【感想・ネタバレ】月下蝋人 新東京水上警察のレビュー

あらすじ

クレーンに吊り下げられた死体入り蝋人形。
五臨署強行犯係が東京湾上空40メートルの狂気に挑む。

「電話が切れる音」の作品チェックに関する著者ツイートが、フジテレビ「Live News イット!」、日本テレビ「スッキリ」、ABEMA TV「ABEMAヒルズ」で話題となった注目作、ついに刊行!

吉川英梨の大ヒット警察小説シリーズ最新作!

東京湾に突き出す巨大なガントリークレーンから吊り下げられた蝋人形(ろうにんぎょう)。
その中から男性の刺殺体が発見された。
胸元に残された「996」という数字、蝋人形の異様な製法……
数々の不可解なヒントから真相に迫る五港臨時署強行犯係。
だが捜査に集中すべき時、班長・碇拓真の心をかき乱す大問題が発生し……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

碇と礼子がたった4ヶ月で離婚や、日下部と東子が結婚と出だしからびっくり箱でした。

碇の長女・瑞希が急に碇の元へやってきた経緯と、母親である美沙子があまりに家庭に無関心なのが、今回の悲劇を招いたんですよね…
碇は刑事としては優秀かもしれないけれど、最初の結婚は奥さんが男まさり、次は女!って感じで、あんまり結婚運ない気がしました。1番の原因は碇の家庭を顧みない性分なんでしょうけど。
その中でも、仕事にも理解があり、碇を心から尊敬している礼子の存在は大きかったのに、理由が理由でスピード離婚。切なかったです。

瑞希か落ち着いたらヨリ戻してくれそうな感じがしてホッとしました。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

えええええええええ!

前作から1年の月日が流れたシリーズ第5弾

前作で颯爽と登場して五臨署をかき回しまくり、今後の活躍を楽しみにしていた元海保の水難救助隊員の東子はすでに日下部と結婚し、しかも出産間近
そして主人公碇警部補と礼子はいつの間にか結婚してるっていう
ええええ!そこ描かないの?ヨシエリさん!
しかも、しかもだよ!すでに離婚してるっていう
そりゃ、ええええええええええ!なるでしょうよ!
もう色々すっ飛ばしすぎでしょうよ!

ヨシエリさんあんた頭おか( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
失礼しました
大ファンという立場に甘えたいへん失礼なことを口走ってしまうところでした
訴えられてもしょうがないところでした
危なかったです

事件は青海コンテナ埠頭のガントリークレーンに吊り下げられた蠟人形が発見されたところから始まる
事件は二転三転して、なんかちゃんとした警察小説っぽい展開いや普段からちゃんとしてるわ!(お前が言うたんや)
そして事件は静かに解決…と思わせておいてからの…今回も来ますよ海上大アクション!

そしてスピード離婚に隠された涙涙の理由が明らかに!
うぉーーーーん。゚(゚´Д`゚)゚。
なんでこんなにわいのお父さんゴゴロを撃ち抜いてくるんやーーー!
なんで女性作家なのにお父さんの気持ちがこんなにわかるんやーーー!

ヨシエリさんあんた頭おかしいんか!(はい告訴)

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2024年04月21日

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ヤバい…いろいろ複雑過ぎるけど、これは泣く。

みんな、一生懸命生きてるんだよな!


あ、栗原はマジで死んで欲しかったけど。うん、マジで。

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2023年01月16日

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性的虐待を受けた少女たちが関係する事件なので、娘を持つ父親として読んでいて非常に辛かった。
最後の救出劇はとてもスピード感があってスリリングだったけれど、何せ辛い昨日だった。吉川さんが描く作品は事件者としては面白いけれど、女性の辛さが生々し過ぎるのが自分には少しキツイ。

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2023年02月19日

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シリーズ、第五弾。
五港臨時署のメンバーが、東京湾を舞台に活躍するシリーズ。

ある日、東京湾に突き出す巨大なクレーンから吊り下げられた蝋人形。
そして、その中には不審な刺殺体が...

さまざまな謎が碇や日下部たちを襲う。
果たして、本当の悪は誰なのか?

ガントリークレーンが、最初と最後に登場しますが、成程、そういうつながりなんですね?

