吉川英梨のレビュー一覧
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海上保安庁初の女性潜水士を描いたシリーズ。
発売当初はスルーしたけど、「悪い女」を読んだら、まともな話を読みたくなって、今更ながら読んでみた。
父も兄も潜水士の愛は、東日本大震災の時に津波に飲まれていく母を助けられなかったことを後悔しながらも、海上保安庁初の潜水士となる。
東日本大震災の時の描写は、読んでいて辛くなるし、行方不明のままの家族を探し続けるそれぞれの家族の想いはすごく伝わる。
が。
そこは吉川作品。
何となく軽さが残ってしまうのが残念。
それに愛の技術では、まず潜水士には慣れないだろう。
と素人でも思ってしまう。
本題自体も漂流者がテロリストみたいな奇想天外な感じも受け入れ難い。
でも、まだ1作目。
2作目も出ているようなので、とりあえず2作目を読んでみよう。 -
Posted by ブクログ
感想
ハラマキ45歳の割に子供っぽすぎないか?こんな刑事いる?だから人気なのかな?
ちょっと軽いなぁ。
あらすじ
警視庁捜査一課の原真希は、極右団体毛利らの集団を追っていた。上司で元恋人の広田は、長女が誘拐された事件をキッカケにパニック障害になった。
高尾山車の中で練炭死した遺体が六人発見された。いずれもNPOにいた引きこもりの中年男性だった。六人を連れていた職員も別の場所で首を吊っているのを発見される。
毛利らの集団で、捕まっていた人物を無理矢理、執行猶予にして釈放し、椿教官と言われる人物を炙り出そうとしたが、釈放後、わずか七時間で飛び降り自殺する。
これらの事件がイエローエンペラーと言われる催眠術師によるものだと気づき、吉沢という催眠術師にたどり着く。吉沢の催眠術によって練炭自殺と飛び降り自殺が起こされていた。
吉沢を自供させ、警察内部に真希の部下であった沖本が裏切っており、練炭自殺を引き起こしたことが分かる。真希は沖本を二重スパイとして椿の情報を得ようとするのだった。 -
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※
刑事、家族、被害者たちの折れない姿に
胸が揺らされる物語。
太陽を見続ける向日葵のように真っ直ぐで
力強い人たちのお話でした。
ーーーーー
豪雨の日に、学校から帰宅途中の一本道で
忽然と姿を消した小5の少女。
手がかりのないまま、必死に探し続ける
家族と刑事たち。
事件が事故か、もしくは家出か、幾つもの
選択肢から絞り込めずに捜査は進むけれど
少女の足跡も犯人の痕跡も見つからない。
センセーショナルな事件に周囲は騒然となるが
時間の経過とともに、徐々に人々の記憶から
遠ざかり話題に上らなくなっていく。
そんな中、一人の刑事が諦めずに事件を
追いかけ続け、その真摯な姿に次第に家族とも
心を通わせていく。
使命感か正義感か、諦めない刑事の執念の
根底にあるものも並行して見えてきて、
失踪した少女が見つからないまま月日は経ち
疲弊していく人々の姿には絶望が堆積していく。
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Posted by ブクログ
作者が講談社から依頼されたという以上の背景は不明だが、なかなか着手できなかったという作者の苦労が偲ばれる。
創業者喜一郎の孫である章男にタイムリープさせる設定により、よくある企業ものとは違う作品の形が見えたのだろうか。
今でこそ世界一の自動車メーカーとなったトヨタだが、その創業期は厳しいものだった。
戦後本田技研を興した本田宗一郎は名経営者として謳われるが、喜一郎の軌跡もそれに近い。
(自動車修理工から叩き上げた宗一郎と、家業の資産を使えた喜一郎とでは環境は大きく違うが)
純然たる御曹司である章男が社内で味わった孤独感は、本書に書かれたものに近かったのかもしれない。
社長就任直後に米国で起きたトヨタ叩きはリアルタイムて見ていたが、全くの言いがかりでひどいものだった。
自らテストドライバーを務め、「もっといい車を作ろうよ」という章男の言葉が今のトヨタの強さに繋がっているのだろう。
それにしても喜一郎と章男に挟まれた章一郎は影が薄い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれからシリーズを読む予定の人は注意です!
