山田美明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アスペルガーはあの「アスペルガー症候群」の報告者。名付け親は違いますが。シルバースタインの「自閉症の世界」を読むと、自閉症の最初の報告者レオ・カナーが権威主義的で、自閉の本質を必ずしもわかっていたとは言えず、一方でアスペルガーは、第二次大戦当時オーストリアでナチスの障害者迫害にも抵抗した善意の人みたいな印象を抱く。本書はそういった見方に真っ向対立、アスペルガーはナチス党員ではなかったけれども、ナチスの方策に逆らったようなことはなく、むしろ加担側であったこと、自閉系の人たち全てに愛を注いだのではなく、「社会にとって有用」な形質のみに興味を抱いたことなどを数々の証拠から論じている。正直ショックな内
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Posted by ブクログ
ネタバレゴッホはひまわりを描いた
酒と女に狂った
おかしくなって耳を切り落とした
そして自殺して時がたって絵が売れ出した
そんなイメージだったけど、これを読んでみてそれらは一新。伝道師になりたかった。女性達を救いたかった。感受性の強い彼は周りの不幸を自分のことのように感じたのだろう。いてもたってもいられなくなった彼は奔走する。
けれども、それらは成功しなかった。多くの挫折の跡を感じ俺を悲しくなった。
自分は良しと思ってしていることがから回るなんてことはみんな経験してるんじゃないかなぁ
俺こそが彼女を幸せにできる!とかね
でもうざがられる、みたいな
それをめげずにめげずに何度も何度も繰り返す
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Posted by ブクログ
まだ完結してないが、久しぶりに一気読み中。
日本語タイトルが秀逸。
元のタイトルは「My Hopey,Changey White House Years」。
日本だと20代の若者が首相?のスピーチの台本(しかもジョーク)を書くことなんてきっとあまりなさそうなのでこのタイトルは惹きつけるのが上手い。
2007年の大統領選から、ドナルド・トランプとの因縁、それからオバマの最大の売り「オバマ・ケア」がどう評価されていったか(ここはまだ読んでないけど)といったオバマが大統領だった8年間についても超絶駆け足で学べる。
White Houseの建物の構造や、時々テレビで大統領の執務室の様子など、テレビ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近話題の自動運転について
自動運転によるメリットは相当に大きく
・交通事故関係の医療に係るコスト(米国で年間180億ドル)およびそれに関連する賃金(330億ドル)が節約される。そのかわり医療、保険、臓器提供などの産業は大きな収入源を失う。
・ドライバーのコスト(トラック、タクシーなど)を削減する。輸送コストの問題で地方でしか販売できなかった食材などを他地域で売ることができるようになる。
流通業も現在は集荷センターに一旦集めて輸送するというハブ・アンド・スポークの形を取っているとことが多い。これはドライバーのコストが高いためこれを減らそうとしているのだが、走行距離が長くなり、配送も遅くなる -
Posted by ブクログ
ネタバレ謎に満ちた画家ゴッホ。
自ら切り落としたとされる「耳」の謎を追う。
著者の、大量のデータベースを作成し真実を探求していく姿勢にまず驚かされた。
けれどこれは単なる「耳」の謎解きに留まらず、ゴッホが過ごしたアルルの素晴らしい自然や、数々の絵を描いた背景も丁寧に綴られてあり、ゴッホの魅力を再確認させるものだった。
気性が激しく些細なことにも思い詰める質のゴッホ。絵を描くことに情熱を注ぎ、どんなに過酷な環境の中においても自分の絵を描き続ける。
彼が生み出す優しい色使いや筆のタッチは見ている者を癒してくれる。
病に侵され思うように描けない苦悩や絶望。
そして最期は非業の死を遂げてしまう。
そんな常 -
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