又吉直樹のレビュー一覧

  • 火花

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    4.2/5.0

    人間の愛おしさが詰まっている。
    あまりに頑固で不器用な神谷の姿に、なんとも形容し難い不思議な勇気をもらった。

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    2026年03月29日
  • 蕎麦湯が来ない

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    読んだ時の気分にも大分影響されそうだけど、
    笑った後に、急激に寂しくなったりと結構振れ幅が大きい一冊だった気がする。ただ、この値段でこんなに心動くなんてお買い得だよねとは思う。
    又吉さんの芸人話が面白かった。

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    2026年03月27日
  • 本でした

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    ヨシタケシンスケさんと又吉直樹さんの共著本。
    一方がお題を出し、一方が創作する。ふたりの発想力のすごさにビックリ。やはり天才はすごい!!
    創作もほのぼの系かと思いきやゾッとしたり、大笑いしたりといろいろな話がてんこ盛り。
    ボーイミーツカールのおかんが私は大好きです。おかんの姿が想像できて、笑っちゃいました。
    「主人公が『本が好き』」の比較的長い物語も、とてもいい話でした。

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    2026年03月21日
  • 東京百景

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    東京ってものすごく窮屈で面白味のない場所だと思っていたけど、この本を読んでいると意外とそうじゃないかも?と思えた。
    私が東京に住んだら、こんな風に東京を受け取ることができるだろうか。
    又吉目線でみる東京はおもしろい。

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    2026年03月21日
  • 本でした

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    ジャンルが難しいですよね。
    コミックではないしコミックエッセイでは全然ないし、小説と言うには挿絵多すぎというかむしろ絵がメインというか…
    うーん、創作ではあるから小説にしときます。

    装丁、かっこいいですよね
    中も外も重厚さを感じられる色合いや造り。なのだけどパラパラ開くとほぼヨシタケさんの絵に埋められている印象。いえ、テキストも十分にありますけども一見としては。

    ふざけているのか真面目なのか、真面目にふざけているのか。
    読後伝わってくるのは、とにかく著者のお二人は「本が好き」なんだなということ。

    あちこちツボるところだらけだったのですが特に「硬いな、泥だんご」とか「手をつないでいてよかっ

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    2026年03月19日
  • 火花

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    世界で一番リスペクトしている職業と言っても
    過言ではない。芸人。ただ笑って欲しい。
    幸せな瞬間を生み出す職業は、
    芸人と老舗飲食店の店主くらいしか
    出会えていない。
    自分の面白いことを信じてやり続けるが、
    世間の評価が邪魔をする。
    世間を知らないと純粋が時に敵を作る。
    間違っていることを伝えることは、
    自分は恐ろしいことのように感じる。
    突き進む人は、大好きだけど
    どこかで幸せになって欲しいと思える。
    憧れは、時に正解の姿をしていないが、
    確かにそこにある。それだけでいいと思える。
    神谷さんは、自分とよく似ている。
    だけど、自分は突き進んだ先の怖さや孤独を
    知っているし、予測できる。
    まだ心は

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    2026年03月17日
  • 劇場(新潮文庫)

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    青春、夢、恋愛、挫折…そんな淡い儚い言葉が満載の小説でした。

    大阪から上京し劇団を旗揚げした永田が大学生の沙希と出会い、やがて2人は暮らし始める。しかし永田の書く芝居の公演は酷評の嵐で劇団員にも見放され、大きな挫折に見舞われるが、沙希に『あなたには才能がある』と言われ、永田は変わることができない。そのまま沙希に甘え続け、いわゆる『ヒモ』状態が続き、些細なことで諍いになり、沙希は次第に心身をすり減らして、やがて二人には溝が生まれる…誰もが若い頃に経験しただろう夢と挫折、将来像を二人は描けなくなってしまう…若さというものが残酷で、切なさだけが残る。

    この『劇場』は、コロナ禍の2020年に映画化

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    2026年03月12日
  • 劇場(新潮文庫)

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     演劇と沙希を核に持つ永田と恋人沙希の不器用な恋の物語。
     正直に言って恋愛小説とは思えないが、どこか恋愛小説のような気配を感じる本。永田のクズさに途中苛立ちを覚えたが、読み進めていくとクズであることに変わりなくとも、永田本人も自覚しきれていない変化を読み取れる。
     中盤あたりの永田は本当に嫌気がさすが、根気よく読み続けてほしい。沙希という「神様」のおかげで少しずつ永田の中の傲慢さが溶けていく。最後は完全なハッピーエンドとは言えないにしても、なにかスッキリとした爽快感が残る。終盤の短い部分でこの小説の色が変わる。どうか最後まで読んでほしい作品だ。 
     
     最後にこんな感想を読んでくれたあなたに

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    2026年03月06日
  • 火花

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    ネトフリのドラマで感動して原作ずっと読みたかった。170ページとかなり短い小説だったけど、文章や表現が美しく流石芥川賞だなと思った。
    売れない2人の芸人が必死にもがいて生きていく物語。師弟関係にあったが、徐々に売れていく後輩と全く売れない先輩の関係性と心境の変化がリアルすぎて苦しい。
    原作も良かったけど、ドラマは演技が本当上手すぎるからまだ見てない人は是非見てほしい。泣けます。

