吉川英梨のレビュー一覧

  • 聖母の共犯者 警視庁53教場

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    実子に対する過失致死で服役中だった女性受刑者が移送中に府中警察署内から脱走。翌日、卒業式真っ只中の警察学校で、助教官と学生を人質にとった前代未聞の立てこもりが発生した。犯人は女囚と獄中結婚をした男で、彼女が起こしたとされる事件の真犯人を突き止めよ、と要求。同署刑事の綾乃と、元警視庁刑事で警察学校の教官・五味が真相究明に乗りだした。やがて別の協力者の存在も明らかになり―。

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    2019年06月02日
  • 偽弾の墓 警視庁53教場

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    多少の粗いプロットには目を瞑ろう。ストレートに感動して最後泣いてしまった。このエピローグはかなり泣ける。終わり良ければ総て良し。著者は女性主人公でない著作の出来は今ひとつだと思っていたが、それは本作をもって心の中で撤回いたしました。益々ご活躍を期待したいです。このエンディングなら続編ありますよね?

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    2018年11月16日
  • 偽弾の墓 警視庁53教場

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    ネタバレ

    評価は5。

    内容(BOOKデーターベース)
    警察学校の教官・五味が受け持つクラス“53教場”には、個性豊かな学生が集う。元プロ野球選手、ガンマニア、助教官に恋い焦がれる女性―各々の事情を抱えながら警察官を志す学生を相手に、五味は充実した日々を送っていた。しかしある日、多磨霊園で射殺体が発見されると、学生が容疑者になってしまう。五味は教え子を守るべく、「53教場40名、全員卒業」を目標に、事件解決を目指すが―。警察学校小説シリーズ第2弾。

    五味教官、高杉教官・・・かっこよすぎます。二人のやり取りが可愛くて素敵すぎて夢中になった。二人に愛される娘・・・羨ましいぞ!
    殺人事件・・・解決したっけ?

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    2018年11月16日
  • 警視庁53教場

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    ネタバレ

    評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    警察学校教官・守村が首吊り死体で発見された。捜査一課の五味は、府中署の綾乃とともに捜査に乗り出す。守村は五味の警察学校時代のクラス(教場)の仲間だった。恋心を抱いた同期、自殺した問題児、旧陸軍学校だった中野校から新設された府中校への移転。当時の出来事が守村の死に関わっているのか?妻を亡くし、忘れ形見の娘と暮らす五味は、かつての仲間たちを調べ始めるが―。警察学校小説シリーズ、堂々の開幕!!

    最後の最後でかっこいい五味がそうなっていたのか(T_T)。ストーリーは面白かったが・・百合はそこまで入れ込むほどの女性なのかは最後まで疑問だった。

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    2018年11月14日
  • マリア 女性秘匿捜査官・原麻希

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    またまた一気読み。これまでの3作中一番面白かった。親子や同期の女友達間の葛藤がよく描かれていると思います。ハラマキの卓越し過ぎた推理力や観察力にはそろそろ飽きるかなとは思いますが、展開が早くて飽きさせません。

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    2018年08月25日
  • 波動 新東京水上警察

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    原 麻希シリーズで有名な吉川 英梨の新シリーズ。
    2020年の東京オリンピックを控え、品川埠頭に「五港臨時警察署」"新東京水上警察"が、新設された。

    臨海副都心の警備を図るため、奮闘する刑事達の姿に読む手が止まりませんでした。

    中心となるのは、強行犯係を統べる碇 拓真 警部補、本庁から異動してきた日下部 峻 巡査部長、美しすぎる海技職員 有馬 玲子。
    この3人を中心に、物語が展開する。

    二転三転する展開、見え隠れする真実。
    介護老人福祉施設や保育園の問題なども絡め、徐々に明らかになる真相への道。

    最後の水上観閲式での激しいボートチェイスは、さながら、映画を観ているよ

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    2018年05月30日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血

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    北海道に帰省していた原麻希一家。
    しかし、観光中に氷漬けの遺体を発見してしまう。その女性は、以前、警視庁の「女性犯罪」捜査班に、ストーカー相談に訪れていた。

    そして、原警部補が、警察官を目指すキッカケとなった瀧警部との再会。しかし、瀧警部は、あまりにも変わり果てていた。

    次々と明らかになる北海道警察の闇また闇。
    二転三転する真実に、卑怯な罠の数々。

    本当の敵は、誰なのか?
    真犯人は、ストーカーなのか、それともヤク中の瀧警部なのか?

