吉川英梨のレビュー一覧

  • アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ第1作。
    相変わらず、テンポよく、展開早く、転調巧みな警察小説です。

    私は見ていなかったですが 
    テレビドラマ化されていて 
    瀬戸朝香さんが、原麻希だったみたいですね。
    ちょっと私の小説からのイメージとは違う感じ。

    犯人の正体自体は想定内だったかなとは思いますが、その裏にある過去の事件でそれぞれが負った心の傷が、まさかの凝った設定。

    原麻希の人生を変えた事件で
    長い付き合いの恋人と別れ
    今の夫と出会い、これから始まるシリーズの
    舞台が整っていきます。
    主人公・原麻希の私生活パートが効いていて、
    ただの捜査物に終わらない魅力があります。

    そしてタイトルの「アゲハ」。
    私生活部分と意味を重ねてきて 騙されそうでした。

    濃密なスパイ小説もいいけれど、
    テロと潜入捜査官のエンタメ感に満ちた一冊は、
    疲れた頭でも理解できてお優しい。

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    2026年02月02日
  • 十三階の仇

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    感想
    終わり方が怖すぎる!!古池さえ手玉にとられるとは!?


    あらすじ
    天方美月の訴えによって十三階は解体された。新しく内閣情報室が出来る。その矢先にコロンビアで邦人の誘拐殺人事件が発生する。政府は十三階の幕引きとして古池を逮捕する。

    外務大臣がコロンビア入りしたところ、コロンビアに参事官として飛ばされていた乃里子が人質になる。ゲリラ側は古池を交渉人として指定してくる。

    コロンビアで乃里子はジャングルを連れ回されていた。一方、古池は、十三階を潰した佐倉を調査していた。そのうち、最初に誘拐殺害されたはずの及川の素性がわからず、その母親の素性も怪しいことが分かる。

    佐倉が密かにコンタクトしていたと思われる女性を尾行していた元十三階の工作員が捕えられたことが分かる。古池と律子は佐倉を捕らえて拷問する。バックに中国の工作員がいて、佐倉が情報を流していたことが分かる。佐倉を解放するも、中国のスパイにやられる。

    乃里子は自力で人質から抜け出す。美月は今や十三階の必要性を理解してバックアップにあたっていた。古池は情報を調べるうちに今回の誘拐を計画したのが律子で全てその計画に乗らされていたことが分かる。律子は統合失調症と診断され、精神病院に隔離されていた。

    しかし、それは今回の計画の罪を被らないための演技だったのだった。

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    2026年01月12日
  • 烈渦 新東京水上警察

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    ネタバレ

    「波動」に続く第二弾。
    前回の「波動」では湾岸ウォリアーズのメンバーの半グレが操縦する船と、碇と玲子の操縦する船で激しい船上バトルを繰り広げた。
    今回も船上での映画並みの水上アクション場面が盛りだくさんだ。
    元半グレ集団湾岸ウォリアーズのリーダーの上条は、湾岸海洋ヒューマンキャリア社社長と成っていた。その実態は半グレ集団を社員として雇い、密輸銃器の横領をしていた。
    元半グレ集団のヘッドの上条と、碇と玲子の闘いが再び始まった。
    今回の闘いの場は台風の嵐の中、再び船上での死にもの狂いの激しいバトルと成った。
    一方、日下部は嵐で洪水と成り水没した首都において、取り残された人々の救出を行っていた。
    読んでいて、日下部の必死の救出劇も痛々しいほど伝わってきた。
    碇と玲子のロマンスもある。こちらの方は、玲子の碇への情熱に対し、バツ2の碇の煮え切らない態度がもどかしい。
    玲子を諦めた日下部は景子と結婚すると決めるが、最後には景子に振られてしまう。
    前回の「波動」では玲子、日下部、碇の三角関係が面白かったが、今回はとって付けたような展開に成っていて、それほどの新鮮さは無い。
    読み物としては面白かった。

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    2026年01月05日
  • 海蝶 沈黙のヨダ

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    海蝶シリーズ第3弾
    サブタイトルは「沈黙のヨダ」
    ヨダとは津波のことである

    津波だけどあまり潜らない
    もちろん津波に立ち向かい潜るわけではないけど、海蝶の愛ちゃん本作ではあまり潜らない

    海上保安官は海の警察だから海の事件を捜査するのはおかしなことではない
    だけど、愛ちゃんは海上保安官でも潜水士です
    もっと潜って欲しかったです

    なんか今回は刑事捜査部門に力を入れちゃってる感じかな
    もっと潜って欲しかったです

    なーんだ海蝶シリーズなのにあんまり潜らないのか…
    んじゃ、なんで「沈黙のヨダ」なの?

