吉川英梨のレビュー一覧

  • 偽弾の墓 警視庁53教場

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    教官1年目の五味教官。色々と悩みながら生徒に接する姿勢に胸を打たれた。自分の生徒だとしても隠蔽は許さず正しさを求めるのが五味の強さだと感じた。

    事件そのものよりも、自分は教官と生徒、そして家族含めた人間模様がこの本の魅力だと思う。事件的には展開に無理がある部分もあったかな。

    最後は怒涛の展開が待ち受けており、読みたい気持ちと、そうでない気持ちがあり、なんだか感情が揺さぶられた。ただ単純に面白かった。

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    2025年02月21日
  • センシティブ・キリング 警視庁01教場

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    前作に続いて、やっぱり面白い
    最後は涙なしでは読めませんでした
    次はいよいよ二人の進展がみれそうな気がして楽しみです

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    2025年01月31日
  • 十三階の仇

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    黒江律子、怖すぎるよ...
    サイコパスすぎて読んでるこちらまでメンタルやられた。
    2024年に読み切るはずが読むのがしんどくなって、一時中断。年明けからの仕事の忙しさも落ち着いてきて今週から再開。
    よくこんなストーリーが描けたなって感心はしたものの黒江律子のキャラがしんどいなー。ここまで来ると...

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    2025年01月25日
  • カラスの祈り 警視庁53教場

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    ヨシエリさんありがとう!
    素敵なシリーズを書いてくれてありがとう!
    堂々の完結です。゚(゚´Д`゚)゚。


    前作第4弾がどえらい終わり方だったので、本作はどうなるのかとハラハラしながら読みだしたら、、、

    ダメじゃん!

    やっぱりダメじゃん!

    もう五味教官ボロボロ、、、

    けどね、そこはヨシエリさん
    最後は素敵なキラキラした五味教官で終わらしてくれてありがとう。゚(゚´Д`゚)゚。


    シリーズを通して思ってましたが、
    『警視庁53教場』シリーズっていろんなものをものすごく詰め込んでいるんですよ

    教場の話から、事件から、恋愛から、家族から、あれやこれやと、とにかくいろんなものを詰め込み過

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    2025年01月25日
  • 正義の翼 警視庁53教場

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    一三〇〇期五味教場最高じゃん!

    一致団結して過去最高の五味教場では、、、と思いきや過去最低だな!w

    五味や高杉と同じように1Q助教官も騙されましたよ(^.^;
    表の顔と裏の顔ってあるけど、いや〜裏の顔は怖い怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

    悪口や仲間はずれなんてまだ可愛らしいぐらい
    けど、正義の味方である警察官の卵がこれをしたらだめだな、、、
    ましてやこんな卑劣な犯罪を犯すやつは最低だな!

    五味と高杉、そして1Q助教官がいるかぎり正義の道から外れたやつは警察官なんかにはさせないぞー!٩(๑`^´๑)۶

    本作はシリーズのなかでも群を抜いて凄い作品かも

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    2025年01月22日
  • 偽弾の墓 警視庁53教場

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    今日から11連休です。
    ↑これ書いておかないとダメなやつですよね(笑)

    経理の私はそんな休めるわけもなく、休日出勤があるので10連休になります。
    それでも休みは嬉しい(*´꒳`*)
    昼寝したーい╰(*´︶`*)╯


    さて、こちらもひま師匠に教えて頂き、購入した一冊。
    警視庁53教場シリーズです。

    こちらは一作目よりさらに好み。
    もう読んでいる間中、血わき肉踊る感じです。

    吉川英梨さん、凄い作家さんですね。
    まぁ、次から次へと色々な事が起こるので、全く飽きずに、全速力でゴールテープを切ってしまう、そんなてんこ盛りの作品でした。

    登場人物、すごくかっこいいです。
    五味さんも、高杉さんも、

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    2024年12月28日
  • アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    これは面白い。『十三階』シリーズが人と人の絆を骨の髄まで利用する非情さを前面に出しているとすればこちらは人と人の絆の強さを信じている。
    誘拐事件、狙撃事件とあの手この手で警察を翻弄するテロ組織の執拗さに舌を巻きつつ、それでも『ダイ・ハード』ばりに身体を張って事件の真相に辿り着こうともがく主人公の姿は熱さそのものである。
    他の追随を許さないスピード感はあるし、サスペンスと謎解きも隅々まで仕込まれていて感動すら覚えた。

