吉川英梨のレビュー一覧

  • トヨタの子

    Posted by ブクログ

    作者が講談社から依頼されたという以上の背景は不明だが、なかなか着手できなかったという作者の苦労が偲ばれる。

    創業者喜一郎の孫である章男にタイムリープさせる設定により、よくある企業ものとは違う作品の形が見えたのだろうか。

    今でこそ世界一の自動車メーカーとなったトヨタだが、その創業期は厳しいものだった。
    戦後本田技研を興した本田宗一郎は名経営者として謳われるが、喜一郎の軌跡もそれに近い。
    (自動車修理工から叩き上げた宗一郎と、家業の資産を使えた喜一郎とでは環境は大きく違うが)

    純然たる御曹司である章男が社内で味わった孤独感は、本書に書かれたものに近かったのかもしれない。

    社長就任直後に米国

    0
    2024年08月20日
  • トヨタの子

    Posted by ブクログ

    2024年 44冊目
    戦争を乗り越えトヨタを築き上げた喜一郎と、御曹司というレッテルを常にはられながらも、トヨタを一躍トップ企業まで押し上げた章男にまつわる物語。それぞれの物語は忠実で文献もかなり調べられたことがわかる内容で非常に面白かったが、タイムリープという要素が少しくどかったように思う。ボリュームもなかなかで、読むのにかなり時間がかかった。

    0
    2024年08月10日
  • トヨタの子

    Posted by ブクログ

    トヨタの歴史小説。

    豊田章男を男気のあるいい奴に描く、章男礼賛が過ぎるのと、過去にタイムリープするという謎設定がだいぶ点数を下げるが、歴史そのものは面白かった。

    章男氏に相当インタビューしたんじゃないかと思うけれどこんな小説恥ずかしくて自分なら悶死する。

    0
    2024年07月22日
  • カラスの祈り 警視庁53教場

    Posted by ブクログ

    53教場シリーズといい聖母シリーズといい、吉川さんの作品がどんどん性的に悲惨な内容が濃くなってきて、それ以外の部分が面白いのに読むのが苦しくなってきた。
    シリーズの区切りである本書も、それ以外の部分は熱く青臭くて良いし、終わり方はある程度綺麗に収まっているものの、途中までは登場人物に試練を与え過ぎて本当にキツい内容でした。

    0
    2024年07月20日
  • 聖母の共犯者 警視庁53教場

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これからシリーズを読む予定の人は注意です!

    ネタバレです!
    まぁ、大したネタバレではありませんが…w









    高杉!いきなりデートかよ!(# ゚Д゚)
    娘とデートかよ!

    前作の最後でこれからの(五味、高杉、結衣の)親子関係はどーなるんだってハラハラしていたのに〜
    心配してたのに〜

    なのに、冒頭から親子デートかよ!(# ゚Д゚)
    しかも、五味、高杉、結衣の関係も全くギクシャクしていなくて、超仲良しじゃん!

    泥沼化するのかと心配して損した気分
    (・д・)チッ

    しかも、五味は綾乃といい感じだし〜
    何にも心配いらないじゃん!


    と思った矢先、服役中の受刑者が脱走する事件が!
    しか

    0
    2024年06月27日
  • スワン 女性秘匿捜査官・原麻希

    Posted by ブクログ

    うぎゃー
    なるほどなるほど

    現在このハラマキシリーズは全十三作品出てるんですな、どうやら
    この二作目の『スワン』こそ、その長大なシリーズへの分水嶺だったん違うかなと思うんですな
    またカッコつけて難しい言葉使ってからに

    そうなのです
    テロ組織「背望会」を影で操るリクルーターが原麻紀秘匿捜査官の家族の隙間に入り込んだこの作品こそターニングポイントだったのですよ

    二人の闘争が長期化する転換点の一作って何回も同じこと言うなや!

