吉川英梨のレビュー一覧

  • 警視庁53教場

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    ネタバレ

    タイトルからして長岡さんの教場シリーズを意識しているんだろうなと思って読んだが、内容的には全く違う。
    内容的には現代の事件と過去の事件、どちらも警察学校の関係者が当事者で、現代と過去とを行き来しながらその繋がり、事件の真相を手繰っていくというもの。
    ただこの関係者たちがどうにも利己的だったり卑屈だったり陰鬱だったりで好きになれない人たちばかりだったので、事件の真相構図以前に、全体的に入り込めなかった。
    主役である五味も、若手警察官の綾乃も、もう少し魅力的に描けなかったのかなという思いが強い。
    五味を最終的にああいうキャラにしてしまったのも残念だし、五味と義理の娘である結衣との、親子でありながら

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    2018年08月13日
  • 偽弾の墓 警視庁53教場

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    シリーズ第2弾。
    前作で警察学校に異動になった五味が、教官として、悩みながらも新人警官達を無事に卒業させようと四苦八苦する姿を描く。
    東京オリンピックを控え、警視庁の新人採用人数も増え、それに伴い、採用される人種も元スーパーマーケットの店長や、元プロ野球選手や、海外を転々としていた30歳の女性など様々。
    そんな個性溢れる53教場の目標は40人揃って、卒業の日を迎えること。
    そんな中、警察学校のすぐ近くの多磨霊園で射殺死体が発見される。府中署の綾乃は捜査の過程で、五味に協力を求め、やがて警察学校内部の人間が事件に関わっていることに気付く…
    五味教場の中で起きる事件や、府中署管内の事件、恋愛事情や

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    2018年07月14日
  • ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一

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    本書に書いてある通り、オレオレ詐欺は技術的にも組織的にもどんどん高度化しているであろうことは、事件報道からも想像に難くない。
    そしてその巨額の利益はロクな経路を流れていないだろうことも然り。
    ただ、若きエリート官僚があまりにも卑小に描かれていることが、犯人側の緊張感ある描写と対比され、面白さよりも興醒めに繋がってしまったかも。

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    2018年07月13日
  • 警視庁53教場

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    ネタバレ

    教場ものを好きな人はぜひ!と言いたいところだが、後半は無理矢理感が残るのと、シリーズ化が決まっているためか登場人物イントロダクション感が強い。
    こんなに癖の強い人たちばかりで大丈夫なのでしょうか。
    特にお嬢さん。キャリアへの道まっしぐらか?

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    2018年07月11日
  • アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    鑑識課に勤める主人公は、ある日子供を誘拐される。

    指示された場所には、同じく子供を誘拐された
    かつての上司と、その旦那。
    一体どうしてなのか、子供達はどこへ行ったのか。
    そもそも誘拐された息子の方は、二十歳を超えた男。
    これを誘拐するとは、どういう事? でしたが
    話が進むにつれて、さらに混乱してきます。

    誰が内通者で、誰が犯人なのか。
    驚きというか、これは当然だろう、という選択の末、に
    納得してしまいましたが。
    誰を信用していいのか、誰が駄目なのか、も
    手に汗握る感じですが、昔の事件についても
    何故? が付きまといます。
    全ては、最後に分かるわけですが。
    だからあの時…という振り返りも。

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    2018年06月28日
  • 烈渦 新東京水上警察

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    東京湾に係留されている「宗谷」の施錠された船室で、腐乱死体が発見された。東京水上警察は警備艇で現場に急行するが、湾岸署との捜査権争いに負け、熱血刑事・碇拓真はいきり立つ。最大級の台風が迫る中、都政に絡む陰謀の存在を掴む碇。暴風荒れくるう東京湾で、命がけの闘いが始まる!

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    2018年06月17日
  • ルビィ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    警視庁捜査一課の原麻希は、娘の菜月が、史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘・結芽と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそく結芽が通う小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気づく。気配を残したまま、忽然と姿を消した全校児童たちの行方はー!?女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、人気警察小説シリーズ完結編。

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    2018年06月05日
  • エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    警視庁捜査一課にて、史上最凶の“犯罪脚本家”である背望会リクルーターを逮捕するという使命を受けた原麻希のもとに、河川敷でリクルーターの自殺体があがったとの連絡が入る。他殺を疑い、捜査を続ける麻希。そこへ、テロ集団背望会のフォロワーを名乗る「続・背望会」から、背望会の黒幕であったアゲハの釈放を要求する脅迫メールが届くー。

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    2018年06月05日
  • マリア 女性秘匿捜査官・原麻希

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    警視庁鑑識課に勤める原麻希は、奈良での失態を受けての謹慎中に、友人の離婚式で原田という刑事から相談を持ちかけられる。とあるアパートの一室で見つかった女性の自殺体が、他殺ではないかと言うのだ。現場に残っていたゲソ痕から、麻希は恵比寿の女子高へとたどり着く。そしてそこで、第二の事件と遭遇するがー。ついに宿敵リクルーターの素性が明らかになる!?

