山田美明のレビュー一覧

  • ファンタジーランド(上)―狂気と幻想のアメリカ500年史

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    自分のアメリカに関する知識が思ったより少なく、読み進めるのに時間がかかる部分もあったが、部分的に知っていたアメリカ文化が繋がった。宗教、ディズニーランド、UFO信仰、チャッキーチーズ、ダンジョンズ&ドラゴンズ…特に「ダンジョンズ」を知ったにはストレンジャーシングスで、番外編で脚本家の兄弟がこのゲームについて熱く語っていたのをハテナな気持ちで見ていたが、なんとなくドラマの80年代とともに理解できた気がする。
    印象に残ったところ
    「ホームスクーリング運動は当時キリスト教根本主義を奉じる右派の間でも、自由奔放な左派の間でも展開された。右派はこう考えた。ホームスクーリングにすれば、聖書を信奉す

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    2020年03月29日
  • スティグリッツ PROGRESSIVE CAPITALISM(プログレッシブ キャピタリズム)

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    左派ケインジアン経済学者であり2001年のノーベル経済学賞受賞者であるスティグリッツによる資本主義の適切な見直しとその実行のために必要な政治改革についてまとめた論考。

    スティグリッツが問題視するのは、アメリカで顕著に発生している1%の超富裕層と、低所得者層の格差/断絶である。その原因は、伝統的な共和党及びドナルド・トラソプ政権での政策が、超富裕層を優遇しており、資本力と政治力の相互依存関係を打破すべきと説く。

    具体的な処方箋としては、
    ・累進課税的な税制により富裕層への増税を課す
    ・民間での投資インセンティブが低く、公的な投資を行わなければならない社会インフラ(教育、基礎研究、医療・社会保

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    2020年01月02日
  • アスペルガー医師とナチス~発達障害の一つの起源~

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    アスペルガー氏の半生の話。
    医者・医学の功罪がいろいろあること。
    ナチスの狂気。排除の理論。
    発達障害の子供を持つ親としては、いろいろ考えさせられる内容です。

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    2019年12月05日
  • ゴッホの耳─天才画家 最大の謎─

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    まず、こんなにも謎が多く、そして謎解きつくされた人をまた謎解こうとした著者に感服。
    もう正しいことでは無く好きか嫌いかで言えば、この本のゴッホは好きです。

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    2019年12月01日
  • ファンタジーランド(上)―狂気と幻想のアメリカ500年史

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    自分が真実だと思えば、そう思うようになった理由や経緯にかかわらず、それは真実であり、誰もそれをとやかく言うことはできない、という考え方に至る。

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    2019年10月04日
  • アスペルガー医師とナチス~発達障害の一つの起源~

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    アスペルガーはあの「アスペルガー症候群」の報告者。名付け親は違いますが。シルバースタインの「自閉症の世界」を読むと、自閉症の最初の報告者レオ・カナーが権威主義的で、自閉の本質を必ずしもわかっていたとは言えず、一方でアスペルガーは、第二次大戦当時オーストリアでナチスの障害者迫害にも抵抗した善意の人みたいな印象を抱く。本書はそういった見方に真っ向対立、アスペルガーはナチス党員ではなかったけれども、ナチスの方策に逆らったようなことはなく、むしろ加担側であったこと、自閉系の人たち全てに愛を注いだのではなく、「社会にとって有用」な形質のみに興味を抱いたことなどを数々の証拠から論じている。正直ショックな内

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    2019年08月27日
  • ファンタジーランド(下)―狂気と幻想のアメリカ500年史

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    何を信じてもよいが、その結果は受け入れること、というのがアメリカの基本思想のようだが、社会が高度になりすぎて、結果幸せな人生を送れる人がほとんど居なくなってる気がする。

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    2019年04月01日
  • ファンタジーランド(上)―狂気と幻想のアメリカ500年史

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    現実的で理論的な思考の根本が幻想、という、軸で捉えたアメリカを書く本。
    なるほど、正しく間違えまくる国、ということなんですね…

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    2019年03月21日
  • ゴッホの耳─天才画家 最大の謎─

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    ネタバレ

    ゴッホはひまわりを描いた
    酒と女に狂った
    おかしくなって耳を切り落とした
    そして自殺して時がたって絵が売れ出した


    そんなイメージだったけど、これを読んでみてそれらは一新。伝道師になりたかった。女性達を救いたかった。感受性の強い彼は周りの不幸を自分のことのように感じたのだろう。いてもたってもいられなくなった彼は奔走する。

    けれども、それらは成功しなかった。多くの挫折の跡を感じ俺を悲しくなった。

    自分は良しと思ってしていることがから回るなんてことはみんな経験してるんじゃないかなぁ
    俺こそが彼女を幸せにできる!とかね
    でもうざがられる、みたいな
    それをめげずにめげずに何度も何度も繰り返す

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    2019年02月14日
  • ISの人質~13カ月の拘束、そして生還~

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    事実だから怖いですね・・
    淡々と、拘束されてからの毎日が綴られている感じですが、本当にこれが事実なら、怖い・・・という内容でした。
    ジャーナリストの方々は、そんな危険があるのも承知の上で取材に赴いていらっしゃるのですね。
    生還された方も、精神的なトラウマはずっと出てくるんじゃないかなぁ・・と思ってしまいます。
    私達はそんなこととは程遠い、平和で贅沢な生活をしています・・・
    でも、事実を知ることができたことに感謝します。

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    2018年09月01日
  • 24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!

