あらすじ
埼玉で起きた土砂崩れ。一人が行方不明になり、瓦礫からは大量の不法投棄物が見つかった。県警は事故ではなく事件と判断。捜査一
課の奈良が崩れた土地を調べると、思いもよらぬ名が出てくる。それは迷宮入りした殺人事件で犯人と確信して、逮捕直前まで迫った
男だった……。遺族と向き合い、緻密な捜査の末に奈良が辿りついた、意外な真実とは。
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いわゆる産廃事業と反対運動を背景にした事件と現在の土砂崩れから始まる警察ものですが、中盤まではいろいろな物語の積み重ねで五里霧中だったんですが、終盤の反転から見えてものの意味が変わるのはびっくりでした。
2973冊
今年201冊目
Posted by ブクログ
埼玉で起きた土砂崩れ。一人が行方不明になり、瓦礫からは大量の不法投棄物が見つかった。県警は事故ではなく事件と判断。捜査一課の奈良が崩れた土地を調べると、思いもよらぬ名が出てくる。それは迷宮入りした殺人事件で犯人と確信して、逮捕直前まで迫った男だった……。遺族と向き合い、緻密な捜査の末に奈良が辿りついた、意外な真実とは。
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この作家さんが好きなので購入。このお話は、十三階シリーズなどと比べると、華々しさに欠ける気がしたが、なかなか面白かった。被害者家族や容疑者や刑事の人間模様なども読みごたえがあった。
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吉川英梨『虚心 埼玉県警捜査一課 奈良健市』幻冬舎文庫。
社会派警察小説のような題材であるが、現実に起きている様々な事件を詰め込み過ぎて、消化不良を起こしているようなつまらない作品だった。
埼玉で大した量の雨でもないのに土砂崩れが発生する。土砂崩れは秩父のアミューズメントパークで発生し、幸い被害者は無かったと思われたのだが、清掃員の女性が行方不明になっていることが判明する。
パーク内に雪崩込んだ瓦礫からは大量の不法投棄物が見付かり、埼玉県警は事故ではなく事件と判断する。捜査一課の奈良健市が崩れた土地を調べると、思いもよらぬ人物の名前が浮上する。その人物は迷宮入りした殺人事件で犯人と目され、逮捕直前まで迫った男だった。
本体価格930円
★★★