吉川英梨のレビュー一覧
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シリーズ5作目。
前作で強姦シーンが多く、辟易していることを感想に書いたが、その加害者である53教場の生徒・深川とのその後が描かれる。
深川がいた1300期生が去って、1年半。
捜査一課に戻ることなく、1317期の教場を受け持っていた五味は同時に警察権力によって、逮捕することも出来ない深川の矯正とも向き合っていた。
これまでと違い、教場を受け持っているとは言え、教場の様子を描く場面は少な目で、深川を逮捕する為に、妻となった綾乃を始め、53教場の卒業生たちは深川の余罪の捜査を自分たちの仕事の他に並行して行っていた。
一方五味は、矯正プログラムの為に法務省からやってきた赤木倫子と共に深川の心の闇と -
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八丈島から発足したばかりの警視庁女性犯罪捜査班に呼ばれた若い星野夢見刑事の目からの女性犯罪捜査班の活躍が描かれている。やはり中心となるのは、小柄で可愛いが捜査となると鋭い観点で独自の捜査をする原麻希なのだが、班長の蔵本織江や、もとマル暴の増岡亜矢子、麻希の元上司の妹尾浩輔、もと恋人の広田達也管理官、夫の原則夫、娘の菜月など個性豊かなメンバーが脇を固めていて飽きさせない。
陶芸家一家4人皆殺しの事件が起こり、捜査人たちは犯人像をめぐって右往左往するが、結局は原麻希が犯人を追い詰めていく。犯人との対決で最後の決め手となるのは動機で、そこを攻めて麻希は犯人を落とす。なかなか読みごたえがある。 -
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吉川英梨『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 イエロー・エンペラー』宝島社文庫。
通算でシリーズ第12弾。警視庁捜査一課八係となってからは2作目。
前作からの続きなのだが、様々な事件が入り雑じりだけで頭が混乱するのに、主人公の原麻希とかつての恋人である広田達也のぐちゃぐちゃなドラマまで入り雑じり、物語をさらに複雑にしてくれる。と、頭が混乱したままに読み進めば、なかなかハードな展開が続き、全ての事件が一つにつながる驚愕の結末が待ち受ける。
公安は『椿先生』と呼ばれる公安事件の主犯を捕まえるために逮捕した『麹町4号』と呼ばれる容疑者を保釈し、泳がせる。しかし、保釈から数時間後に『麹町4号』は -
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下巻の始まりは戦闘中のガザ。
そこに置き去りにされた加奈子と、その彼女を連れて逃げ延びようとするサレー。
迫力の戦場シーンはさすがで、その後の展開を期待させます。
展開が目まぐるしく登場人物も多数、そのせいか犯人逮捕直前まではバタバタして逆に中だるみな感じも受けますが、一転、犯人逮捕時は特に女性の活躍が目立ち、いつも通りの派手な展開ながらピリッとしまって事件解決を迎えます。
そして終盤、警視庁退職のピンチを迎える達也と麻希。また、加奈子帰国の真相が明からかになるなか、シリーズは思った以上の穏やかで感動的なクライマックスを迎えます。
何だかんだ言って、結局面白く読ませていた -
ネタバレ 購入済み
アゲハが困難を乗り越えて、麻希とその家族に復讐するため日本に帰国していた⁉︎
物語は、8年前の事件を模倣した新たな事件を追う展開で進みます。
前半は、前の事件(「アゲハ」参照)と比べてしまい、今ひとつ感が否めませんでしたが、一転後半は、超法規的措置によるアゲハ解放の真相が明らかになり、舞台も一気にイスラエルのガザへ。
ラストシーンはさすがの迫力で、ハラハラドキドキしながら読み終えましたが・・・・・アゲハへの仕打ちがあまりにも切なく悲しい。
この後、「蝶の帰還」下巻に続きますが、則夫の更なる暗躍や優香(達也の妻)の登場、そして麻希とアゲハの運命はどうなるのか?