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2022年08月11日

Posted by ブクログ

東京湾に突き出す巨大なガントリークレーンから吊り下げられたろうそく蝋人形。その中から男性の刺殺体が発見された。胸元に残された「996」という数字、蝋人形の異様な製法…数々の不可解なヒントから真相に迫る五港臨時署強行犯係。だが捜査に集中すべき時、班長・碇拓真の心をかき乱す大問題が発生し…。

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2021年03月30日

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今までのシリーズは、どこか遠い世界の話で自分には関係のないものだと思いながら読んでいた。でも今作は、自分ではなくても家族だったり知り合いが被害者になるかもしれないと思うと、苦しくて怖かった。少女の心の傷は一生癒えることはないだろうけど、彼女を心から想うたくさんの大人たちの深い愛情が、彼女を苦しみから救う一筋の光になればいいなと思った。

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2025年10月31日

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シリーズ5作目で、これ以降5年続巻が出てないけど、特に終わりを暗示する内容ではない。碇、いきなり礼子と結婚しててビックリ。さらに単にそれだけじゃないって。日下部も前作で出逢った水難救助隊の東子と結婚してるし、なんと云う展開。で、事件は背景が悲惨で、読んでて楽しくない。この話もドラマ化はないな

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2025年10月29日

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蝋人形のなかに死体とか、それがクレーンで吊り上げられているとか、サイコパス感が前作から増していてる!今回は性的虐待がテーマになっていて、読み進めるにはちと辛い内容だった。

碇が警察としてだけでなく、父としても窮地に立たされた今作。事件解決に向け暴れまわる今までとは違い、父としての苦悩を丁寧に描いていた。

そして最後は海上でのド派手な展開も用意されており、期待を裏切らない。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズの中では最も良かったと思う。
事件の背景は重く気分が悪いものであったが親の愛情が元にあった犯罪であり。解決に至る過程もスムーズな流れで満足のいくものであった。

その一方でシリーズ全体の印象はあまり良くない。
主人公である碇に関して好評な意見が多いが人としてはあまり褒められた人物ではないし、それに惹かれる礼子も相変わらず無鉄砲に突っ走り周囲が様々な迷惑を被っている。
それが2人の恋愛模様に好感が持てないのとストーリーの邪魔になっている。
このシリーズが続くかどうか分からないが着地点が難しい展開になっていると思う

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2023年01月22日

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04月-02。3.0点。
海上警察シリーズ。東京湾のクレーンにぶら下げられた蝋人形。。蝋の下には死体が。。

恋愛要素は少なめ。その分、スピード感は増した。こっちの方がいい。
シリーズ史上最低のろくでなしが登場。

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2021年04月02日

Posted by ブクログ

このシリーズも5作目ですか。吉川作品のファンだが、やはり登場人物も主題も展開も飽きてきて、本を読み始める時のトキメキがなくなりつつある。特にシリーズものは。作家さんにとっては一から作品を産み出すのは素人が感じている以上に重労働だと拝察しますが、ここは一発腰を据えて新機軸の作品を上梓してほしいところ。無条件に吉川作品はこれからも拝読させていただきますので。

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2021年02月11日

Posted by ブクログ

吉川英梨『月下蝋人 新東京水上警察』講談社文庫。

シリーズ第5弾。

やはり、このシリーズは余り面白くない。主人公の碇拓真が女性とくっついたり、離れたりと忙しくて、事件に集中出来ない。

東京湾に突き出す巨大なガントリークレーンから吊り下げられた蝋人形の中から男性の刺殺体が発見される。ネクタイに留められた『996』のメモの謎は……

本体価格740円
★★★

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2021年02月01日

Posted by ブクログ

シリーズ第4弾。
これまでの作品のほとんどが恋愛模様を描いており、警察としての活躍は海上カーチェイスなど、非現実なものばかりで、「次出ても、もう買わない」と読み終わる度に思うが、他に読む本もないので、結局読むことに…
今作は新型コロナウィルスがまだ恐れられていた2020年3月から始まる。
青海埠頭のクレーンに吊るされた蝋人形。
通報を受けて、駆けつける碇や日下部だったが、苦労して下した蝋人形の中には本物の死体が埋まっていた…
前作ぐらいで、技官から警視庁に転職した有馬礼子も、葛西署の配属ではあったが、湾岸署でコロナ陽性者が出た為、捜査の補助にやってくるので、気づけば、いつものメンバーが勢ぞろい。
新婚のはずの碇と礼子の間には、気まずい雰囲気が流れ、新婚生活の為に借りた官舎には、碇の最初の妻との子供が礼子の代わりに住んでいた。
いつもの軽さもありつつ、事件は複雑奇怪。
蝋の中の遺体の身元、蝋人形のモデルになった人体の特定をしていくうちに、碇たちは少女たちを取り巻く、悲しい事実にたどり着く。
結局いつもの性犯罪に結びつくのは、少し飽き飽きするが、テーマがテーマだけに今回は目を瞑る。
テーマが重い割には、ラストに無理やり警備艇のアクションシーンを持ってきており、果たして、あのラストは必要だったのかしら?
水上警察署が舞台だからと言って、無理なアクションシーンはこれまででお腹いっぱい。そのシーンが現実離れしてしまって、これまでのトリックが台無しになるのが、勿体ない。

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2021年01月11日

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