    あまりに切ない原警部補の過去が明らかに...
    表題の「氷血」の意味に、しんみりとします。
    良書。

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    2018年04月06日
  • 警視庁53教場

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    ネタバレ

    2018.3.15.ツイッターで知った作品。警察学校を舞台にした作品といえば『教場』だが、これもまた骨太の作品だった。長岡さんとの対談も読み、お互いにリスペクトされている雰囲気があり、とても楽しみに読んだ。主人公の五味についてその対談で意味深な発言を長岡さんがされており、なんだろう〜と思いながら読んだが、最後驚かされ!そして続編?の期待が膨らまされ、とても良かった。

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    2018年03月17日
  • エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    史上最凶の犯罪脚本家、背望会リクルーターを逮捕するという使命を受けた捜査一課、原麻希(通称ハラマキ)。

    しかし、河川敷でリクルーターの死体が...
    果たして、彼は死んだのか?

    捜査を続ける彼女の元に、テロ集団「続・背望会」を名乗る人物から、アゲハの釈放が要求される。
    従わなければ、エボラウイルスにより、東京が死の都市となる...

    二転三転する真実。
    果たして、本当の犯罪者は、誰なのか?

    最後の最後まで、ハラハラドキドキと、息もつかせぬ戦いか続きます。

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    2018年02月08日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 5グラムの殺意

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    評価は5

    内容(BOOKデーターベース)
    六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きた。警視庁「女性犯罪」捜査班の面々はさっそく現場へと赴くが、肝心の原麻希は休暇中で連絡がつかず、妊娠八カ月の圭子を捜査へと駆り出すことに。そのころ、たまがわ市に住む女子中学生が二人死亡していることが判明。麻希の娘の葉月はいち早くそれが連続殺人事件であることに気づくが―。天才捜査官・原麻希が難事件に挑む、文庫書き下ろし長編ミステリー。ハラマキ捜査官シリーズ。

    ここに出てくる女性たちは皆努力とガッツがあって読んで居て清々しいし。今回は大阪府警や奈良県警の懐かしい刑事も出て来てさらにたのしめた。

    しっ

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    2017年08月03日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希

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    評価は5

    内容(BOOKデーターベース)
    奥多摩で起きた一家惨殺事件。殺されたのは著名な陶芸家とその妻、そして双子の娘・瑠衣と芽衣だった。人気アイドルであった瑠衣のストーカーによる犯行、瑠衣をねたんだ芽衣による犯行、陶芸窯の跡取りの座を巡っての犯行と、容疑者が絞り切れないまま捜査は進む。そんななか、麻希は捜査の進行状況が、真犯人によって仕組まれた方向へと進んでいることに気づき…。人気警察小説の新シリーズ第1弾。

    前回の秘匿捜査官シリーズで出て来た織江を班長として刑事としてかなり完成された麻希、その他の個性的な面々が繰り広げるシリーズ。
    今回は新人刑事夢美の成長が見られるかな?
    安定な広田も

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    2017年08月03日
  • アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    警視庁 鑑識課に勤める原麻希(旧姓:佐藤)。
    通称 ハラマキ。
    「だから、私をフルネームで呼ばないで!」

