あらすじ
史上最凶の犯罪脚本家、通称“背望会リクルーター”を逮捕するという使命を受けた警視庁捜査一課所属刑事・原麻希。彼女のもとに、河川敷でリクルーターの自殺体があがったとの連絡が入る。他殺を疑い、捜査を進める麻希だが、テロ集団背望会のフォロワーを名乗る「続・背望会」から、囚われのテロリスト・アゲハの釈放を要求する脅迫メールが届き……。
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この本のタイトル「エリカ」とは。
米国制作のティーン向けドラマのタイトルだ。
原麻希の娘、菜月が見ているドラマで、その中で主人公のエリカがしているピアスがティーンには人気の物だった。
それを菜月が持っていた。誰から貰ったのか問いただすと、見知らぬ男から貰ったという。
それを背防会リクルーターから貰ったものだと、原麻希は気づいた。
リクルーターの正体は日浦和也だと突き止めた原麻希であったが、その本人が焼死体で荒川河川敷で発見された。
リクルーターの亡くなった後に、「続背防会」を名乗る者が、「アゲハ」を釈放しないと、エボラウイルスを東京にばら撒くというテロ予告文が民放キー局、全国紙の新聞社宛てに届いた。
パニックになる東京の中で捜査を続ける原麻希と、部下の茶谷。
そして物語の展開は思わぬ展開を見せる。最後はどんでん返しの展開が待っている。
今回も背防会リクルーターを巡る事件の全貌を暴く、原麻希の推理と行動が映える。
後半は面白くて一気読みをした。
最終巻「ルビイ」へ続く。
「ルビイ」の意味するものは何か? リクルーターとの関連は?
最終巻も楽しみだ。
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警察小説やん!Σ(゚Д゚)
(はなからそう言うとる)
いやーマジでヨシエリさんの多才っぷりよ
当たり前なんだけど、他のシリーズとはぜんぜん違う
そしてこれまた当たり前なんだけど全てのシリーズに共通してあるヨシエリさんらしさもちゃんとある
ここまで当たり前のことしか言うてませんw
なんていうか警察の捜査みたいなところもちゃんとしてて、ミステリーとしてもちゃんとしてて、えー!っていうどんでん返しもあってほんともう警察小説なんよ
警察小説のミステリーなんよ
ちゃんと書けるんよなー(失礼な)
はい、シリーズを通して暗躍してきた殺人脚本家ことテロ組織背望会のリクルーター、その全貌が地道な捜査で少しずつ明らかになっていきます
そして警察内の協力者が判明し…というストーリーですが、謎が謎を呼び、麻紀ちゃんの気持ちも何処か虚ろ
リクルーターの真実の姿が明かされる女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ『ルビイ』はこの後すぐ!
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相変わらず、優秀過ぎるハラマキちゃんw
しかし、こう来るかー!!!
いや〜、壮絶だわ、凄惨だわで、一気に読んでしまった!
リクルーターも優秀過ぎるのに、ブッ壊れてる…なのに、人間味もちゃんとあったりして、マジで怖い((((;゚Д゚)))))))
そして、ハラマキちゃん!
優秀過ぎて、紙一重のあっち側とシンクロしちゃダメ〜!!
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史上最凶の犯罪脚本家、背望会リクルーターを逮捕するという使命を受けた捜査一課、原麻希(通称ハラマキ)。
しかし、河川敷でリクルーターの死体が...
果たして、彼は死んだのか?
捜査を続ける彼女の元に、テロ集団「続・背望会」を名乗る人物から、アゲハの釈放が要求される。
従わなければ、エボラウイルスにより、東京が死の都市となる...
二転三転する真実。
果たして、本当の犯罪者は、誰なのか?
