又吉直樹のレビュー一覧

  • 生きとるわ

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    生きとるわ読み終えた。

    序盤はリズムが良くて終始ニヤニヤしながら読んでいた、火花以来又吉さんの作品を読んでいなかったので印象が変わった。

    人が持ってる価値観てバランス取ろうと心掛けていないと知らないうちに傾いてて、自分でも気付かないうちに振り切ってたり、他人を勝手にイメージでラベリングしてるけど、当たり前に他人には見えない局面がある、自分が思っているような人じゃ無いと批判したりするけど、それはただの思い込みや驕りだ。横井が岡田から金騙し取ったのは絶対いけないことだけど、横井の考えもわからなくはなかった。他人に手を差し伸べることは素晴らしい事だけどそこに自分過度な期待や十字架を代わりに背負わ

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    2026年03月12日
  • 生きとるわ

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    関西弁のやり取りにもの凄く人間味を感じて、大阪っていいなぁって思う。
    小説ではないけど、岸政彦さんの「街の人生」に通ずるものがあると思う。人間の可笑しみ、だらしなさ、でもどうしても憎めないところ、そんな機微が表現されていて、生きるっていいなぁと思った。

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    2026年03月09日
  • 劇場(新潮文庫)

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     演劇と沙希を核に持つ永田と恋人沙希の不器用な恋の物語。
     正直に言って恋愛小説とは思えないが、どこか恋愛小説のような気配を感じる本。永田のクズさに途中苛立ちを覚えたが、読み進めていくとクズであることに変わりなくとも、永田本人も自覚しきれていない変化を読み取れる。
     中盤あたりの永田は本当に嫌気がさすが、根気よく読み続けてほしい。沙希という「神様」のおかげで少しずつ永田の中の傲慢さが溶けていく。最後は完全なハッピーエンドとは言えないにしても、なにかスッキリとした爽快感が残る。終盤の短い部分でこの小説の色が変わる。どうか最後まで読んでほしい作品だ。 
     
     最後にこんな感想を読んでくれたあなたに

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    2026年03月06日
  • 生きとるわ

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    ネタバレ

    緊迫した会話の中で又吉さんの淡々としたツッコミが効いている箇所が何度もあり思わず笑ってしまった。
    これが緊張と緩和だなと思った。
    信じていたのに狂わされてしまう岡田や大倉。
    それを一度も悪びれずのうのうと生きる横井。
    いい人のように思うのに(善人って名前だし)次から次へと悪い方向に転がってしまう岡田に読者としてはもどかしさがあった。
    それでいて横井は自分が楽しく生きれればそれで良くて無邪気に生きてて、とてもムカついた。

    一度失った信用は簡単には取り戻せない。
    それを横井は簡単に覆してしまうがそんなクズにはなりたくない。
    お金があれば解決できるのか?
    誠実なだけでは生きていけない。狡猾さも必要

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    2026年03月05日
  • 火花

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    ネトフリのドラマで感動して原作ずっと読みたかった。170ページとかなり短い小説だったけど、文章や表現が美しく流石芥川賞だなと思った。
    売れない2人の芸人が必死にもがいて生きていく物語。師弟関係にあったが、徐々に売れていく後輩と全く売れない先輩の関係性と心境の変化がリアルすぎて苦しい。
    原作も良かったけど、ドラマは演技が本当上手すぎるからまだ見てない人は是非見てほしい。泣けます。

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    2026年03月03日
  • 生きとるわ

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    「あとで嘘が発覚するってわかるはずやねんけどな、なんであんな嘘ついてまうんやろな?」
    「そうやんな。なんか裏切られたような気分やわ」
     ほんまやろか。歯が浮くような言葉を吐いた瞬間、自分はこの状況を楽しんでいるのではないかと恐ろしくなった。自分が泣いている顔を鏡で確認して、さらに勢いを増して泣くような白々しさ。自分達が悲惨な事態に巻き込まれたこと、その理由が横井にあると誰かに語ることに快楽を覚えていないか。むしろ、横井は裏切ったのではなく、期待に応えただけやないのか。
    **

    「教師やなくて、ただのおっさんの意見やで。自分の見てきたことだけで言うと、人間の本質は変わらへんのちゃうか

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    2026年03月02日
  • 火花

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    泥臭い世界の片隅に眠っているとある芸人の人生の一部を覗いた気分。
    現実味があってどこか怖かった。

    自分の好きな事を好きだけでは、自分のこだわりだけでは続けられない現実と恐怖。

    神谷のような芯を曲げない自分の軸が確立していて、でも段々それが分からなくなって、いろんな面で余裕が無くなって徳永を真似してみたりわけのわからない行動をしてみたり、、でもそんな彼を見て憧れ失望し、そして最後にはまだ続くと、まだ途中だと言う徳永との関係。師弟関係よりも深い依存のようなものを感じる。