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    2018年06月05日
  • スワン 女性秘匿捜査官・原麻希

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    背望会テロ事件から一年。警視庁鑑識課・原麻希のもとに、公安部の広田達也から「背望会リクルーターの指紋が見つかった」という連絡が入る。捜査のため奈良県に向かったふたりだったが、そこで知事選候補者が誘拐され、身代金の運び人に麻希が指名されたという一報が。脅迫状の送り主、「スワン」の正体とはー!?大阪府警vs.警視庁の熾烈な捜査バトルが展開される。

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    2018年06月05日
  • アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希

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    警視庁鑑識課に勤める原麻希は、ある日、子供を預かったという誘拐犯からの電話を受ける。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての上司、戸倉加奈子の姿があった。殺人現場に届く「アゲハ」からのメッセージの意味は?誘拐は、麻希と加奈子の運命を変えた八年前の事件が関係しているのかー!?女性秘匿捜査官・原麻希が社会の闇に挑む、長編警察ミステリー。

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    2018年06月05日
  • 朽海の城 新東京水上警察

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    警察小説
    「そこに、死体が沈んでいる」衝撃的な匿名通報が東京水上警察に届く。ガイシャの頭部には、進水式で使う斧が突き刺さっていた。通報発信元は、焼死体を乗せたまま航行する豪華客船セレナ・オリンピア号船内。絡み合う疑惑を乗せて母港に帰還する豪華客船に、熱血刑事・碇拓真が急行する!

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    2018年06月04日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希

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    奥多摩で起きた一家惨殺事件。殺されたのは著名な陶芸家とその妻、そして双子の娘・瑠衣と芽衣だった。人気アイドルであった瑠衣のストーカーによる犯行、瑠衣をねたんだ芽衣による犯行、陶芸窯の跡取りの座を巡っての犯行と、容疑者が絞り切れないまま捜査は進む。そんななか、麻希は捜査の進行状況が、真犯人によって仕組まれた方向へと進んでいることに気づき…。

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    2018年05月27日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 5グラムの殺意

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    六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きた。警視庁「女性犯罪」捜査班の面々はさっそく現場へと赴くが、肝心の原麻希は休暇中で連絡がつかず、妊娠八カ月の圭子を捜査へと駆り出すことに。そのころ、たまがわ市に住む女子中学生が二人死亡していることが判明。麻希の娘の葉月はいち早くそれが連続殺人事件であることに気づくがー。

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    2018年05月27日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者

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    警視庁管内にて、税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。身代金取引現場の近くに偶然居合わせた「女性犯罪」捜査班の原麻希が捜査に加わるが、警察が介入していることがばれて取引は中止に。その後、多摩川流域にて女性と子供の遺体が発見される。そして同じ多摩川流域で“第3の遺体”も見つかりー。

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    2018年05月27日
  • 波動 新東京水上警察

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    東京オリンピックを控え東京湾警備拡充のため水上警察署が新設された。配属された現場一筋の熱血刑事・碇拓真は無人島の第六台場で白骨死体を発見、事件に絡み暗躍する半グレ集団の尻尾を掴む。一触即発の不安の中で迎えた、都知事臨席の水上観閲式での警備艇追跡劇!

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    2018年05月27日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 下

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    ネタバレ

    前編で「アゲハ」の事件の関わりが明らかになり、後半では事件の真相に迫る。
    加奈子を監視していたはずの外事課と、極秘に入国していた加奈子を追う公安の対立がメインで、女性班はもちろん刑事課の出番もあまりない。物語の主体は完全に外事VS公安。
    メインのメンバーも周辺でバタバタしているだけで、特別な活躍もない。
    私の読解力が貧しいのか、事件を犯した犯人たちの動機がイマイチ理解出来なかった。
    「アゲハ」事件ほどの強烈さもなく、収まるところに収まった感もいなめず、前半面白かった分、後半は物足りない。
    このシリーズ、まだ続くのかなぁ。もう、この辺が引き際だと思うけど。

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    2018年04月09日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 上

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    原麻希シリーズ最新作。
    前作で完結したかと思っていたが、思わぬ形で復活。
    いろんなシリーズを読んできたが、まさかの1作目に戻るとは、驚いたとしか言いようがない。
    下北沢で発見された若い女性の遺体。その現場には8年前と同じ「アゲハ」からのメッセージが残っていた。
    その後、祐天寺で公安刑事が襲撃され、広田の娘が誘拐される。8年前の事件を擬える展開に、誰もが「アゲハ」こと、戸倉加奈子の復活を疑う。
    一度は麻希が逮捕した加奈子だったが、麻希の夫・則夫によって、2年前にパレスチナに釈放されていた。日本には戻れないはずだったが、事件の背後には「アゲハ」がいるとしか思えず、麻希や広田は「アゲハ」の影を追う…

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    2018年04月09日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者

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    前編、後編に分かれ、前編では母子誘拐事件、女性の全裸遺体発見が描かれ、後編ではさらに、若い女性が強姦され殺害されるといいう事件が起こる。

    母子誘拐事件では身代金の受け渡しで、女性犯罪捜査斑の原麻希が応援に駆け付けるが警察の介入を気づかれ、取引は中止に。

    その後、母子の遺体が発見されてしまう。

    女性犯罪捜査斑といっても、中心となって活躍するのは原麻希と星野夢美。

    前後に分かれているので、流れが断ちきれてしまうかと思ったが、それほど気にはならなかったし、スピード感も落ちなかった。

    ただ、鍋島の過激なおバカ具合が、少々イライラさせられる。

    でも、結末では、女性犯罪班に異動って…。

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    2018年03月31日
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 下

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    吉川英梨『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 下』宝島社文庫。

    ハラマキ捜査官シリーズ最新作の下巻。執拗な戸倉加奈子の過去の描写はミスリードを誘うが、結局この事件の真相は…

    随分と舞台を広げ過ぎたため、ますますもってリアリティが稀薄になり、ストーリーの面白さも無くなったように感じた。今更、アゲハに人格を与えてはダメでしょ。

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    2018年03月24日