【感想・ネタバレ】十三階の神のレビュー

あらすじ

警察庁公安秘密組織「十三階」。女スパイ・黒江律子の新たな任務が始まる。かつて地下鉄テロを起こした新興宗教「カイラス蓮昇会」。その教祖の死刑執行が迫り、十三階は揺れていた。そんなとき、母親がカイラスの分派団体に入信してしまい、律子は単独捜査に乗り出すことに。衝撃のラストが受ける究極のスパイサスペンス。超人気シリーズ第二弾!

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Posted by ブクログ

吉川英梨『十三階の神』双葉文庫。

シリーズ第2弾。『十三階のモンスター』の異名を持つ女スパイ・黒江律子を主人公にしたハードな公安警察小説。

国家のためなら自らの肉体をも差し出すことを辞さない女スパイ・黒江律子。前作にも増してハードな展開と巧みなプロットで、最後の最後まで全く飽きさせない。特に本作では二重三重にも驚愕の予測不能の展開が仕掛けられ、これが本当にあの吉川英梨の作品かと驚くことしきり。そして、そこまでやるかというような余りにもトンデモナイ結末に声も出ず。

かつて地下鉄サリン事件をはじめとするテロ事件を起こした新興宗教団体『カイラ蓮昇会』の教祖の死刑が執行される。そんな中、黒江律子の母親が『カイラ蓮昇会』の分派『輪芽11』に入信したことが明らかなり、律子は単独捜査に乗り出す。

信じられるのは誰なのか……真の正義はどこにあるのか……

本体価格680円
★★★★★

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2020年06月16日

Posted by ブクログ

りっちゃんが、、、

りっちゃんが、、、

りっちゃんがモンスターになってしもった!

十三階のモンスターになってしもった!

国家を守るために女性という我が身を使ってまで。゚(゚´Д`゚)゚。
(ん、それは1作目から使ってたか…)

けど、本作ものっけから女の武器を使ってるよ(;・∀・)
しかも、刑事相手に!
おいおい、どーいうこと?
りっちゃん、一体どーいうこと?
欲求不満なの?

なんてね、そんな浅はかな考えをしてすみません
後に分かってくるのっけからのこのチョメチョメの真相

りっちゃん必死だったんだね
感情を騙して押し殺して必死だったんだね
大切な人を助けるために必死だっんだね

もー、りっちゃん好き!
りっちゃん大好き!
このシリーズすげーわ!Σ(゚Д゚)

りっちゃん次は神になるの!?
どーなの!?

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2025年03月17日

Posted by ブクログ

今作は現実にテロや騒動を起こした某宗教団体をモデルに描かれているので、当時、ニュースで毎日のように取り上げられていた光景を思い出しながら読めて、臨場感があって惹き込まれた。

読み進めていくごとに誰が敵で、誰が味方なのか分からなくなるぐらいに登場人物の立場が二転三転していくので、人間の心理って本当に複雑で、それを文章化できる吉川英梨さんは本当にすごいなーと思った。エロの描写も相変わらず濃厚...

読み応えがあって面白かった。

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2024年11月24日

Posted by ブクログ

公安秘密組織「十三階」、第二弾!
土瓶さん、順番間違えてません。

早くも、第二作で、主人公の女性巡査部長でスパイ、律子さんの成長が見られる。もう男がらみのことでは、揺らぎません。
遂にその手で人も殺してしまいます。
ところが、今回は大切な家族がターゲットに。
可愛い妹の事になると冷静な判断が鈍ります。
第二作は、かつて、大規模な地下鉄テロを引き起こした信仰宗教の分派団体を追い詰めます。
元教祖の死刑執行時の混乱を防ぐため、深ーい投入が行われています。いくらなんでも、深すぎる。
すごく昔、星新一か誰かの短編で、ライバル会社に入社して極秘レベルの情報を得るため、頑張って出世して社長になってしまい、なぜ、情報を渡すんだっけ?みたいな短編があったけど、そんな感じ。なかなか、ありえない設定でしたけど、面白いから許される。
スピード感ある展開にすっかり忘れていた、第一章。ラストで、律子さんを精神的にさらに追い詰める。
さて、次作へっと。

