又吉直樹のレビュー一覧

  • 人間

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    53又吉先生もその他の文章を書く人たちも同じような葛藤の中で青春を過ごして来たんやろか。こんな10代過ごしてこなかったよ。彼はずっと歳下だからこういう文章を書けるっていうのはやはり文才があるんやろう。なんか心がひりつく物語でした。

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    2022年05月05日
  • 蕎麦湯が来ない

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    "新聞紙で折られた兜に書かれている事件"(p.90 せ)


    "明らかに元セブンイレブン"(p.198 せ)


    "実際には、気持ちなんてものは、正確に相手に伝わるものでもないのに、ごく稀に言葉や所作によって正確に解り合えてしまう瞬間があるものだから、その幻想に惑わされて、ついつい期待したり裏切られたりしてしまうのだろう。"(p.177 又)

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    2020年08月08日
  • 人間

    Posted by ブクログ

    人間の記憶がいかに曖昧なものか
    人間は考え方次第でどうとでもなる
    そんなメッセージを感じた本でした。

    それにしても、又吉さんの本はいつも主人公が又吉さんになってしまうのは、きっと私だけではないはず笑

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    2025年03月20日
  • 人間

    Posted by ブクログ

    これに「人間」ってタイトルをつけた感じ、嫌いじゃない。芥川賞受賞したときに審査員の島田雅彦さんが「今回の「楽屋落ち」は一回しか使えない。」って評していたのを強く思い出した。これは果たして楽屋落ち、じゃないのかな。芸人で作家の又吉さんだから描けたような作品。本人のエピソードなのではと錯覚したくなるほど境遇が、読者、あるいは視聴者からは同じように思える。
    この作品を読んだ島田雅彦さんの批評書き聞くなった。

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    2022年11月01日
  • 火花

    読んで良かった!

    文章は文学的で最初読みづらいかな?と思ったが、一気に読めた。内容は全体的に暗く、芸人のお笑い哲学というのがわかりやすく描かれてはいるが、映像のほうが感情移入しやすいのかなぁ、と思ってしまった。まだ映像は見ていないのですが。最後のオチが酷い!しかし時間が経つとじわじわ笑える気もする。悲しいお笑いという感じかな。

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    2019年08月04日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

    Posted by ブクログ

    『自分の名前で文章を書くことは、身体に文字を彫ることと似ている』と又吉さんは言う。
    その言葉の重みに圧倒されてしまいました。
    人の心はうつろうし、考えることだって日々変わっていく。
    又吉さんにとって文章を書くというのは、その時その時の思いをちょうどいい熱量で
    自意識と闘いながら言葉にしていくという作業なのだろう。
    その途方もない困難さが、『スリジャヤワルダナプラコッテ!!(スリランカの首都)』と叫ぶ小学生の話に笑っているうちに、泣き笑いのように伝わってくるのです。
    分かりやすい思考の方程式や、世の中が提示してくる『正解』を許さない二人のやりとりは
    読んでいてとても刺激的で楽しかったです。

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    2019年07月03日
  • 火花 上

    つまらなくて途中で読むのをやめました。

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    2018年09月20日
  • 火花 上

    ある意味すごい

    全然意味が分かりませんでした。

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    2018年08月08日