ネタバレです!
まぁ、大したネタバレではありませんが…w
高杉!いきなりデートかよ!(# ゚Д゚)
娘とデートかよ!
前作の最後でこれからの(五味、高杉、結衣の)親子関係はどーなるんだってハラハラしていたのに〜
心配してたのに〜
なのに、冒頭から親子デートかよ!(# ゚Д゚)
しかも、五味、高杉、結衣の関係も全くギクシャクしていなくて、超仲良しじゃん!
泥沼化するのかと心配して損した気分
(・д・)チッ
しかも、五味は綾乃といい感じだし〜
何にも心配いらないじゃん!
と思った矢先、服役中の受刑者が脱走する事件が!
しかも、五味が勤務する警察学校に侵入し、助教官と学生を人質にとった前代未聞の立てこもり事件へと発展することに
ちょっと、吉川さん!
なんでラブラブいい感じのところでこんな事件を入れてくるのよヽ(`Д´)ノプンプン
このシリーズは父娘の愛、恋愛小説でしょ!
えっ!
違うって!?
警察小説ですって!?
えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーΣ(゚Д゚)
そーだったの…
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Posted by ブクログ
うぎゃー
なるほどなるほど
現在このハラマキシリーズは全十三作品出てるんですな、どうやら
この二作目の『スワン』こそ、その長大なシリーズへの分水嶺だったん違うかなと思うんですな
またカッコつけて難しい言葉使ってからに
そうなのです
テロ組織「背望会」を影で操るリクルーターが原麻紀秘匿捜査官の家族の隙間に入り込んだこの作品こそターニングポイントだったのですよ
二人の闘争が長期化する転換点の一作って何回も同じこと言うなや!
うん、ただなんか吉川英梨さん独特の振り切った感じが足りなかったな〜と思うのです
個性的なキャラが出てきたのに尖りが少なくてもったいないな〜と
まぁまだまだデビューして間もない初期作品だったからかな?と -
Posted by ブクログ
ネタバレど真ん中ストレーーート!!
って感じの警察小説。
ブグログ内で評価高いですね~。
行方不明になった少女を探す警察と家族の姿が描かれています。
まさに執念。主人公の警官の捜査には頭が下がります。
実際の警官がみんなこうだとどれほど頼もしいだろうか。
被害者家族の苦痛や頑張りも痛々しいほどでした。
まるでノンフィクションのようなフィクション。
でも、すらすら読めますね~。
そして私ですら2度も目頭が熱くなってしまいました。
ラストはもちろんですが、中盤での母親の置き手紙。あれはヤバい。
いつ帰ってきてもいいように鍵をかけずに仕事に行き、晩ごはんを用意しておくなんて。おそらく毎晩かかさずやっているのだろうと思うと、ゆるゆると涙腺が緩みます。
な、泣きはしませんよ。緩んだだけですから。
それにしても母親って不思議ですね。最後もそうだったけど、どうしてそんなに子供のお腹を心配するのか。本能の為せる業なのか~。
犯人にたいしてはもちろんですが、野次馬やら心無い言葉を発信するクズどもに大いにムカつき、さらにそれよりもゾッとしたのは、自分ではレイプできる力が無いからといって少女の情報を流してレイプに役立たせ、何処かの誰かにレイプされてる少女の姿を想像して歓んでいた男の醜悪さよ。クズか。クソか。どんな歪み方よ。
よくもこんな設定を思いつけるもんだわ。
ネットの進化は捜査にも役立つが、犯罪にも役立ってしまう。
人間の本質は善も悪もある。残念だが道具の進化はどちらにも利してしまうのだろうなー。
塩田武士さんの「罪の声」のときもそうだったが、あまりにも実際の事件に寄せられ過ぎていて、そこが嫌だった。
実際の事件から着想を得るのは構わないけど、そこから一歩も出ていない気がする。
良い意味でも悪い意味でもど真ん中ストレート。
いろんな感情を刺激された良い作品ではあったが、まんま過ぎんかな?
好きな人にはごめんなさ~いm(__)m