吉川英梨のレビュー一覧
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はい、ヨシエリさん既刊コンプリーターとなる記念碑的一冊は『原麻紀ちゃんシリーズ』最新刊です!
そして最新刊にしてシリーズ最高傑作!(ババーン!)
いや、こんなに長く続いてるシリーズで最新刊が最高傑作ってなかなかないのよ!
もうなんていうかヨシエリさん成長が止まらない!って感じ
ものすごいよく練られてるのよ
どんでん返しも「うぉやるなー」と思わず唸る出来栄え
まぁ、色々あるんだけど、めんどくさいので1個だけ(ちょっとネタバレ)
裏表紙に本作のあらすじが書いてあるんだけどね
「麻希の新たな相棒・相原寛太郎の身にも危険が迫る――。」って
もうびっくりするぐらい危険が迫らないのよ!
たぶん編集者の人が考えてるんだろうけどもう危険が迫るのほとんど話終わる頃なのよ!
こちとら、もずーーーっといつ迫ってくんじゃい!っ思いながら読んでるんだけどこれが持たせるのよ
ストーリーの展開がほんと巧みで飽きさせずに、その今じゃね?とかこの人じゃね?って危険ポイントが次々出てきて緊張感の持続させかたがほんと巧いのよ
やるなー
そして、今作を読んでこのシリーズまだまだめちゃくちゃ続くぞ!って思わせられました
それも嬉しい!
どんなところでそう思ったかっていうとね…
教えないw -
Posted by ブクログ
吉川英梨『十三階の仇』双葉文庫。
『十三階』シリーズの第5弾。シリーズを重ねる度に過激さを増す、スパイ・インテリジェンス小説。
我々は本作で黒江律子の本当の怖さを知らされる。あらゆる手を使い、裏切り者を炙り出し、『十三階』の復活に全てを賭ける女スパイの闘い……
警察庁の公安秘密組織『十三階』は首相の娘である天方美月議員によって解体され、中心メンバーだった黒江律子と古池慎一夫婦は息子を連れてインドに逃亡するが、古池は過去の殺人容疑で逮捕される。
そんな中、コロンビアのNGO職員の女性が現地で惨殺される。遺体を引き取るために現地におもむいたコロンビア大使館に左遷させられた律子と古池の上官の藤本乃里子が過激派組織に誘拐されてしまう。
藤本救出のため、過激派組織との交渉役に指定された古池は超法規的処置により釈放される。
その裏で、律子は解体された『十三階』を再建するために密かに『ユダ計画』を進めていた。
本体価格780円
★★★★★ -
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ネタバレ「奇跡とは、何かが起こることではなく、状況が整うことだ」
ムロさん主演のドラマにいたく感動して、再読。
犯人逮捕の奇跡は、僥倖などでは決してなく、捜査に関わる警察関係者一人一人の、まさに乾草の山から針を探すような地道で粘り強い作業の積み重ねの結果に他ならない。称賛や感謝を期待するわけでもなく、酷暑も大雨も極寒も関係なく、ただ犯人逮捕の使命感と執念をもって粛々と職務にあたる捜査官たちの姿に、ただただ深い敬服の念。
小説もドラマも、事件発生から犯人逮捕に至るまで、その時々の被害者家族の苦悩、捜査陣の士気の波が過不足なく丁寧に、違和感なく描かれていて、どちらも本当に良かった。 -
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くぉーヨシエリさんはこれをやってくるのよ
悲しい!悲しすぎる!
こうねバッサリとね壊してきやがるのよ
血も涙もないのか!( ゚д゚ )クワッ!!
それにしても新たな原麻希ちゃんの敵右翼系犯罪シナリオライターの「椿教官」が、もう嫌い!
なにあいつ嫌だわー、感じ悪いわー(そりゃそやろ)
そして、前作で「椿教官」に宣戦布告した原麻希ちゃんを狙って、次々と罠を仕掛けてきます
で、もう相変わらず則夫(旦那)がカッコええ!カッコええけど原麻希ちゃんにはメロメロなところもいい!
ヨシエリさん本領発揮のぶっ壊れ恋愛小説は★5じゃ足りない面白さ!
だから〜警察小説じゃないんだってば!いい加減にしなさいよ宝島社!w -
Posted by ブクログ
はい、新シーズン開幕!
ハラマキちゃん出番少なっ!
でもおもしろーい
前作で降格処分となった広田率いる警視庁捜査一課八班の八係
我らが原麻希ちゃんの他には元合コンキング原田に超問題児鍋島、そして新たに配属された若手刑事手塚
今作はこの手塚が広田係長の元で「刑事」になっていく姿が描かれると共に、新たな強敵が姿を現します
今シーズンはこのとんでもない強敵と原麻希ちゃんの闘いが描かれて行くわけですな
もうねー
良いのよ
この刑事たちの矜持がね
いやーほんとちょっと上からで申し訳ないけど、このシリーズはヨシエリさんの成長が体感できるシリーズです
どんどん上手くなってく気がするよ -
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ドッカーンな展開
いやーそう来るかー
さすがエンタメ系警察小説の旗手ヨシエリさんですよ(今作ったジャンル)
めちゃくちゃに面白かったんだよねー
ストーリー的に破綻しまくってるのは分かる
わいだって素人じゃないんだからね
ズブってると思われたくないですからね
それこそ警察小説読みまくってるんだから、ちゃんと分かってますよ
でもそれがいい
それが好き
今作も原麻希ちゃん18歳年上のアラ還元公安刑事の則夫大活躍
そしてこの夫婦がもう仲良しすぎて、照れて照れて
でこの仲良し夫婦の間で場を仕切る娘の菜月もかわいい!
