【感想・ネタバレ】海底の道化師 新東京水上警察のレビュー

あらすじ

東京湾海底から回収された運転免許証3枚、それらは全て失踪中の若い女性のものだった。船員とおぼしき水死体も発見され碇拓真率いる五港臨時署強行犯係はにわかに騒然となる。そんな中、単独で事故貨物船の救難に向かった有馬礼子は、衣服を剥がされ船底に監禁されてしまう。女を食い物にする「海底の道化師」の正体とは? 大人気「新東京水上警察」シリーズ第4弾!

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ネタバレ

念願の警察官になった礼子だったが、予想外の水難救助隊へ異動となり、不満を抱えていた。そんな中、単独で事故貨物線の救難に向かった礼子は捕えられてしまい…

碇が礼子に言った、「何者なんだ」がとても印象的でした。
海技職員、水難救助隊、刑事の真似事。全てが中途半端で上官の「電柱」こと高嶺東子にしごかれている理由を即座に把握する碇の観察力が凄かったです。
その言葉で成長をみせた礼子の向上心が格好良かったです。

東子の若い彼氏の存在と、礼子を取られた日下部がまさかの位置に収まるのも意外でした。碇班略奪しすぎ…

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2025年12月07日

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そこまでやるか!

いえいえそこまでやるからこその吉川英梨さんなのですよ!

ということでね『新東京水上警察シリーズ』ですよ!三角関係でお馴染みのシリーズですよ!しかも今回もうひとつ三角関係重ねてきました
三角が2つ重なると…そうダビデの星ですね
なのでワタクシこれをダビデ関係と名付けましたw

うめちゃくちゃな恋愛関係もそうですが、ストーリーもやっぱりもうめちゃくちゃ
いい意味で!クライマックスは今回もド派手!ガスを積んたタンカーと衝突炎上、沈没、ヘリも墜落、座礁した貨物船からの脱出で碇警部補も潜ります!
もう海上海中で起きるピンチ全部入れてきた!
さらに海保も海自も登場!

そしてもうひとつの三角関係に絡む新たな女性キャラももちろん頭おかしい!(頭おかしい言うな)

わいが吉川英梨さん大好きなところが全部入ってます!
海鮮豚もち明太もんじゃベビースター入りですわ!(チーズは嫌い)

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2024年03月05日

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シリーズ第4作。今回はそのままでは絶対地上波ドラマにできない内容。すごいね、このシリーズ。しかし、一番の問題キャラは礼子だね。でもまあ次から次へのアクションで面白いんだよね。最終巻は、この続きで終わらせるの?

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2025年10月22日

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もうハリウッド級の展開についていくのが精一杯。でもこれで良いのです。これぞ求めていたもの。

全体的に大味の中にも、礼子の立場が変わり、色々な苦悩にぶつかっていく描写も良い。シリアルキラーの変態さも気味悪くて良い。恋愛も新たなキャラクターが登場し俄然面白くなってきて良い。

次回作はこれ以上の展開が有り得るのか。正直期待と不安でいっぱい。

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2025年08月04日

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今回はシリアルキラー!?そそりますw

んで、新キャラも登場w
この人も、ぶっ飛んでるwww
日下部、頑張れ!?w

礼子、危うし!!

もう男女混合ダイハードって感じでね?www

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2023年01月16日

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4作目。今回は礼子の身勝手な行動が完全に裏目になり、碇が絶対絶命のピンチに。そして今回は水の恐怖。いつも海上が舞台なので、いつも水は出てくるのですが。沈みゆく船の中からの脱出の様子は緊迫感がありました。日下部も、最初の登場時点では、嫌なヤツだったのに、今ではいい奴に変身。次巻はいよいよ最終巻。この3人にどういう結末が待っているのか、楽しみです。

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2022年12月18日

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新東京水上警察シリーズ、第4弾。
今回も碇や礼子、日下部などのお馴染みの面々に加え、新たな濃いキャラも...

東京湾から回収された3枚の運転免許証。それらは、全て若い女性のもので、失踪中のものであった。更に、船員と思われる水死体も発見され、碇達は騒然となる。

やがて、単独行動を起こした礼子が、連続殺人鬼『海底の道化師』に捕まり、監禁されてしまう。
更に、甚大な海難事故が発生し...

しかし、本シリーズは、よく船舶が破損しますね(笑)。もはや、定番でしょうか?

最後のエピローグは、五臨署設立の裏話にも関連し、何やらきな臭いにおいがしますね。

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2020年02月14日

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東京湾海底から回収された運転免許証三枚は、全て失踪中の若い女性のものだった。船員とおぼしき水死体も発見され碇拓真率いる五港臨時署強行犯係は騒然となる。そんな中、単独で事故貨物船の救難に向かった有馬礼子は、衣服を剥がされ船底に監禁されてしまう。女を食い物にする「海底の道化師」の正体とは?