最後の最後まで、ハラハラドキドキと、息もつかせぬ戦いか続きます。
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女性秘匿捜査官・原麻希シリーズの4作目。
シリーズを重ねていくうちにどんどん引き込まれていきます。
絶対お勧めの原麻希シリーズです。「エリカ」の次作の「ルビイ」でこのシリーズはいったん完結となりますが、続編の『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希』も2014年9月に発売されており、手元にあります。
警察モノ、しかも事件解決だけでなく、複雑に絡み合う人間関係がとてもワクワクします。
今回は、前作の最後で謹慎処分から解き放たれ、刑事部鑑識課第一現場係の巡査部長から本庁刑事部捜査一課第十三係へ異動が言い渡され、試験なしの特例として警部補へ昇格し係長として8名の部下を率い、背望会のリクルーターの逮捕を使命として動き始めた。
上司の捜査第一課の課長としては、法務省から出向し、伊達警視正が着任した。警視正という階級は通常ならば課長より上のはずだが、原麻希と同様に背望会壊滅を目指しあえて原の上司として着任したのだ。
しかし着任初日に、麻希は保険金殺人の捜査中、喫茶店にいるときに背望会の組織から命を狙われる事故に巻き込まれる。その途端、十三係のメンバーは茶谷一人を残して部下は1名となってしまった。
ところが、背望会のリクルーターとして探していた人物が河川敷で焼死体となって発見され、自殺として処理されてい待った。納得がいかない麻希は、伊達の後ろ盾で独自に捜査を行う。
そして、続・背望会と名乗る者からエボラ出血熱を使用した首都テロの予告がメールで届く、続・背望会からの身代(金)は、なんと「アゲハ」の釈放だった。
途中の話は面白すぎて書けません。
最後も壮絶すぎて書けません。次作への含みを持たせたような終わり方です。次作「ルビイ」(手元にあります)を早く読みたくてぞくぞくしています。
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ハラマキシリーズ。ようやく正体が現れたかと思ったリクルーターがとんでもないことに。そしてさらに明かされるリクルーターの過去と真実。驚きの展開が連続で読む手が止まりませんでした。
そしてラストでの彼女の決断。これからどうなってしまうの!? 続編がとっても気になります。
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警察小説原麻希シリーズ。今回の事件もなかなか興味深かった。子育て中で小さな子供がいるにもかかわらず、世の中のために危険をおかして事件と向き合う姿勢が、けなげでかっこよかった。私なら子供がいたら危険な仕事はできないなあと思った。
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リクルーターを逮捕するべく設置された部署で、異例の昇進を果たす原麻希。だが、そのリクルーターの遺体が発見され…
麻希の異常とも取れるリクルーターへの執念が周りとの温度差が出てきて、危うい感じでした。徐々に家族ともバラバラになってきていて切なくなりました。
そして、信じていた物がどんどん見方が変わり、ラスト驚きでした。
警察手帳を手放した麻希。次巻に読み進めたいと思います。
なんと言うか・・・あまりにもバックが壮大になりすぎてしまって、良い意味で笑っちゃいました。
警察庁・警視庁は、舞台が警察なので出てきて当然ですが、まさかの元総理大臣(故人)登場、東京での非常事態宣言発令、暴動勃発、エボラにパレスチナと、あららそんなのアリ⁉︎の怒涛の展開に引きずり込まれ、いつも通り一気に読み終えました。
やっぱりハラマキは面白かったぜ‼︎ さすがです。
とうとう次作はシリーズ最終作。
ここまで大きくなった展開がどう結末を迎えるのか、麻希自身が自分にどう折り合いをつけるのか、興味津々です。
すっかりハラマキフリークになっちゃいました。
Posted by ブクログ
評価は4
内容(BOOKデーターベース)
警視庁捜査一課にて、史上最凶の“犯罪脚本家”である背望会リクルーターを逮捕するという使命を受けた原麻希のもとに、河川敷でリクルーターの自殺体があがったとの連絡が入る。他殺を疑い、捜査を続ける麻希。そこへ、テロ集団背望会のフォロワーを名乗る「続・背望会」から、背望会の黒幕であったアゲハの釈放を要求する脅迫メールが届く―。映像化でも話題となった、人気警察小説シリーズ最新作。
伊達さん決断力もあり男前で、少し影があり良かったんだけどなぁ〜。
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信頼していた人に裏があり、悪人と思っていた人にも別の顔がありと、どんでん返しの連続。
どこまでひっくり返し続けるのかが楽しみになるほどの展開です。
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「アゲハ」・「スワン」・「マリア」に続く、女性秘匿捜査官・原麻希シリーズの4作目。
前作までのスピード感は全く失われていません。
登場人物は年齢を重ねるごとに人間味を増しています。
複雑な夫婦関係、親子関係が物語を一層おもしろくしています。
新たに加わった伊達警視、警部補に昇格した原刑事、そして背望会リクルーターの正体がついに明らかに!