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    まだ完結してないが、久しぶりに一気読み中。
    日本語タイトルが秀逸。
    元のタイトルは「My Hopey,Changey White House Years」。
    日本だと20代の若者が首相?のスピーチの台本(しかもジョーク)を書くことなんてきっとあまりなさそうなのでこのタイトルは惹きつけるのが上手い。

    2007年の大統領選から、ドナルド・トランプとの因縁、それからオバマの最大の売り「オバマ・ケア」がどう評価されていったか(ここはまだ読んでないけど)といったオバマが大統領だった8年間についても超絶駆け足で学べる。

    White Houseの建物の構造や、時々テレビで大統領の執務室の様子など、テレビ

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    2018年07月17日
  • ゴッホの耳─天才画家 最大の謎─

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    地道な作業から積み上げて,ゴッホのアルル時代から自殺までの事件を解き明かす.耳全体か耳たぶか,アルルの人々がゴッホを追い出したのか,ゴーギャンはゴッホを冷たく見捨てたのかなどの疑問点に答えを出してすっきりさせている.そして何より傷つきやすくプライドの高いゴッホが,人の温もりを求めながらも手に入れられなかった様子が描かれています,ここにゴッホが生きて苦しんでいるのを見るようでした.労作だと思います.

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    2018年03月19日
  • Hit Refresh(ヒット リフレッシュ) マイクロソフト再興とテクノロジーの未来展望

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    ナデラの等身大の生い立ち、リーダーとしての矜持、そしてテクノロジーが今後の社会にどう影響・貢献するのかを示唆してくれる。彼の人柄なのか、読んでいて、非常に清々しい気持ちにさせてくれる。

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    2018年01月17日
  • Hit Refresh(ヒット リフレッシュ) マイクロソフト再興とテクノロジーの未来展望

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    哲学書。”私は、機械と人間の仕事の奪い合いに対処する唯一の方法は、大学や専門学校を卒業した人だけでなく、オートメーションによって仕事を奪われようとしている労働者にも、スキルを身につけるための研修の場を提供していくことだと確信している”

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    2017年12月05日
  • ゴッホの耳─天才画家 最大の謎─

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    繊細で神経質ゆえ、苦悩した画家ゴッホ。
    その謎にせまった本書。彼の真実はきっと永遠にわからないのかもしれないけれど、その色使いや筆遣い、作品に込められた思いの熱さは時を超えて響きます。日本を愛した画家。

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    2017年11月13日
  • ドライバーレス革命 自動運転車の普及で世界はどう変わるか?

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    ネタバレ

    最近話題の自動運転について

    自動運転によるメリットは相当に大きく
    ・交通事故関係の医療に係るコスト(米国で年間180億ドル)およびそれに関連する賃金(330億ドル)が節約される。そのかわり医療、保険、臓器提供などの産業は大きな収入源を失う。

    ・ドライバーのコスト(トラック、タクシーなど)を削減する。輸送コストの問題で地方でしか販売できなかった食材などを他地域で売ることができるようになる。
    流通業も現在は集荷センターに一旦集めて輸送するというハブ・アンド・スポークの形を取っているとことが多い。これはドライバーのコストが高いためこれを減らそうとしているのだが、走行距離が長くなり、配送も遅くなる

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    2017年11月10日
  • ゴッホの耳─天才画家 最大の謎─

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    ネタバレ

    謎に満ちた画家ゴッホ。
    自ら切り落としたとされる「耳」の謎を追う。

    著者の、大量のデータベースを作成し真実を探求していく姿勢にまず驚かされた。
    けれどこれは単なる「耳」の謎解きに留まらず、ゴッホが過ごしたアルルの素晴らしい自然や、数々の絵を描いた背景も丁寧に綴られてあり、ゴッホの魅力を再確認させるものだった。

    気性が激しく些細なことにも思い詰める質のゴッホ。絵を描くことに情熱を注ぎ、どんなに過酷な環境の中においても自分の絵を描き続ける。
    彼が生み出す優しい色使いや筆のタッチは見ている者を癒してくれる。
    病に侵され思うように描けない苦悩や絶望。
    そして最期は非業の死を遂げてしまう。
    そんな常

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    2017年11月04日
  • ドライバーレス革命 自動運転車の普及で世界はどう変わるか?

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    ネタバレ

    技術や歴史の記述もあるが、ドライバーレス・カーの時代が間もなく到来しようとする中で、何が起きようとしているのか、どのような影響が起こるのかの考察が面白い。
    様々な今日的知識が散りばめられ、極めて啓発的な書であった。

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    2021年10月13日
  • AI時代の勝者と敗者 機械に奪われる仕事、生き残る仕事

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    長い。が、5つの視点から自分の将来の仕事を考える点は有意義であると考える。ただし定義が明確でないためか、一つ一つの違いを理解するのは一読しただけでは難しい。

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    2016年09月01日
  • バフェットの株式ポートフォリオを読み解く

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    ネタバレ

    バフェットは「製品の今後を予想できるということは、今後の収益を予想できるということだ バフェットのお気に入りは老舗企業 永続的な競争優位性を持つ企業の収益は予想が可能なため、その株式を保有することは、一種の変動利付債券を保有しているようなものだという事実である 24社のうち、コカ・コーラ、コストコ、ジョンソンアンドジョンソンの株を所有したいと思う EPS,過去10年のEPS平均成長率、BPS、過去10年間のBPS平均成長率 配当/利回りがキーワード 

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    2015年11月13日