あらすじ
北海道に帰省していた原麻希一家は、観光に寄った札幌の公園で、氷漬けとなった女性の遺体を発見する。女性は以前、東京に住んでいた際に、警視庁「女性犯罪」捜査班にストーカー相談に訪れていたことがわかった。捜査を開始した麻希は、警察官を志すきっかけとなった北海道警の瀧正義警部と再会するも、その姿は変わり果てていた――。天才捜査官・原麻希の切ない過去が初めて描かれる、人気シリーズ第4弾!!
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Posted by ブクログ
ブックテロリスト誕生…せず
このあいだ久しぶりに本屋さんに行ったんですね、ちょっと大きめの
入口を入るとすぐにいましたよ
いやがりましたよ
新潮文庫の100冊が、もうどーんと一等地を独占です
平積みの嵐です
むかーってなりました
これが権力か!(違う)
出版利権か!(違うって)
もう、上から全部ヨシエリさん重ねたるわ!って思いました
名付けて「ヨリエリさん絨毯爆撃、新潮100冊壊滅大作戦」です!
ブックテロじゃあ!(# ゚Д゚)
ブックテロリストの爆誕じゃあ!(# ゚Д゚)
と思ってヨシエリさん探したら店内に4冊しかありませんでした(;´д`)トホホ…
しかも『原麻希シリーズ』は1冊もありませんでした
何をしてんねん宝島社!もっとしっかり営業せんか!
まぁ、犯罪行為に手を染めずにすんで良かったとも言えるがw
はい、冗談はさておき(ヨシエリさんもっとあったとしてもやりませんよ)『氷血』です
缶チューハイです
それは「氷結」(いい加減話すすめろや!)
今回は原麻希ちゃんの18歳年上の旦那さんで元凄腕の公安刑事の則夫が原麻紀ちゃんの故郷北海道で大活躍!
もうかっこいいのよ!
そして、原麻紀ちゃんの切ない思い出が泣かす
うーん、夫婦愛!
夫婦の愛!
絆!
そうそう、新潮文庫の100冊の小冊子はちゃんともらって帰ってきましたよ
なかなかいい選書してるよね
プレミアムカバーもおしゃれだし
故郷旭川に帰省していた麻希が偶然遭遇した死体遺棄事件。それを発端に、北海道警察の闇にまで巻き込まれていく麻希と則夫。
麻希の高校時代を回想しつつ、恩人である瀧との再会から、手錠を掛けるまでのストーリーに泣けました。
今まで読んだ麻希のシリーズ中、私の中で一番感動した作品です
Posted by ブクログ
北海道に帰省していた原麻希一家。
しかし、観光中に氷漬けの遺体を発見してしまう。その女性は、以前、警視庁の「女性犯罪」捜査班に、ストーカー相談に訪れていた。
そして、原警部補が、警察官を目指すキッカケとなった瀧警部との再会。しかし、瀧警部は、あまりにも変わり果てていた。
次々と明らかになる北海道警察の闇また闇。
二転三転する真実に、卑怯な罠の数々。
本当の敵は、誰なのか?
真犯人は、ストーカーなのか、それともヤク中の瀧警部なのか?
あまりに切ない原警部補の過去が明らかに...
表題の「氷血」の意味に、しんみりとします。
良書。
Posted by ブクログ
帰省旅行で北海道に入ったヒロインが、思いも掛けずに戸外に遺棄された遺体の発見者となってしまう。
刑事として捜査協力をすることになるのだが、「とんでもないこと」が白日に晒されて行くこととなる。
ヒロインの想い出の中に在った人物が、非常に好ましくない型で眼前に現れ、やがて対決することにもなる。
なかなかに夢中になった…
Posted by ブクログ
吉川英梨『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血』宝島社文庫。
ハラマキ捜査官シリーズ第9弾。シリーズ第1弾から順に読んでいるが、女性犯罪捜査班シリーズに変わってからでは一番の傑作ではなかろうか。これまでとは雰囲気の異なるハードな警察小説。
北海道に帰省中の原麻希一家は札幌市内の公園で女性の変死体を発見する。事件は北海道警察の暗部とも関わりを見せ、それは原麻希の過去とも関連していく…
一皮剥けたかのような作風の大きな変貌に次の作品が楽しみである。
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やっぱりいいよね。
過去と現在描きながら捜査していく果てに何が起きたかは結構びっくり。
こういうどんでん返しはいいね。
2902冊
今年130冊目
Posted by ブクログ
ハラマキシリーズの第9弾。
北海道に家族で帰省中のハラマキが事件に巻き込まれます。ハラマキのプライベートが描かれていて、過去が切なかったです。
