吉川英梨のレビュー一覧
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日本のスパイ小説は初めて読んだかもしれない。これはフィクションだろう、ありえないと思うところと知らないだけで現実あるかもしれないと思えるところが交互に押し寄せる感じだった。頭脳明晰、才能、適性限られた人だけのポジションであることは勿論、そして女性はその性も犠牲をする覚悟が必要、精神を壊すこもあり得る、そんな前提があれば手を挙げる人材は少ないだろう。律子にしても自分の忠誠心さえも揺らぐくらいすぐにのめり込んだり、レイプされることも恐れていないような危うさが漂っている。圧倒的なヒロインではないところがまた次はどうなるのだろうと期待してしまう。
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Posted by ブクログ
吉川英梨『悪い女 藤堂玲花、仮面の日々』朝日文庫。
『ダナスの幻影』を改題、大幅加筆修正したミステリー小説とのことなのだが、前半を読んだ限りではミステリーの要素は感じられない。むしろ泥々した男女の愛憎劇が中心である。吉川英梨にしては、随分とメーターを振り切った小説であり、『十三階シリーズ』よりも過激なR指定相当の小説なのである。
作品を通じて、主人公の藤堂玲花の現在と高校時代とが交互に描かれ、前半は男女の不倫や愛憎劇が中心となる。中盤になって、何者かによる玲花への誹謗中傷が始まり、さらには殺人事件が起き、やはりミステリー小説だったのかと思い始めるのだが、再び男女の過激な性描写と愛憎劇が中心に描かれる。
そして、少しずつ明らかになる藤堂玲花の仮面の下の素顔と驚愕の事実と結末。これは一種のイヤミスではないか。
サン・クレメント自由が丘というセキュリティ万全の高給住宅街にラジオ局のディレクターの夫と可愛い2人の子供と暮らす藤堂玲花は、その美貌と暮らしぶりから『ミセス・パーフェクト』と呼ばれていた。
高校時代の同級生が亡くなり、葬儀に参列した玲花は高校時代の恩師である辻沢と再会する。あろうことか高校時代に玲花と辻沢は男女の関係にあったのだ。偶然の再会に再び辻沢との不倫の沼に嵌まっていく玲花。
そんな玲花の卑猥なアイコラ写真がネットに掲載され、過去を暴いた誹謗中傷のビラがばら撒かれる。これは一体、誰の仕業なのか。さらには玲花の隣家の住人である高校の同窓生の大泉菜々子が何者かに殺害される。
果たして……
本体価格800円
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今回もたくさん死にました笑
女子校、チア、教会、黒いマリア…
リクルーターのまたもや大胆な出現でハラマキの中で、ある仮説に辿り着きます。
ハラマキの周りの刑事達ニブイ設定ですからね…
考えを取りあってくれませんけど。
そして今回も1人真相にズンズン近づいて行き、またまた命に関わる危機に(꒪⌓︎꒪)
前回のラストで無茶したので、ハラマキ謹慎中だったんですけど…大活躍して移動です!
階級も一つ上がります!
ありえない昇進と移動には何か思惑ありそうなのですが…リクルーターの身元が判明した次作がとりあえずのラストかな⁇
このシリーズって女が怖いのよ…
ハラマキも子育て下手だしなぁʅ(◞‿◟)ʃ
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Posted by ブクログ
第二弾!このシリーズはもうエンタメ小説と思って素直に事件の成り行きを楽しもう‹‹\(´ω` )/››
越境捜査とか拳銃貸すってナイよな…
とか気にしないわ!ハラマキだもの笑
今回は前作に登場した組織に失望した警察官にテロ組織「背望会」への勧誘、洗脳をする謎の男「リクルーター」の指紋が出たと奈良県へ!
同時に奈良で知事選候補者が誘拐される事件が…脅迫者は「スワン」運び人にはハラマキを指定!?
奈良県警、大阪府警、公安の元カレ・達也とハラマキ入り乱れての手柄争奪戦となり、更に殺人が絡むという展開になっております。
ハラマキが事件を解決に導く活躍ですが、失敗もたくさんありまたまた懲戒免職か?のピンチです。
謎の男リクルーターが更にハラマキ一家に近づいてきた!さあどうなるハラマキ一家‼︎
ってとこで〝つづく“(꒪⌓︎꒪)
やだ…気になって早く次ってなるじゃないか笑
ハラマキの旦那さんも家族の輪に入れなくて可哀想だし…頑張れお父さん♪
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Posted by ブクログ
ネタバレ麻希の娘・菜月がリクルーターの娘・結芽と交流を持っているのではないかと疑念を持つ。それをら確かめるべく、結芽の通う私立小学校へ向かうが、どこか様子がおかしく…
今まで麻希主体で読み進めていたので、達也の薄情さが何となく鼻についていましたが、達也視点で見てみると本当に麻希の弱さが浮き彫りになり、リクルーターにつけ込まれても仕方ない気がしました。刑事としては優秀な麻希ですが、家族がバラバラで菜月が両親を嫌うのも無理ない気がしました。
本当に気が抜けない展開でハラハラしっぱなしでしたが、何とか終結したのかな?
プロローグが随分事件時から経っているので、その過程は判りませんが逮捕して気持ちを切り替えたんでしょうね。原一家も何とか持ち直した様で安心しました。 -
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2年ぶりの原麻希シリーズ。
前作で大切な仲間を襲撃され、さらなる襲撃を恐れながらも、椿聖一郎の捜査を一人で続ける麻希。
そんな中、動物殺傷機能を持つ車両が事故を起こし、その車内から家族3人の遺体が見つかる事件が起きる。
その3人はブリーダー会社を営む左派と思われ、左派の広告塔となっていた元アナウンサーの脅迫事件との関連性が疑われたが、事故を起こした車を運転していた男が自殺したことにより、椿との繋がりを確信する麻希。
動物に対する虐待問題など、今までのシリーズより社会派な印象が強い。
本編の他に描かれる「私」の物語と、麻希の一人娘・菜月のパート。
この2つの要素がミスリードを誘う。
今までのような残虐なシーンも少なく、麻希の突拍子もない行動も控えめだが、コツコツと捜査を進め、椿の正体に迫っていく様子は読みごたえあり。
そして、今回はいわゆる頭脳戦。
麻希、椿。どちらが真実を握っているのか。
最後まで息を飲む展開で、とても良かった。
昨今、女性刑事を主人公にした作品がだいぶ増えたが、やはり原麻希シリーズこそ、女性刑事ものの原点と思わせる内容だった。 -
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吉川英梨『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』宝島社文庫。
通算でシリーズ第13弾。警視庁捜査一課八係となってからは3作目。2年振りの刊行。
前作からの続き。大日本皇桜会により、原麻希が率いる警視庁捜査一課八係は壊滅状態、麻希の家族にも危険が迫り、息子一家は海外に移住する。そんな中、発生した新たな事件。
余り起伏の無い展開に、退屈さを感じる作品だったが、ラストに驚愕。原麻希の恐さを知る。
警視庁捜査一課の原麻希は、極右暴力集団である大日本皇桜会の粛清部門のトップ、椿聖一郎の捜査を続けるうちにSNSで脅迫を受けた左派の論客のフォロワー4人が異様な手段で殺害される。
被害者は悪徳なペット仲介業者であったことから、過激な動物愛護団体による犯行が疑われるが、麻希は独自に捜査を進め、真相に迫る。
そして、ついに掴んだ椿聖一郎の正体。
定価950円
★★★★