色々盛りだくさん -
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今回も2つの事件が微妙に絡み合うなか、麻希とお馴染みの面々の活躍で、事件が解決に至るストーリー。
テンポ良い展開はさすがで、今回もあっという間に読み終えました。
強姦や幼児虐待⁉︎にSNS投稿と、新聞やテレビで普段目にする題材を取り上げていて、今までのテロだのサイコパスだのとは少し違う切り口も新鮮に感じました。
広田の刑事部復帰や夢ちゃんの片思いの件⁉︎など新しい展開にも事欠かず、女性犯罪捜査班の今後の活躍に期待しています。
私、麻希フリークなのです。ちょっと持ち上げ過ぎじゃないと思われた方、ご勘弁下さい。
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原麻希の第二シリーズ一作目です。
前シリーズはとにかくスケールが大きくて派手な展開でしたが、今回は意外に地味と言うのが読み終えた感想です。
でもかえってそれが新鮮で、物語には現実味もあり、前シリーズとは別で面白かったです。
特に終盤の、犯人を罠にかけ、更に取調室で自供に追い込むシーンは迫力さえ感じられ、カッコいい麻希は健在です。
お馴染みのメンバーに加え、新たなメンバーも登場、女性犯罪捜査班という新たな場所での麻希はちょっとだけ大人⁉︎になった感じがして、今後の活躍にも期待大です。
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女性秘匿捜査官シリーズ、とうとう読み終えました。
最終章もスケールの大きい派手な展開だったので、ラストもその勢いでなだれ込むのかなァと思っていたら・・・意外にも切なくグッとくるものでした。さらばリクルーターって感じかなぁ。
「ルビィ」と言うタイトルの意味もこれまた切なくて泣けた。
シリアスあり、笑いあり、感動ありと最後まで楽しませてもらいました。やっぱり面白かった‼︎
難事件を次々に解決する麻希。私の推しです。
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なんと言うか・・・あまりにもバックが壮大になりすぎてしまって、良い意味で笑っちゃいました。
警察庁・警視庁は、舞台が警察なので出てきて当然ですが、まさかの元総理大臣(故人)登場、東京での非常事態宣言発令、暴動勃発、エボラにパレスチナと、あららそんなのアリ⁉︎の怒涛の展開に引きずり込まれ、いつも通り一気に読み終えました。
やっぱりハラマキは面白かったぜ‼︎ さすがです。
とうとう次作はシリーズ最終作。
ここまで大きくなった展開がどう結末を迎えるのか、麻希自身が自分にどう折り合いをつけるのか、興味津々です。
すっかりハラマキフリークになっちゃいました。
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相変わらずのテンポの良さで、またもや一気読みの原麻希シリーズ3作目。
今回の舞台は、ミッションスクール。
JKに宿敵リクルーター、反抗期の菜月に訳ありの同期や謎めいた上司と、一癖も二癖もある人物達が登場する中、事件解決に奔走する麻希の姿がとても魅力的です。
ラストには、お待ちかね?のSATも登場して、やっぱりハラマキは期待を裏切りません。面白かった‼︎
最後に一つどうしても気になってることが・・・麻希を救出したSATって、もしかしてリクルーターなのでは?
だめだ、早速続きを読まなくちゃ。
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グッド👍
原麻希シリーズ2作目。やっぱりおもしろい。
スピード感ある内容で、前作同様一気に読み終えました。
複雑に絡み合う人間関係とそこに潜み発生する事件。そして、その隙間に入り込む神出鬼没の背望会リクルーターと麻希達の攻防。
劇画タッチのストーリー展開で、ハラハラドキドキの場面に思わず笑っちゃう家族の揉め事を絡めていたり、そんな刑事いる?と思う様な関西のオバちゃんやオジさんが登場したりとクールになりすぎないところもこの作品の良いところ。
リクルーターってもしかして麻希のストーカー⁉︎ と思ってしまうほど彼が麻希に固執するのは何故?
麻希の家族の今後の展開はどうなるの?
などなど気になる -
ネタバレ 購入済み
ぜひご一読を
記念すべき原麻希シリーズ第1作目。
異色の女性警察官 原麻希が天才的な捜査能力と男顔負けの行動力で難事件を解決に導いていく。
警察官と言う職業柄、生真面目でお堅い女性かと思いきや、そこそこ軟派なヒロイン麻希。
歳の離れた夫とその連子(夫よりも歳が近い)、おませな一人娘、元カレ等々ヒロインに勝るとも劣らない魅力的な登場人物達と繰り広げるのは、警察崩壊を企むテロリストとの命をかけた攻防というなかなかのストーリー展開。
最後は可愛く乙女な麻希に変身⁉︎ととにかく面白かったです。
ストーリーのテンポの良さもあり、あっという間に読み終えてしまいました。
女性作の警察ものは初めてでしたが、「あ