    それはね、今回起こった事件の謎が「三陸津波」「チリ地震津波」「東日本大震災」の被災地で起きた悲劇とつながっていているからです

    今回、あまり潜らないけどこれはこれで面白い!
    だけど、やっぱり愛ちゃんにはもっと潜ってもらいたいです
    4作目は潜る愛ちゃんに期待です

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    2026年01月02日
  • 警視庁01教場

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    ネタバレ

     同じではなく、違う形で続けていくというアイデア。前のシリーズも一部濃すぎてどうかなと思う感じでしたが、良い感じでリセットされました。

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    2025年12月31日
  • 悪い女 藤堂玲花、仮面の日々

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    高級住宅地で起きた殺人事件、と帯に書かれているのを見て面白そうと思い読んでみました。

    読み進めていくと、高級住宅のセレブ妻たちのカーストとマウントの取り合い、不倫にどっぷりハマっていくなどのドロドロな話だ。私はドロドロあまり好きじゃないのに…。なかなか殺人事件は起きないし…。そして主人公を含め登場人物をどうにも好きになれない…。私にとって"面白くない"条件が揃っているのに、なぜか面白い。とにかく藤堂玲花が私は気になってしょうがない。この子の行く末が心配だという気持ちになる。藤堂玲花の高校時代のパートと現代のパートが交互に出てくるので、過去に何があってこうなったのか分かる。でもそれが小出しに出てくるので、余計に気になってしょうがないんだと思う。好きになれない登場人物の事情も徐々に分かってくると、そうなっちゃうのも仕方がないなと思う。

    よく分からないけど、惹きつけられた作品でした。
    惹きつけられた理由が、最後の解説を読んで納得しました。吉川英梨に1本取られた感じです。
    参りました。

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    2025年12月29日
  • 菊の慟哭

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    4.5

    桜の血族の続編

    誓の母親、菊美と向島春刀の出会いから誓が産まれてから桜庭に預け育てられるまでの平成の章と現代の章が生き来し、物語に厚みが増す。

    向島の生い立ちが悲しくて切ない。それを愛してしまった菊美も生涯も切ない。

    現代の章で向島がなかなか出てこないが、水面下で下剋上を果たすための計画が成されていたとは… 最後は驚き…

    吉竹組の総長にまで上り詰めた向島、次回作も気になる

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    2025年12月28日
  • 波動の彼方にある光

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    吉岡英梨:シロウト・トッキュー/伊岡瞬:荒天の鷹/梶永正史:コネクテッド/麻生幾:ストリクス/額賀澪:海めぐる給食室

    海上保安庁で働く人たち
    新米からベテランまで様々な仕事に就く
    日本の海を守り、
    災害や海を渡ってくる脅威から国民を守る

    みなさま たいへんありがとうございます

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    2025年12月19日
  • 菊の慟哭

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    ネタバレ

    続編とは知らずに読んだので
    誰が誰でどの組がどうでということを
    理解するのに時間がかかったが
    なかなか面白かったし
    思った以上にグロかった。

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    2025年12月18日
  • 感染捜査 黄血島決戦

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    前作から続編を作らない選択肢もあっただろうが、決戦という形で実現してくれた。ある意味、家族愛とゾンビというのはテッパンであると思うのだが、この作品は「タダ」では終わらない。由宇の生い立ちは明らかにしつつ、来栖の背景はまだ謎のまま。ただ、心理的変化を映像のみで描いているのはとても俳句的だと思った。
    また場面だけ見ると非情な終わり方ではあったが、余韻や残り香に含まれるどうしようもない人間臭さのようなものが読後感に支配してくる。これは来栖の背景も明らかにしていないし、続きを期待したくなるものだった。

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    2025年12月12日
  • 新人女警

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    吉川さん新シリーズ、なかなか面白かった!
    次作出たら絶対買う。他シリーズと比べて主人公のアクがまだ強くないかなぁというところ(53教場の方が共感度は高いような)なので、人間模様だけでなく本筋もグロ面白かったので期待も込めて。

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    2025年11月23日
  • エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    警察小説原麻希シリーズ。今回の事件もなかなか興味深かった。子育て中で小さな子供がいるにもかかわらず、世の中のために危険をおかして事件と向き合う姿勢が、けなげでかっこよかった。私なら子供がいたら危険な仕事はできないなあと思った。

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    2025年11月10日
  • センシティブ・キリング 警視庁01教場

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    『53教場シリーズ』の時から読んでいて思います

    ったく!
    なんで学生たちはいつも問題を起こすんだと!
    曲がりなりにも警察官の卵だろと!
    そんなんで日本の平和を守れるのかと!