則夫がもう絶対に逆らえないのがね
だってアラ還で16歳の娘とかもうメロメロに決まってるわよそれは
ヨシエリさんの作品って必ず家族とか夫婦とか親子が物語の芯になってることが多いんだけど、それがわいがヨシエリ作品に惹かれるところなんだろうな〜って思うんよね
よし、コンプリーターまであと6冊(たぶん)まだまだ行くで〜! -
Posted by ブクログ
横浜市磯子区だった8月間違えたわりと忙しかった8月に比べて9月は暇そうな感じ
8月はオリンピックもあってあまり読めなかったので、9月は7,000冊くらい読んでやろうと思います
はい、原麻希ちゃんシリーズです
長いシリーズになりましたなぁ〜
シリーズ開始当初は小学二年生だった娘の菜月も、もう中学三年生ですよ
受験生ですよ
菜月は中学受験もしてるので2回目の受験ですな
うちの末娘と一緒です
ってまるでリアルで追ってたかのごとく感慨にふけっておりますが、ほぼほぼ一気読みですw
そして長いシリーズならではの面白味がふんだんにあって、ヨシエリさんちゃんとこんなんも出来るんやな〜と
絶対最初の頃はこんな長期シリーズになると思ってなかったと思うんだけど、ちゃんと出来てる
後付けばっかりだろうにちゃんと繋がっていて偉い!(贔屓目)
そして今回はシリーズ一巻目に登場し、国外追放となっていた女テロリストのアゲハがいつの間にか日本に帰ってきて…という筋書き
色々暴かれますが、絶対後付け!
そもそもちょっと破綻してる作風なのでこういうとき便利!(どんな作風やねん)
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ブックテロリスト誕生…せず
このあいだ久しぶりに本屋さんに行ったんですね、ちょっと大きめの
入口を入るとすぐにいましたよ
いやがりましたよ
新潮文庫の100冊が、もうどーんと一等地を独占です
平積みの嵐です
むかーってなりました
これが権力か!(違う)
出版利権か!(違うって)
もう、上から全部ヨシエリさん重ねたるわ!って思いました
名付けて「ヨリエリさん絨毯爆撃、新潮100冊壊滅大作戦」です!
ブックテロじゃあ!(# ゚Д゚)
ブックテロリストの爆誕じゃあ!(# ゚Д゚)
と思ってヨシエリさん探したら店内に4冊しかありませんでした(;´д`)トホホ…
しかも『原麻希シリーズ』は1冊もありませんでした
何をしてんねん宝島社!もっとしっかり営業せんか!
まぁ、犯罪行為に手を染めずにすんで良かったとも言えるがw
はい、冗談はさておき(ヨシエリさんもっとあったとしてもやりませんよ)『氷血』です
缶チューハイです
それは「氷結」(いい加減話すすめろや!)
今回は原麻希ちゃんの18歳年上の旦那さんで元凄腕の公安刑事の則夫が原麻紀ちゃんの故郷北海道で大活躍!
もうかっこいいのよ!
そして、原麻紀ちゃんの切ない思い出が泣かす
うーん、夫婦愛!
夫婦の愛!
絆!
そうそう、新潮文庫の100冊の小冊子はちゃんともらって帰ってきましたよ
なかなかいい選書してるよね
プレミアムカバーもおしゃれだし -
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はい、切り込んでおります
切り込んでますぜ、旦那
もうちょっと考えさせられるわー
切り込んできてるんで考えさせられるわー
「通報者」ですよ
タイトルにもなっているね
しれっと切り込んでくるんで油断がならない
作中には両極端な「通報者」が登場します
自分が見聞きしたことに自信がなかったり、やっかい事に巻き込まれるのを避けたり、自分がやらなくても誰かがするだろうと「通報(しない)者」たち
ハラマキちゃんの天才的ひらめきと、地道な捜査の両輪で掘り起こし、事件解決への道筋を見つけます
一方で、身勝手で極端な正義感を振りかざしたり、注目を浴びたいという気持ちから「通報(し過ぎる)者」がいて、捜査を混乱させたり、思わぬ悲劇を招いたりします
そしてこちらもハラマキちゃんたちの鮮やかな捜査でその存在が明らかになって行きます
そうなんよ
何でもかんでも両極端な世の中なんよ
どうも今の社会はいい塩梅ってやつをどっかに捨ててしまったみたいなんよね
それってきっとこの高度情報化社会に原因があると思うんよね
なんでも白黒ハッキリつけたがるというかね
いざというときは、ちょうどいい塩梅の「通報者」にならねば -
Posted by ブクログ
構成が上手い!
