吉川英梨のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
雨の放課後、小5の女児が消えた。
誘拐か家出かはたまた事故…。
手がかりのないまま難航する捜査。
家に帰る間もなく解決に向けて奔走する捜査員たち。
疲弊して行く家族。
綻びを見つけてはそれを追う捜査員。
それによって傷付いてゆく人々。
辛い日々を送る家族への心無い誹謗中傷。
3歩進んでは2歩下がる…先の見えない日々の中で時だけがすぎて行く虚しさやるせなさそして緊迫感。
それでも葵ちゃんを諦めない捜査陣と家族。
これは、読んでいるこちらも心をすり減らし体力を消耗する思い。
少しずつ真相に近づいて行くのではなく、目星を付けた結果、何も得ることのない無関係な捜査もあることで喪失感を誘う。そのこと -
Posted by ブクログ
ネタバレ感想
公安が怪しい人をマークして、その対象者は公安を憎んで事件を引き起こす。事件が起きないようにマークする公安が事件の引き金になる。なんとも皮肉な話だ。
ただ、テロが起こった際には法律や閣僚の決断力などお粗末になることは間違いなさそう。
騙しにつぐ騙し合いで誰を何を信じればいいのか、スリリング。その中で律子は現実と虚構の狭間で翻弄される。
あらすじ
律子は公安の秘密の部署である13階に勤める部員だ。律子は捜査で臨海労働闘争のキーマンから情報を取得しようとしていた。その捜査で、対象者に襲われそうになったことから作戦が失敗する。
その後、その男が北陸新幹線の開業に合わせて爆弾テロを起こす。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ才色兼備なセレブ妻・藤堂玲花。高級マンションに暮らし優雅な生活を送って居たが、高校時代の教師と再会して…
毒親の所為なのか、かなり歪んだ性質な玲花。彼氏がいるのに男性教師と関係を持っていたけれど、その教師・辻沢のどこに魅力を感じたのかさっぱり判らないです。彼氏も彼氏で浮気してて何だかなぁって感じでした。
一旦別れた彼氏と大人になって再会、結婚しているとは思いませんでした。
イヤミスの部類なんでしょうけど、ミステリーってよりも不倫がメインな感じで誰にも共感出来ませんでした。
一番可哀想なのは玲花の子供達。
まっすぐに育つことを願っています。 -
Posted by ブクログ
公安秘密組織「十三階」、第4弾!
非合法上等のスパイ集団「十三階」。
今回は、全体が次作のプロローグという感じでしょうか。
スパイ夫婦となった律子夫妻は、前作ラストで、首相の娘の恋人を殺害して、アメリカで逃亡生活を過ごしていた。一時の親子三人普通の家庭。
十三階には新人スパイ見習に “女”の新幹線テロに巻き込まれて重症を負った女が配属になる。
そして、アメリカでは、夫婦の身辺を探るような一人の男の存在。
どっちも怪しげ。
十三階を潰そうとするテロリストの存在が懸念される中、彼らに向けられた偽情報に翻弄されていく。厳しい作戦が続く現場で、律子は、新人の母、組織の母となることを求められる。
二人の -
Posted by ブクログ
吉川英梨『十三階の母』双葉文庫。
劣化が激しいシリーズ第4弾。
二番煎じの目立つ展開と描写が何度も繰り返される。スパイとして女を捨て、何かにつけて直ぐに壊れる黒江律子の姿など何度も見たくはない。
読み終えてみれば、酷い勘違いと『十三階』のお家騒動に翻弄されていただけかと気付き、どっと疲れ、非常に残念な気持ちになる。
最後に黒江律子は『十三階の女』から『十三階の母』になったという記述があるが、どこのどの辺がと訝しく思うばかりだ。
警視庁の公安部の秘密組織『十三階』に所属する黒江律子と古池慎一の夫婦は、天方首相の娘である美月に命を狙われ、産まれたばかりの息子と共にアメリカに逃亡していた -
Posted by ブクログ
原麻希…通称ハラマキ
そしてフルネームで呼ばないで!と怒る。
子持ちの刑事と結婚し、成人した義理の息子と小1の娘がいるという設定。
印象がコロコロ変わりキャラが掴めない感じで、ストーリーもめちゃくちゃ深刻で規模もデカい。
だけど何故かキャラのせいなのかある意味軽い。
何人も死人が出てテロが誘拐が殺人が…と入り組んだ内容なんですが(*_*)
もう一つのシリーズも公安物で、あちらの律子さんが激しすぎて軽く感じてしまうのか笑
あっ!このシリーズ「日本ラブストーリー大賞」だった…ラブストーリーなんだ笑
ラストで旦那様の原さん、息子の健太、おませな娘
なんだかハラマキ一家がクセになりそうな予感…