吉川英梨のレビュー一覧

  • 感染捜査

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    ゾンビ×海保×刑事モノで面白くないわけない。日常がだんだんコロナ禍になる小説は最近めちゃ多いんだけれど、コロナ禍を経験したから肌で分かるアクションって新鮮。主人公の由羽が絶妙に好きになるラインついてくるのが気持ち良い。バディの来栖さんも好き。

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    2025年04月29日
  • 警視庁01教場

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    シリーズ最終巻まで読み終わり、寂しさを引きずったまま読んだが、懐かしのメンバーも元気な姿で登場し、なんだか安心した。

    ストーリーは、教場の話、恋愛話、ミステリー要素ありと、いつもの割合。甘粕教官の謎が明かされないまま中盤まで進んでしまい、正直モヤモヤ感あったが、後半一気に伏線回収されたのでスッキリ。

    安定の面白さなので、また続編かアナザーストーリー的なのが出ないかなーと期待。

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    2025年04月24日
  • 警視庁53教場

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    警察学校を舞台にした恋愛ミステリー。教場で学ぶ面々のキャラが際立って面白かった。個人的にはガサツで女好きな高杉さんがとても人間的に感じる。実際に頑張ってる警察学校の人が読んだら、これ程堕落してないと言われそう。

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    2025年04月09日
  • 聖母の共犯者 警視庁53教場

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    ネタバレ

    53教場シリーズ第3弾



    もうすっかり肌に馴染んだメンバー
    ぐいぐい読めちゃうー!
    1も2も読んでないあなたは
    まず1から読んだ方がいい!!!






    さて、もう3巻くらいになってくると
    何書いても1巻や2巻のネタバレなってしまうので
    ならもう完全ネタバレ感想にします!
    未読の方はご注意を!!










    まず言わせて欲しい


    ほえ?いつの間に?

    そんなに進展してましたっけ??



    ですよ




    二巻が良すぎて読み飛ばしてしまったんかなと思って最後の方読み返しました笑


    知らん間に急接近して、カップルになっておりましたʅ(◞‿◟)ʃ



    2と3の間に一体何が!?

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    2025年03月20日
  • 十三階の神

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    りっちゃんが、、、

    りっちゃんが、、、

    りっちゃんがモンスターになってしもった!

    十三階のモンスターになってしもった!

    国家を守るために女性という我が身を使ってまで。゚(゚´Д`゚)゚。
    (ん、それは1作目から使ってたか…)

    けど、本作ものっけから女の武器を使ってるよ(;・∀・)
    しかも、刑事相手に!
    おいおい、どーいうこと?
    りっちゃん、一体どーいうこと?
    欲求不満なの?

    なんてね、そんな浅はかな考えをしてすみません
    後に分かってくるのっけからのこのチョメチョメの真相

    りっちゃん必死だったんだね
    感情を騙して押し殺して必死だったんだね
    大切な人を助けるために必死だっんだね

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    2025年03月17日
  • 警視庁53教場

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    海の教場でヨシエリさんを初めて読んでから早一年


    ひま師匠や一休さんやまきさんのレビューからずっと読みたいと思っていた53教場シリーズにようやく手を出しました!!




    ゴリゴリの警察学校の話かなと思ったら、
    ひま師匠がおっしゃってたように、
    恋愛要素多めの警察小説!
    そして謎に迫るミステリー要素もあり
    私でも読めそうです!!




    警察学校同期の守村の首吊り死体が発見され、現在と五味の警察学校時代が交互に描かれています。
    この警察学校の同期たちがなかなか濃い。
    五味の優秀さが垣間見えるところが私的には結構ツボです


    高杉も結構好きなのに、チャラいのがなー。



    自分が想像していた物

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    2025年03月15日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 上

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    ハラマキシリーズ。
    映画でも見ているようなストーリーで、ずっとハラハラしていた。
    人が死ぬ描写は少なく、でも壮大な物語。
    下巻に続くので一気に読んでしまいたい。

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    2025年03月02日
  • 海の教場

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    「誰かがここで毎日体を張っていることも知らない。意識すらしない」

    海上保安庁は日本国民が意識すらしない所で国の平和を守っている。
    国民から非難を浴びても、それでも、守り続けている。

    元海上保安官。現在は余命1年の癌患者。
    そんな彼女を追いかけて舞鶴にやってきた同期の桃地。
    桃地はこの地で教官を務める。

    人命を救う輝かしい仕事の裏には並々ならぬ苦悩がある。
    桃地は教官として、それらと向き合い、未来を担う海上保安官を育てる。

    男社会で生き抜く女性たちの姿に勇気をもらえた。
    過酷な現場で働くからこそ、自然と誰もが協力し合い、助け合うようになる。海上保安官ってカッコイイ!

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    2025年02月22日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    月村了衛、深町秋生、鳴神響一、吉村英梨、葉真中顕、伊兼源太郎、松嶋智左『警官の標 警察小説アンソロジー』朝日文庫。

    7人の作家による7編全てが書籍初収録となる贅沢な警察小説アンソロジー。

    自分は、7人の作家全て最低1作は読んでいる。月村了衛と深町秋生、葉真中顕は文庫化作品は全て読破している。吉村英梨と松嶋智左も文庫化作品はほぼ読んでいるが、最近は取捨選択しながらという感じだ。鳴神響一と伊兼源太郎は文庫化作品を1作読んで肌に合わないと感じてからは読んでいない。