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    2026年03月03日
  • 火花

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    泥臭い世界の片隅に眠っているとある芸人の人生の一部を覗いた気分。
    現実味があってどこか怖かった。

    自分の好きな事を好きだけでは、自分のこだわりだけでは続けられない現実と恐怖。

    神谷のような芯を曲げない自分の軸が確立していて、でも段々それが分からなくなって、いろんな面で余裕が無くなって徳永を真似してみたりわけのわからない行動をしてみたり、、でもそんな彼を見て憧れ失望し、そして最後にはまだ続くと、まだ途中だと言う徳永との関係。師弟関係よりも深い依存のようなものを感じる。

    どんな形でもいいから報われて欲しいとただただ思った

    きっと神谷は死ぬまでどんな事があろうと芸人で居続けるんだろうな

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    2026年03月01日
  • 本でした

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    村人からの復元依頼という名の大喜利のような構成。
    又吉さんとヨシタケさんのそれぞれの視点からの物語が楽しめた。
    特に又吉さんの本が好きな主人公の話が
    共感できるところも気づきを得るところもあって好きだった。

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    2026年03月01日
  • 本でした

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    いかにもこの人っぽいな~と思う作品もあれば、は~こんな感じのも書くのかと思う作品もあって、読みごたえのある本。28番以降の依頼についての本もちょっと読んでみたいな。それにしても、どういう頭の構造してんだか。

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    2026年03月01日
  • 本でした

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    面白い趣向の本でした。
    又吉さんとヨシタケシンスケさんが、互いにお題を出しあって、お話を紡いでいく形。
    それぞれのお題への回答は、なるほど!と思うものも、そう来たか!と思うものもあって面白い。読む前に自分なりの話をちょっと想像してみるのも楽しかった。

    お二人の本への愛情がひしひしと伝わってきて、本好きとしても嬉しくなる、本でした。

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    2026年02月25日
  • 本でした

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    村はずれに2人の男が住みつきました。2人はたった1行のヒントからでも「元の本」を復元できるといいます。村人たちが「本の復元依頼シート」をポストに投函すると…。又吉直樹とヨシタケシンスケからの「創作」のバトン。

    二人の個性があって面白かった。

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    2026年02月23日
  • 劇場(新潮文庫)

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    捻くれている永田もまっすぐな沙希ちゃんも、危なかしくて目が離せなくて一気に読んだ。
    登場人物みんな人間くさくてリアリティがある。
    最後が切なかった。自業自得だけれどそれが永田という人間なのだと思う。

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    2026年02月23日
  • 東京百景

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    又吉さんの視点で広がる東京での日常は、不器用で美しく見えた。
    自分の視点で描く東京も、美しいのかな。
    文庫本書き下ろしのⅣは、又吉さんの人柄が凝縮されてるように感じた。心に響いた。

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    2026年02月18日
  • その本は

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    その本は、本そのものの重厚感が良い。本を読んでいる感がたまらない。中身のデザインも良い。

    その本は、その本に書かれている三億円の本、サラリーマンの平均生涯年収が三億円(※一昔前)とするとそうゆうことねとなる。

    その本は、本の内容もしかり本そのものがまた好きになる。

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    2026年02月16日
  • 月と散文

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    物事を深く考えることを極力しないように生きてきてしまった私に、深く考えることはこういことだと教えてくれたけど、マネはできない… 妄想の広がり方も、小説を書く方の頭の中はこうなんだな、と理解できた。ただ、その中に時々出てくるサッカーネタや相方の綾部ネタは軽くて笑えて、散文たちをバランスよくまとめた一冊だと思う。

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    2026年02月15日
  • 月と散文

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    ネタバレ

    一つ一つのお話が短くて読みやすい。短いけれど言いたいことは簡潔に書かれてて面白い。他人の考えをこんなにも簡単に知ることができていいものか、とエッセイを読んで思った。今度は誰か別のエッセイを買ってみようかな?又吉直樹の別作品を買ってもいい。
    「火花」はよくわからなかったけど、純文学ってあんまりオチのないものだ、って誰かが言っていた気がする。わからなくて当然なのかも。中学生だった自分には早かったのかもしれない。今読んだら少し印象が変わるかもしれない。再読することで見えるものはあるよ、と「字が上手くなりたい」でも又吉直樹が書いてるし。
    過去に送信したメールの末尾ではなく、それを読み返した文章の末尾に

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    2026年02月14日
  • 劇場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    永田がクズすぎて感情移入出来ないなとも思ったけど、永田から見た初期の沙希の魅力的なものが物語が進んでいくにつれてだんだん見れなくなってきて、最後のシーンに感じた喪失感で結局は永田に感情移入していたんだなと思った。

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    2026年02月11日