【感想・ネタバレ】烈渦 新東京水上警察のレビュー

あらすじ

東京湾に係留されている「宗谷」の 船室で腐乱死体が発見された。東京水上警察は現場に急行するが、湾岸署との捜査権争いに負け、熱血刑事・碇拓真はい きり立つ。最大級の台風が迫る中、都政に絡む陰謀の存在を掴む碇。暴風荒れくるう東京湾で、命がけの闘いが始まる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

碇と共に捜査をするうちに、刑事レベルで動き始める礼子を疎ましく思う湾岸署刑事。
その礼子は日下部から完全に碇への想いを隠さず爆進中。日下部は湾岸署の事務員・中堀景子と結婚すると言いだして…

台風の最中、湾岸ウォリアーズとの決戦がハラハラしっぱなしでした。
特に、母が危篤なのに駆けつけられない日下部がキレたシーンが印象的でした。公安系の方はそうなんですよね…

上条と大沢の絆が思ったより深くて驚きました。別な方向で協力しあって欲しかったです。

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2025年12月07日

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シリーズ第2作、一気読み。映画のような臨場感とスピード感が全体を貫いていて、読んでいるはずなのに映像が浮かぶほどだった。後半は細部まで描かれており、緊張感と厚みを感じさせる展開。来月からのドラマ化で、この世界観がどう映像化されるのか今から楽しみ。

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2025年09月23日

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関東を襲った最大級の台風下において、市民の救助、Wとの決戦、宗谷の奇跡など目まぐるしく展開が変わり、久しぶりに読んでいてドキドキした。

人間ドラマもすごい。上条と大沢の関係を描くことで、人間臭さがでていて、自分の中でただのヒールではなくなってしまった。このあたりの書き方が本当にうまいなぁと。

人的には日下部の救助劇が、今回の見所だと思う。らしさも出ていて、何ともカッコ良かった。

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2025年05月19日

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碇拓真…五港臨時署刑事防犯課強行犯係・係長、警部補(熱血刑事その①)
 →日下部:かわいい部下、大きく育ってほしい
 →礼子:嫌いじゃないいやむしろ好き、でもかわいい部下の元カノだし、自分バツ2だし

日下部峻…五港臨時署刑事防犯課強行犯係・主任、巡査部長(熱血刑事その②)
 →碇…最初は嫌い、今は好き、好きっていうか大好き、尊敬、いつも一緒
 →礼子…元カノ、振られた、未練はない!はず

有馬礼子…五港臨時署舟艇課配船第二係、主任(熱血海の女)
 →碇…大好き、止まらない止められない
 →日下部…元カレ、もう全く気持ちはない

警察小説です!!
はい、これで警察小説ってもう面白い

でもって今回は超大型台風が東京直撃!の中、通称オリンピック署の仲間たちが大活躍の大立ち回り!
早く映画化しなさいよ!なにしてんのよ日本映画界!

もう好き、碇も日下部も礼子も好き
登場人物がみんな熱血でかっこいい
全員熱血て…いいんです!吉川英梨さんはそれでいいんです!

まだまだ続く新東京水上警察シリーズ!
早く次を入手しなきゃだわ!

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2023年11月12日

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台風、恐い。
海や川、水も恐い。

でも、戦っちゃうのねー。

碇も礼子も、日下部も命懸けで戦った!!
新東京水上警察シリーズ2作目、良かったぞ!!

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2023年01月03日

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2025.41
東京湾に係留されている「宗谷」の船室で腐乱死体が発見された。東京水上警察は現場に急行するが、湾岸署との捜査権争いに負け、熱血刑事・碇拓真はいきり立つ。最大級の台風が迫る中、都政に絡む陰謀の存在を掴む碇。暴風荒れくるう東京湾で、命がけの闘いが始まる!
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ドラマが始まって先を知ってしまったら
つまらないけど読みたい、でも・・と思ってたら
前作から時間が空いてしまったけども思い出しつつ。

今回の台風の中での、海上から陸上へのバトルと
浸水した地での救助劇に、本当にこんなことある?
って思うが、自分の限られた想像力で読み進めて
とてもハラハラして面白かった。
エピローグでは涙してしまうほど、日下部の成長と
碇との関係性がよかった。礼子はちょっとなぁ。

これもドラマで再現できるの?
スケールが大きくて自作も楽しみに読もうと思う。

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2025年10月21日

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主人公の3人の動向も気になることながら、この警察同士の縄張り争い、これが真実だとホントおそろしい。そして、恐ろしいと言えば、この巻の終盤での自然の恐ろしさ、水の怖さがリアルに表現されています。泳ぎが苦手な自分にとっては怖かったです。主人公の3人の個性が活きて、だんだんいいトリオになってきて、今後がさらに楽しみになりました。

