吉川英梨のレビュー一覧
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「桜の血族」続編。
前作で向島一家の総長向島春刀が実の父であるとわかった警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課の女刑事桜庭誓。
前作では育ての親にして伝説のマル暴刑事桜庭功や元マル暴刑事の夫との関係を中心に描かれたが、本作では父春刀と母菊美の出会いや桜庭の養女となったいきさつ、春刀が片腕を失うことになった状況などが壮絶なサイドストーリーとして語られる。
本筋は東西に分裂した関東吉竹組と本家吉竹組の血で血を洗う抗争のその背後に見え隠れする春刀の姿。
殺し屋としての高名を利用し両組長に接近し、謀殺、自ら再統一した新生吉竹組の総長に襲名することで全面抗争を防ぐ。
同じくヤクザ物を得意とする大沢在昌 -
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ヨシエリさん暴発系の一冊(あと何系があんねん)
えー!そこまでやるの?というのがヨシエリさんの描く女刑事なんよ
もう無軌道に突っ走る!
一方男刑事はというとしっとりと泣かせにくる
これはヨシエリさんしっとり系
ヨシエリさんコンプリーターのわいが名付けたので、これで決まりにします
いやー、そうかマル暴かー
あー暴力団専門の刑事さんのことね
ヨシエリさん向きの素材だわー
そして相変わらず勉強熱心でよく調べてはるわ
もうあり得ないくらい無茶苦茶しといて、抑えるとこ抑えとんのよね
こんな刑事おらん!に一抹のリアリティを振りかける
これがヨシエリさん
そして、シリーズはまだまだ続きそう
桜、 -
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五味と高杉の最強ペアの53教場は良かった〜
。゚(゚´Д`゚)゚。
なのにそれに比べると、この01教場はどーなってるの!?
ったく!
53教場出身のあの塩見が助教官を務め、甘粕仁子が教官を務めるこの教場は大丈夫か!?
塩見はがんばるのよ
さすが53教場出身だけあって熱血漢をもってがんばるのよ
だけど、問題は甘粕仁子なのよ
かつては元気印のニコニコ仁子ちゃんとか呼ばれてたくせに、なにその愛想もない、元気もない、やる気もないみたいな態度
ったく!
こんな教官、こんな教場だと学生たちが可哀想だわ!って思いながら読んでいました
が、、、
仁子ちゃんが抱えていた秘密が明らかになると -
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愛と暴力に満ちた物語『桜の血族』の続編『菊の慟哭』です
グロくて、エロくて、泣ける…
こういう話は大好物です
娘の桜庭誓は女マル暴刑事
『桜の血族』では、暴走し、刑事の道を踏み外し、闇落ちしてしまうのではとハラハラした展開もありましたが、本作ではちょっとブレーキがかかったかな
だけど、誓は暴走してなんぼです
ブレーキなんていらない!
父親の向島春刀はヤクザ分裂抗争の中心にいる片腕のヒットマン
かつて決死十四人衆と呼ばれ恐れられた暗殺・拷問集団のひとり
この向島春刀がカッコいいんだな!
性は違うがこのふたりは正真正銘の親子です
ふたりはなぜ離れ離れになってしまったのか?
向島春 -
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もの凄い物語に触れた後、色々な言葉が浮かぶが本作は圧倒的である。小学生失踪事件に端を発する警察小説だが、夜に読んではいけない。結末が気になって手が止まらなくなるからだ。
事件に当たる捜査員たちの緊張感はもちろん、被害者家族に吹き付ける誹謗中傷、顔のない悪意まで満ちているのは吐き気がする。胃の中に剣山でも入れられたような気持ちになった。
一欠片の容赦もなく、吉川は人間の悪意を、それに触れた人間がどうなってしまうのかを描き出す。それに立ち向かうにはどれだけの強さがないといけないのかも。それらの存在感は確かだ。読後、物語の中にいた人々の顔が浮かんでくるよう。 -
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地元の丹後地方が舞台。正確に言うと、舞鶴にある海上保安学校が舞台なのだけど、実は仕事の関係で中を見学させてもらったこともある。
そんな縁からこの本を手に取ったわけなのだけど、読み始めると地元愛よりも、桃ちゃんの人柄に引き込まれてしまった。
愛する女性が余命一年。
その女性が舞鶴の病院で入院することになったことから、自分自身もわざわざ舞鶴の海上保安学校に転勤。
年度途中で転勤がかなったのは、実はその抜けた教官が担当していた生徒が自殺してしまった、ということが発端になっていて…というお話。
学校ものとしても素晴らしく、教員としても桃ちゃんのような先生には憧れる。
不格好ながらも、体当たりで心に入っ -
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リクルーターこと、日浦弘行の正体を突き止め、逮捕した原麻希であったが、釈然としない思いが残った。
リクルーターが仕組んだ罠に依り、何度も命の危険に晒された原麻希であったが、リクルーターには、何度も際どい所で助けられた。
なぜ、自分を助けるのか? 釈然としない思いだった。
最後に日浦弘行から、その理由を聞かされ、原麻希は愕然とする。
原麻希の背防会との決死の闘いも、本巻で最終巻となった。
本巻のタイトルの「ルビイ」の意味するところは、日浦弘行の生い立ちに関わる悲しい出来事に関わることだった。
背防会シリーズも終わってしまったが、次回作からの警部補 原麻希シリーズも期待大だ。