構図も何も考えてないような写真」の方が好きな自分にとっては大変良い本だった。

    0
    2026年06月02日