ISの人質~13カ月の拘束、そして生還~

ISの人質~13カ月の拘束、そして生還~

1,287円 (税込)

6pt

4.3

拘束に至る過程、拷問、他の人質たちとの共同生活、日常的な暴力、身代金交渉、家族による募金活動、そして間一髪の生還――。地獄を見た、24歳の写真家の過酷な体験を、著名ジャーナリストが丹念な周辺取材とともに書き下ろす。衝撃のノンフィクション。佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦・解説。「ISの実態を記した驚愕の書。国際政治を理解するために必読」

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ISの人質~13カ月の拘束、そして生還~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年10月30日

    【生き延びられるかどうかは、自分の苦しみを忘れ、自分より苦しんでいる人間を助けられる人がいるかどうかに左右される場合もある】(文中より引用)

    デンマークでカメラマンとして仕事を始めたダニエルは、戦場の実態を伝えたいという思いで戦乱が広がるシリアへ入国する。しかし、現場に不慣れであった彼は「イスラム...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月24日

    デンマーク人のダニエル・リューは体操選手を目指していた。デンマーク
    代表も夢ではなかったが、練習中の怪我で体操の道を断念した。

    大学で写真を学び、報道写真家に師事して自身も写真家になるという
    新たな目標を掲げた。その第一歩として選んだのが徐々に内戦が激化
    していたシリアだった。戦火の中でも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年12月31日

    年末で、「ク」から始まる2文字が付くほど忙しいさなか、寸暇を惜しんで読み耽りました。
    国際テロ組織「IS」に13か月間もの長い間、拘束されたデンマークの写真家、ダニエルの、過酷と言えばあまりに過酷な体験を、つまびらかに書き下ろした衝撃のノンフィクション。
    ISの拷問は酷いもので、たとえばタイヤの穴に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月27日

    2016年に刊行された作品だけれども最近になって知ったので手にとってみた。イスラム国(IS)には欧米人が多数、そして日本人も拘束され、中には処刑され人達もいた。特に首を斬られて殺される動画が公開された米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリーという人がいたが彼と同じ時期に拘束されて時に同じ施設に閉...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月01日

    信じがたい拘束時の状況が淡々と綴られており、無理なく読み進められる

    これが創作ではなく、経験に基づいて書かれた、しかもこの時代に起こっている事実なのだから恐ろしい

    こんな悲惨な状況下で13ヶ月もの間、精神を保ったまま生き延びられたのは、生きて家族の元へ帰ると希望と、拘束期間中少なからず人との交流...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月01日

    事実だから怖いですね・・
    淡々と、拘束されてからの毎日が綴られている感じですが、本当にこれが事実なら、怖い・・・という内容でした。
    ジャーナリストの方々は、そんな危険があるのも承知の上で取材に赴いていらっしゃるのですね。
    生還された方も、精神的なトラウマはずっと出てくるんじゃないかなぁ・・と思ってし...続きを読む

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