    けどね、、
    それでいいのです
    失敗も過ちも犯していいのです
    彼ら彼女らはまだまだ未熟でいいのです
    なんなら教官もまだまだ未熟でもいいのです


    だって、そのために教場があるのですから


    なぜなら、、、
    教場は警察官を育てるだけではなく、ひとりの人間として育て直し、成長させる場なのです


    学生に全力で向き合う甘粕教官、塩見助教官、ほんと最高〜。゚(゚´Д`゚)゚。
    で、そんな教官たちに全力でぶつかり合える学生たちが羨ましい〜。゚(゚´Д`゚)゚。


    お前らほんとに幸せ者だよ〜。゚(゚´Д`゚)゚。
    (誰目線だ)

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    2025年11月03日
  • トヨタの子

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    半分実話、半分ファンタジー、でもかなり実話よりなんじゃないかな

    御曹司の成長、生活を学ばせていただきました

    日本経済の要の自動車産業のトヨタ、豊田家の章男さん
    応援しています!

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    2025年10月28日
  • 海底の道化師 新東京水上警察

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    シリーズ第4作。今回はそのままでは絶対地上波ドラマにできない内容。すごいね、このシリーズ。しかし、一番の問題キャラは礼子だね。でもまあ次から次へのアクションで面白いんだよね。最終巻は、この続きで終わらせるの?

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    2025年10月22日
  • 波動 新東京水上警察

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    『新東京水上警察シリーズ』を初めて読んだ。
    水上警察という特殊な警察内部の事情等が分かって、面白かった。
    主な展開は大きく三つだろうか。
    1.美人警察官が操縦する警備艇と水恐怖症の刑事が、元暴走族の半グレとボートチェイスを繰り広げる。
    2.特養老人ホームで毎週水曜日に起こる介護老人の死を巡っての謎解き。
    3.署内の美人警察官を巡って、男刑事二人の三角関係の心理描写が秀逸。
    それぞれに、息を付かせない見どころがあり、面白かった。

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    2025年10月18日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希

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    読み放題のお勧めに出てきたので読んでみた。

    犯人がろくでもなさ過ぎ。
    登場人物も変すぎ。

    しかし楽しめる。

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    2025年10月23日
  • 新人女警

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    大好きなヨシエリさん
    今作も面白かったんだが…
    その前に大事な話があります

    そうです!

    ヨシエリさん原作のドラマ『新東京海上警察』がいよいよ始まりました!(わー)

    もちろんみんな見たと思うんですが、わいも見ましたよ
    当たり前じゃないですか!

    そして気になる評価は…★4!高評価!

    うん面白かった
    頑張っとるなフジテレビ
    海上警察署がなんか良かったな
    あれどこ使ってるんやろ?

    そして主演の佐藤隆太さんがめちゃくちゃ良かった!
    はっきり言って原作の碇のイメージでは全くないんだけど、わいそういうのこだわらないから
    これはこれ、あれはあれだから

    ちょっとこれは続けて見ようと思っておりますよ!
    そしてこれを機にヨシエリさん作品も、もっと人気出るとい〜な〜

    はい、じゃあ本作

    終わり方が良かった!とても良かった!以上!

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    2025年10月09日
  • 菊の慟哭

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    ネタバレ

    桜の血族の続編
    警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課の桜庭誓は暴力団抗争の最中地下に潜った向島春刀を追っている
    誓の実父である春刀の生い立ち、片腕を失った理由、誓の実母が誰に殺されたのかが明らかになる
    最後に誓は春刀と会うが、母親の菊美の面影を感じる
    マル暴刑事と暴力団幹部、親子であるが故のもどかしさを感じる
    現在と過去が入れ替わりで描かれ、まどろっこしさはあるものの一気読みでした
    自作が楽しみです

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    2025年10月04日
  • 十三階の女

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    書き方のせいか、流れるようにスイスイ読めた訳ではないが、丁寧に作られている。続きも読んでみようと思える作品だった。

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    2025年10月02日