    うん、ただなんか吉川英梨さん独特の振り切った感じが足りなかったな〜と思うのです
    個性的なキャラが出てきたのに尖りが少なくてもったいないな〜と
    まぁまだまだデビューして間

    0
    2024年06月13日
  • 朽海の城 新東京水上警察

    Posted by ブクログ

    超豪華客船と原発事故・都知事選挙の闇が重なる海上警察もの。
    このシリーズとしては初めて手に取りました。大型船の仕組みがよく分かって面白いのと、原発事故の闇の奥深さを見せつけられます。
    エピローグが長過ぎだなあと、思っていたら、最後にあんな瞬間があったとは・・・

    0
    2024年05月21日
  • 海の教場

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    感想
    海保学校の熱血物語。主人公の桃地はちょっと頼りないところがあるものの決める時は決める姿がかっこよかった。

    あらすじ
    桃地は海上保安庁の主計に勤めて、20年、独身だ。ある日同期のマドンナでヘリの操縦士の高浜彩子が訪ねてきた。彩子は肝臓がんで余命1年だという。桃地は居ても立っても居られなず、彩子の入院する舞鶴に異動願いを出す。

    赴任した桃地は自殺者が出たクラスの担任をすることになる。学生の1人から彩子の病気を治す方法として生体肝移植を知らされる。家族が肝臓を提供できるため、桃地はダイエットして脂肪肝を治すことと、彩子にプロポーズを受け入れてもらうため努力する。また、彩子の息子が海保学校に

    0
    2024年05月01日
  • 雨に消えた向日葵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ど真ん中ストレーーート!!
    って感じの警察小説。

    ブグログ内で評価高いですね~。

    行方不明になった少女を探す警察と家族の姿が描かれています。
    まさに執念。主人公の警官の捜査には頭が下がります。
    実際の警官がみんなこうだとどれほど頼もしいだろうか。
    被害者家族の苦痛や頑張りも痛々しいほどでした。

    まるでノンフィクションのようなフィクション。
    でも、すらすら読めますね~。

    そして私ですら2度も目頭が熱くなってしまいました。
    ラストはもちろんですが、中盤での母親の置き手紙。あれはヤバい。
    いつ帰ってきてもいいように鍵をかけずに仕事に行き、晩ごはんを用意しておくなんて。おそらく毎晩かかさずやっ

    0
    2024年04月28日
  • 警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム

    Posted by ブクログ

    怒涛のハラマキシリーズ。
    今回は、因縁の敵・椿 聖一郎との戦い。
    過去の出来事にあった『グリーン・ファントム』の正体とは?
    バラバラになった仲間たちの行く末は?

    左派の論客のSNSに、活動を停止しなければ、SNSのフォロワーを殺す、との脅迫が届く。
    しかし、50万人以上のフォロワーをどう守るのか?
    そして、フォロワー3人の全裸遺体が発見される。
    しかし、事件は思いもよらない方向へ。

    麻希の新たな相棒・相原ワンタロー(笑)の身に危険が迫る。果たして、麻希はどう戦うのか?

    0
    2024年04月20日
  • アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

    Posted by ブクログ

    実は9作目を先に読んでの一作目。
    これで元彼今旦那さんとの関係を把握。
    人間関係も濃いが、ストーリー自体もなんでもありでドラマチック全開で、これくらいのほうが、非現実感に浸れて楽しめる。
    エンタメとして楽しむに面白かった。

    0
    2024年04月08日
  • 海の教場

    Posted by ブクログ

    皆さんが絶賛高評価しているので読んでみた。

    ちょっと事前にハードルを上げ過ぎたからかもしれない。
    決して面白くないわけではない。ある程度、感動的な話に仕上がっているんだろうなと思う。
    でも、残念ながら私にはあまり刺さらなかったようだ。
    巻末の参考文献を見ても、作者がいかに海上保安庁、保安学校や肝移植についてじっくり調査した上で、この青春群像を描いたことは伝わってくる。
    入学式その他の各イベントを舞台にさまざまなエピソードが描かれるが、どうも私には全体的に「海上保安庁の紹介」的な印象が感じられてしまい、物語に入りきれないというか。
    内容も、海保の偉い人たちが、こんなくだけた人達なわけないし、み

    0
    2024年03月29日
  • 新宿特別区警察署 Lの捜査官

    Posted by ブクログ

    サクッとサラッと読み進められる内容じゃなかったー。ちょっと疲れた...

