あらすじ
新人女性警官の宮武エミが未解決の一家惨殺事件に挑む! 二転三転する容疑者、背後で暗躍する指定暴力団、巧妙に張り巡らされた伏線――。ラストに待ち受ける驚愕の真犯人とは!? 警察小説の新たな傑作誕生!!《解説・千街晶之》
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
吉川さん新シリーズ、なかなか面白かった!
次作出たら絶対買う。他シリーズと比べて主人公のアクがまだ強くないかなぁというところ(53教場の方が共感度は高いような)なので、人間模様だけでなく本筋もグロ面白かったので期待も込めて。
Posted by ブクログ
大好きなヨシエリさん
今作も面白かったんだが…
その前に大事な話があります
そうです!
ヨシエリさん原作のドラマ『新東京海上警察』がいよいよ始まりました!(わー)
もちろんみんな見たと思うんですが、わいも見ましたよ
当たり前じゃないですか!
そして気になる評価は…★4!高評価!
うん面白かった
頑張っとるなフジテレビ
海上警察署がなんか良かったな
あれどこ使ってるんやろ?
そして主演の佐藤隆太さんがめちゃくちゃ良かった!
はっきり言って原作の碇のイメージでは全くないんだけど、わいそういうのこだわらないから
これはこれ、あれはあれだから
ちょっとこれは続けて見ようと思っておりますよ!
そしてこれを機にヨシエリさん作品も、もっと人気出るとい〜な〜
はい、じゃあ本作
終わり方が良かった!とても良かった!以上!
Posted by ブクログ
宮武エミは11年前、親友が巻き込まれた一家惨殺事件の唯一の目撃者だった。その事件を追うため、警察官となり八王子の交番勤務になった。エミの管轄で起きた爆弾事件により、封印されていた記憶が蘇り…
惨たらしい事件の唯一の目撃者であるエミが事件の真相を追う毎に、少しずつ紐解かれていくけれど、まさかの展開にジェットコースターでした。
え?この人そんな理由で?の繰り返しで、モヤモヤでした。
Rとは恋人にはなれなかったけれど、仕方ないですよね…
次巻に期待です。
Posted by ブクログ
八王子には土地勘があるので楽しめたが、警察小説としてはねっとりしすぎで、逸脱感が強くなってきて、わたしの好みとは路線が変わってきたように思う。
Posted by ブクログ
警察小説史上、最も「八王子度」が高い小説らしいです
それは、本作の舞台が八王子市だからです
主人公は、警視庁八王子警察署の巡査・宮武エミ
新人女警のエミが、11年前に親友が巻き込まれた一家惨殺事件と八王子のローカル事件解決に奮闘していく
ま、新人さんだから仕方ないよね〜
ときどき無茶はするけどまだ新人さんだからね〜
ヨシエリさんが描くベテラン女警に比べるとまだまだだね〜
この新人女警エミちゃんもヨシエリさんの手にかかれば、近い将来、あの律子さんのようにモンスターに生まれ変わるのかな…
これこら先が楽しみです!
Posted by ブクログ
吉川作品らしいダイナミックさと情緒の振れ幅の大きさ、事件の構図の面白さは変わらずある。が、段々と警察組織を描くことが上手くなる毎に、反比例するかたちで荒唐無稽さが際立ち、緻密さとエンタメが喧嘩しているような感じになっている。もっとエンタメに度合いを強めた方が面白いのかもしれん。純粋に警察小説ならば吉川氏より上手い人がいっぱいいるので、そこで勝負しなくてもよいかなと。
Posted by ブクログ
吉川英梨『新人女警』朝日文庫。
新人女性警察官を主人公にした警察小説。描かれた残虐な殺人事件と相まって、所々に緩さがあるのは、吉川英梨らしい。
11年前の一家惨殺事件の現場に遺されていた物を突然思い出すという辺りは小説ならではだろう。それが切っ掛けで迷宮入りした事件が動き出すというのも出来過ぎである。
警察学校を卒業し、新人女性警察官となった武宮エミは11年前に八王子の住宅地で起きた一家惨殺事件の唯一の目撃者であった。当時、10歳のエミは八王子に引っ越したばかりの親友の家を訪ねて、事件の第一発見者となり、犯人と接触した唯一の人物であった。
奇しくも八王子警察署の交番勤務となったエミは爆弾騒ぎとなった箱の中に居た蚕を見て、11年前の惨殺事件の現場にも数頭の蚕が居たことを思い出す。エミは交番勤務の合間に11年前の事件を再捜査する。
本体価格920円
★★★