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原麻紀さんの過去に触れる作品です。
レギュラーメンバーの意外な一面が数多く見られ、また本シリーズとしては珍しく人情の使い方が上手で読み応えがありました。
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北海道に帰省していた原麻希一家は、観光に寄った札幌の公園で、氷漬けとなった女性の遺体を発見する。女性は以前、東京に住んでいた際に、警視庁「女性犯罪」捜査班にストーカー相談に訪れていたことがわかった。捜査を開始した麻希は、警察官を志すきっかけとなった北海道警の瀧正義警部と再会するも、その姿は変わり果てていたー。
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ハラマキシリーズの原麻希刑事の原点を知る作品。旭川の進学校に通う麻希。家での女中扱いに嫌気をさし、東京への進学を目指す。それを後押ししてくれた瀧刑事。「北海道の刑事になれ」が口説き文句だった2人の淡い恋物語。24年振りに変わり果てた恩人・瀧刑事との再会。北海道警察の闇に触れながら、事件は進むのだが…。ラストの瀧刑事とのパトカー内での会話が泣ける。時を刻み、少女の世界は変わった。あんなに大きく見えた人も、小さく見えることも。必死に生きていたあの頃に、言葉一つで瞬時に戻ることができる。そんな切ない体験を、いくつもしてきたなあと思い出すことのできた作品でした。
Posted by ブクログ
評価は4。
内容(BOOKデーターベース)
北海道に帰省していた原麻希一家は、観光に寄った札幌の公園で、氷漬けとなった女性の遺体を発見する。女性は以前、東京に住んでいた際に、警視庁「女性犯罪」捜査班にストーカー相談に訪れていたことがわかった。捜査を開始した麻希は、警察官を志すきっかけとなった北海道警の瀧正義警部と再会するも、その姿は変わり果てていた―。天才捜査官・原麻希の切ない過去が初めて描かれる、人気シリーズ最新作!
女性捜査班シリーズになってからは確たる地位を築き上げたベテラン刑事「はらまき」となり読んでいても安心感がある。とココまで来るにはやはり最初のシリーズ(女性秘匿捜査官)で成長する「はらまき」を見守る必要がある。
刑事の勘とか指摘の鋭さなどなど「成長したねぇ」と温かい気持ちになってしまう。公安部の元彼が相変わらずかっこいいわ~
Posted by ブクログ
原麻希・女性犯罪捜査班シリーズ第4弾。
「アゲハ」から読み続け、途中間が空いてしまったが、とうとう今出ている作品の最後に来てしまった…「アゲハ」が面白くて、人に勧めたけど、なかなか理解してもらえなかったのに、気づけば、長いシリーズになって、何となく感慨深い。
お正月休みに家族3人で、故郷・旭川に帰省した原一家。しかし、家族との折り合いも悪く、年明け早々、札幌に移動し、観光に出かけた3人は川岸で凍死した女性の遺体を見つけてしまう。しかも、亡くなった女性は少し前まで東京にいて、女性犯罪捜査班にストーカー被害の相談に訪れていたことから、麻希も捜査に加わる…と言う、ま、いつもの強引な滑り出し。
ここ2作品ぐらいは、この強引な始まりから、軽いノリで展開されるストーリーが好きになれなかったのだが、今回は麻希の過去と現在の捜査をクロスさせながら、物語は進み、今まで謎だった麻希の刑事になった経緯も明らかになる。
北海道が舞台なので、道警の不祥事も描かれ、ラストの本当の敵との闘いは、前シリーズのリクルーターを彷彿とさせた。
内容からすると、このシリーズも、ここでひと段落かな…とりあえず、頑張って、読み切った!
Posted by ブクログ
警察庁が銃刀や麻薬の押収のノルマを全国の警察に課したことに対し、北海道警察は暴力団に銃と麻薬を密輸させるということをやらせた。こんなことって本当にあるの?小説だけのことなのかとふと思うが、これに絡んで、原麻希の恩人の瀧正義刑事は暗闇に落ちていく。北海道に夫の則夫と里帰りした原麻希は、氷漬け死体を発見してしまう。そこで瀧刑事と再会するのだが、彼は麻希を全く覚えていなくて、逆に麻希たちに罠を仕掛けてくるのだ。今回は原麻希と瀧刑事の悲しい物語だ。それなりに読ませる。
Posted by ブクログ
4月-20。3.5点。
麻希の実家に行く、一家。ツアー中に死体を発見。
麻希の過去とシンクロしながら、物語が進む。
あり得ないような、警察の暗部だけど、読ませる。
ミスリードのテクニックはさすが。