吉川英梨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初読みで、いきなりシリーズ第4弾を読んでしまった。
それでも文中で前の事件をチョロ出ししてくれてるので
なんとか内容にはついていけました。
麻希は過去に2人の子供を誘拐され、そこに背望会という
組織が絡んでいる事を知り、幹部のアゲハを捕らえたものの
リクルーターの消息は掴めていなかった。
そんな時、リクルーターの自殺体があがったと連絡が入る。
しかし、他殺を疑った麻希たちは捜査を進める。
ところがすんなり事は進まない。権力関係やら
政治まで介入してきて、更にはバイオテロ勃発。
最後の方でのどんでん返しに気持ちは乱され、そして
気になる終わり方・・・
初読みでも楽しめました。続編が気になります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ文庫本を1冊ひと晩で読み切る集中力が、まだ私に残っていたとは。前作に続き個人的妄想キャスティングをします。嵯峨美玲;渡辺えり、吾川順次郎;國村隼、再登用、だって現実にどんな役でもできる役者さんたちだし、ちょっとトシが行き過ぎているがイメージで。櫛田信正;役者じゃないけど橋下徹、須崎八太郎;平松邦夫。てかこのふたりがモデルなんじゃね? だとしたらスゴい死に様で、現実の彼を見ると笑ってしまいそうだ。加賀美勇作;宮藤官九郎、南条リリス;美保順、香取昭雄;阿部サダヲ、吾川母;宮本信子。『あまちゃん』の影響を大分受けているなァ。その他は、イメージが浮かぶ前に読み終わってしまった。あと、前作に戻るけれど、
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Posted by ブクログ
秘匿捜査官として危険な任務を担ってきた原麻希が、新設された女性犯罪捜査班へ。
シリーズの新章開幕、といった印象。
前シリーズで何度も誘拐された娘も高校生となり、義理の息子には子どもが生まれ、麻希はついに“おばあちゃん”。
彼女の人生の時間がきちんと積み重なっているのが、このシリーズの魅力ですね。
今回は懇意の女性警察官たちとチームを組み、女性ならではの視点と感性で事件に迫る。
犯人はまさに“クズ男”。捜査のやり方は相変わらずギリギリで、危うさも健在。
それにしても、あの怪しかった夫は結局「普通の家庭人」へという認識でよいのだろうか。
ミスリードなのか、今後への布石なのか——まだシリーズの -
Posted by ブクログ
警視庁捜査一課の原麻希は、娘・菜月が史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘・結芽と交流を持っているのではないかと疑う。結芽の通う小学校を訪れた麻希は、校内に誰もいないことに気づき──。
(紹介文引用)
『ルビイ』は、『アゲハ』から続いてきた背望会リクルーターとの決着巻となる。(復活するのかな?)
原麻希シリーズのカタカナタイトルは本作で5巻まで。
吉川さんの警察小説は、階級や組織構造を細かく理解していなくても純粋なエンタメとして楽しめる。
捜査が主軸でありながら、シリーズ冒頭から娘との葛藤が副題として一貫して描かれている点が印象的なんです。
仕事を持つ母親、しかも父親が不在がち -
Posted by ブクログ
女性秘匿捜査官・原麻希2
前作『アゲハ』の誘拐事件は、騙し騙され 緊張感が続きました。
そして今回、原麻希の前に現れる犯人のコードネームは「スワン」。
優雅で無垢なタイトルの
下に、何が隠されているのでしょうか。
吉川英梨さんの小説に登場する女性たちは、いつも魅力的で ちょっと勇気がありすぎる。
本作でも、奈良県で起きた誘拐事件において、身代金の運び人として指名される原麻希。
今回も捜査は終始ギリギリの攻防戦。
犯人像は二転三転し、読者の予測を巧みに裏切り続ける。
あまりにもスピーディで緊張感が高いため、読み終えた時点で細部を忘れてしまいそう。
原麻希シリーズがここまで切迫感を帯びる