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    2024年12月21日
  • センシティブ・キリング 警視庁01教場

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    ネタバレ

    指名手配犯を追跡中に頭部に大怪我を負い、相貌失認を患う甘粕仁子。徐々に症状が悪化し、今回は嗅覚が過敏になり、殺人の匂いが解るようになり…

    塩見とのじれったい関係にもやきもきしましたが、それに加えて徐々に疾患の症状が増えていくのも心配でした。
    満身創痍の状態での曲者揃いのメンバーで、元相撲にサッカー選手と、転向したは良いけど未練が断ち切れない生徒達。仁子と塩見の懸命な姿に救われて良かったです。

    今回の毒親とまではいかないけれど、過度な子供に対しての守ろうとする姿が何とも言えませんでした。

    仁子はこのまま教場に残れるのか?そして捜一への異動を先延ばしにしている塩見といつまでペアを組んでいられ

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    2024年12月20日
  • 雨に消えた向日葵

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    とても良かった。感動的な物語でした。
    大きな波は来ないが、被害者周辺の3年にわたる生活がジワジワと・・・ずっと引き込まれ放しでした。
    吉川英梨作品は「13階の母」以来2冊め、他の作品も読んでみようと思う。

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    2024年12月18日
  • 十三階の血

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    もうこの一言しか出ない...
    怖すぎる...

    最初から最後まで怖すぎた。
    登場人物すべてが異常すぎて、こちらが精神分裂起こしそうになった...しんどかった~

    もう一言。
    過激すぎる...
    暴力シーンも一発で仕留める感じじゃなくジワジワ痛めつける拷問描写だらけで、性描写も今まで以上に卑猥すぎて、心臓バクバク、血がドクドク、読んでる間中、興奮状態でまたまたしんどかった~

    あまりにしんどすぎたので、読み終えたら十三階シリーズは一旦休憩して、別の作家さんの本を読もうかなって思っていたけど、なんて終わりかたやー!続きが気になるやんかー!!

    ということで引き続き「十三階の母」と「十三階の仇」を年内

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    2024年12月06日
  • 感染捜査

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    吉川英梨『感染捜査』光文社文庫。

    最近は日本でもゾンビ物の小説が幾つか刊行されているようだ。自分が読んだところでは、五十嵐貴久の『バイター』、今村昌弘の『屍人荘の殺人』がある。果たして本作はどうだろうか。

    東京オリンピック開催を間近に控えた2020年の6月に新型コロナウイルス感染症ではなく、人間をゾンビ化させる新種のウイルスが豪華客船で猛威をふるい、何とかウイルスの上陸を阻止しようというストーリーである。スリリングで、面白かった。来月には続編が文庫で刊行されるようなので、非常に楽しみだ。


    東京オリンピック開催を間近に控えた2020年の6月、お台場のスペインバルで起きた奇妙な無差別大量惨

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    2024年11月30日
  • センシティブ・キリング 警視庁01教場

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    濃い!

    人間ドラマが!
    人間のドラマが!

    いやー、前にも言いましたけどね
    もう教場小説の第一人者でいいじゃないの
    だって濃いもの!人間ドラマが!(何回言うねん)

    生徒たちにも教官たちにもね
    まぁ色々あるのよ
    色々あって当然なんだけどね
    だってそれが人間だもの(みつを)

    そしてそれを乗り越え成長していく

    教場小説と言えばヨシエリさんという時代が来たね
    だって濃いもの!
    人間ドラマが!(もういいて)

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    2024年11月30日
  • センシティブ・キリング 警視庁01教場

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    53教場から01教場にかわり、トータルでシリーズもう8作目。それぞれの良さはあるが、今回は特に面白かった。甘粕教場の仁子・塩見コンビの奮闘をメインに、その生徒で元力士・玄松の実母であり相撲部屋のおかみさんの刺傷事件捜査と恋の行方がサブで展開される。勿論予定調和すぎるストーリであることは重々承知しているが、それ以上の面白さがこのシリーズにはある。事件と教場での生活で教官も生徒も共に成長していくストーリが愚直だが心打つ。エピローグの玄松の祝電には思わず涙してしまう。このシリーズはもっと続いてほしいなあ。