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2023年10月18日

購入済み

ドキドキわくわく物語

たまたま本屋さんで、シリーズ第一弾を手に取ったのがきっかけで、十三階ファンになりました。話の展開が、スリル満点、ストーリーも論理立てされており、はまりました。主人公!格好よすぎる、クール!
次のシリーズも読みたくなりましたね。

#アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2023年05月26日

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最近、吉川さんの本にはまっている。これは「十三階」シリーズの第二弾だ。
第三弾を先に読んだが、順番は関係なく面白かった。
通常の男女の愛とは一味違った古池と律子の関係など、なかなか興味深かった。
今回はカルト教団の潜入捜査に妹を使う話だが、最後までハラハラドキドキしながら読み進んだ。おすすめ

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2022年10月26日

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警察庁公安秘密組織「十三階」。女スパイ・黒江律子の新たな任務が始まる。かつて地下鉄テロを起こした新興宗教「カイラス蓮昇会」。その教祖の死刑執行が迫り、十三階は揺れていた。そんなとき、母親がカイラスの分派団体に入信してしまい、律子は単独捜査に乗り出すことに。衝撃のラストが受ける究極のスパイサスペンス。

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2020年09月06日

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13階のモンスターこと黒江律子、今度は神になりますか?本当に信じられるのは一体誰なのか、ハラハラドキドキしながら一気に読んでしまいました。次も楽しみです。

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2020年07月12日

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感想
オオム真理教をモチーフにした話。

中盤から最後の章にかけて衝撃のどんでん返し!

そして、エンディングも救いようがないな。


あらすじ
黒江律子は公安課に勤めている。母親が、カルト教団でサリン事件を起こしたカイラス蓮昇会の分派した教団の一つの輪芽11に入信したと妹から相談を受ける。

一方で、上司の古池の家族と連絡が取れなくなったとして捜査を命ぜられる。13階の校長は律子の妹に教団に潜入捜査をするように命ずる。律子は妹の萌美を教団に潜入させる。

一方、律子は瀕死の古池を治療しながら匿っていた。妹の潜入は順調かに思われたが、律子が潜入させたことがバレて捕まる。輪芽11の教祖、九真は実は同じ13階の公安員の斉川という人物だった。

公安部長の久間はサリン事件の被害者であり、斉川を輪芽11に送り込んだ張本人だった。斉川を送り込んだ作戦を律子に詳らかにする。律子は古池が潜んでいるアジトを久間に伝える。古池を移送しようとしたところを暗殺者に襲われる。久間はカイラスに取り込まれており、斉川は、九流の正真正銘の子供だったのだ。

久間がカイラスに取り込まれているように見せかけたのは校長の寺尾だった。寺尾は律子に斉川を殺させようとするが、律子にやられる。その後、妹が斉川の子を身籠っていると分かり、おろすように言うも妹は迷い、自殺する。

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2025年08月13日

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第一作が面白かったので、続けて読んだ。
またまたハラハラドキドキで徹夜で一気読みしたが、第二作はエログロがすぎる。
二転三転するストーリーは、よく考えられてるなぁと思いつつ、やりすぎ感があった。でもまた次も読む!

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2023年05月09日

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カルト教団に潜入してテロを防ぐ話。
このシリーズは身内の嘘や裏切りも含めてちょっとエグすぎる。やっぱりスパイものは007のようにシリアスな中にも明るさがなけりゃと思います。

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2022年01月28日

Posted by ブクログ

国家を守るためには非合法な捜査も厭わない警察庁の公安秘密組織「十三階」。女スパイ・黒江律子の新たな任務が始まる。かつて地下鉄テロを起こした「カイラス蓮昇会」。その教祖の死刑執行が迫り、警察は対応に苦慮していた。そんなとき、律子の母親がカイラスの後継団体に入信し、上司の古池は姿をくらましてしまい、律子は窮地に陥る。裏の教祖を名乗る後継者とは何者なのか―超人気シリーズ第二弾!

ほぼ、救いのない展開。

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2021年08月01日

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