【感想・ネタバレ】警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントムのレビュー

あらすじ

いよいよ最終章に突入!
累計42万部突破!大人気警察小説「ハラマキ」シリーズ

黒幕が仕掛けたシリーズ最大の”罠”
どうするハラマキ!?

トラックから発見された一家3人の全裸死体。
事件の背後に浮かび上がる「愛犬家」の正体とは――!?

(あらすじ)
左派の論客のSNSに、「活動を停止しなければフォロワーを殺す」という脅迫が届く。
相談を受けた警視庁捜査一課の原麻希は、よくあるSNSのいたずらと受け流すが、
実際にフォロワー3人が全裸遺体で発見される事件が発生する。
事件を追う麻希だったが、捜査は思いも寄らない方向へと進み、
麻希の新たな相棒・相原寛太郎の身にも危険が迫る――。

(著者プロフィール)
吉川英梨(よしかわ・えり)
『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。近著に『ブラッド・ロンダリング』(河出文庫)。そのほか、「原麻希」シリーズ(宝島社)、「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズ(ともに講談社)、「十三階」シリーズ(双葉社)、「警視庁53教場」シリーズ(KADOKAWA)、「感染捜査」シリーズ(光文社)など著書多数。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

はい、ヨシエリさん既刊コンプリーターとなる記念碑的一冊は『原麻紀ちゃんシリーズ』最新刊です!

そして最新刊にしてシリーズ最高傑作!(ババーン!)

いや、こんなに長く続いてるシリーズで最新刊が最高傑作ってなかなかないのよ!
もうなんていうかヨシエリさん成長が止まらない!って感じ

ものすごいよく練られてるのよ
どんでん返しも「うぉやるなー」と思わず唸る出来栄え

まぁ、色々あるんだけど、めんどくさいので1個だけ(ちょっとネタバレ)

裏表紙に本作のあらすじが書いてあるんだけどね
「麻希の新たな相棒・相原寛太郎の身にも危険が迫る――。」って

もうびっくりするぐらい危険が迫らないのよ!
たぶん編集者の人が考えてるんだろうけどもう危険が迫るのほとんど話終わる頃なのよ!
こちとら、もずーーーっといつ迫ってくんじゃい!っ思いながら読んでるんだけどこれが持たせるのよ
ストーリーの展開がほんと巧みで飽きさせずに、その今じゃね?とかこの人じゃね?って危険ポイントが次々出てきて緊張感の持続させかたがほんと巧いのよ

やるなー

そして、今作を読んでこのシリーズまだまだめちゃくちゃ続くぞ!って思わせられました
それも嬉しい!

どんなところでそう思ったかっていうとね…

教えないw

0
2024年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

椿教官、ボコボコです。
レッド・イカロスで颯爽と登場した感があったんですが、イエロー・エンペラーで意外と小粒?疑惑を感じ、本作では何かイタい人風で、原麻希の敵ではなかったかな、と思っちゃいました。

0
2023年09月05日

Posted by ブクログ

ハラマキシリーズはもう打ち止めした方が良いと思っていた自分を反省した。久々の会心作に時間を忘れて読み耽ってしまった。事件が大掛かり過ぎて設定が荒唐無稽過ぎる作品が続いていたが、本作は心理戦中心の重厚作で読み応え十分で、かつどんでん返し度も十分で本格ミステリーとして通用する。ただ登場人物や事件背景はシリーズものなので初見では何の話かわからないのも確か。シリーズ愛読者には是非読んでほしい作品。

0
2023年05月30日

Posted by ブクログ

まさかまさかの連続の壮大なトリックでした。
困難な状況に陥っていると思わせられていた同僚たちもほぼみんな無事だったし、天敵を倒したのであればもうシリーズも終わりにしてもよいぐらい。
残るは大日本皇桜会の殲滅のみか。

0
2025年08月31日

Posted by ブクログ

とうとうシリーズに追いついてしまった。寂しい。
途中、教官が麻希のことを純粋だとか幼子ようだとかそんな感じのことを言っていたけれど、いや、麻希さん、魔女だと思うよ?と突っ込まずにはいられない。

0
2024年08月22日

Posted by ブクログ

吉川さんの「十三階」シリーズが好きなので、こちらも購入。これは「原麻希シリーズ」でやはり警察もの。今回のお話もなかなか面白かった。私は猫派だが、犬好きな人には辛い描写もあるかも。

0
2024年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

えええええ〜〜っ!?な展開に驚愕!!
ハラマキシリーズ、サイコーです!!w

こういう事か?と思わせておいてひっくり返す、と思ったらまたひっくり返され、そこはそれでいいんかいっ!ってなお茶目な(?)展開ありーの、最後にデーンと…ハラマキちゃんコワっ!コワ〜〜ってなるwww

0
2024年01月01日

Posted by ブクログ

黒幕が仕掛けたシリーズ最大の”罠”
どうするハラマキ!?