    月村了衛の『ありふれた災厄』と深町秋生の『破談屋』が取り分け面白かった。


    月村了衛『ありふれた災厄』。★★★★★

    本短編の冒

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    2025年02月16日
  • トヨタの子

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    警察関連の物語が多かった作者が伝記とタイムワープを融合させた。最後の方は時系列が混乱するけど、世界のトヨタの苦闘と成長物語として読ませて貰いました。乗ってるのはスバルやけど笑

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    2025年02月08日
  • 警視庁53教場

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    53教場というタイトルがやっと理解できた。警察学校入学当初の五味の初々しさから、苦味がきいた捜査一課で活躍する五味。対比させながら物語が進んでいくので飽きない。過去、現在の事件を追うなかで、数年の間に何があったのかが、徐々に語られていくストーリーは読む価値あり。続編にも期待。

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    2025年01月29日
  • センシティブ・キリング 警視庁01教場

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    警察学校教官の甘粕仁子は、大けがが元で人の顔の見分けがつかない。脳の働きが変わったのか、些細なにおいにも敏感になった。受け持ちの学生で元力士の玄松一輝がいた『玄煌部屋』に慈人未遂事件の噂があると聞き、頭を悩ませる中、学校近辺で不可解な転落事故が発生。その直前、仁子の鼻はあるにおいを捉えていた―「殺人のにおいがする」。苦しいまでの過敏な感覚を駆使し、学生のために真相を追う、教場小説シリーズ第2弾。

    前シリーズから通算すると7作目。深刻なストーリーに、ラブコメ要素も加わって読ませます。

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    2025年01月20日
  • 雨に消えた向日葵

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    久しぶりにオーソドックスな警察小説を読んだ気がした。推理モノと思って読んだが、社会派ミステリーだと思う。

    派手な展開はなく、ただひたすら地道な捜査が続く。解決の糸口や犯人を見つけたと思えばすぐに道に行き詰まる。事件発生から数年が経過する間に、家族や担当刑事が何を経験して、どのような心境の変化をし、諦めずに失踪した少女を探し続けるかが淡々とした日常の中にも丁寧に描かれていて、深みを感じさせる話だった。

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    2025年01月12日
  • 悪い女 藤堂玲花、仮面の日々

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    怒涛の勢いで読み尽くしてしまった…

    最初は結構エロい狂気的な話と思ってたら、
    途中主人公の女の人が統合失調症並みに狂い始めて怖くて読んでられなかった。
    結局、最後の男の人のエピソードも意味わかんないし、怖いしとんでもない話だった。
    変なやっすい漫画になってそうな話だったけど、最後の解説で、「愛してもらえないから、愛し続けた」って言葉がこの本のキーって気づくと、もう一回読み返してみたいなと思わせられた。

    冒頭の印象もメモメモ
    こんな絶世の美女を浮気相手としてしかみない醜男
    慣れるにつれ、女の子を適当に扱うようになる男
    教師と生徒というエロさ

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    2025年01月11日
  • 雨に消えた向日葵

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    少女の行方不明者事件を扱った、吉川さんにしては珍しく派手さのない作品。
    そのイメージのギャップを除いて読んでみれば、家族や警官たちのやるせない想い、周囲の人や不特定の他人から向けられる思慮に欠ける無自覚な攻撃など、この種の事件の残酷さが生々しく描かれた考えさせられる作品ででした。
    もしかしてこれをきっかけに作風を変えるのかな?

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    2024年12月27日
  • 感染捜査 黄血島決戦

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    前回作の続き。唯一の生き残りがいるので、灰人を回収するために、船ごと引き上げるプロジェクト。結局のところ、感染はまた出るが最終的には少なめになった。前回作があまりにもゾンビと襲われ方、倒し方がエグかったけど、今回は読みやすい。しかしその一方でインパクトが少し減ってしまったのは残念だけど一気読みでした。他の吉川氏の著作も読むようになりそうです。

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    2024年12月17日
  • 感染捜査

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    ゾンビものかつ女性主人公ということで購入。
    初めて読む作家さんだったけど、読み始めたら止まらなかった…..。登場人物がかによりも魅力的で、もっとこの人たちの先が見てみたいとも思う。グロテクスな描写も、確かに痛々しいが、抽象的にではなくかなり具体的にかかれているため、あっさりと読めてしまう。
    読み終わった瞬間、続編の文庫本を予約した。来月が待ちきれない!

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    2024年11月29日
  • 十三階の神

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    今作は現実にテロや騒動を起こした某宗教団体をモデルに描かれているので、当時、ニュースで毎日のように取り上げられていた光景を思い出しながら読めて、臨場感があって惹き込まれた。

    読み進めていくごとに誰が敵で、誰が味方なのか分からなくなるぐらいに登場人物の立場が二転三転していくので、人間の心理って本当に複雑で、それを文章化できる吉川英梨さんは本当にすごいなーと思った。エロの描写も相変わらず濃厚...

    読み応えがあって面白かった。

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    2024年11月24日
  • 十三階の仇

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    警察庁の公安秘密組織『十三階』は首相の娘である天方美月議員によって解体させられた。
    中心メンバーだった黒江律子と古池慎一夫婦は息子を連れてインドに逃亡するが、古池は過去の殺人容疑で逮捕。
    そしてコロンビア大使館に左遷させられたかつての上官が過激派組織に誘拐されてしまう。
    そんななか、律子は十三階の窮地を救うべくひとりで「ユダ計画」を進めていた。それはまるで悪魔の計画―-。緊迫のスパイサスペンス。

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    2025年02月08日
  • 十三階の血

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    古池の祖父はゲリラにリンチされて殺された警察官だった事が明らかにされた

    そのリンチ殺人から繋がる本作

    何度も騙される感覚が楽しい

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    2024年11月22日