    どんな形でもいいから報われて欲しいとただただ思った

    きっと神谷は死ぬまでどんな事があろうと芸人で居続けるんだろうな

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    2026年03月01日
  • 火花

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    4.6
    胸が熱くなった
    追いかけ続ける難しさとふいに求めていたはずのものが見えなくなる怖さ、けど諦められず渇望してしまうのがかっこよかった

    自分には正直狂えるほどのものが無いから眩しかった

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    2026年03月01日
  • 本でした

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    村人からの復元依頼という名の大喜利のような構成。
    又吉さんとヨシタケさんのそれぞれの視点からの物語が楽しめた。
    特に又吉さんの本が好きな主人公の話が
    共感できるところも気づきを得るところもあって好きだった。

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    2026年03月01日
  • 本でした

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    いかにもこの人っぽいな~と思う作品もあれば、は~こんな感じのも書くのかと思う作品もあって、読みごたえのある本。28番以降の依頼についての本もちょっと読んでみたいな。それにしても、どういう頭の構造してんだか。

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    2026年03月01日
  • 本でした

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    面白い趣向の本でした。
    又吉さんとヨシタケシンスケさんが、互いにお題を出しあって、お話を紡いでいく形。
    それぞれのお題への回答は、なるほど!と思うものも、そう来たか!と思うものもあって面白い。読む前に自分なりの話をちょっと想像してみるのも楽しかった。

    お二人の本への愛情がひしひしと伝わってきて、本好きとしても嬉しくなる、本でした。

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    2026年02月25日
  • 本でした

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    村はずれに2人の男が住みつきました。2人はたった1行のヒントからでも「元の本」を復元できるといいます。村人たちが「本の復元依頼シート」をポストに投函すると…。又吉直樹とヨシタケシンスケからの「創作」のバトン。

    二人の個性があって面白かった。

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    2026年02月23日
  • 劇場(新潮文庫)

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    捻くれている永田もまっすぐな沙希ちゃんも、危なかしくて目が離せなくて一気に読んだ。
    登場人物みんな人間くさくてリアリティがある。
    最後が切なかった。自業自得だけれどそれが永田という人間なのだと思う。

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    2026年02月23日
  • 東京百景

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    又吉さんの視点で広がる東京での日常は、不器用で美しく見えた。
    自分の視点で描く東京も、美しいのかな。
    文庫本書き下ろしのⅣは、又吉さんの人柄が凝縮されてるように感じた。心に響いた。

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    2026年02月18日
  • その本は

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    その本は、本そのものの重厚感が良い。本を読んでいる感がたまらない。中身のデザインも良い。

    その本は、その本に書かれている三億円の本、サラリーマンの平均生涯年収が三億円(※一昔前)とするとそうゆうことねとなる。

    その本は、本の内容もしかり本そのものがまた好きになる。

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    2026年02月16日
  • 月と散文

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    物事を深く考えることを極力しないように生きてきてしまった私に、深く考えることはこういことだと教えてくれたけど、マネはできない… 妄想の広がり方も、小説を書く方の頭の中はこうなんだな、と理解できた。ただ、その中に時々出てくるサッカーネタや相方の綾部ネタは軽くて笑えて、散文たちをバランスよくまとめた一冊だと思う。

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    2026年02月15日
  • 月と散文

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    ネタバレ

    一つ一つのお話が短くて読みやすい。短いけれど言いたいことは簡潔に書かれてて面白い。他人の考えをこんなにも簡単に知ることができていいものか、とエッセイを読んで思った。今度は誰か別のエッセイを買ってみようかな?又吉直樹の別作品を買ってもいい。
    「火花」はよくわからなかったけど、純文学ってあんまりオチのないものだ、って誰かが言っていた気がする。わからなくて当然なのかも。中学生だった自分には早かったのかもしれない。今読んだら少し印象が変わるかもしれない。再読することで見えるものはあるよ、と「字が上手くなりたい」でも又吉直樹が書いてるし。
    過去に送信したメールの末尾ではなく、それを読み返した文章の末尾に

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    2026年02月14日
  • 劇場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    永田がクズすぎて感情移入出来ないなとも思ったけど、永田から見た初期の沙希の魅力的なものが物語が進んでいくにつれてだんだん見れなくなってきて、最後のシーンに感じた喪失感で結局は永田に感情移入していたんだなと思った。

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    2026年02月11日
  • 火花

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    芸人魂というものが伝わってきて、もっと面白い人間になりたいと思えた。主人公の使う比喩表現が難しかった。

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    2026年02月11日
  • 本でした

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    発売してすぐに買ったのに手をつけるのが遅くなってしまった。
    おもしろかった!
    最後の未復元のところ、自由律俳句のようで好きだった。
    ヨシタケシンスケって結構ブラックなのかな。ギャグ漫画家は病んでるみたいなことか?絵本とのギャップがまた良かった。

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    2026年02月09日