吉川英梨のレビュー一覧
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ネタバレ今作はフォーカスされる学生も多く、龍興の警官になろうと決めた過去の話や三上と村下が合奏によって教場に溶け込めるようになった話など、青春小説としての面白さを感じるパートが多かったです。
なので一層深川がいらないな〜と感じてしまいました。
深川の義母が深川への虐待がバレて追い出されて?DVシェルターに娘と行ったという話が、「DVシェルターに行かれると足取りを追えなくなるから、金持ちの父親だったら別宅を用意してそこを監視させる方が良いのでは?」と思ってしまい、五味がこの可能性に考えが至らずにいることに違和感がありました。
しかし基本的に善人の高杉が自らの手で深川を半殺しにして訓練場から出てくるシ -
Posted by ブクログ
アゲハは、したたかでした。
さすが“エンタメ系警察小説の旗手”ヨシエリさん。(ひまわり師匠のレビューより拝借。)
もちろん、冷静に考えると「さすがにそれはないでしょう」と思うところもあります。
それでも不思議と引き込まれてしまうのが、このシリーズの強さなのかもしれません。
物語に登場するいくつもの夫婦と子供たちの行く末を心配したり、いっそ別れてしまえと期待したり。
上下巻の長編でしたが、最後までしっかり楽しませていただきました。
最初の劇団内の事件には妙な既視感があって、
「何だったかな」とずっと思い出そうとしていたのですが。
古畑任三郎だったのか、
それとも昔の二時間サスペンスだった -
Posted by ブクログ
アゲハが名前を変え、顔を変え、日本へ帰還した。
同時に発覚する女性の死体遺棄事件と、警察官子女誘拐事件。
物語は、原麻希シリーズの原点ともいえる「アゲハ事件」八年前の悲劇の再来から始まります。
久しぶりの読者、すぐ忘れてしまう読者の私にも配慮して、アゲハ事件の経緯が時系列で丁寧に語り直されるため、物語の流れを無理なく思い出すことができる構成になっています。
そして興味深いのは、ここ数作やや家庭的な姿が目立っていた原麻希の夫・則夫。
アゲハ解放当時に関わる、これまで語られていなかった秘密が浮かび上がってくる。
さらに、則夫の中東赴任という設定がこの局面で物語に絡んでくるあたり、シリーズ全