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2022年11月13日

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よくぞここまで、と感心するくらいの無茶な船上アクションシーンと使命感のもとに暴走する刑事2人プラス海技職員1人。
現実感とか言い始めると興醒めするので、ひたすらこの世界を楽しむのに尽きる。
昨年の超大型台風の時に東京という街が本当に水没の危機に直面したのを体験しましたが、あの台風がもう少し強ければこうなったかもしれないと怖くなりました。
「水上安全課一男気のある海技職員」は美人じゃなければ成り立たない役柄ですが、土壇場で見せる彼女の思い切りの良い活躍が魅力のシリーズです。

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2020年05月04日

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『波動』に続く第2段。

東京湾に係留されている「宗谷」の施錠された船室から、腐乱死体が発見された。
時同じくして、最大級の台風が東京を襲う。
そして、都政に絡む陰謀を掴む碇警部補。

暴風雨が荒れ狂う東京湾を舞台に、碇警部補や日下部巡査部長など、新五臨署の刑事たちの死闘が始まる。

やきもきした、礼子との中は、最後にどうなるのか?
ハラハラドキドキの展開で、一気読み必至です。

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2018年09月17日

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ネタバレ

このもどかしさはいいなぁ! アメリカ映画だったら、宗谷の甲板でブッチュー、花火バックに更にベロチューてなもんだけど。礼子役は黒木メイサ、日下部は玉木宏、碇はキム兄かマキタスポーツあたりを(勝手に)配役して、次回作に挑もうか。【追記】やはり碇さんには国村隼がいい! ちょっと歳いってるけどそこは妄想だから(笑)。あと藤沢には松尾諭、由起子は木村佳乃、日下部母は定番(笑)の宮本信子か草笛光子。楽しい。!(^^)!(2018-09-05L)

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2018年09月16日

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飛ばしてた2作目。これで3作目だが、どれもド派手過ぎる事件。この巻は何と云っても日下部の大活躍。見直したわ。むちゃかっこよかった。碇と礼子の追跡も面白かった。これ本当にドラマ化できんの?

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2025年10月19日

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今回も体に力が入りっぱなし、読み終わると少し疲れた。日下部さんの心情が多く描かれていて、前回は少し苦手なタイプだと思っていた印象が変わった。残りのシリーズも読み進めようと思う。

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2025年10月03日

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吉川英梨先生の作品は、犯人を追い詰める時の
(追い詰められる)あまりにも過酷な状況の中
でも逆転劇が印象的だが、編み込まれる愛情の
物語が強烈だ・・・今回も強烈です(´・ω・`)

本作で揶揄されている東京オリンピックの問題
がそこかしこにあって面白い

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2023年02月03日

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ネタバレ

派手なチェイスや救出シーンがあって、まるで映画やドラマを見ているよう。スピード感があったのはよかったが、アメリカ映画のように現実離れしていて、また人物描写がいまひとつかと思った。
大沢と上条とお互い父子のようになるに至ったのか、大沢がなぜ悪に加担するようになったのか、その心情がわからない。
礼子と碇の恋愛も不自然で、ないほうがよかったと思う。
日下部の救出シーンに感動した。

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2019年04月26日

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3月-3。3.0点。
水上警察第2弾。展示された宗谷の中で、宗谷のガイドボランティアが死亡。
捜査していくうちに、宗谷の移転工事に絡んだ事件へ。

パニック小説に近い感じに。スピード感あるが、刑事達の無理が過ぎると思ってしまう。
次作に期待かな。

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2019年03月05日

Posted by ブクログ

やはりこのシリーズは設定に無理がありすぎ、人物の性格描写に欠陥が多過ぎる。ストーリテリングは抜群なのに勿体ない。日下部奮闘の救出劇とエピローグでのその後日談が救いか。

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2018年10月13日

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東京湾に係留されている「宗谷」の施錠された船室で、腐乱死体が発見された。東京水上警察は警備艇で現場に急行するが、湾岸署との捜査権争いに負け、熱血刑事・碇拓真はいきり立つ。最大級の台風が迫る中、都政に絡む陰謀の存在を掴む碇。暴風荒れくるう東京湾で、命がけの闘いが始まる!

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2018年06月17日

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吉川英梨『烈渦 新東京水上警察』講談社文庫。

シリーズ第2弾。前作はイマイチだったが、本作はどうだろうかという期待を持って読んだのだが、やはりダメだった。水上警察という特殊な舞台を用意する必要があったのか、疑問を感じるし、描かれる色恋が邪魔をして、ストーリーがつまらなくなっている。

原麻希シリーズの完成された善悪の設定を背景にした警察小説の方が面白かった。帯には絶賛の言葉が踊っているのだが。

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2017年01月20日

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