    吉川恵梨さんの警察シリーズを初めて読むにはなかなか重めというかテーマが多様性なので、なかなか理解についていけず、読み終えてやっと、自分の知らない世界を味わえて、巻末の参考文献の数を見て、更に、ただのエンタメ小説じゃなかったなと思い知らされた。

    0
    2024年03月24日
  • アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

    Posted by ブクログ

    警察やばくないですか?こんなんやだー。
    悲惨すぎて…。
    それに主人公も元彼と夫との関係がなんだかなぁといった感じ

    0
    2024年03月20日
  • マリア 女性秘匿捜査官・原麻希

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目です
    ハラマキさんの活躍で事件解決です。
    優秀なデカです。
    そして警部補昇任
    頑張って下さい^_^

    0
    2024年03月03日
  • 悪い女 藤堂玲花、仮面の日々

    Posted by ブクログ

    想像していたストーリーと違い、ドロドロぐちゃぐちゃの愛憎劇だった。エロい描写も多い。
    悪い女って言うより、嫌な女がたくさん。
    “私の周りの男はみんな破滅する”って言うけど、玲花が悪女って訳でもないし。
    ひと昔前に見たお昼のドラマを彷彿とさせるような、イヤミス要素てんこ盛りの展開で面白かった。

    0
    2024年02月28日
  • 警視庁01教場

    Posted by ブクログ

    文庫書き下ろし作品。

    主人公は甘粕仁子・32歳。
    見当たり捜査員時代、犯人追跡中に大怪我を負い、警察学校の教官となった。
    1330期甘粕教場で助教官を務める塩見圭介と共に、日々学生達の指導にあたる。

    生徒達が起こすトラブルにもハラハラするが、なによりも仁子の情緒不安定さが気になり、彼女が抱えているものの正体を知りたくてページを捲った。

    物語後半で明かされる彼女の秘密。
    真実を知ると、それまでの行動の意味が腑に落ち、一気に切なくなる。

    ミステリーと恋愛、成長物語を融合した人間ドラマとして堪能した。

    新たな教場小説の誕生だ。

    0
    2024年02月12日
  • 警視庁01教場

    Posted by ブクログ

    「教場」シリーズ。
    前作まで主役だった五味が捜査一課に異動になってしまったので、今作から主人公は見当たり捜査員だった甘粕仁子に変更。
    そんな甘粕を支える助教の塩見の二人を中心に教場の様子と、甘粕の抱える人に言えない秘密が並行して描かれる。
    教場シリーズの新章と言ったところか。
    主人公が変わっても、53教場からの登場人物は引き続き登場。
    53教場が好きだったので、少し物足りない気がするが、今作からでも十分楽しめると思う。
    甘粕が警察学校に移って来た謎がメインで描かれるので、その分学生たちの問題は53教場の時ほど重くはないが、一見学生たちに興味がなさそうな甘粕が一人一人の問題にきちんと向かい合う姿

    0
    2024年01月21日
  • アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    感想
    読み物として面白いがどうしても現実離れした展開が気になる。

    最後の伏線回収は結構スッキリ。

    あらすじ
    鑑識捜査員の原真希は、義息子と娘と暮らしている。ある日、元検事殺人事件で急遽呼び出され、現場に向かうと旧姓の佐藤宛に子供を預かったという脅迫状を受け取る。家に帰ると子供はおらず、犯人の指定した場所に向かうと、同期でキャリア上司の戸倉がおり、彼女も一人息子を誘拐されたという。

    二人は誘拐事件は、昔二人が捜査した関谷という強姦魔を追う事件を思い出す。そこから背望会という警察組織をターゲットにした過激組織に行き着き、やがて真希の義理息子の健太が背望会のリーダーとして捜査線上に浮上する。

    0
    2024年01月13日
  • 悪い女 藤堂玲花、仮面の日々

    Posted by ブクログ

    玲花は悪女というイメージではなかった。
    愛に飢えた可哀想な女性。
    同じく愛に飢えた男性と出会い
    別れ、そして再会して、、
    離れられなくなっただけ。。

    0
    2023年12月23日