続々と暴かれる真相に、最後まで目が離せません。
Posted by ブクログ
スピード感が気に入っている女性秘匿捜査官のハラマキちゃんのシリーズ。
お決まりの「私をフルネームで呼ばないでください」というセリフが何度も出てきてニヤニヤしつつ…。
エボラ出血熱を使ったテロは誰が企てたのか?! 本気なのか?!
調査していくうちに、ただ使われただけの人が出てきたり、本気の人が暴かれたり…。
本当に行きつく暇もなく、あっという間に読み終えました。
次作、最終巻です。
読んでます!
Posted by ブクログ
初読みで、いきなりシリーズ第4弾を読んでしまった。
それでも文中で前の事件をチョロ出ししてくれてるので
なんとか内容にはついていけました。
麻希は過去に2人の子供を誘拐され、そこに背望会という
組織が絡んでいる事を知り、幹部のアゲハを捕らえたものの
リクルーターの消息は掴めていなかった。
そんな時、リクルーターの自殺体があがったと連絡が入る。
しかし、他殺を疑った麻希たちは捜査を進める。
ところがすんなり事は進まない。権力関係やら
政治まで介入してきて、更にはバイオテロ勃発。
最後の方でのどんでん返しに気持ちは乱され、そして
気になる終わり方・・・
初読みでも楽しめました。続編が気になります。
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女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ第四弾。間違いなくシリーズ最高傑作であろう。二転三転する驚愕のストーリー、テロ集団・背望会の黒幕の正体、そして新たな謎、原麻希はこの後どうなるのか…第五弾は…続編が待ち遠しい。
パワーダウンしたと思ったシリーズ第三弾だが、やはりシリーズ第四弾へのつなぎに過ぎなかったようだ。
Posted by ブクログ
1月-4。3.0点。
シリーズ第4弾。リクルーターの焼死体が発見される。
他殺の線で捜査する原麻希。
一方、アゲハを釈放せよと要求が。従わなければテロをと。
相変わらずスピード感あり。
更に謎が増える。原麻希の心にも変化が。
そろそろ大きな動きが欲しい。
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警視庁捜査一課にて、史上最凶の“犯罪脚本家”である背望会リクルーターを逮捕するという使命を受けた原麻希のもとに、河川敷でリクルーターの自殺体があがったとの連絡が入る。他殺を疑い、捜査を続ける麻希。そこへ、テロ集団背望会のフォロワーを名乗る「続・背望会」から、背望会の黒幕であったアゲハの釈放を要求する脅迫メールが届くー。
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至上最凶の犯罪脚本家、通称“背望会リクルーター"を逮捕するという使命を受けた警視庁捜査一課所属刑事・原麻希。彼女の元に、河川敷でリクルーターの自殺体があがったとの連絡が入る。他殺を疑い、捜査を進める麻希だが、テロ集団背望会のフォロワーを名乗る「続・背望会」から、囚われのテロリスト・アゲハの釈放を要求する脅迫メールが届き……。『アゲハ』ドラマ化で話題の、人気警察小説シリーズ最新作。