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    2024年11月23日
  • トヨタの子

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    最初読み始めた時は厚みに萎縮していたが読み始めたら本の世界に引き込まれてあっという間に読み切ってしまった
    タイムリープと言う手法で祖父と接する章男。
    自分もトヨタ車に乗ってはいるがトヨタの歴史など知らなかった詩章男の苦難の人生と共にトヨタの歴史を掻い摘む事ができた。
    最後には感動で目頭が熱くなってきた

    吉川英梨の作品は海蝶シリーズもそうだが人情物で感情を維持できなくなる

    トヨタの子も大変いい作品であった
    またいつか再読してみたい

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    2024年11月10日
  • 海の教場

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    久しぶりに最後泣いたー。桃ちゃん教官は臆病でお調子者だけど、生徒と一緒にふざけたり、時に厳しく向き合う柔軟さが好感がもてる。愛する人のために奔走する教官を誰もが愛している。人と接するには、やはり愛情を伝えることが大事だと教わった。

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    2024年11月05日
  • 海の教場

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    海上保安庁 主計管理課 専門官 桃地政念
    同僚の海上保安庁の女性ヘリ操縦士の草分け的存在 学生時代のマドンナ 高浜彩子が余命1年宣告された肝臓がんであると知った桃地、自分にできることはなんだろうと動き出す。
    海上保安学校の教官職に異動することが決まる。
    はじめての教官、どんより暗く覇気のない生徒達熱い桃地に少しずつ心を開いていく。
    最愛な人彩子の病状も気になりなる中 責任ある仕事を担う大変さを桃地なりに生徒達に伝えていく。
    生きる事を諦めそうになった彩子さん 「生きたい!」嬉しかった。

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    2024年10月20日
  • 警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム

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    はい、ヨシエリさん既刊コンプリーターとなる記念碑的一冊は『原麻紀ちゃんシリーズ』最新刊です!

    そして最新刊にしてシリーズ最高傑作!(ババーン!)

    いや、こんなに長く続いてるシリーズで最新刊が最高傑作ってなかなかないのよ!
    もうなんていうかヨシエリさん成長が止まらない!って感じ

    ものすごいよく練られてるのよ
    どんでん返しも「うぉやるなー」と思わず唸る出来栄え

    まぁ、色々あるんだけど、めんどくさいので1個だけ(ちょっとネタバレ)

    裏表紙に本作のあらすじが書いてあるんだけどね
    「麻希の新たな相棒・相原寛太郎の身にも危険が迫る――。」って

    もうびっくりするぐらい危険が迫らないのよ!
    たぶん

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    2024年10月11日
  • 十三階の仇

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    吉川英梨『十三階の仇』双葉文庫。

    『十三階』シリーズの第5弾。シリーズを重ねる度に過激さを増す、スパイ・インテリジェンス小説。

    我々は本作で黒江律子の本当の怖さを知らされる。あらゆる手を使い、裏切り者を炙り出し、『十三階』の復活に全てを賭ける女スパイの闘い……


    警察庁の公安秘密組織『十三階』は首相の娘である天方美月議員によって解体され、中心メンバーだった黒江律子と古池慎一夫婦は息子を連れてインドに逃亡するが、古池は過去の殺人容疑で逮捕される。

    そんな中、コロンビアのNGO職員の女性が現地で惨殺される。遺体を引き取るために現地におもむいたコロンビア大使館に左遷させられた律子と古池の上官

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    2024年10月06日
  • 海の教場

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    マドンナを追いかけて、霞が関から舞鶴まで異動、海上保安学校の教官になった桃ちゃん。桃ちゃんに出逢えた人は、幸せだと思う。特に羨ましいのは学生達。おおらかで、何事にも真面目に正面から取り組んでくれた桃ちゃん先生を思い出したら、どんな過酷な試練でも乗り越えられそう。桃ちゃんの真摯な思いに絆されて、生きる道を選んだ彩子さん、良かったね

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    2024年10月05日
  • 海の教場

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    面白い!なんといっても主人公の魅力に尽きます。
    イカした人間味のある三枚目の主人公。実写化するならば、大泉洋さんも頭に浮かびそうですが、私は真っ先に阿部サダヲさんが頭に浮かびました。
    「面白いけど実写化はして欲しくない小説」が個人的には多い中で、この小説は是非実写化して欲しい物語でした。
    阿部サダヲさん主演で実写化してください!絶対鑑賞します!

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    2024年09月21日