まぁ、ありがちな定型なんだけど、このお話にこの構成を当てはめたのが上手い!
ふわっとした終わり方も、最初の7年後を描いたプロローグがあるのでなんとなくの納得感というか、途中途中の悲劇的な出来事もプロローグの平和な日常の描写があるから耐えられる
繰り返しになるけど、この物語にはこの構成が正解だと思うし、きちんと正解を選択できるヨシエリさんが凄い
ちょっといやだいぶ偉そうだけどそう思いました
そしてシリーズ総決算という感じのストーリーがまた良かったんよ
これまで原麻希ちゃんの相棒役を務めてきた刑事たちが集結して最後の捜査に!って普通は恥ずかしくてこんなことしないのよ
でも案外読者が求めてるのってこういうことだったりするのよ
もちろんわいも普通に嬉しかったw
さぁ、リクルーター編は大団円
だけど、原麻希ちゃんの物語はまだまだ続くみたい
もちろん読み続けますよ!
頼むぞ、相互貸借! -
Posted by ブクログ
警察小説やん!Σ(゚Д゚)
(はなからそう言うとる)
いやーマジでヨシエリさんの多才っぷりよ
当たり前なんだけど、他のシリーズとはぜんぜん違う
そしてこれまた当たり前なんだけど全てのシリーズに共通してあるヨシエリさんらしさもちゃんとある
ここまで当たり前のことしか言うてませんw
なんていうか警察の捜査みたいなところもちゃんとしてて、ミステリーとしてもちゃんとしてて、えー!っていうどんでん返しもあってほんともう警察小説なんよ
警察小説のミステリーなんよ
ちゃんと書けるんよなー(失礼な)
はい、シリーズを通して暗躍してきた殺人脚本家ことテロ組織背望会のリクルーター、その全貌が地道な捜査で少しずつ明らかになっていきます
そして警察内の協力者が判明し…というストーリーですが、謎が謎を呼び、麻紀ちゃんの気持ちも何処か虚ろ
リクルーターの真実の姿が明かされる女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ『ルビイ』はこの後すぐ! -
Posted by ブクログ
”リンゴを拾う人”になる。
ぶぅぉおお〜ん。゚(゚´Д`゚)゚。
なによもう!なんなんよもう!
はい、全作★5の驚異のシリーズ『警視庁53教場』堂々の完結でございます!!!
あ、やっぱもう1個つけよう
ございます!!!!
あ、やっぱもう1個(もういいわ!)
いや面白かった!でら面白かった!いやもうほんとぜひとも多くの人にシリーズ通して読んでほしい!
そして多くの人に”リンゴを拾う人”になってほしい!
”リンゴを拾う人”って何よ?って思ったら読みなさいよ!
読めばわかるさ
はい、もう前作で抱えてしまった大問題でにっちもさっちもどうにもブルドッグな主人公五味京介を救うのは家族や仲間そしてかつての教え子たちに…
うーん裏で動いていたあの人もかっちょええ
とにかくにっちもさっちもの主人公の前に現れた法務省から出向の救いの女神赤木倫子さんのキャラが素晴らしく、パワフルで愛おしくて楽しくてこの暗い物語に強烈な明るさをもたらしてくれるので、手が止まらない
結局キャラ小説やんて?
いいんです!教場モノはキャラが立ってないと!
そしてもう色々納得いかない気持ちももちろん残しつつもこの結末に持ってきた吉川英梨さんほんと素晴らしい!
『海の教場』といい、もう吉川英梨さんは教場モノの第一人者に正式に認定されました
じゃ、そういうことで -
Posted by ブクログ
『2024年一番の読み応え!』
自動車産業の立ち上げに心血を注ぐトヨタ創業者一族の物語。第一部は実質的創業者の豊田喜一郎、第二部は現会長の豊田章男が主人公。第三部以降はお互いの物語が交差しながら進んでいく。
ジャンルで言えばトヨタ社の史実に基づく経済小説であるが、存命の財界人を登場させながらフィクションも交えて物語色を強くした稀有な作品と言える。とても詳しく社史を調べた様子が文章から伺えるためノンフィクション作品にもできたと思うが、奇想天外な物語にしたことで登場人物たち人柄がよく描かれ、この作品の最大の魅力となっている。
本作を読めば、今では当たり前の国産車の製造が当時どれだけ高いハードルであったかがわかる。戦下では軍用機に改造できる大型トラックを主製品にして儲けることもできたはずだが、「国民を豊かにするために大衆車を作る」という喜一郎氏の一貫した信念にはとても感動した。現代の”当たり前”が古人の奮励努力で成り立っていることを実感する。
モノづくりに傾倒する情熱にあふれた描写はもちろん、トヨタの子としての葛藤を描いた心理描写もとても読み応えがある。「風立ちぬ」や「下町ロケット」のようなロマンを感じる企業経済作品が好きな方はきっと楽しめるだろう。日本を代表するトヨタグループ創業の歴史をぜひ味わってほしい。