トラックから発見された一家3人の全裸死体。
事件の背後に浮かび上がる「愛犬家」の正体とは――!?
左派の論客のSNSに、「活動を停止しなければフォロワーを殺す」という脅迫が届く。
相談を受けた警視庁捜査一課の原麻希は、よくあるSNSのいたずらと受け流すが、
実際にフォロワー3人が全裸遺体で発見される事件が発生する。
事件を追う麻希だったが、捜査は思いも寄らない方向へと進み、
麻希の新たな相棒・相原寛太郎の身にも危険が迫る――。

0
2023年08月21日

Posted by ブクログ

2年ぶりの原麻希シリーズ。
前作で大切な仲間を襲撃され、さらなる襲撃を恐れながらも、椿聖一郎の捜査を一人で続ける麻希。
そんな中、動物殺傷機能を持つ車両が事故を起こし、その車内から家族3人の遺体が見つかる事件が起きる。
その3人はブリーダー会社を営む左派と思われ、左派の広告塔となっていた元アナウンサーの脅迫事件との関連性が疑われたが、事故を起こした車を運転していた男が自殺したことにより、椿との繋がりを確信する麻希。
動物に対する虐待問題など、今までのシリーズより社会派な印象が強い。
本編の他に描かれる「私」の物語と、麻希の一人娘・菜月のパート。
この2つの要素がミスリードを誘う。
今までのような残虐なシーンも少なく、麻希の突拍子もない行動も控えめだが、コツコツと捜査を進め、椿の正体に迫っていく様子は読みごたえあり。
そして、今回はいわゆる頭脳戦。
麻希、椿。どちらが真実を握っているのか。
最後まで息を飲む展開で、とても良かった。
昨今、女性刑事を主人公にした作品がだいぶ増えたが、やはり原麻希シリーズこそ、女性刑事ものの原点と思わせる内容だった。

0
2023年06月11日

Posted by ブクログ

原麻希刑事、菜月、則夫さん皆んなが成長というか、年を重ねている。
最後には物語がひとつになった。
面白かった

0
2023年06月04日

Posted by ブクログ

吉川英梨『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』宝島社文庫。

通算でシリーズ第13弾。警視庁捜査一課八係となってからは3作目。2年振りの刊行。

前作からの続き。大日本皇桜会により、原麻希が率いる警視庁捜査一課八係は壊滅状態、麻希の家族にも危険が迫り、息子一家は海外に移住する。そんな中、発生した新たな事件。

余り起伏の無い展開に、退屈さを感じる作品だったが、ラストに驚愕。原麻希の恐さを知る。

警視庁捜査一課の原麻希は、極右暴力集団である大日本皇桜会の粛清部門のトップ、椿聖一郎の捜査を続けるうちにSNSで脅迫を受けた左派の論客のフォロワー4人が異様な手段で殺害される。

被害者は悪徳なペット仲介業者であったことから、過激な動物愛護団体による犯行が疑われるが、麻希は独自に捜査を進め、真相に迫る。

そして、ついに掴んだ椿聖一郎の正体。

定価950円
★★★★

0
2023年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハラマキはこういうやつだった、どんでん返しも
3回転ぐらいした気分、テレビドラマで二転三転
見せつけるに良い原作になるのではないか?
原麻希は恐ろしい、壊滅状態となった八係、家族
も国外に避難(移住)となったどん底状態の時か
ら起死回生のシナリオを描いていた(リアルに)
超法規的な作戦を完遂できるだけ原麻希に権力が
集約されたとしたならば、彼女の突飛な思惑に振
り回される国民が可哀そうである
事件の前提にあったブリーダーによる悲惨なトラ
ブルは、我が国で多発しているペット飼育の実態
を反映しているが、ラストで計略だと分かり爽快
なくやしさを覚えている

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2025年02月11日

Posted by ブクログ

怒涛のハラマキシリーズ。
今回は、因縁の敵・椿 聖一郎との戦い。
過去の出来事にあった『グリーン・ファントム』の正体とは?
バラバラになった仲間たちの行く末は?

左派の論客のSNSに、活動を停止しなければ、SNSのフォロワーを殺す、との脅迫が届く。
しかし、50万人以上のフォロワーをどう守るのか?
そして、フォロワー3人の全裸遺体が発見される。
しかし、事件は思いもよらない方向へ。

麻希の新たな相棒・相原ワンタロー(笑)の身に危険が迫る。果たして、麻希はどう戦うのか?

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2024年04月20日

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