    ジョークもありますが、ストーリーはシリアスです。

    2人の子供を誘拐された原は、指定された箱根に向かったが、そこにいたのは、やはり子供を誘拐されたかつての上司 戸倉加奈子。

    物語は、嫌が応にも、8年前の事件へ。
    二転三転する真実に翻弄される原。
    裏切り者が、警察内部にも?
    果たして、本当の真実とは、そして、「アゲハ」の正体とは。

    ラストまで、息もつかせぬノンストップミステリー。
    最後に、ホロリとさせます。
    必読です。



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    2017年06月27日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血

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    帰省旅行で北海道に入ったヒロインが、思いも掛けずに戸外に遺棄された遺体の発見者となってしまう。
    刑事として捜査協力をすることになるのだが、「とんでもないこと」が白日に晒されて行くこととなる。
    ヒロインの想い出の中に在った人物が、非常に好ましくない型で眼前に現れ、やがて対決することにもなる。
    なかなかに夢中になった…

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    2017年03月23日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血

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    吉川英梨『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血』宝島社文庫。

    ハラマキ捜査官シリーズ第9弾。シリーズ第1弾から順に読んでいるが、女性犯罪捜査班シリーズに変わってからでは一番の傑作ではなかろうか。これまでとは雰囲気の異なるハードな警察小説。

    北海道に帰省中の原麻希一家は札幌市内の公園で女性の変死体を発見する。事件は北海道警察の暗部とも関わりを見せ、それは原麻希の過去とも関連していく…

    一皮剥けたかのような作風の大きな変貌に次の作品が楽しみである。

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    2017年03月10日
  • マリア 女性秘匿捜査官・原麻希

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    ハラマキが娘と徹底的にぶつかる
    未熟な母親は現実から目をそむけて
    仕事に逃げる
    死にかけて娘も少し優しくなるww

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    2016年03月31日
  • ルビィ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    読み終わったー!!!
    最後どんなかんじで終わるのかと思っていましたが。。いいかんじの終わり方でした。
    ハラマキさんお疲れ様ー!

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    2015年07月16日
  • エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    面白かった!!旦那さんはどう絡んでくるのか。。最終巻に期待です(^^)
    リクルーターの生い立ちは悲しすぎて、辛かった(;_;)

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    2015年07月08日
  • アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    面白かった!!
    複雑に絡み合った事実だけど、ちゃんとついていけるように書かれていて、最後まで楽しめた。エピローグもよかった!

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    2015年05月04日
  • ルビィ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    ネタバレ

    女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ完結編。
    一気読みでした。最高です。
    プロローグは、背望会のリクルーターである日浦弘行の死刑が死刑が執行され日であり、娘の菜月の高校入学式に出席する夫の則夫と麻希の場面から始まる。
    一転、7年前の事件のストーリーが始まる。
    背望会が起こした様々な事件は、警視庁広域重要指定126号事件として世間には公にされていない。
    麻希は、前回の事件後に退職願を出したが、保留扱いとされ、休職の身であった。
    桜井の娘、愛香と菜月は小3で同じ学習塾に通っていた。しかし、愛香は通塾しておらず、個別指導を受けており、川崎の私立小学校に通っていた。菜月と結芽は同じ塾に通う男子児童を通じて交

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    2015年03月08日
  • エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    ネタバレ

    女性秘匿捜査官・原麻希シリーズの4作目。
    シリーズを重ねていくうちにどんどん引き込まれていきます。
    絶対お勧めの原麻希シリーズです。「エリカ」の次作の「ルビイ」でこのシリーズはいったん完結となりますが、続編の『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希』も2014年9月に発売されており、手元にあります。
    警察モノ、しかも事件解決だけでなく、複雑に絡み合う人間関係がとてもワクワクします。
    今回は、前作の最後で謹慎処分から解き放たれ、刑事部鑑識課第一現場係の巡査部長から本庁刑事部捜査一課第十三係へ異動が言い渡され、試験なしの特例として警部補へ昇格し係長として8名の部下を率い、背望会のリクルーターの逮

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    2015年03月07日