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2019年04月11日

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吉川英梨『海底の道化師 新東京水上警察』講談社文庫。

シリーズ第4弾。文庫書き下ろし。本屋に並んで直ぐに購入したのだが、長らく寝かせていた。前3作全てがイマイチだったので読むのに躊躇していたのだ。『……道化師』と言うと江戸川乱歩の『地獄の道化師』を連想するのだが、果たして本作は……

今回の作品は吉川英梨にしてはかなり思い切ったストーリーだと思う。いつものように甘い恋愛小説のような展開から始まり、一転、奇怪な猟奇連続殺人事件が描かれ、あろうことか有馬礼子が殺人鬼に囚われの身となる……礼子の運命や如何に……

あれよあれよという間にストーリーは展開し、息継ぐ間もなく殺人鬼はあっさり捕まり、殺人鬼の背景もいやにあっさりと明かされ、最後は色恋沙汰で終わるという……

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2018年11月07日

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2025.44
東京湾海底から回収された運転免許証3枚、それらは全て失踪中の若い女性のものだった。
船員とおぼしき水死体も発見され碇拓真率いる五港臨時署強行犯係はにわかに騒然となる。そんな中、単独で事故貨物船の救難に向かった有馬礼子は、衣服を剥がされ船底に監禁されてしまう。
女を食い物にする「海底の道化師」の正体とは?
大人気「新東京水上警察」シリーズ第4弾!
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また今回も、若い女性たちが関係した事件から
船の構造が分からなくて想像が追いつかない
大がかりな救助の話になって
もうちと事件の方に重きを置いた方がいいのに
とも思ったけども犯行が気色悪かったし
あの程度でよかったのかも
相変わらず礼子の暴走にはイラついたな
周りの人たち甘くないか?

冒頭でこの2年間の変化が書かれていて
由紀子さんは結婚し、藤沢くんは2人目が生まれ
遠藤くんは年上の彼女が出来たと思ったら、あら
これは途中で気づきたかったなぁw
そして、礼子の水難救助隊配属にはそんな陰謀が・・
ラストで新たにわかって次作も読もうと思う

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2025年11月23日

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今回もスピード感とスケールの大きさを感じながら物語が進んでいった。でも、どこか遠い世界で起きている事件で、ずっと自分とは関係がない気がしていた。でも、エピローグまで読むと、急に現実にも起きるかもしれない問題だと気付かされる。

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2025年10月28日

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ネタバレ

犯人である海底の道化師を逮捕するまでの過程はいつになくすっきりした展開で良かったのだが、まだページ数もあったのでもう一波乱あると思いきや未曾有の大事故が起きる。
作中にもあったが何もかも礼子の軽はずみな判断が巻き起こしたものであり、かといって礼子自身が尻拭いをするわけでもなく、礼子のキャラ設定が中途半端。
最後に新たな恋愛模様も加わったので食傷気味である。

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2023年01月22日

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新東京水上警察シリーズ、第4弾を最初に読むw
碇と礼子、日下部とレギュラーらしい登場人物の
やりとりが若干不明だが、設定が段々見えてきて
刑事モノらしい事件が起きる
(東京湾の底から3枚の運転免許証→失踪事件)
展開がいきなり海猿映画のようで文字で状況不明
の中を読み進むが・・・シリアルキラーに主人
が素っ裸で拘束、沈没する船の中、救助者が二次
災害・・・ヘリやら船やらも破損、挙句の果てに
東京都知事が関わる日本の国防問題・・・とても
手に負えないシリーズかも(´・ω・`)

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2023年01月06日

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 「しばらく船は沈まない、そして救助も来ない、ということですね。それなら私たちでへりの中にいるはずの隊長の救助を行います」

 さすがに碇はひるんだ。

 「冗談 ~ あの爆炎の中に飛び込むつもりか。三次、四次災害が起きて全員死ぬぞ。あんたバカじゃないか」

 「バカでいい。死んでもいい。後であんときどうして助けなかったのかと、後悔し続けて生きるくらいなら。」

 「私は1993年のあの日、津波に呑まれて浮上しようとして~母にすがりつかれた。私は潜水夫だった父親としょっちゅう潜っていたから、水の中は慣れている。だけど母は泳ぎすら苦手でパニックになって、浮かび上がろうとする私の体にしがみついてきた。10才の私には重くて、自分の身体が沈んでいくのがわかった。私は私の体にまとわりつく母親の体を蹴落としていたのよ」

 沈んでいく母親の長い髪は人魚のように見えた~

 「人魚だと思いたかった。自分が見捨てた母親を自らの意思で身を海に帰った人魚だと思い込むことで必死に罪悪感から逃れようとしていたのよ」

 

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2019年06月09日

Posted by ブクログ

5月-7。3.0点。
水上警察シリーズ。東京湾海底から女性の免許が。全て行方不明者。単独で行動する有馬が、拉致され船に監禁。

吉川英梨もので、一番恋愛沙汰の多いシリーズ。有馬、いつも勝手に行動して主人公達を窮地に追い込んでないか。

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2019年05月10日

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