あらすじ
警察庁の公安秘密組織『十三階』は国家に反逆するテロリストを排除する超法規的スパイ集団。規格外の女スパイ・黒江律子が去った十三階だったが、班長の小池は米軍辺野古基地移設に反対する過激派「第七セクト」の内偵に奮闘していた。上司に頼まれて外交パーティーに行くと、そこにはドレスにスニーカーの女、古池がよく知る律子の姿があった。再会した二人は激しい情事を交わすが、お互いの任務も分からぬまま、その日は別れることに――。ページをめくる手が止まらない緊迫のスパイアクション。「十三階」シリーズ第三弾!
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Posted by ブクログ
このシリーズにこの表現を使うのはおかしいかもしれない
しかし、あえてこの表現を使おう
"悲しい"
特に、本作はとても"悲しい"
警察庁の公安秘密組織『十三階』って一体何なのだろう、、、
律子も小池もお互いに愛し合っている
なのに、十三階のために、国家のために、互いに互いの人生を潰しあっている
愛する人の子を妊娠する
それは本当の自分の願い、、、
それとも作戦のために、、、
悲しい、、、
何だかとても悲しい、、、
。゚(゚´Д`゚)゚。
だけど、そんなふたりだからこそこんな程度のメモだけで通じ合えるのかもしれない
「すまなかった。愛している」
愛の力に勝るものはない!
。゚(゚´Д`゚)゚。
Posted by ブクログ
もうこの一言しか出ない...
怖すぎる...
最初から最後まで怖すぎた。
登場人物すべてが異常すぎて、こちらが精神分裂起こしそうになった...しんどかった~
もう一言。
過激すぎる...
暴力シーンも一発で仕留める感じじゃなくジワジワ痛めつける拷問描写だらけで、性描写も今まで以上に卑猥すぎて、心臓バクバク、血がドクドク、読んでる間中、興奮状態でまたまたしんどかった~
あまりにしんどすぎたので、読み終えたら十三階シリーズは一旦休憩して、別の作家さんの本を読もうかなって思っていたけど、なんて終わりかたやー!続きが気になるやんかー!!
ということで引き続き「十三階の母」と「十三階の仇」を年内に読み終えて、2024年を締め括ることにします。年越しする時には、興奮しすぎて抜け殻状態になってるかも...
Posted by ブクログ
古池と律子の関係が気になり
線がどこにつながるのか気になり
描写が怖いと思いながらも止まらなくなる
また次を読みたくなる
シリーズの神、女も読書済み
Posted by ブクログ
吉川英梨『十三階の血』双葉文庫。
シリーズ第3弾。
テロリスト排除を任務とする警察庁の公安秘密組織『十三階』に所属する最強のスパイである黒江律子を主人公にした物語。このシリーズは吉川英梨の作品としてはかなりハードな内容で、相応の覚悟で書いていると思われる。そして、この第3弾はシリーズの中でも最もハードで過激な内容になっている。
『十三階』の班長、古池は辺野古基地移設に反対する過激派『第七セクト』の内偵を進めるうちに『十三階』から消えた黒江律子との再会を果たす。しかし、『十三階』から去った黒江律子は名前を変え、議員の公設秘書となり、議員の愛人になっていた。黒江の引退は事実なのか、或いは潜入捜査なのか……
予期せね黒江律子と古池の突然の結婚、妊娠は、任務のためなのか、本当の愛なのか。二転三転する『第七セクト』壊滅計画が進行する中、古池は最大の窮地に追い込まれる。黒江律子は……
本体価格690円
★★★★★
Posted by ブクログ
公安秘密組織「十三階」、第三弾!
今回の主人公は、律子さんの上司であり、恋人らしきであり、夫になってしまった、古池さんね。
律子さんは、組織を去った設定から始まっている。
古池の家庭環境が、明らかにされます。
母方の祖父は、静岡健の警察官。実家は、静岡県の興津です。(風光明媚な良いところです。)
祖父は、三里塚闘争の援軍で反対派ゲリラに、リンチの上、殺害されていました。そして、この殉職にも、何か組織的な思惑があったようです。
そのリンチの首謀者である男を躾けて、運営して、辺野古基地移設反対過激派団体の内偵に使うという危険な作戦。
当然、律子さんは、別案件の内偵に投入中。
別案件が、上手く絡み合います。
もう非合法。子宮も精子も戦略に使う。潔い。
会話は、裏の裏まで欺き合う。
場面展開が、早いのでスピード感とスリル感は衰えず。
ラストは、続きを読んでね感。
次作で、律子さん夫婦の子供を楽しめそう。
Posted by ブクログ
はぁ、疲れたよ。
この作品疲れるわー。
痛いのは嫌なんだよねぇ。過激さの分岐点超えてきたからちょっと飛ばしつつ読む。
深みにハマるとさらに深くどんどん深みにハマる人たちの集まり。っていう作品を読む読者もその1人だったりする笑
律子をモンスターと言うけど、あたしは古池さんの方がモンスターだと思います。
そんな簡単に妊娠しないよ、って言いたい。
2023.9.23
163
Posted by ブクログ
沖縄や空港の誘致などのことはあまり詳しくないのでわかりにくかったけれど、何度もどんでん返しがあり面白かった。こんな13階のような世界が本当にあるのだろうか?最後もハッピーエンドかと思いきや。
Posted by ブクログ
かつては「サクラ」「チヨダ」「ゼロ」と呼ばれていた
「十三階」警察組織であるが組織で無いため、組織の長
である理事官、通称「校長」は人事異動で名前が消えて
しまう
この設定は濱嘉之と同じだ(´・ω・`)ホントの組織?
一冊飛ばして読んでしまったが小説の面白さがグイグイ
先にページを捲るので問題なし(そもそも覚えてない)
この人のストーリーの凄みは、ぬかりなく積み上げた作
戦を凌駕する敵の動きで窮地になる「上には上がある」
と思わせるピンチに遭うのに、ギリギリを越えた辺りで
幸運が重なり救われたうえで、実は計算されていたと分
かる事がある
今回の作品は更にタイトルが重いから「読むべし!」
Posted by ブクログ
警察庁の公安秘密組織『十三階』はテロリストを排除すためには非合法な捜査も厭わない。
黒江律子が去った十三階だったが、班長の古池は辺野古基地移設に反対する過激派「第七セクト」の内偵に奮闘していた。
上司に頼まれて外交パーティーに行くと、そこにはドレスにスニーカーの女、古池がよく知る律子の姿が。
Posted by ブクログ
どれが作戦で、誰が仲間で裏切り者なのか、本当に読んでてハラハラ…。律子と古池の恋?の結婚も妊娠も作戦のためなのか、全く分からない状態で、話がどう落ち着くのか気になって一気読み。
十三階の力がすごすぎて、こういう組織実在するんだろうか…。気になっちゃう。
Posted by ブクログ
回を重ねる毎に内容がエグくなっていく。
国家の安全を守るためとはいえ、ここまで捜査員や工作対象者の尊厳を貶める行為を書き連ねる必要があるんだろうか。中途半端じゃダメなことも頭では理解できるけれど、、、
Posted by ブクログ
警察庁の公安秘密組織『十三階』はテロリストを排除すためには非合法な捜査も厭わない。
黒江律子が去った十三階だったが、班長の古池は辺野古基地移設に反対する過激派「第七セクト」の内偵に奮闘していた。
上司に頼まれて外交パーティーに行くと、そこにはドレスにスニーカーの女、古池がよく知る律子の姿が。
シリーズ第3作。そこまでやるか?という展開。